パ・リーグに続き、26日にはセ・リーグが開幕する。混戦必至を予想するパ・リーグとは裏腹に、セ・リーグでは昨季、V9以来のリーグ3連覇を果たし、7年ぶりに日本一の座を奪回した巨人を推す声が多い。果たして、巨人の4連覇となるのか。それとも予想外の展開が待ち受けているのか。各球団の現状に迫る。
身長167センチのサウスポーが王者打倒の先陣を切る――26日に開幕するセ・リーグは、リーグ4連覇を目指す巨人に、昨季3位に入った東京ヤクルトが激突する。ヤクルトの開幕投手が確実視されているのが、エースの石川雅規だ。開幕投手を務めるのは3年連続5度目。一昨年の巨人との開幕ゲームでは7回途中2失点の好投で勝ち投手になっている。今季はオープン戦4試合で21回を投げ、失点はわずかに1と絶好調で、ストップ・ザ・ジャイアンツへの期待は高まる。小柄な体ながら厳しいプロの世界で着実に結果を残してきた左腕に二宮清純が迫った。
長崎セインツが23日、福岡ヤフードームで福岡ソフトバンク(2軍)と交流試合を行った。ソフトバンクはオフに右ひざ手術を受けた影響で調整が遅れていた主砲の松中信彦が「1番・DH」で出場。長崎投手陣は松中こそ4打数1安打に抑えたが、2回に立岡宗一郎のタイムリーの満塁本塁打などで5点を失うと、6回までに14失点。反撃は6回の大西正剛のタイムリーによる1点にとどまり、1−14で敗れた。
香川オリーブガイナーズが21日、山口県の由宇練習場で広島2軍と交流試合を行った。香川は初回、先発・高尾健太が先頭の赤松真人への四球をきっかけに3点を失うと、計5投手で被安打13、四死球8の乱調。打線は6回に加登脇卓真のタイムリー、8回に中村真崇のホームランなどで反撃したものの、遠く及ばず4−13で敗れた。
21日、第82回選抜高校野球大会が開幕し、改装工事が終了した阪神甲子園球場で12日間にわたる熱戦の火蓋が切って落とされる。出場は全国から選抜された32校。昨夏全国制覇を成し遂げ、同校2度目の夏春連覇を狙う中京大中京(愛知)は出場校最多の30回目となる。一方、初出場は東海大望洋(千葉)、嘉手納(沖縄)、宮崎工、自由ヶ丘(福岡)、山形中央、川島の6校だ。21世紀枠には山形中央、向陽(和歌山)、川島(徳島)の3校が選ばれた。また、沖縄からは初めて2校が出場する。開会式では北翔(北海道)の西田明央主将が選手宣誓を行ない、天理(奈良)と敦賀気比(福井)の試合で幕を開ける。
20日、プロ野球パ・リーグが開幕した。昨季覇者の北海道日本ハムと福岡ソフトバンクとの対決は、相手ミスから先取点を奪ったソフトバンクが効率よく得点を重ね、投げては小刻みな継投で逃げ切った。2年ぶりに本拠地で開幕を迎えた埼玉西武は千葉ロッテと対戦。白熱した投手対決となったが、終盤に一発が出た西武が1点差を制した。新指揮官同士の対決となったオリックスと東北楽天も投手戦となったが、大引啓次が貴重な決勝点を挙げ、投げては金子千尋が4安打無四球の好投で完封勝ちとオリックスが最高のスタートをきった。
愛媛マンダリンパイレーツが20日、山口県の由宇練習場で広島2軍と交流試合を行った。愛媛は篠原慎平、能登原将のリレーで相手を被安打4、2失点に抑えたが、打線がわずか3安打にとどまり、1−2で接戦を落とした。21日には香川が同練習場で広島2軍と対戦する。
「球春到来」――20日、プロ野球パ・リーグのペナントレースが幕を開ける。今シーズンは6球団の戦力が拮抗しており、優勝の可能性はどの球団にも等しくあるという見方が大半を占めている。近年、安定した強さを誇っているのが北海道日本ハム、福岡ソフトバンク、埼玉西武だ。今シーズンもAクラス入りにあげる評論家も少なくない。そこに割って入りたいのが東北楽天、千葉ロッテ、オリックス。今シーズンはそろって指揮官がかわったこともあり、この3球団がどんな戦いを見せてくれるのかによって、ペナントレースの展開は大きく左右されることになりそうだ。
