日本ハム・中田翔「いまはまだ2合目です」(後編)

 千葉ロッテのサウスポー・植松優友にはこんな記憶がある。彼は金光大阪高時代、中田を13打数無安打に封じ、“怪物キラー”と呼ばれた。 「舞洲球場で変化球を投げたら、パーンと大きな当たりを打たれた。打球の行方は見なかったのですが、スタンドがどよめいている。後で聞いたら、レフトのファウルゾーンにある高い照明塔のライトに当たったとか」

新球団・神戸が初優勝 〜関西独立リーグ〜

 関西独立リーグの前期シーズンは29日、優勝へのマジックを1としていた神戸サンズがソウルヘチを下し、成績を15勝7敗1分として初優勝をおさめた。神戸は今季から参入し、元ロイヤルズのマック鈴木が選手兼任監督を務める。4月のスプリングカップは全敗に終わったが、外国人を大量補強。そのひとり、バリオスがリーグトップタイの5勝をあげれば、打ってはジャクソンが最多の21打点をあげ、残り1試合を残して5球団によるリーグ戦を制した。

日本ハム・中田翔「いまはまだ2合目です」(前編)

 高校時代から“平成の怪物”の異名をとり、鳴り物入りでプロ入りした中田翔。しかし、昨季までの3年間は一軍に定着することができず、“怪物”の名は影を潜めていた。しかし、今季は違う。レギュラー定着のみならず、今や4番としてチームに大きく貢献している。プロ4年目にしてようやく開花した天才打者に二宮清純が独占取材した。

徳島、悲願の初優勝! 〜アイランドリーグ〜

 四国アイランドリーグPlusの前期シーズンは29日、優勝へのマジックを1としていた首位の徳島インディゴソックスがダブルヘッダーの1試合目で高知ファイティングドッグスを破り、リーグ7年目で初優勝を収めた。斉藤浩行監督が就任した今季の徳島は投打がかみ合い、元ロッテの大谷龍次が8本塁打を放って主砲としての役割を果たせば、投げては大川学史、石田大樹の両先発が計15勝をあげ、他球団の追随を許さなかった。徳島は07年以来、3シーズンで5度最下位に沈むなど低迷。リーグ誕生以来、四国の球団で唯一優勝がなかったが、ようやく悲願を達成した。9月下旬のリーグチャンピオンシップでは年間王者をかけて後期優勝チームと対戦する。

西山秀二「捕手は打ってナンボ!」

 広島などで20年間にわたってマスクを被った西山秀二の解説の評判がいい。キャッチャー出身ということで読みが深く、ベンチの意図を察知する能力にも長けているからだ。広島時代にはベストナイン、ゴールデングラブ賞にそれぞれ2度(いずれも94年、96年)輝いた。引退後は巨人の2軍バッテリーコーチに就任し、08年からの3年間は1軍のバッテリー部門を担当した。講談社『本』では、その西山に二宮清純がインタビュー。“マスク越しの視点”の一部を紹介する。

石川、逆転優勝! 〜BCリーグ〜

6月26日(日) ◇前期 (石川6勝3敗3分、三国運動公園野球場、722人) 福井ミラクルエレファンツ   2 = 000001001 勝利投手 山崎(3勝2敗) 敗戦投手 川端(0勝4敗) セーブ   南(4勝1敗3S) 本塁打  (石)敬洋1号2ラン

即戦力ルーキーの伊志嶺、榎田に注目!

 18勝4敗2分、勝率8割1分8厘と福岡ソフトバンクの圧勝で7年目の交流戦が幕を閉じたプロ野球は、24日から再びセ・パにわかれてのペナントレースが始まる。今季は例年以上にルーキーの活躍ぶりが目立っている。昨秋のドラフトで注目されたのは“早大トリオ”の斎藤佑樹(北海道日本ハム)、大石達也(埼玉西武)、福井優也(広島)、そして大学球界最速を誇った沢村拓一(巨人)だ。そのうち福井、沢村は既に先発ローテーション入りを果たし、チームに貢献している。二軍で調整していた斎藤の一軍復帰も間近だ。しかし、注目すべき“ドラ1ルーキー”は彼らだけではない。パ・リーグでは伊志嶺翔大(千葉ロッテ)、セ・リーグでは榎田大樹(阪神)が実力を発揮している。現在、ロッテは5位、阪神は4位。伊志嶺、榎田がチーム浮上のカギを握りそうだ。

