パラ陸上

塩家吹雪(シオヤレクリエーションクラブ理事長)<後編>「もっと子どもたちを笑顔に!」

伊藤数子: 塩家さんは障がいの有無にかかわらず、誰もが参加できる陸上教室やレクリエーション活動を行うNPO法人シオヤレクリエーションクラブ(SRC)を2016年に創設しました。そのきっかけは?塩家吹雪: コーチとして帯同 […]

塩家吹雪(シオヤレクリエーションクラブ理事長)<前編>「『一緒に戦う』伴走者」

<障がいの有無に関係なく、誰もが参加可能な陸上教室やレクリエーション活動>を謳い文句に2016年から活動をスタートさせたNPO法人シオヤレクリエーションクラブ(SRC)。理事長を務める塩家吹雪氏は伴走者として世界選手権、 […]

高野大樹(慶應義塾大学競走部短距離ブロックコーチ)<後編>「指導の出発点は対話よりテスト」

伊藤数子: パラ陸上の高桑早生選手や、ユニバーサルリレーの日本代表チームを指導していますが、パラスポーツを指導するきっかけは?高野大樹: 何より私自身、陸上競技が好きだったからです。自分が選手として生きていくことは高校生 […]

高野大樹(慶應義塾大学競走部短距離ブロックコーチ)<前編>「パラとオリの『共存共栄』への道」

 慶應義塾大学競走部短距離ブロックコーチの高野大樹氏は、パラ陸上の高桑早生選手を10年以上指導してきたプロコーチである。今年の東京パラリンピックでは新種目ユニバーサルリレーの日本代表コーチも務め、銅メダルに導いた。コーチ […]

ユニバーサルリレー、日本が繰り上げで銅メダル! ~パラ陸上~

 3日、東京パラリンピックの陸上競技が東京・国立競技場で行われた。ユニバーサルリレー4×100m決勝は、アメリカが45秒52の世界新記録で金メダルを獲得した。銀メダルは1秒98差でイギリス。日本は3着(イギリス)と0秒4 […]

走り幅跳び・山本篤4位、女子400m・辻沙絵は5位。リオに続くメダルはならず ~パラ陸上~

 28日、東京パラリンピック陸上競技2日目が東京・国立競技場で行われた。男子走り幅跳び(義足T63)は、ヌタンド・マーラング(南アフリカ)が7m14をマーク。自らが持つT61(両足義足)の世界記録を更新して優勝した。リオ […]

杉原行里(RDS代表取締役社長)<後編>「ユニバーサルデザインからパーソナライズへ」

伊藤数子: 御社は冬だけでなく、夏のパラスポーツでも用具開発を行っています。既に車いす陸上の伊藤智也選手と東京パラリンピックに向けた陸上競技用車いす(レーサー)を開発するプロジェクトをスタートしているそうですね。杉原行里 […]

花岡伸和(日本パラ陸上競技連盟副理事長)<前編>「生き方の多様性」

 新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、2020年夏に予定されていた東京オリンピック・パラリンピック競技大会は1年延期が決まった。2004年アテネ、2012年ロンドンのパラリンピック2大会に車いす陸上で出場した花岡伸和 […]

西勇輝(車いす陸上)&古郡宏隆(野村不動産パートナーズ取締役兼執行役員)第5回「未来へ繋ぐため結果を残す責任」

二宮清純: 西選手は昨年4月に入社、この一年半で成長した実感はありますか?西勇輝: はい。今振り返ると、正直、入社前までの僕は真摯に競技と向き合っていなかった。入社していろいろな人と出会ったことで、”このまま […]

西勇輝(車いす陸上)&古郡宏隆(野村不動産パートナーズ取締役兼執行役員)第4回「先を見据えた雇用のかたち」

二宮清純: 西選手は昨年4月、野村不動産パートナーズに入社しました。パラアスリートの採用は初めてですか?古郡宏隆: 当社としても、グループとしても初めてです。二宮: 採用に至った理由は?古郡: 我々、野村不動産グループで […]

西勇輝(車いす陸上)&古郡宏隆(野村不動産パートナーズ取締役兼執行役員)第3回「自らの成長が感じられる競技」

二宮清純: 西選手が陸上競技を始めたのはいつですか?西勇輝: 正確には覚えていないのですが、おそらく小学5年生の頃だったと思います。僕は先天性の二分脊椎症で、歩行が困難でした。でも小さい頃から体を動かすことが大好きだった […]