プロ入り1年目、仁志はトップバッターに定着し、打率2割7分、7本塁打、24打点、17盗塁の好成績で新人王に輝いた。 2年目は10本塁打、3年目は11本塁打とホームラン数も2ケタに伸ばした。 しかし仁志には「野球が大きい」という批判がついて回った。初球から打たず、もっとピッチャーに球数を投げさせて四球数を増やすような打者を目指せ、という指摘である。 例えば1年目の96年、仁志は37の四球を選んでいるが、同じトップバッターでも広島の緒方孝市(現広島野手総合コーチ)は61も選んでいる。
四国・九州アイランドリーグ選抜チームが16日、福岡ヤフードームで福岡ソフトバンクホークスと交流試合を行った。ソフトバンクは20日のパ・リーグ開幕を前にしてスタメンに主力選手を揃え、昨季11勝をあげたホールトンが先発した。リーグ選抜は2回、先発の吉川岳(高知)が小久保裕紀、多村仁志に連続2塁打を許すなど、集中打を浴び、5点を失う。対する打線は昨季の新人王・攝津正らも登板した相手投手陣の前にわずか2安打に抑えられ、0−6で敗れた。
巨人、横浜で主にトップバッターとして活躍し、メジャーリーグ挑戦を希望していた仁志敏久が米独立リーグのランカスター・バーンストーマーズでプレーすることが決まった。「国内では、とりあえず終わりということで一線を引きたい。アメリカに行くのは、今まで自分がやっていなかったことで、先に生きると考えたから」。昨年末、当HP編集長・二宮清純のインタビューに対し、仁志はそう渡米の目的を語っていた。米国を野球人生最後の土地に定めた今、もう彼の華麗な守備や思い切りのいい打撃を国内で見ることはできない。あらためて仁志敏久とは、どんな野球人なのか。二宮本人が迫った。
長崎セインツが14日、山口県の由宇練習場で広島2軍と交流試合を行った。広島は2回、中谷翼(元愛媛)のタイムリーで1点を先行すると、長崎投手陣の乱調と守備の乱れにつけこみ、4回に4点、7回に3点を追加。最終回も中谷が2ランを放ち、長崎は1−11で敗れた。長崎は打線が散発4安打で1点止まり。守っては8四死球と2失策で課題の多いゲームだった。
13日、第82回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が行なわれた。史上初となる2度目の夏春連覇を狙う中京大中京(愛知)は盛岡大付(岩手)と第3日の第2試合で対戦する。プロ注目の右腕、一二三慎太擁する東海大相模(神奈川)は、初出場の自由ヶ丘(福岡)との顔合わせ。MAX148キロ右腕の伊藤拓郎を筆頭に好投手が揃う帝京(東京)は、同じく本格派右腕の岡本健が主将を務める神戸国際大付(兵庫)と激突する好カードが組まれた。大会は阪神甲子園球場で21日に開幕し、12日間の予定で熱戦が繰り広げられる。なお、開会式での選手宣誓は、北照(北海道)の西田明央主将に決定した。
四国・九州アイランドリーグは16日のソフトバンクとの交流試合(福岡・ヤフードーム)に出場するリーグ選抜チームのメンバー25選手を発表した。20日のパ・リーグ開幕を前に、ソフトバンクの最終調整の相手を務めるとあって、元オリックスの前川勝彦(香川)、元ヤクルトの伊藤秀範ら実績を重視した構成となった。また新人から内野手として評価が高い東弘明(徳島)、俊足の安田圭佑(高知)が選ばれた。選抜チームの指揮は高知・定岡智秋監督が執る。
徳島インディゴソックスは大阪商業大学の山村裕也捕手が球団独自のトライアウトを経て、入団が決まったと発表した。山村は強肩強打の捕手として関西六大学で4度ベストナインに輝き、2月初旬にはメジャーリーグのフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結ぶと報じられた。ところが、最終的に契約がまとまらず、交渉が白紙に戻っていた。徳島は昨季の正捕手、荒張裕司が北海道日本ハムに入団しており、メジャーも注目した逸材の獲得は、その穴を埋めて余りある補強となりそうだ。
関西独立リーグは2010シーズンの前期日程を発表した。開幕は3月28日。今季は昨年の前後期覇者、大阪ゴールドビリケーンズがジャパン・フューチャーベースボールリーグに移籍して脱退したが、新たに韓国人、在日コリアンによる「コリア・ヘチ」が参入し、4球団でリーグ戦を行う。前後期でそれぞれ36試合ずつを実施し、前期は6月27日までの予定。開幕に先立ち、3月7日には関西独立リーグで初の選抜チームを結成し、オリックス2軍に挑戦(13時、神戸総合運動公園サブ球場)する。また、昨年から公募していたリーグの愛称は「KANDOKU」に決定した。
