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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第127回 小さな体を利用し大男の壁をぶち壊す(後編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 ドッジボールからヒントを掴んだステップシュートだけではない。大男たちを翻弄するフェイントはボクシングから得たものだ。 宮の話。「あるテレビ番組でボクシングの内藤大助さん(元WBC世界フライ級王者)
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第126回 小さな体を利用し大男の壁をぶち壊す(前編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 世界最高峰のプロリーグ、リーガ・エスパニョーラ。といってもサッカーの話ではない。今回はハンドボールの話である。 日本のエース宮大輔がスペインから帰国した。今季は古巣の大崎電気でプレーする。 昨年9
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第125回 年賀状で監督に直訴した自信と執念(後編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 プロ野球は身分社会である。実績のない2軍選手が1軍の監督と口をきく機会なんて、そうそうあるものではない。ならば、年賀状しかない。青木はそう判断したのだ。「あの時(のチーム)はセンターが固定されず、ラ
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第124回 年賀状で監督に直訴した自信と執念(前編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 東京ヤクルトスワローズの青木宣親といえば、日本代表の3番を任されるほどの巧打者である。足も速く、口にこそ出さないが、本人はメジャーリーグでのプレーも視野に入れているようだ。 早大時代から俊足巧打の外
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第123回 定説を覆した苦労人古田の出世戦略(後編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 プロに蹴られた古田は社会人野球の強豪トヨタ自動車に進み、ソウル五輪にも出場した。 当時の日本代表には野茂英雄、潮崎哲也、石井丈裕、渡辺智男、佐々岡真司、与田剛ら錚々たるメンバーが名を連ねていた。彼ら
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第122回 定説を覆した苦労人古田の出世戦略(前編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 東京ヤクルトの監督も務めた古田敦也といえばキャッチャーでは野村克也以来、2人目の2000本安打を達成した名選手である。 強肩、強打、頭脳派のキャッチャーとしてヤクルトの5度のリーグ優勝、4度の日本一
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第121回 居場所を確保するために花形を捨てた男(後編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 先に「自己を犠牲にして他者を生かす」と述べたが、川相はいぶし銀の技術を身につけることで非力だった自らをも生かしたのである。 もっとも「犠牲バント」はバットさえ構えれば、誰もが簡単にできるほどヤワな芸
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第120回 居場所を確保するために花形を捨てた男(前編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 これだけは誰にも負けない――。そう言い切れる技術を持つ選手は、そう簡単には淘汰されない。 その典型が現在は中日ドラゴンズで2軍監督に就いている川相昌弘だ。 周知のように川相は現役時代、“バントの名手
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第119回 潜在能力を開花させてこそ指導者(後編)

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 CS進出を巡り、シーズン終盤、本拠地の神宮球場には多くの観客が詰めかけた。阪神との3位争いは、まるで優勝争いのような熱気をはらんでいた。球団にすればタナボタ式の“臨時収入”だった。 ところが、である
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第118回 潜在能力を開花させてこそ指導者(前編)

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 東京ヤクルトのサウスポー石川雅規は昨オフ、球団と総額8億円以上の4年契約を結んだ。 昨季、石川は自己最多の13勝(7敗)をあげた。30歳という年齢を考えれば、まだ4、5年は十分、第一線で活躍できる。
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