西勇輝(車いす陸上)&古郡宏隆(野村不動産パートナーズ取締役兼執行役員)第2回「決勝に導いた“日の丸”の重み」

伊藤数子: 世界選手権初日の100メートルは予選敗退でした。後日、古郡さんが会社の皆様にお送りしたメールがここにあります。紹介させていただきます。<翌日の昼、彼とランチを共にしましたが、普段試合に負けても、強がって平然と […]

西勇輝(車いす陸上)&古郡宏隆(野村不動産パートナーズ取締役兼執行役員)第1回「応援の熱を感じた初の世界選手権」

 3年後に迫っている東京パラリンピックに向け、奮闘している若きパラアスリートがいる。車いす陸上日本代表の西勇輝選手だ。今年7月の世界選手権に出場し、200メートルで8位入賞を果たしたホープである。昨年4月、西選手は野村不 […]

多川知希(障がい者陸上)第4回「“強くなること”が最優先」

伊藤数子: 現在の会社へはアスリート採用ではなく一般入社とお聞きしました。仕事と競技の両立について、どのようにお考えですか?多川知希: 2010年に入社して、この道を選びました。仕事ができるかできないかは別にしても一生懸 […]

多川知希(障がい者陸上)第3回「最高の準備によって獲得したメダル」

伊藤数子: 初めてのパラリンピック出場となった北京大会。4×100メートルリレーは失格でした。多川知希: 第2走者を任された僕のミスです。実は大会までバトンを持ってチームで練習していました。しかし、コールルーム(招集場) […]

多川知希(障がい者陸上)第2回「できることは最大限やる」

二宮清純: 多川選手は右上肢機能障がいで生まれつき右前腕部が短い。そのことで日常に不便を感じたことはなかったでしょうか?多川知希: あまりないですね。工夫次第で何でもできるので。できない時は「できません」と正直に話してい […]

多川知希(障がい者陸上)第1回「若手には負けたくない」

 リオデジャネイロパラリンピック男子4×100mリレーで、銅メダルを獲得した日本の第3走者を務めたのが多川知希選手である。多川選手にとっては3度目のパラリンピック出場で、初の表彰台だった。大学卒業後に一般企業に入社し、仕 […]

佐藤圭太(障がい者陸上)第4回「社会が変わるきっかけに」

伊藤数子: 東京パラリンピックでの目標は?佐藤圭太: 100メートル10秒台で走るのはずっと目標です。それを出さないとメダルにもからめない。リオデジャネイロパラリンピックではリレーでメダルを取りましたので、東京では個人で […]

佐藤圭太(障がい者陸上)第3回「形あるものを手にしたリオデジャネイロパラリンピック」

二宮清純: 昨年のリオデジャネイロパラリンピックで個人種目では男子100メートルに出場しました。11秒77と日本記録を更新したものの、予選敗退でした。佐藤圭太: 自己ベストを出すことはできましたが、まだまだ世界と大きく差 […]

佐藤圭太(障がい者陸上)第2回「陸上転向のきっかけとなった“スカウト”」

二宮清純: 静岡県生まれだとお聞きしました。サッカー王国と呼ばれるほど、サッカーが盛んな県ですよね。佐藤圭太: 元日本代表の中山雅史選手も静岡県出身で、僕と同じ藤枝市です。僕は中学までサッカーをやっていて、高校もサッカー […]

佐藤圭太(障がい者陸上)第1回「義足を体の一部に」

 リオデジャネイロパラリンピックの男子4×100メートルリレーで銅メダルを獲得した日本。第2走者として貢献したのが佐藤圭太選手である。佐藤選手は2度目のパラリンピック出場で、前回のロンドン大会4位から表彰台に上った。10 […]

岡村、銅メダル 道下が銀メダル 男女マラソンで表彰台 ~パラ陸上~

  現地時間18日、リオデジャネイロパラリンピックの男女マラソン(視覚障害)が行われた。今大会が初採用となった女子は道下美里(三井住友海上保険)が3時間6分52秒で2位に入り、銀メダルを獲得した。近藤寛子(滋賀銀行)は5 […]

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