大相撲
18日、大相撲・元貴乃花親方の花田光司氏が東京大学で大学院生向けの講義に講師として登壇した。「日本相撲界のイノベーション」をテーマに、パワーポイントを使いながら約1時間半、講義を行った。花田氏は日本相撲協会の理事を約8 […]
二宮清純: この人と飲みたい、今回のゲストは大相撲・元関脇の貴闘力さんです。 貴闘力: よろしくお願いします。 二宮: 雲海酒造の本格芋焼酎『木挽BLUE』を飲みながら、相撲談義に花を咲かせましょう。対談場所は […]
記録以上に記憶に残る名横綱――それが、さる10月8日、70歳で死去した輪島だった。 輪島といえば代名詞は“黄金の左”だ。左下手投げを武器に14回も賜杯を抱いた。これは歴代7位である。 […]
京都府舞鶴市で行われた大相撲春巡業において、土俵上で倒れた市長に女性看護師が救命処置を施したところ、「女性の方は土俵から下りてください」と場内アナウンス担当の行司が3回もアナウンスした一件が、大きな波紋を広げている。& […]
昨秋から年初にかけてワイドショーの主役は大相撲だった。 横綱(当時)日馬富士による平幕・貴ノ岩への暴行事件は、貴ノ岩の師匠である貴乃花親方の理事解任にまで発展し、その後の理事選で貴乃花親方が落選 […]
2年の任期満了に伴う日本相撲協会の理事候補選挙(理事選)が2日に実施された。午後2時から全親方101人による投票で行われ、即日開票。5期連続当選を目指した注目の貴乃花親方(元横綱・貴乃花)は2票にとどまり、最少得票者と […]
スポーツ選手にとって最大の「運命的資源」はライバルの存在ではないかと時々、考えることがある。こればかりは、どれだけ努力しても手に入れることができない。 プロ野球の長嶋茂雄には村山実がいた。柔道の山下泰裕には斎藤仁がいた […]
勝負事でありながら伝統文化でもある。その意味で相撲と将棋はよく似ている。力士にも棋士にも必ず師匠がおり、師弟関係も残っている。正装は基本的には和服だ。 将棋界で初となる国民栄誉賞授与が内定している永世7冠の羽生善治さん […]
立ち合いで相手の頬を張り、ひるんだすきに自らの有利な差し手に持ち込む裏技を“張り差し”という。 横綱・白鵬は、しばしばこの技を用いる。 以下は石原慎太郎のツイート(11月23日)だ。 […]
これほど殺風景な星取表は見たことがない。上位陣は休みを意味する「や」ばかりだ。珍しく早起きした月曜日の朝、電卓片手に秋場所の「や」の数を数えてみた。 驚いたことに90もあった。その内訳は次のとおり。横綱・白 […]
名古屋場所で歴代1位となる通算1048勝(1050にまで更新)をあげるとともに、自らが持つ史上最多優勝を39回に塗り替えた横綱・白鵬の夢は「銀座に部屋を持つこと」だ。これは随分前から言っている。 […]
大相撲名古屋場所は21日、13日目を迎え、横綱・白鵬(宮城野)が大関・高安(田子ノ浦)を押し倒しで破った。白鵬は入門からの通算勝利数を1048として、元大関・魁皇(現・浅香山親方)の記録を抜き、史上1位となった。ここま […]
平幕・宇良の初金星は同じ目方の日馬富士からだった。名古屋場所9日目、いつもの低い姿勢で飛び込んだ宇良は、両手で日馬富士の右腕を手繰り、左に回りこみながら鮮やかにとったりを決めた。 幕内42人の中で体重150 […]
二宮清純: 相撲界では、“お酒を飲んで馬力をつける”という慣習があるとお聞きしました。これはいい話ですね。旭道山和泰: このそば焼酎『雲海』の「そばソーダ」は飲み口がさわやかで上品ですね。しかも馬力がつくとあれば最高です […]
二宮清純: 今回は元小結・旭道山さんと一緒に、そば焼酎『雲海』の「そばソーダ」を飲みながら今、大人気の大相撲について熱く語り合いたいと思います。一昨年あたりから相撲ブームですね。年間で90日行われる大相撲で、昨年は88日 […]
スポーツの会場においてチケットを買って入場すれば、観客は何をやっても許されるというものではない。「正規入場券を取得した」と同時に主催者との間で「観戦契約約款」が成立する仕組みになっている。 横綱・稀勢の里の […]
幕内優勝9回を誇る明治大正の名横綱・太刀山、通算最多勝利(1047)の記録を持つ“平成の名大関”魁皇らを生み出した名門・友綱部屋。師匠の友綱親方(元関脇・魁輝)が今年6月、協会の定年(65歳)を迎えるのを機に、元関脇・ […]
「医師から痛みをやわらげるためにモルヒネを薦められても受け入れないんです。どんなに痛くてもロキソニン1錠しか口にしませんでした」 37歳で世を去った元小結・時天空の間垣親方を看取った関係者から、そ […]
早過ぎる死を前にして言葉もない。悪性リンパ腫のため、37歳で世を去った元小結・時天空の間垣親方を最後に見舞ったのは昨年3月だ。場所は都内の大学病院。長い闘病生活で「時間を持て余している」と言って人懐こい笑みを浮かべた。 […]
日本相撲協会は25日、番付編成会議と臨時理事会を開き、初場所で初優勝を果たした稀勢の里(田子ノ浦)の横綱昇進を正式に決定した。これを受けて協会の使者が伝達式の会場となった都内ホテルを訪れ、昇進を伝達。稀勢の里は「謹んで […]
二宮: 親方は“技のデパート・モンゴル支店”と呼ばれた旭鷲山さんと共にモンゴル出身力士の先駆けです。大相撲に入ることが目的で来日されたのですか?大島: そうです。17歳のときに、当時の大島親方がモンゴルに来て、力士として […]
二宮: 今回のゲストは、“角界のレジェンド”と呼ばれた元関脇・旭天鵬の大島親方です。そば焼酎「雲海」のソーダ割り「そばソーダ」を飲みながら、大相撲談義に花を咲かせたいと思っています。大島: 僕は元々、焼酎を炭酸で割って飲 […]
24日、大相撲初場所千秋楽が東京・両国国技館で行われ、幕内は1敗で単独トップに立っていた大関・琴奨菊(佐渡ケ嶽)が大関・豪栄道(境川)を突き落としで破った。琴奨菊は幕内初優勝。日本生まれの力士の賜杯獲得は、大関・栃東( […]
これで見納めかと思うと、柄にもなく感傷的な気分になる。日曜日、プロレスラーの天龍源一郎は両国国技館でのオカダ・カズチカ戦を最後にリングを去る。力士時代も含めると52年間にも及ぶ格闘人生に幕を引く。 「寂しさは […]
大相撲春場所は23日、千秋楽を迎え、13勝1敗の大関・鶴竜(井筒)が大関・琴奨菊(佐渡ヶ嶽)を寄り切りで下し、初土俵から74場所目で悲願の初優勝を収めた。鶴竜は先場所、優勝決定戦で敗れたものの、優勝した横綱・白鵬(宮城野)と並ぶ14勝をあげており、横綱審議委員会の内規(大関で2場所連続優勝、またはそれに準する成績)を満たし、場所後の第71代横綱昇進が確実になった。新横綱の誕生は日馬富士(伊勢ヶ濱)以来、1年半ぶり。これで朝青龍以降、4代連続でモンゴル出身力士の横綱が続き、来場所は白鵬、日馬富士、鶴竜と史上初めて外国出身横綱が3人同時に番付に載る。