若松勉「スイッチで打たせたい横浜・筒香」

 小さな大打者といえば、元ヤクルト監督の若松勉である。実際には166センチしかなかった体を最大限に生かし、卓越したスイングスピードとバットコントロールで.319の生涯打率を残した。これは4000打数以上では日本人トップの成績である。引退後もヤクルトでコーチ、監督として、岩村明憲(現東北楽天)、青木宣親、アレックス・ラミレス(現巨人)など、強打者の育成に力を注いだ。まさに打撃の職人とも言える若松に、監督時代の思い出と今後の希望を二宮清純が訊いた。

第3回「ジョージア魂」賞は東京ヤクルト・ウラディミール・バレンティン外野手に決定! 〜二宮清純書き下ろしコラムも更新〜

 缶コーヒーブランド「ジョージア」は、2011シーズンもプロ野球12球団と提携、さらにNPBパートナー契約を締結し、“選べ、チームのためのベストプレー”をコンセプトに「ジョージア魂」賞の表彰を実施しています。このたび第3回の「ジョージア魂」賞が決定しました。今回は東京ヤクルト・ウラディミール・バレンティン外野手が5月13日(対横浜戦)にみせたバットを折りながらの驚愕本塁打含む3発へ賞が贈られます。

新潟敗れ、群馬の前期優勝決まる 〜BCリーグ〜

6月21日(火) ◇前期 (信濃4勝5敗3分、悠久山野球場 、307人) 新潟アルビレックスBC   2 = 000100001 勝利投手 中村(1勝0敗) 敗戦投手 寺田(2勝4敗) セーブ   鈴木(0勝1敗5S) 本塁打  (信)脇田1号ソロ、ペレス7号ソロ

ヤクルト・畠山和洋「問題児が燕の4番になるまで」(後編)

 畠山の人並みはずれた長打力に目をつけたのが前監督の高田繁である。 「その頃、外国人のアダム・リグスもアーロン・ガイエルも不調で4番がいなかったんです。まぁ仕方なく使ったというのが真相ですよ。問題は守備。どんなに打っても守りのミスで試合を落とすことがある。使う側はどれだけ我慢できるかということでしょうね」  首脳陣の話を総合するとファーストはぎりぎり合格。サードは、ベンチがどれだけ目をつぶれるか。レフトは不適格――。これが守備の相場観だ。

ツインズ・西岡、復帰戦で1安打

 ミネソタ・ツインズの西岡剛が17日、本拠地でのシカゴ・ホワイトソックス戦でスタメン出場。4月7日以来、約2カ月ぶりにメジャー復帰を果たした。「3番・ショート」に入った西岡は8回の第4打席、セカンドへ高く弾む内野安打を放ち、4打数1安打。守っても1失策はあったが、毎回となる11個のゴロを処理した。

石川、6試合ぶりの白星 〜BCリーグ〜

6月15日(水) ◇前期 (石川5勝5敗、宮野野球場、347人) 富山サンダーバーズ    9 = 030501000 勝利投手 南(4勝1敗2S) 敗戦投手 武蔵(1勝2敗5S) セーブ   佐藤(1勝2敗2S) 本塁打  (石)謝敷4号2ラン

ヤクルト・畠山和洋「問題児が燕の4番になるまで」(前編)

 セ・リーグの首位を走る東京ヤクルトの勢いがなかなか衰えない。投手陣では石川雅規、館山昌平と左右の2本柱を揃え、最後は林昌勇が締める。野手陣では新外国人のウラディミール・バレンティンが打率、本塁打でトップに立ち、ベテランの宮本慎也も元気だ。そして、何といっても4番に定着した畠山和洋の充実ぶりが光る。入団時から和製大砲と期待されながら伸び悩んでいた男が、飛躍を遂げた背景には何があったのか。二宮清純が取材した。

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