決勝の相手がカタールに決まったとき、思わずほくそ笑んでしまったのはわたしだけだろうか。 いうまでもなく、カタールは次回W杯の開催国。となれば、プレW杯として行われるコンフェデ杯には開催国枠として出場するはず […]
いまでは日本のサポーターも当たり前のように使っている「バモス」というスペイン語が初めて日本に認知されたのは、78年W杯アルゼンチン大会がきっかけだろう。 スタジアムを埋めつくす真っ白い紙吹雪と、響きわたるサ […]
阪神の高山外野手が母校明治大学のラグビー部が日本一になったことに刺激を受けている、という。競技は違えど、母校の優勝はOBにとって嬉しいものであるらしい。 ならば、母校の、それも自分が所属していたクラブが日本 […]
お粗末な試合であったことは間違いない。失点に関しては特にそうだ。1点目は確かに素晴らしいシュートではあったものの、決まってしまった要因の半分はGK権田の油断にある。2点目もまたしかり。きっかけとなったのは北川のボールロ […]
5連覇に暗雲が、それも相当に濃い暗雲が立ち込めた箱根駅伝での青学。前人未踏の10連覇を阻まれた大学ラグビーでの帝京。19年の新春は、学生スポーツの巨星が相次いで堕ちる衝撃的な展開で幕を開けた。 印象的だった […]
入社2年目だった30年前の今頃は、年明けから始まる高校選手権の準備で大わらわだった記憶がある。当時のサッカー専門誌にとって、決勝戦が満員の国立競技場で行われる高校サッカー選手権は、年に一度にして最大のビッグイベント、か […]
ジーコと言えば悲運。ジーコと言えば無冠。W杯での印象が強すぎるだけに、ついそう思ってしまっていたわたしだが、先日、ブラジルに詳しい知人から意外な事実を知らされた。 「実はジーコって、W杯で1回しか負けてないん […]
いろいろなことがあった18年が終わろうとしている。あとになって振り返ってみれば、日本が初めてW杯への出場を決めた97年に匹敵する、エポックメーキングな1年として位置づけられるのではないか。そんな予感を抱かせる1年だった […]
残留か、降格か。抜け出すか、取り残されるか。ひょっとすると優勝争いよりも劇的で、残酷なドラマが展開されている。当事者に残るのかは、最良か、最悪か、どちらかの結果と記憶しかない。J1かJ2か。来季のカテゴリーを争う戦いに […]
ハリルホジッチ前監督を解任して西野朗氏を後釜に据えたこと。 批判の声も根強かったこの更迭劇が、前評判を覆す快進撃を生んだこと。 W杯終了後、監督に就任した森保監督に率いられた新チームが、負けなし […]
日本代表の18年が終わった。やれなかったのではなく、やらなかっただけ。そう痛感させられた1年だった。 半年前、コロンビアに勝てると信じていた日本人がどれだけいたことだろう。勝ちたい、勝ってくれと祈っていた人 […]
若いころに見た姿が、その後の将来とまったくつながらない選手がいる。素晴らしく明るい未来が待っているかと思われたのに、そうならなかった選手。まあそこそこだろうな、と思っていたら大化けした選手。後者の例で言うと、わたしが真 […]
J3の相模原に所属する川口能活がグローブを壁にかける決断を下したという。ついにこのときが来たか、との感慨を抱きつつ、彼がなし遂げたことの大きさを改めて思う。 彼は、日本人のGKというポジションに対する見方を […]
端から「自分には無理」と諦めている選手も皆無ではないだろう。けれども、Jリーグでプレーするようになった選手、あるいはこれからJリーガーになろうと夢見ている選手であれば、きっと、頭のどこかにある。 いつかは、 […]
結構、というか、生まれてこのかたなかったぐらい、聞かれている。幼稚園のパパ友から。行きつけの歯医者さんの先生から。基本的には海外のサッカーにしか興味のない友人から。 「新しい日本代表、すごくないっすか?」& […]
ウルグアイを倒すのは簡単なことではないが、至難というほどではない。だが、ウルグアイから4点を奪うのは、世界のどんな強豪にとってもなし遂げがたい超難事である。W杯ロシア大会の南米予選でウルグアイは5敗を喫しているが、彼ら […]
ほんの一昔前まで、海外でプレーすることは日本代表でのレギュラー・ポジションを約束されることに等しかった。どんなチームであっても、またチーム内での立場が相当に弱いもの、つまりはベンチを温めたり、ベンチから外れることさえあ […]
先週の本欄でJ1下位グループの大混戦を「降格争い」と書いたら、校閲のチェックが入った。 「争っているのは降格ではなく残留なので、残留争いと表現するのが正しいのでは?」 参りました。というか、これは […]
広島か、川崎Fか。J1の優勝争いはいよいよ佳境に入ってきたが、それ以上に目が離せないというか、えらいこっちゃな状況になっているのが残留争いである。 最下位を“独走”しかけていた長崎が、ここにきて番狂わせを連 […]
前日付のスポニチに載っていた柔道・井上康生監督の言葉が印象的だった。 「柔道は常に期待され、常勝軍団であることが求められる。(中略)そういう期待があるからこそ、我々は強い気持ちで戦うことができる」 […]
20年前のきょう、ホテルの窓から見えるローマの景色は雨で煙っていた。せっかくの門出の日に、およそ清々しいとは言い難い空模様。込み上げてくる不吉な思いを、強引に抑えつけたことは覚えている。 この日は、中田英寿 […]
辛口評論家、と言えばセルジオ越後さんだが、実は、彼にはルールがある。 「高校生とかは絶対に批判しないよ。僕が辛口で接するのはプロだけ」 その薫陶を受けた人間の一人としては、準優勝に終わったアジア […]
以前、プロ野球OBの方にうかがって印象に残っている言葉がある。 サウスポーは5キロ増し。 左ピッチャーの投げる直球は、右投げの投手が投げるものよりも時速5キロほど速く感じられるのだという。つまり、サウスポー […]
イニエスタの凄さに驚かされている……と書くと、「何をいまさら!」と憤慨される方がいるかもしれない。凄い実績。凄い年俸。凄くて当たり前ではないか、と。 いや、そう言われてしまえばまさにその通り。というか、わた […]
アジア大会初戦のネパール戦は、少し気分が沈んでしまうような試合だった。 今回のアジア大会がこのチームにとって最大にして最終的な目標だというのであれば、こういう戦い方でもいい。万が一にも取りこぼしは許されない […]
