稲葉篤紀が語るダルビッシュのすごさ

 ダルビッシュ有がテキサス・レンジャーズに6年6000万ドル(約46億円)という破格の条件で移籍が決まった。24日に慣れ親しんだ札幌ドームで会見に臨んだ右腕は、メジャーリーグに挑戦しようと決意した理由を「僕はすごく勝負がしたい。でも、(日本では)そうじゃなくなってきている」と明かした。日本でのライバル不在が環境の変化を選択させたということだろう。チームメイトとして試合中、ダルビッシュの後ろ姿をみてきた稲葉篤紀は彼のすごさをどのように感じてきたのか。二宮清純が訊いた。

ダルビッシュ、レンジャーズと6年46億円で契約!

 ポスティングシステムでのメジャーリーグ移籍を希望していたダルビッシュ有が18日、テキサス・レンジャーズと入団合意に達した。契約年数は6年で、総額は米メディアによると6000万ドル(約46億円)と報じられている。レンジャーズは同システムでは史上最高額となる約5170万ドル(約40億円)でダルビッシュとの独占交渉権を獲得。現地時間18日午後5時が交渉期限だった。6年6000万ドルという条件は2006年オフにボストン・レッドソックスへ移籍した松坂大輔(6年総額5200万ドル)の契約を上回る。入札金も含めたレンジャーズの投資額は1億1000万ドルを超え、2リーグ分立後では前人未到の5年連続防御率1点台を記録したスーパーエースにふさわしいビッグマネーで海を渡る。レンジャーズのア・リーグ西地区には、シアトル・マリナーズが属しており、イチロー、岩隈久志との対決が大きな注目を集めそうだ。

オリックス2位・縞田拓弥「課題はバッティングのレベルアップ」 〜ルーキーたちの軌跡No.4〜

 東日本大震災の影響を受け、秋に京セラドームで開催された昨年の都市対抗野球大会、黒獅子旗を手にしたのはJR東日本だった。その大会期間中に行なわれたドラフト会議では、同社から3名もの選手が指名を受けた。その中の一人、縞田拓弥は守備範囲の広さと強肩を誇る内野手だ。昨季は控え内野手がベンチにわずか1人という試合もあったほど、内野手不足に泣いたオリックス。それだけに堅守の縞田には即戦力として大きな期待が寄せられている。その縞田にプロへの意気込みを訊いた。

青木、ブルワーズと2年契約

 ポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍を目指していた青木宣親が17日、ミルウォーキーブルワーズとの入団に合意した。ブルワーズは青木を250万ドル(約1億9500万円)で落札し、30日間の独占交渉権を得ており、現地時間17日午後5時が交渉期限だった。契約は2年で、3年目については球団が選択権を持つ。東京ヤクルトでは首位打者に3度輝いた青木だが、今回の契約前には首脳陣が視察するなか、現地で事実上の“入団テスト”が行われるなど、レギュラーが確約されているわけではない。年俸は明らかにされていないが、日本時代(3億3000万円)から大幅減の100万〜150万ドル(約7700万〜1億1500万円)程度とみられている。

落合博満、神主打法の師匠 〜土肥健二インタビュー〜

 日本プロ野球で三冠王に3度輝いたことがあるのは前中日監督の落合博満ただひとりだ。彼の現役時代の代名詞が、神主打法である。バットを立て、グリップエンドをへその前に置く独特のフォームで広角に打球を飛ばした。他に類を見ないスタイルだけに、まさに“オレ流”の真骨頂だと見られがちだが、実はお手本となる打者がいた。それがロッテ時代の先輩・土肥健二である。現在は故郷の富山で野球塾の塾長を務めている土肥に入団当時の落合について二宮清純が訊いた。

黒田、ヤンキース入り

 ロサンゼルス・ドジャースからFAになっていた黒田博樹がニューヨーク・ヤンキースに入団することで合意した。13日、MLBの公式サイトなど複数のメディアが報じた。報道によると契約は1年で年俸は1000万ドル(約7億7000万円)と見られている。ドジャースで4年間プレーした黒田は昨季、メジャー自己最多の13勝(16敗)をあげ、防御率3.07をマーク。打線の援護に恵まれず、負け越したものの、安定感を買われ、ヤンキース以外にもボストン・レッドソックス、テキサス・レンジャーズなどが獲得に乗り出していた。また古巣の広島も復帰を求めていたがメジャーでのプレー続行を希望し、断っていた。ヤンキースはこのオフ、レッドソックスを戦力外になった岡島秀樹とマイナー契約を結んでいる。

