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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第117回 大リーグ球場の“仕掛け”の数々

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 現ファイターズ2軍投手コーチの吉井理人は5年間、メジャーリーグでプレーし、通算32勝(47敗)をあげた。メジャーリーグではメッツ、ロッキーズ、エクスポズ(現ナショナルズ)と、いずれもナショナル・リー
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第116回 ジャーナリズムは本当に正義か!?(後編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 福岡でのレース前、ある記者が中山に問うた。「(ケガをしていた場合、)中山君なら、どうする?」 胸を張って中山は答えた。「僕なら這ってでも出ますよ」 その時、たまたま私は中山の隣にいた。それが翌日の紙
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第115回 ジャーナリズムは本当に正義か!?(前編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 1980年代、男子マラソンを牽引してきた2人の男が“和解”したとスポーツメディアが伝えていた。 2人とは瀬古利彦と中山竹通。当時はエリートと雑草の代表格、“宿命のライバル”と呼ばれたものだ。 2人の
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第114回 故・宿澤広朗の勝負への執念に学べ

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 長いこと、この仕事をしているが、大変不思議に思うことがある。なぜプロ野球の監督はキャンプ中、敵地に足を運ばないのか――。 今キャンプにおける最大の目玉といえば154キロ左腕の埼玉西武・雄星だ。しかし
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第113回 数値信仰は『衆愚』を助長する(後編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 私は長谷川のことを「神の距離感を持つ男」と呼んでいる。当たり前のことだが、相手を倒す距離の中に身を置くということは自らも倒されるリスクを負う。 すなわち虎穴に入らずんば虎児を得ず――。勇気と技量がな
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二宮清純「BIZ-SPORTS」

第112回 数値信仰は『衆愚』を助長する(前編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 2人のボクサーの、ここ3試合の世界戦のテレビ視聴率(関東地区)を比較してみよう。 まずはWBC世界フライ級王者・亀田興毅。 対ファン・ランダエタ 42.4%(判定勝ち、WBAライトフライ級王座獲得、
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第111回 真のスーパースターへの試金石

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 演説会場で「妾(めかけ)が3人もいて偉そうなことを言うな」とヤジられたのは“保守合同”の立役者、三木武吉である。 しかし、このくらいでひるむような三木ではない。「失礼なことを言うな。3人ではなく5人
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第110回 J2地方クラブは火の車 創意工夫で運営費をカットせよ!(後編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 来季、J2は19のクラブに増加する。ローカルクラブが多いため、どこも苦しい経営を余儀なくされている。 大分も大リストラに乗り出そうとしている。クラブの顔であり代表経験のある金崎夢生、西川周作、森重真
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第109回 J2地方クラブは火の車 創意工夫で運営費をカットせよ!(前編)

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 ローカルクラブながら昨季J1で4位に入り喝采を浴びた大分トリニータが、今季は序盤からつまずき、リーグ戦4試合を残してJ2への降格が決定した。昨年11月にJリーグカップを制し「地方の雄」と呼ばれたこと
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第108回 「ぼやき」の野村もたまには褒める

二宮清純「BIZ-SPORTS」

 東北楽天ゴールデンイーグルスの監督を退任し、新たに名誉監督に就任した野村克也といえばボヤいてばかりいるイメージがある。 野村によれば、南海時代の師である「親分」こと鶴岡一人の影響によるところが大きい
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