四国・九州アイランドリーグ選抜が28日、サーパススタジアムで阪神2軍と交流試合を行った。リーグ選抜は4回、2番手の吉川岳(高知)がBCリーグ・富山出身の野原祐也に2点3塁打を浴びるなど、3点を先行される。打線は6回に智勝(香川)のタイムリーで1点を返し、8回にも犠飛で1点差に詰め寄ったものの、後続を断たれ、2−3で敗れた。投手陣は吉川以外の7投手がいずれも阪神打線を無失点に抑えた一方、打線は4安打と若手主体の相手に低調だった。
香川オリーブガイナーズは27日、サーパススタジアムで阪神2軍と交流試合を行った。香川は新入団の韓国人ナックルボーラー、キム・ギョンテが立ち上がりに1点を失うも、3回2安打でまずまずの内容。7回には元オリックスの前川勝彦が登板し、ランナーを出しながら無失点に抑えた。一方の打線は無死満塁と攻めながら併殺打で1点止まり。以降も走者を出しながら攻撃が続かず、1−6で敗れた。28日にはアイランドリーグ選抜が同球場で阪神2軍と対戦する。
三重、大阪の2球団で今春開幕する日本第4の独立リーグ、ジャパン・フューチャーベースボールリーグ(JFBL)は、2010シーズンの日程を発表した。開幕は4月3日(土)。津市営球場で三重−大阪戦から公式戦がスタートする。2球団によるリーグ戦のため、四国・九州アイランドリーグの5球団とそれぞれ6試合ずつ交流戦を行い、年間で54試合を実施する。全日程は10月1日に終了予定。
高知ファイティングドッグスは、昨季限りで退団した山崎章弘コーチ(現関西独立リーグ・神戸コーチ)の後任として、元南海の山田勉氏が就任すると発表した。山田氏は大阪府出身の51歳。大鉄高−松下電器を経て、81年にドラフト4位で南海に入団した。定岡智秋監督とは先輩、後輩の間柄にあたる。85年にウエスタンリーグで首位打者を獲得して、89年に広島に移籍後、引退した。通算成績は実働8年で391試合、打率.253、8本塁打、176打点。昨年は関西独立リーグ・明石のコーチを務めていた。
高知ファイティングドッグスは23日、春野球場でキャンプ中の埼玉西武(B班)と交流試合を行った。高知は先発の吉川岳が初回に2点を失うなど、5人の投手で計5失点。一方の打線は西武の6投手を相手にホームを踏めず、0−5で敗れた。
四国・九州アイランドリーグは28日の阪神2軍との交流試合(高松・サーパススタジアム)に出場するリーグ選抜チームのメンバー22選手を発表した。今季の新加入選手は3名。うち2名は元オリックスの前川勝彦(香川)、元千葉ロッテの大谷龍次(徳島)で、実績を重視した構成となった。球団別では地元の香川が9選手と多く、長崎の選手はひとりも選ばれなかった。選抜チームの指揮は香川・西田真二監督が執る。
高知ファイティングドッグスは13日、安芸市営球場でキャンプ中の阪神2軍と交流試合を行った。高知は初回に梶田宙のタイムリーで1点を先制すると、先発左腕の吉川岳が3回を無失点。以降も5人の投手リレーでタイガース打線にホームを踏ませず、3−0で勝利した。高知は昨年7月に続き、対阪神戦2連勝。
巨人からFA宣言し、メジャーリーグ移籍を希望していた高橋尚成投手がニューヨーク・メッツとマイナー契約を結んだ。年俸は現地メディアの報道によるとメジャー昇格した場合、100万ドル(約9000万円)。20日から招待選手として、フロリダ州ポートセントルーシーで行われるメジャーのスプリングトレーニングに参加する。メッツには今季、五十嵐亮太が東京ヤクルトから移籍しており、メジャー契約を果たせば、チーム通算12人目の日本人選手となる。球団では先発に加え、左のリリーバーとして期待している模様だ。
高知ファイティングドッグスは12日、高知球場で韓国プロ野球のSKワイバーンズと交流試合を行った。高知は先発の野原慎二郎が乱調で、2回までに計8点を失う。一方、打線は5人のSK投手陣に4安打に封じられ、0−9で完敗を喫した。今季の初実戦が黒星スタートとなった高知は14日には安芸市営球場で阪神2軍と対戦する。