レンジャーズ・上原「ポスティングはなくすべき」 〜ぴあトークバトル〜

 テキサス・レンジャーズの上原浩治、建山義紀の両投手と、元ラグビー日本代表の大畑大介氏が12日、都内ホールで開かれた「ぴあトークバトル スポーツ快楽主義」に出演し、トークショーを行った。今年で37歳になる3人は東海大仰星高時代、1年1組のクラスメイト。トークショーに先立って行われた会見のなかで上原は「ポスティングシステムはなくすべきだと思う」と改めて持論を展開した。

オリックス3位・佐藤達也「“仕方なく”から“一番大事なモノ”へ」 〜ルーキーたちの軌跡Vol.3〜

 昨年のドラフトでオリックスから3位に指名された最速152キロの本格派右腕・佐藤達也。彼が野球を始めたきっかけは実にユニークに富んでいる。佐藤は今では珍しい7人兄弟の末っ子だ。3人の兄の趣味は、全員バスケットボール。そんな環境で育った佐藤がバスケットに興味をもったのはごく自然なことだった。当然、佐藤は「自分はバスケットをやっていくのだろう」と思っていた。ところが、地元の中学校にはバスケット部がなかった。そこで佐藤が選んだのが野球だったのだ。果たしてそんな彼がどのようにして野球を続けてきたのか。そして今、彼にとって野球とは――。

ヤクルト・宮本慎也「超一流の二流」(後編)

 関西学生野球連盟の同志社大に進んだ宮本は2年時に春季リーグ戦で首位打者となり、秋の明治神宮大会で優勝した。  目指すはプロだ。だが、プロのスカウトの評価は高くない。それでもプロ入りを希望していた宮本に監督の野口真一は言った。 「オマエはただプロに入りたいだけなのか、それともプロで活躍したいのか、どっちなんだ?」

岩隈、マリナーズ入り 中島はヤンキースと交渉決裂

 東北楽天からFA宣言してメジャーリーグ挑戦を表明していた岩隈久志が、シアトル・マリナーズに入団が決まった。米メディアによると1年契約で年俸150万ドル(約1億2000万円)プラス出来高払い。マリナーズはイチローが在籍しており、福岡ソフトバンクからFA宣言した川崎宗則も入団を希望してキャンプ参加が決まっている。チームは2年連続ア・リーグ西地区で最下位と低迷しており、浮上のキーマンとして期待されている。今季は開幕戦を東京でオークランド・アスレチックスと実施するため、早速、凱旋登板の可能性もありそうだ。

ヤクルト・宮本慎也「超一流の二流」(前編)

 2012年のプロ野球は通算2000本安打到達が見込まれるベテラン選手が何人かいる。東京ヤクルトの宮本慎也もそのひとりだ。現在、1975本。大台まであと25本に迫っている。大学、社会人を経由しての2000本安打は古田敦也以来、史上2人目の快挙だ。入団当時は守備要員だったため、“自衛隊”とも言われた男は、40歳を超えた今、チームにとっては絶対に欠かせない存在になっている。バイプレーヤーが超一流になるまでの道のりを二宮清純が取材した。

西武1位・十亀剣「新人王・牧田から学んだ自分を変えない大事さ」 〜ルーキーたちの軌跡Vol.2〜

 2011年11月1日、京セラドーム大阪で開催された都市対抗野球大会・決勝、初めて黒獅子旗を手にしたのはJR東日本だ。その5日前、同チームからは3名の選手がプロへの道を切り開いていた。そのうちの一人、十亀剣は埼玉西武から1位で指名を受けた。十亀は愛工大名電高出身。同校からはイチロー(マリナーズ)をはじめ、数多くのプロが誕生している。だが、その全てが高校からストレートでのプロ入り。大学、社会人を経由してというパターンは一人もいなかった。「オマエがその第1号となれ」。高校の恩師からそう言われていたという十亀。彼のプロ入りは後輩への大きなメッセージともなったに違いない。果たして、彼はどんな野球人生を歩み、成長を遂げてきたのか。

