柔道

古賀稔彦追悼文 「天才」から名コーチに進化 その先が見たかった~二宮清純特別寄稿~

 名選手、名伯楽に非ず――。スポーツの世界における常套句だ。24日、ガンにより53歳で他界した古賀稔彦さんは、とびっきりの名選手にして比類なき名伯楽だった。  現役時代については説明の必要もあるまい。兄・元博か […]

「stand up judo」リオ五輪メダリスト羽賀龍之介&山部佳苗、後輩たちへの伝言

 1952年にスタートし、大学団体日本一をかけて争われる「全日本学生柔道優勝大会」の2020年大会(男子第69回、女子第29回)が新型コロナウイルスの影響を受け、史上初の中止となった。そこで今回は大学1年時から主力として […]

日本、団体3連覇 メダル総数は16個 ~世界柔道~

 世界柔道選手権大会最終日が1日、東京・日本武道館で行われた。男女混合団体は決勝で日本がフランスを4-2で破り、3連覇を達成した。今大会、日本のメダル獲得数は金5、銀6、銅5の16個。金メダル数、総数ともに前回大会を下回 […]

東海大、男子4年連続24度目の優勝 ~全日本学生柔道優勝大会~

 全日本学生柔道優勝大会最終日が23日、東京・日本武道館で行われた。男子は東海大学が筑波大学を3-1で破り、4年連続24度目の優勝を果たした。前日の女子5人制に続き男女で学生日本一の称号を手にした。優秀選手には東海大の太 […]

女子5人制、東海大が12年ぶり5度目の優勝 ~全日本学生柔道優勝大会~

 22日、全日本学生柔道優勝大会初日が東京・日本武道館で行われた。女子5人制は東海大学が5連覇中の山梨学院大学を3-0で破り、12年ぶり5度目の優勝を果たした。同3人制は昨年準優勝の明治国際医療大学が東京女子体育大学を2 […]

12年ぶりの王座奪還へ 復活にかける国士舘大 ~全日本学生柔道優勝大会~

 6月22日からの2日間、東京・日本武道館で開催される「全日本学生柔道優勝大会」(全日本学生優勝大会)は大学団体日本一を決める大会だ。12年ぶり7度目の優勝を目指す国士舘大学は、5月の東京学生柔道優勝大会(東京学生優勝大 […]

東海大、4連覇のキーマンは“令和の三四郎” ~全日本学生柔道優勝大会~

 令和最初の大学団体日本一を決める「全日本学生柔道優勝大会」(全日本学生優勝大会)は6月22日からの2日間、東京・日本武道館で開催される。男子優勝候補の本命は4連覇を目指す東海大学だ。優勝回数は最多の23回。上水研一朗監 […]

リオ五輪金・大野、激戦区73kg級制す ~全日本選抜柔道体重別選手権~

 7日、世界柔道選手権(8月・東京)の日本代表選考を兼ねた全日本選抜柔道選手権大会最終日が福岡国際センターで行われた。男女7種目で優勝が決まった。男子73kg級はリオデジャネイロオリンピック金メダリストの大野将平(旭化成 […]

大賞は講道館杯3連覇、世界団体王者の柔道・立川新 ~第18回大亀財団スポーツ賞~

 今回で18回目を迎えた「大亀財団スポーツ賞」の表彰式が2月21日に行われた。2001年から始まったスポーツ賞はスポーツ界で優秀な成績を収めた選手・団体の他、育成・発展に貢献した個人や団体を称えるもの。今回は特別賞を含め […]

ホープたちがしのぎを削る全日本学生体重別選手権 ~柔道~

 9月にアゼルバイジャン・バクーで行われた世界柔道選手権大会で日本は個人戦で男女計7階級を制覇、男女混合団体戦も連覇を達成した。その活躍ぶりに「次は自分があの舞台に」と刺激を受けたのが日本代表入りを狙う大学生の柔道家たち […]

日本、団体連覇 個人と合わせて8個の金獲得 ~世界柔道~

 27日、世界柔道選手権最終日がアゼルバイジャン・バクーで行われた。男女混合団体戦は決勝で日本がフランスを下して連覇を達成。個人種目で男女7階級を制したゴールドラッシュを締めくくった。日本のメダル獲得数は金8、銀5、銅4 […]

山梨学院大、女子5人制V5! ~全日本学生柔道優勝大会~

 23日、大学団体日本一を決める「全日本学生柔道優勝大会」初日が東京・日本武道館で行われた。5人制女子決勝は山梨学院大学が龍谷大学を2対1で下し、5年連続9度目の優勝を決めた。同3人制は早稲田大学が3連覇を達成した。男子 […]

東京学芸大、全員でひとつひとつ ~全日本学生柔道優勝大会~

 大学団体日本一を決める「全日本学生柔道優勝大会」(全日本学生優勝大会)は6月 23日からの2日間、東京・日本武道館で開催される。今大会が第 27回目となる女子5人制の注目校は、5月に行われた東京学生柔道優勝大会を初優勝 […]

棟田康幸(柔道)&初瀬勇輔(視覚障害者柔道)「“柔の心”で繋がる社会」

 視覚障害者柔道男子90キロ級の初瀬勇輔選手は2020年東京パラリンピック出場を目指している。世界王者に2度輝くなど重量級でトップを走っていた棟田康幸氏とは同学年(1980年4月から1981年3月生まれ)。高校時代から全 […]

初瀬勇輔(視覚障害者柔道)第4回「最大で最後のチャンス」

二宮清純: 現在、東京パラリンピック出場に向けてトレーニングを積んでいるということですが、体力的な衰えを感じることは?初瀬勇輔: 痛めたところがなかなか治りにくいのは少しあるかもしれません。でも体力や回復力以上に、これか […]

初瀬勇輔(視覚障害者柔道)第3回「パラアスリートと企業の橋渡し役」

二宮清純: 2011年に起業し、ユニバーサルスタイルを設立しましたが、きっかけは何だったのでしょう?初瀬勇輔: 東日本大震災の影響です。震災の後に感じた喪失感は、僕の目が見えなくなった時に味わった感情と似ていました。それ […]

初瀬勇輔(視覚障害者柔道)第2回「畳が輝いていた北京パラリンピック」

二宮清純: 再び柔道に打ち込む決意をしたのは、得意なスポーツだったからでしょうか?初瀬勇輔: そうですね。中学・高校の部活動で経験していて、それなりに自信があったことが大きかったと思います。ゼロからのスタートだったら、始 […]

「柔道一直線」から次の道へ リオ五輪女子70kg級金メダル・田知本、引退会見

 10日、リオデジャネイロ五輪柔道女子70kg級金メダリストの田知本遥(ALSOK)は都内のALSOK本社で引退記者会見を開いた。4日に引退を発表した田知本は「ゆっくり考えることができ、悔いのない決断」と語った。「柔道一 […]

初瀬勇輔(視覚障害者柔道)第1回「救われた母と友の存在」

 視覚障害者柔道男子90キロ級の初瀬勇輔選手は2008年北京パラリンピックに出場している。だが90キロ級の出場枠が確保されないなど不運も重なり2012年ロンドン、2016年リオデジャネイロは逃した。今の目標は3年後の東京 […]

山梨学院大・新添&出口、それぞれが描く五輪への道 ~柔道~

 3年後の東京五輪に向け、日本柔道の視界は良好だ。8月の世界選手権(ハンガリー・ブダペスト)において、個人種目7階級で金メダルを獲得し、今大会から採用された男女混合団体戦では初代王者に輝いた。同大会では大学生の活躍が目立 […]

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