大学サッカー

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第4回「安泰のレギュラーを捨てる決意」

 愛媛FCユースに所属していた近藤貫太は高校1年のときから3年間、2種登録選手としてトップチームに帯同していた。クラブとしてもトップチームに上げたいと思うのが自然だろう。しかし、プロの下部組織に属しながら進学校の今治西高 […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第3回「剛と柔の融合」

 愛媛FCジュニアユースに所属していた中学3年時から近藤貫太は、1つ上のカテゴリーであるユースの練習にも参加した。全ての者がジュニアユースからユースへと昇格できるわけではない。それでも近藤は「(昇格するかどうかで)ドキド […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第2回「飛び級人生」

 近藤貫太の武器であるキック力は幼少期からの特訓の賜物だった。「幼稚園の時に“卒園するまでにボールを蹴って幼稚園の門を越せるようにしてやるぞ”と目標を決めてボールを蹴っていました」と、近藤は明るい表情で話しながら、ハッと […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第1回「異色の経歴を持つアタッカー」

 慶應義塾大学ソッカー部に所属する近藤貫太(3年)は大学生にして既にJリーグを経験している。 <2016年8月の原稿を再掲載しています>  変わり種と言えば変わり種だ。だが、近藤からすれば至極当然なの […]

曽根晃太(明治大学体育会サッカー部/愛媛県喜多郡出身)第1回「愛媛が生んだ変則的なドリブラー」

 明治大学体育会サッカー部に愛媛県喜多郡出身のMF曽根晃太(4年)というアタッカーが所属している。彼の長所はドリブル。曽根曰く「(他人からは)変則的なドリブルと言われます」。上半身を巧みに駆使したボディフェイントから相手 […]

福本拓海(慶應義塾大学体育会ソッカー部/愛媛県松山市出身)第4回「“ここぞ”で決めてくれるエース」

 小学生の時にサッカー・全国大会を経験した福本拓海は、地元の松山市立城西中学校に進学した。この頃になると、読書好き、歴史好きに拍車がかかっていた。 (2019年9月の原稿を再掲載しています) &nbs […]

郡紘平(専修大学サッカー部/徳島県徳島市出身)最終回「全国に連れていく覚悟」

 徳島ヴォルティスのユース昇格のオファーを蹴った郡絋平は、地元の強豪校である徳島市立高校への進学を考える。実家から通えるため、両親も一安心……、と思いきや、そう易々と話は進まなかった。 <2017年6月の原稿を […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)最終回「ピッチ内外で汗をかける選手へと成長」

 2013年の夏、近藤貫太は慶應義塾大学ソッカー部監督の須田芳正の「ここ(ソッカー部)で頑張ってやり切ったほうがいいのではないか」という制止を振り切って部活を退部した。向かった先は地元の愛媛FCだった。愛媛では2年間、プ […]

溝渕雄志(慶應義塾大学ソッカー部/香川県高松市出身)第2回「きっかけは運動会のリレー」

 溝渕雄志は自身の小学生低学年時代を「かなりやんちゃでした。喧嘩して割と激しくいっちゃうような子でした」と笑いながら振り返る。雄志の父・弘幸も「図工や絵も上手でしたが、やんちゃでした。それと幼稚園の頃から足は速かったです […]

福本拓海(慶應義塾大学体育会ソッカー部/愛媛県松山市出身)最終回「教育者としての素質」

 愛媛県松山市で育った福本拓海は地元のサッカー強豪校・済美高校に進学した。福本は入学して間もなく、愛媛県の国体メンバーに選ばれる。彼が国体の選抜に合流している間、チームは夏に東北遠征に出向いた。夏が過ぎ、チームに合流。当 […]

木付優衣(早稲田大学ア式蹴球部女子部/愛媛県松山市出身)第2回「“1番”を追いかけた道」

 木付優衣は三姉妹の長女として生まれた。生まれは山口県だが、小学3年まで育ったのは広島県だった。いつも外で遊ぶ活発な少女で、本人曰く「男勝りな性格」だという。父・宏一によれば、「大の負けず嫌い」の彼女とサッカーとの出合い […]

木付優衣(早稲田大学ア式蹴球部女子部/愛媛県松山市出身)第1回「声で押し上げる最後尾のリーダー」

 グラウンドに響き渡る声。早稲田大学ア式蹴球部練習場の東伏見グラウンドで味方への的確な指示を送り、時には鼓舞するゴールキーパー(GK)の姿があった。その大きな声の主は木付優衣――。全日本大学女子サッカー選手権大会(インカ […]

藤本佳希(明治大学体育会サッカー部/愛媛県松山市出身)最終回「あくまで結果にこだわり続ける」

「毎試合、点を取れるような選手になりたい」 藤本佳希は明治大学体育会サッカー部に入り、守備意識は格段に高まったとはいえ、根っこの部分はやはりストライカーである。「ほかでは味わえないです。サッカー以外の何と比べても、それは […]

藤本佳希(明治大学体育会サッカー部/愛媛県松山市出身)第4回「折れなかった心」

 高校卒業後、藤本佳希は更なるレベルアップを目指し、故郷の愛媛を離れた。関東の強豪校・明治大学へと進むために上京したのだった。明大は、東京五輪銅メダルの立役者の杉山隆一、FKの名手として知られる“ミスターマリノス”木村和 […]

藤本佳希(明治大学体育会サッカー部/愛媛県松山市出身)第3回「一路邁進で掴んだ全国行きの切符」  

「“全国大会に絶対行きたい”との気持ちは半端なくありました。もし行けなかったら“一生後悔する”と思っていました」と藤本佳希(現・明治大)は高校時代を振り返る。中学では辿り着けなかった道へ、県内の強豪である済美高校に進むこ […]

藤本佳希(明治大学体育会サッカー部/愛媛県松山市出身)第2回「“速くて強い”プレースタイルのルーツ」

 明治大学体育会サッカー部に所属する藤本佳希のルーツを辿る時、避けては通れないのが小学生時代である。本格的にサッカーを始めたのは、彼の2年生時。そして6年生時には、“速くて強い”現在のプレースタイルに多大なる影響を与える […]

藤本佳希(明治大学体育会サッカー部/愛媛県松山市出身)第1回「前へと押し上げるゴールハンター」

 1921年創部の明治大学体育会サッカー部。今季は5名のJリーグ内定者を揃えるタレント集団において、大きな存在感を放つのが、FW藤本佳希(4年)である。94年の歴史を誇る伝統校で、背番号11を付けるストライカーは1日現在 […]

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