難しい内スラと外スラの投げ分け 〜ロッテ・成瀬善久インタビュー〜

 日本人現役サウスポーで技巧派と言えば、千葉ロッテ・成瀬善久の名前を挙げる人は少なくないだろう。ストレートの球速140キロ台前半ながら、球の出どころが見えにくいフォームで打者を翻弄する。今季は10勝12敗と負け越したが、48本塁打を放った埼玉西武の中村剛也を18打数3安打、0本塁打、0打点とカモにした。最下位からの巻き返しを図るマリーンズのエースに、その独自の投球論を二宮清純が訊いた。

ヤクルト・宮本「エラー1個は奇跡的」 〜「三井ゴールデン・グラブ賞」表彰式〜

 21日、都内で「三井ゴールデン・グラブ賞」表彰式が開催され、今シーズン、守備でチームに貢献した選手たちが表彰を受けた。各リーグのそれぞれのポジションで賞に選ばれた18選手のうち8人が初受賞とフレッシュな顔ぶれとなり、日本シリーズを制した福岡ソフトバンクからは両リーグ最多の4人が選ばれた。セ・リーグ三塁手部門の宮本慎也(東京ヤクルト)は記者による投票で最多の229票を集め、史上最年長40歳10カ月(規定で11月1日現在)での受賞となった。

年間大賞・田中将大投手(東北楽天)らの二宮清純書き下ろしコラムを掲載 〜ジョージア ベースボールパーク〜

 缶コーヒーブランド「ジョージア」は、2011シーズンもプロ野球12球団と提携、さらにNPBパートナー契約を締結し、“選べ、チームのためのベストプレー”をコンセプトに「ジョージア魂」賞の表彰を全12回実施しました。「ジョージア ベースボールパーク」のサイトでは、二宮清純の書き下ろしコラム「あのプレーにアンコール!」のコーナーをオフシーズンも更新します。今回は先日発表された年間大賞、選考委員特別賞について、改めて二宮がコラムを執筆しました。

ダルビッシュ、レンジャーズが落札 入札金は史上最高額か

 ポスティングによるメジャーリーグ移籍を目指している北海道日本ハム・ダルビッシュ有との独占交渉権はテキサスレンジャーズが獲得した。メジャーリーグ機構が19日、発表した。落札額は公表されていないが、米メディアでは5170万ドル(約40億円)と報じられている。報道が事実なら、06年オフにボストンレッドソックス入りした松坂大輔(当時西武)に対する入札金額(約5111万ドル、当時約60億円)を上回る史上最高額。今後は30日間の交渉期間が設けられ、合意すれば移籍が決まる。

金田正一「ダルビッシュはカネダ以上!」

 伝説の400勝投手、金田正一は速球とカーブだけで打者を牛耳り、白星を積み重ねた。その投球を支えたのは、徹底した自己管理とトレーニングだ。食事や疲労回復には人一倍こだわり、走り込みを重視した。監督になってからも投手の管理とケアには神経を使ったという。そんな78歳の目に現在の球界はどう映っているのか。二宮清純がインタビューを試みた。

青木、ブルワーズが落札

 ポスティングによるメジャーリーグ移籍を目指している東京ヤクルト・青木宣親との独占交渉権をミルウォーキーブルワーズが獲得した。メジャーリーグ機構が17日、発表した。落札額は250万ドル(約1億9500万円)。今後は30日間の交渉期間が設けられ、合意すれば移籍が決まる。ブルワーズは今季、29年ぶりにナ・リーグ西地区を制覇。斎藤隆(現ダイヤモンドバックス)が所属していた。過去には野茂英雄らもプレーしているが野手は初めて。ブルワーズは今季のリーグMVPに輝いたライアン・ブラウンがドーピング疑惑で出場停止処分を受ける可能性があり、青木はその場合の代役として期待されている。

広島4位・土生翔平「故郷・広島に錦を!」 〜ルーキーたちの軌跡Vol.1〜

 今春、最大の注目を浴びてプロ入りした斎藤佑樹(北海道日本ハム)の後を継ぎ、名門・早稲田大学野球部の101代目主将に任命されたのが土生翔平だ。斎藤、大石達也(埼玉西武)、福井優也(広島)の“早大トリオ”と呼ばれた投手の柱がこぞっと抜け、さらに監督もかわった中で、新たにスタートを切った早大野球部。その大黒柱としての責任は、周囲が考える以上に重かったのではないか。2年春から4季連続で3割を超えていた打率は今春、1割台。チームも5位に低迷した。それでも3年秋には首位打者を獲得した彼のポテンシャルの高さは、誰もが認めるところ。地元である広島県民からの期待の声も大きい。本人も幼少時代からファンである相思相愛のカープの一員となることが約束された土生に、現在の心境を訊いた。

