サッカーの森保ジャパンは初陣から3連勝と好スタートを切った。中心選手は新生日本代表の10番・中島翔哉だ。彼は俊敏性を生かしたドリブルで敵陣を切り裂き、強豪・ウルグアイ戦ではアシストも記録した。ベテランの長友佑都曰く「( […]
10月4日、Bリーグの3シーズン目がスタートした。2年前、水と油の関係だった企業チーム中心のNBLと地域密着を理念としたbjリーグが統合し、Bリーグは産声をあげた。注目は昨季から活躍の場をシーホース三河へ移した松井啓十 […]
江川には甘美な記憶がある。「1年の秋、前橋工(群馬)相手に10連続奪三振を記録した。その時、僕の投げたボールがヒューッと浮いていくのが(マウンドから)見えたんです。ボールが“浮く”というイメージを具体的に持った初めての […]
この日、江川は珍しく乱調だった。2回裏には先頭打者から3連続四球を与えた。コントロールのいい江川にとって、3連続四球は記憶にないことだった。 <この原稿は2011年10月号『文藝春秋』に掲載されたものです>& […]
本日から開幕した全国高校野球選手権大会。今年は100回目の記念すべき大会だ。高校球児たちの熱き戦いが感動を呼ぶ。今年はどんなヒーローが出てくるのか。高校野球の怪物と言えば、作新学院(栃木)の江川卓である。“ホップするス […]
日韓共催が決定してからというもの、日本=敗者、韓国=勝者といった安易な図式による報道が相次いでいるが、それは的を射ていない。筆者は韓国もまた敗者だったと考える。なぜかといえば、鄭夢準氏が目指していたものは日本同様、単独 […]
94年5月、鄭夢準氏はAFC総会で日本人候補を破り、FIFAの副会長という重職に就いたものの、アベランジェ会長と日本とのくさびを打ち込むことはできず、情況は「日本有利」のまま推移していく。ならば、とオポジション勢力に目 […]
ロシアW杯開催前日の13日、2026年に行われるサッカーW杯の開催地が決定した。開催地はW杯史上初となるアメリカ、メキシコ、カナダの3カ国共催である。W杯での共催は2002年の日韓開催が初めてだった。果たしてどのような […]
サッカーロシアW杯開幕まで約2週間――。4月に監督が交代し、コーチ陣も入れ替えがあった。ドタバタ劇の中、前監督時から代表チームをコーチとして支えているのが手倉森誠だ。今では彼が現代表の内情を一番知る人物だ。手倉森はクラ […]
内川聖一(福岡ソフトバンク)が5月9日、2000本安打を達成した。内川は大分工時代から評判の強打者だった。しかし、度重なる故障に悩まされレギュラー定着には至らず。才能が開花したのはプロ入り8年目だった。ミートポイントを […]
海を渡った大谷翔平(エンゼルス)が“本場”のメジャーリーグでも結果を残している。4月1日(日本時間)に投手として初勝利をあげ、2日後には打者として出場。本拠地デビュー戦で初ホームランを放った。勝利投手が2日以内に打者と […]
金子 スポーツは相手があることですし、上手くいかない場合もある。100パーセント絶対はありえないですからね。だけども、錯覚が力を生むこともやっぱりあるわけで。神秘性や演技力を駆使して選手とコミュニケーションをするのが、監 […]
約2カ月後にサッカーロシアW杯が開幕する。日本代表は3月に本番で同組となるセネガル代表とポーランド代表の“仮想国”(マリ代表とウクライナ代表)と対戦し、1分け1敗に終わった。内容は散々なものだった。開幕間近なのにも関わ […]
――調子のよさを判断する材料として、ジャンパーにしかわからない感覚ってありますか? 秋元 これは僕だけかもしれませんが、調子のいい時はランディングバーン上の飛距離審査員の手が見えますね。でもそうなるまでには何年 […]
――私たち日本人の大半、パーセンテージになおすと、おそらく99.9%以上の人がジャンプ未経験者です。空と飛んでいる時の感覚とは、いったいどんなものなんでしょう。 <この原稿は1998年3月号『月刊現代』(講談社 […]
平昌五輪が開幕し、約1週間が経過した。今大会は選手たちが悪天候に悩まされる場面が目立つ。2月10日に行われたスキージャンプの男子ノーマルヒルでも苦戦するジャンパーたちが続出した。スキージャンプは風次第で結果がガラリと変 […]
ボールをできるだけ近くに呼び込み、腰の鋭い回転を利した今の打法でも、タイミングさえ合えばフェンス・オーバーしない打球はない。しかし、タイミングを崩された場合はどうすべきか――。 <この原稿は1997年4月14 […]
巨人やメジャー・リーグのヤンキースなどで活躍し、2012年いっぱいで現役引退をした松井秀喜が15日、野球殿堂入りを果たした。43歳7カ月での殿堂入りは野茂英雄の45歳4カ月を上回り、史上最年少記録だ。得票率も91.3% […]
約半年後に迫ったサッカーW杯ロシア大会。昨年の暮れには組み合わせ抽選会が行われ、試合会場も決定済みだ。試合会場の気候条件に順応できるかどうかも勝負を左右する要因となる。前回の2014年ブラジル大会前、日本代表にアドバイ […]
村田修一は日本を代表する右のスラッガーだ。NPB通算360本塁打は歴代27位、現役では2位の数字。今年で37歳を迎えるベテランは118試合に出場したが、チーム若返りのあおりを受け、オフに巨人から戦力外通告を通達された。 […]
テスト入団の森保にとってラッキーだったのは、当時マツダのコーチを務めていたハンス・オフトから直々に指導を受けたことだった。チーム・ディシプリン、アイ・コンタクト、トライアングル……。近代サッカーの基本戦術をすべて叩き込 […]
東京五輪サッカー男子日本代表監督にサンフレッチェ広島前監督の森保一が就任した。ユース世代の代表コーチを務めたことと、広島の指揮を執り3度のリーグ優勝に導いた手腕が評価されての人事だった。森保は現役時代、1992年に日本 […]
さらに考察を深めたい。“投壊”を招いた第二の原因として、指導方法にも問題があるのではないか。石毛、西山の制球難は今に始まったことではないのに、どこまで踏み込んで指導が行われたかは疑わしい。疲れのたまる夏場や終盤での、“ […]
今季のプロ野球、球界の“盟主”巨人はリーグ4位に終わった。2006年以来のBクラス。球団史上初めてクライマックスシリーズに進めなかった。先発に菅野智之(17勝5敗)、マイルズ・マイコラス(14勝8敗)、田口麗斗(13勝 […]
サッカー日本代表はここ数年、主にポゼッションサッカーで世界と戦ってきた。しかし、2015年から代表の指揮を執るヴァイッド・ハリルホジッチ監督はカウンターサッカーを標榜する。今年9月に行われた日本代表メンバー発表の席でポ […]