柔道

初瀬勇輔(視覚障害者柔道)第4回「最大で最後のチャンス」

二宮清純: 現在、東京パラリンピック出場に向けてトレーニングを積んでいるということですが、体力的な衰えを感じることは?初瀬勇輔: 痛めたところがなかなか治りにくいのは少しあるかもしれません。でも体力や回復力以上に、これか […]

初瀬勇輔(視覚障害者柔道)第3回「パラアスリートと企業の橋渡し役」

二宮清純: 2011年に起業し、ユニバーサルスタイルを設立しましたが、きっかけは何だったのでしょう?初瀬勇輔: 東日本大震災の影響です。震災の後に感じた喪失感は、僕の目が見えなくなった時に味わった感情と似ていました。それ […]

初瀬勇輔(視覚障害者柔道)第2回「畳が輝いていた北京パラリンピック」

二宮清純: 再び柔道に打ち込む決意をしたのは、得意なスポーツだったからでしょうか?初瀬勇輔: そうですね。中学・高校の部活動で経験していて、それなりに自信があったことが大きかったと思います。ゼロからのスタートだったら、始 […]

「柔道一直線」から次の道へ リオ五輪女子70kg級金メダル・田知本、引退会見

 10日、リオデジャネイロ五輪柔道女子70kg級金メダリストの田知本遥(ALSOK)は都内のALSOK本社で引退記者会見を開いた。4日に引退を発表した田知本は「ゆっくり考えることができ、悔いのない決断」と語った。「柔道一 […]

初瀬勇輔(視覚障害者柔道)第1回「救われた母と友の存在」

 視覚障害者柔道男子90キロ級の初瀬勇輔選手は2008年北京パラリンピックに出場している。だが90キロ級の出場枠が確保されないなど不運も重なり2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロは逃した。今の目標は3年後の東京 […]

山梨学院大・新添&出口、それぞれが描く五輪への道 ~柔道~

 3年後の東京五輪に向け、日本柔道の視界は良好だ。8月の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)において、個人種目7階級で金メダルを獲得し、今大会から採用された男女混合団体戦では初代王者に輝いた。同大会では大学生の活躍が目立 […]

日本、混合団体初代王者! 合計8個の金メダル ~世界柔道~

 現地時間3日、世界柔道選手権最終日がハンガリー・ブダペストで行われた。2020年東京五輪で正式種目となり、今回が初採用となった男女混合団体は日本代表がブラジル代表を下し、初代王者に輝いた。次回の世界柔道はアゼルバイジャ […]

篠原信一(元柔道五輪代表)<後編>「銀メダルの涙のワケ」

二宮清純: 篠原さんが柔道を始めたのは中学生の時ですよね。そのきっかけは?篠原信一: 当時の柔道部監督から強制的に部に入られました(笑)。私の身体が大きかったので、悪さをしないようにと考えたようです。これが柔道との出会い […]

篠原信一(元柔道五輪代表)<前編>「勝って飲む酒、楽しい酒」

二宮清純: 今回のゲストは2000年シドニー五輪男子柔道100kg超級銀メダリストの篠原信一さんです。そば焼酎『雲海』の「そばソーダ」を飲みながら、色々と話をお伺いしたいと思います。早速ですが、「そばソーダ」のお味は?篠 […]

影浦心(東海大学柔道部/愛媛県松山市出身)最終回「陽の当たる場所へ出てきた要因」

 背負い投げという武器を手に入れ、試合を楽しむ姿勢へと変わった影浦心(東海大学4年)の快進撃は今なお続いている。3年時の4月にはアジア選手権(ウズベキスタン)を制し、国際大会初優勝を成し遂げた。12月のグランドスラム東京 […]

影浦心(東海大学柔道部/愛媛県松山市出身)第4回「屈辱がエネルギーになる」

 影浦心は、数ある進路の中で東海大学を選んだ理由をこう説明する。「高校1年の頃から上水(研一朗)先生には声を掛けてもらっていました。愛媛に来てくれて、柔道を教わったことがあったんです。その教え方が本当にわかりやすかった。 […]

影浦心(東海大学柔道部/愛媛県松山市出身)第3回「愚直に己を磨いた3年間」

 影浦心が通った愛媛県にある新田高校は柔道の名門として知られる。全国大会常連校であり、世界チャンピオンにも輝いた浅見八瑠奈、中矢力をはじめとした多くの名だたる柔道家を輩出している。影浦は地元で己を磨くことを決意したのだっ […]

影浦心(東海大学柔道部/愛媛県松山市出身)第2回「“気は優しくて力持ち”が喫した一本負け」

 影浦心は1995年12月6日、愛媛県松山市に住む影浦家の長男として生まれた。一番大切なのは“心”。両親の想いから心と名付けられた。影浦は「名は体を表す」とばかりに優しい子に育った。  父・誠は社会人ラグビーの […]

影浦心(東海大学柔道部/愛媛県松山市出身)第1回「煌き始めた重量級の新星」

「今、本物の実力をつけつつある選手」 全日本柔道男子の井上康生監督は、東海大学の影浦心(4年)を高く評価する。昨年のリオデジャネイロ五輪で全日本男子を52年ぶりの全階級メダル獲得という快挙に導いた指揮官は、最重量級(10 […]

東海大、2年連続22度目の優勝 ~全日本学生柔道優勝大会~

 25日、大学団体日本一を決める「全日本学生柔道優勝大会」最終日が東京・日本武道館で行われた。男子決勝は東海大学が明治大学を下し、2年連続22度目の優勝を決めた。また前日に行われた女子は、5人制で山梨学院大学が4連覇、3 […]

東海大、隙のない常勝軍団 ~全日本学生柔道優勝大会~

 東京・日本武道館で行われる「全日本学生柔道優勝大会」(全日本学生優勝大会)。66回の歴史を誇る男子は、東海大学が優勝候補の大本命と目されている。山下泰裕、井上康生らオリンピックの金メダリストを多数輩出した名門中の名門で […]

山梨学院大、楽しみながら史上初の4連覇へ ~全日本学生柔道優勝大会~

 大学団体日本一を決める「全日本学生柔道優勝大会」(全日本学生優勝大会)は6月24日からの2日間、東京・日本武道館で開催される。今大会が第26回目となる女子5人制は、大会史上最多7度の優勝を誇る山梨学院大学が優勝候補の筆 […]

男子100キロ超級・正木、銅メダル 90キロ級・広瀬悠はメダルならず ~パラ柔道~

 10日(日本時間11日)、リオデジャネイロパラリンピックの視覚障がい柔道男子100キロ超級で正木健人(エイベックス)は3位決定戦で勝利し、2大会連続で表彰台に上がった。男子90キロ級の広瀬悠(伊藤忠丸紅鉄鋼)は1回戦、 […]

広瀬、日本人メダル第1号! 藤本が銅で続く ~パラ柔道~

 8日(日本時間9日)、リオデジャネイロパラリンピックの競技が開幕した。視覚障がいの柔道男子60キロ級で広瀬真(愛知県立名古屋盲学校教員)が2位に入った。広瀬は銀メダルを獲得し、今大会の日本勢メダル第1号となった。同66 […]

スペシャルの創り方 高藤直寿

 今夏のリオデジャネイロ五輪で、柔道は男女合わせて過去最多となる12人のメダリストを生んだ。男子は全階級でメダル獲得という偉業を成し遂げた。日本人男子第1号メダリストとなったのは、高藤直寿だ。60キロ級の準々決勝で敗れた […]

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