1ラウンドの終盤あたりから、モハメド・アリはグローブで顔を覆い、ロープを背負った。不思議な光景だった。チャンピオンのジョージ・フォアマンはロープを背にしているアリをサンドバッグのように攻め立てたが、どのパンチも“ヌカに […]
4年目にして打撃開眼の“二刀流”大谷翔平(北海道日本ハム)。5月4日の福岡ソフトバンク戦から5月17日の福岡ソフトバンク戦にかけて5試合連続ホームランを記録した。 6月6日現在、打率 […]
連敗中の巨人を救ったのは、キャプテンの一発だった。坂本勇人が5月29日の阪神戦で10号ソロを放ち、チームの連敗を7で止めた。プロ10年目の坂本は、今季は打撃好調でキャリアハイの成績を残しつつある。6月4日現在で、打率3 […]
1975年のリーグ初制覇は球団創設26年目だった。このシーズンも含め、6度の優勝を経験しているカープだが、それも1991年が最後だ。つまり、昨季まで24シーズンも優勝から遠ざかっていることになる。 カープの […]
32年ぶりの五輪出場を決めた水球日本代表は「ポセイドン・ジャパン」と呼ばれる。ポセイドンとはギリシャ神話に登場する海と地震を司る神。最高神ゼウスに次ぐ実力を誇ると言われる。 ところが、この愛称、監督の大本洋 […]
今年はヴィクトル・スタルヒン生誕100周年ということもあって、いくつものメディアが、この大投手に関する番組や特集記事を予定している。そんな折、北海道日本ハムが6月7日、旭川スタルヒン球場で行う広島戦を「スタルヒン氏生誕 […]
一部の選手の愚行とはいえ、賭博問題によりバドミントンのイメージは地に堕ちた。汚名返上のためには、相当な時間が必要だろう。 そんな中、リオデジャネイロ五輪日本代表に決まったひとりの選手に注目が集ま […]
5月18日現在、カープは223得点で178失点。いわゆる得失点差45はセ・リーグトップの数字だ。それでいて貯金2の3位ということは野球が大味ということである。1点差ゲームは2勝8敗だ。 貯金4で首位を走る巨 […]
13日に肝不全のため55歳の若さで死去した元日本ハム投手の工藤幹夫は、1982年10月9日、右手小指を骨折していたにもかかわらず前期優勝の西武とのプレーオフ第1戦に先発したことから、引退しても“奇襲の人”とのイメージが […]
流通業界における革命児といえば、真っ先にダイエーを創業した中内功の名前が思い浮かぶ。徹底して消費者の側に立ち“価格破壊”を断行した。続いて文化事業にも熱心に取り組んだセゾングループの堤清二、そしてコンビニを10兆円市場 […]
2000年代に入ってから日本における“オリンピックの顔”と言えば競泳の北島康介だった。 100メートル平泳ぎ、200メートル平泳ぎで04年アテネ大会に続き、08年北京大会も連覇した。 […]
カンカンと2回、乾いた音が鳴り響けば、残り10秒である。この拍子木に救われたと思った、その数秒後だ。パナマ人のレフトを顔面にくったWBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志は腰からキャンバスに崩れ落ちた。具志堅用高が持 […]
日本球界復帰2年目の広島・黒田博樹が絶好調だ。 今季初登板は3月26日、本拠地マツダスタジアムでの横浜DeNA戦。7回を投げてDeNA打線を1点に封じ、初勝利を挙げた。 圧巻だったのは4月2日、 […]
広島の新井貴浩が26日、NPB史上47人目となる通算2000本安打を達成した。東京ヤクルトの先発・成瀬善久が投じた2球目を力強く振り抜いた。レフト線を破るタイムリーツーベースが記念すべき一打となった。99年にドラフト6 […]
<パラアスリート 大学が育てる>。4月26日付の朝日新聞に、このような見出しが躍っていた。スポーツの名門・日体大が「障害のあるトップアスリートの育成」に乗り出したというのだ。 これまでなら「パラアスリート」の […]
サッカー元日本代表の北澤豪といえば、運動量の豊富さが印象に残っている。無類のタフネスを武器に、“中盤のダイナモ”と呼ばれた。 W杯にこそ出場できなかったものの、1994年米国W杯出場にあと一歩と […]
4月20日の横浜DeNA戦が終わった時点で新井貴浩の通算安打は1994本。4月中での大台達成は、ほぼ確実な情勢だ。 だが、カウントダウンが、このまま順調に進む保証はどこにもない。兄貴分の阪神現監督・金本知憲 […]
サンフランシスコ・シールズの傘下、ソルトレイクシティ・ビーズに所属していいたウォーリー与那嶺こと与那嶺要が来日していなければ、日本のプロ野球は5年、いや10年は遅れていたのではないか。ウォーリーこそは、日本における「ス […]
サッカーの2018ロシアW杯アジア最終予選の組み合わせが決まった。98年のフランスW杯から6大会連続出場を目指す日本はオーストラリア、サウジアラビア、UAE、イラク、タイと同組になった。最終予選は苦しい戦いの連続であり […]
野球賭博問題などで大揺れに揺れた巨人が開幕3連勝を飾った。これは1998年以来、18年ぶりのことだ。 目についたのは開幕戦に先発し、苦手にしていた東京ヤクルトを7回まで無失点に封じ、今季初勝利を […]
ドジャースの前田健太が敵地ペトコ・パークでのパドレス戦に初先発し、初勝利をあげた。 6回5安打無失点4奪三振。四死球はひとつも与えなかった。球数も84球でマウンドを降りており、疲れもないだろう。 […]
北四国大会で勝つことは甲子園で勝つことより難しい――。かつて、そう呼ばれた時代があった。 1948年から1975年まで愛媛県と香川県の夏の甲子園出場切符は2県で1枚だった。 その戦績がすごい。1県1代表の記 […]
当時の監督である関口信行には、忘れようにも忘れられない記憶がある。その出来事は、センバツ後の足利学園との練習試合で起きた。 <この原稿は1994年2月号の『Number』に掲載されたものです> つ […]
フロアには扉がひとつもない。廊下は車椅子でも移動しやすいようにと硬い木製の素材が使われている。さらにはコピー機など事務機器も車椅子で使用するのにちょうどいい高さに設定されており、障がい者も不便を感じない。 […]
ホームベースは誰のものでもない。いわば公共物であり、そこへの走路は公道にあたる。捕手が占拠しようとすれば、走者は力ずくで排除にかかる。それがベースボールに迫力と緊張をもたらせていた。 だが物事には限度という […]