和田、オリオールズへ 斎藤はダイヤモンドバックス入り

 福岡ソフトバンクからFA宣言してメジャーリーグ挑戦を表明していた和田毅が、ボルチモア・オリオールズと2年契約を結んだ。米メディアによると、年俸は2年総額815万ドル(約6億3600万円)で、3年目は球団が契約の選択権を保有し、その際の年俸は500万ドル(約3億9000万円)。背番号は「18」に決まった。オリオールズは今季、ア・リーグ東地区最下位。シーズン途中まで上原浩治がセットアッパー役を務めていたが、投手力が弱く、チーム防御率はメジャー30球団で最低(4.89)だった。球団は先発の一角として左腕に期待を寄せている。

楽天・田中が年間大賞! 〜「ジョージア魂」賞年間大賞表彰式〜

“チームの勝利のために貢献したベストプレー”に贈られる「ジョージア魂」賞の年間大賞表彰式が12日、都内ホテルで開催された。この賞は缶コーヒーブランド「ジョージア」がプロ野球12球団と提携、さらにNPBパートナー契約を締結して昨季より創設された。シーズン中、12回に渡ってファン投票で選ばれた「ジョージア魂」賞受賞プレーの中から、さらにファンの支持を集めたものが年間大賞に輝いた。栄えある今年度の年間大賞は田中将大投手(東北楽天)が9月10日(対北海道日本ハム戦)の斎藤佑樹投手とのライバル対決に勝利したピッチングに決まった。また当HP編集長・二宮清純ら6名の選考委員によって「ジョージア魂」賞選考委員特別賞も決まり、こちらも楽天の嶋基宏捕手が4月12日(対千葉ロッテ戦)に放った被災地を勇気づける勝ち越し3ランが選ばれた。

広島・富永、中村は“即戦力”! 〜アイランドリーグ・ドラフト指名選手Vol.1〜

 7シーズン目を終えた四国アイランドリーグPlusから、今年は7選手が10月の育成ドラフトで指名を受け、NPB行きの夢を叶えた。本ドラフトでの指名はなかったとはいえ、これは人数だけでみれば過去最多である。東京ヤクルトの貴重なスーパーサブとして1軍定着した三輪正義(元香川)や、千葉ロッテのクリーンアップも任された角中勝也(元高知)など今季は元アイランドリーガーのNPBでの活躍も増えてきた。彼らに続き、近い将来、1軍でのプレーが期待される指名選手たちを3回に分けて紹介する。

ダルビッシュ、入札でメジャー挑戦! 中島はヤンキースが落札

 北海道日本ハムのダルビッシュ有が8日、自身のブログで「ポスティングシステムを利用する事を決めました」と綴り、メジャーリーグへの挑戦を表明した。日本ハム球団も本人の意向を尊重し、移籍を了承。同日、ポスティングシステムの申請手続きを行った。ダルビッシュに対してはメジャーリーグの多数の球団が高い関心を寄せており、06年オフにボストンレッドソックスが松坂大輔(当時西武)に対して入札した金額(5111万1111ドル、約60億円)を超えるかどうか、注目を集めそうだ。

オリックス・後藤光尊内野手らの二宮清純書き下ろしコラムを掲載 〜ジョージア ベースボールパーク〜

 缶コーヒーブランド「ジョージア」は、2011シーズンもプロ野球12球団と提携、さらにNPBパートナー契約を締結し、“選べ、チームのためのベストプレー”をコンセプトに「ジョージア魂」賞の表彰を全12回実施しました。「ジョージア ベースボールパーク」のサイトでは、二宮清純の書き下ろしコラム「あのプレーにアンコール!」のコーナーをオフシーズンも更新します。間もなく発表される年間大賞や選考委員特別賞の受賞プレーはもちろん、惜しくも選ばれなかったノミネートプレーの中から二宮が印象に残ったものをコラムにして掲載します。

格闘家から復帰の古木が好アピール 〜NPB合同トライアウト〜

 NPBで戦力外通告を受けた選手などを対象にした12球団合同トライアウトが5日、QVCマリンフィールドで開催された。今季は11月24日にほっともっとフィールドで行われた第1回目に続く実施。投手17名、野手10名の計27名がNPBでのプレー続行に望みを託し、ネット裏に詰めかけた各球団の編成担当、チーム関係者にアピールした。

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