2008年・小松剛(広島3位)、09年・二神一人(阪神1位)、武内久士(広島3位)に続いて、今年もまた法政大学からプロが輩出された。最速153キロを誇るストレートに、緩急のついたピッチングが自慢の大型右腕・加賀美希昇だ。今季はリーグ最多タイとなる5勝をマークし、チームを牽引した。入団先の横浜は5年連続Bクラスと低迷している。チーム再建には投手力の強化が不可欠とされており、加賀美には即戦力としての期待が寄せられている。果たして、彼はその期待に応えることができるのか。プロへの道を切り拓いた今の心境を訊いた。
9日、埼玉西武の新入団選手発表が埼玉・所沢市内で行なわれた。今回は球団として初めてファンを招待したことで、会場は例年以上の熱気に包まれた。10月のドラフト会議で指名を受けた6名の選手が会見に臨み、詰め掛けた大勢のファンと報道陣の前でプロへの決意を表明。1位指名の最速155キロ右腕・大石達也(早稲田大)は「大学時代から真っ直ぐには自信をもっている。これまで以上に磨きをかけていきたい」と抱負を述べた。
東京ヤクルトスワローズの新入団選手発表が9日、都内のヤクルトホールで行われ、先のドラフト会議で指名を受けた9名の選手たちが会見に臨んだ。招待されたファンら500人が見守る中、小川淳司監督から真新しいユニホームを受け取った選手たちは皆、晴れやかな表情。なかでも3位指名を受けた西田明央(北照高)が「古田(敦也)さんを超せるようになって、(古田の背番号だった)27番を早くつけたい」と力強く宣言し、ファンから大きな拍手を受けた。
あと1勝、足りなかった。 今季の埼玉西武は優勝へのマジックを4まで減らしながら、福岡ソフトバンクに逆転を許し、2厘差でリーグ制覇を逃した。その1勝は、この男がシーズン通してローテーションを守っていれば簡単に手中にできただろう。入団以来4年連続2ケタ勝利をマークした岸孝之である。今季も10勝をあげたものの、故障により2カ月半の戦線離脱を余儀なくされた。人気、実力ともにトップクラスの右腕に二宮清純がこの夏と秋、2回に渡ってインタビューを敢行。クールに打者を切ってとるピッチングの秘密に迫った。
今年の育成ドラフトで双子の兄弟が指名を受けた。兄の寛人は巨人へ、弟の隼人は楽天へ。小学校1年から野球を始め、大学までずっと同じチームで二遊間コンビを組んできた2人。しかし、大学卒業後は別々のクラブに入り、プロを目指してきた。そして「最後の挑戦」と決めた今年、2人は運命の糸に手繰り寄せられるように、そろってプロの扉を開けたのだ。今回、インタビューしたのは兄の寛人。彼は大学4年時、右肩を痛め、1年間棒に振った。卒業後は野球を諦め、一般企業への就職を決めていたという。果たして、そんな彼がここまでたどり着くことができたのはなぜなのか。その経緯と、プロへの意気込み、そしてお互いに“相方”と呼ぶ弟についてインタビューした。
ボスティングシステムでのメジャーリーグ移籍を目指していた東北楽天の岩隈久志投手と、独占交渉権を獲得していたオークランド・アスレチックスとの交渉が現地時間7日0時(日本時間7日14時)をもって最終的に決裂した。6日にはアスレチックスが契約合意に至らなかったことを発表。岩隈は来季、楽天に残留する。
横浜ベイスターズの新入団選手発表が6日、横浜市内のホテルで行われ、先のドラフト会議で指名を受けた9名の選手たちが会見に臨んだ。真新しいユニホームを身にまとった新入団選手たちは、腕に★マークをペインティングして“ベイスターズ愛”を強調。1位指名を受けた須田幸太(JFE東日本)は「緩急を使って低めにボールを集め、15勝を目指す」と力強く抱負を語った。
“チームの勝利のために貢献した素晴らしいプレー”に贈られる「ジョージア魂」賞の年間大賞表彰式が3日、都内ホテルで開催された。この賞は缶コーヒーブランド「ジョージア」がプロ野球12球団と提携、さらにNPBパートナー契約を締結して今季より創設された。シーズン中、12回に渡ってファン投票で選ばれた「ジョージア魂」賞受賞プレーの中から、さらにファンの支持を集めたものが年間大賞に輝いた。栄えある初年度の年間大賞となったのは城島健司捕手(阪神)が3月27日(対横浜)に放ったサヨナラ本塁打。また当HP編集長・二宮清純ら6名の選考委員によって「ジョージア魂」賞選考委員特別賞も決まり、天谷宗一郎外野手(広島)が8月22日(対横浜)にみせたスーパーキャッチが選ばれた。
ニューヨーク・メッツからフリー・エージェント(FA)になっていた高橋尚成が2日、ロサンゼルス・エンゼルスと2年契約を結んだ。年俸総額は800万ドル(約6億7000万円)と見られている。エンゼルスは今季、巨人時代の先輩である松井秀喜がプレー(現在はFA)。今季はア・リーグ西地区4連覇を逃しており、ブルペン陣、特にリリーフ左腕の補強が求められていた。
6年目を迎えた四国・九州アイランドリーグは、選手育成で毎年、着実に成果をあげている。今年は本ドラフトで、これまでで最も多い3選手が指名を受け、育成を含めても史上最多タイの6名がNPB行きの夢を叶えた。今季は福岡に在籍していた千葉ロッテの秋親、カープドミニカアカデミーよりリーグに派遣されていた広島のディオーニ・ソリアーノがそろって1軍で白星をあげるなど、元アイランドリーガーの活躍も増えてきた。過去5年間で20名のNPBプレーヤーをドラフトで輩出してきたリーグから、新たなる扉を開いた選手たちを引き続き紹介する。
北海道日本ハムからFA宣言してメジャーリーグ移籍を目指していた建山義紀が現地時間30日、テキサス・レンジャーズと1年契約を結んだ。出来高を含む推定年俸は110万ドル(約9350万ドル)。レンジャーズは今季、球団創立50年目にしてア・リーグを制し、ワールドシリーズに進出した。過去、伊良部秀輝、大塚晶則、福盛和男が在籍しており、4人目の日本人投手獲得となる。
横浜ベイスターズの売却交渉が破談に終わってから、約1カ月が経つ。ひとまず騒動は鎮静化したように映るが、結局は元のさやに戻っただけで何も状況は変わっていない。親会社であるTBSホールディングスは9月の中間連結決算で2期連続の最終赤字となり、球団を取り巻く環境は以前よりも厳しくなってきている。売却話がいつ再燃するかは予断を許さない。6年前に巻き起こった球界再編騒動の際、近鉄買収、新球団設立に名乗りを上げた堀江貴文氏は、プロ野球経営の現状をどう捉えているのか。当HP編集長・二宮清純が久々にインタビューを試みた。『Financial JAPAN』誌上で掲載されている内容の一部を紹介したい。
今年のドラフトを沸かせた斎藤佑樹、大石達也(ともに早稲田大)、沢村拓一(中央大)をはじめ、菅野智之(東海大)、東浜巨(亜細亜大)、野村祐輔(明治大)と、大学球界では好投手が続々と誕生している。そんな彼らの球を日本代表の正捕手として受けてきたのが、小池翔大だ。大学No.1捕手の呼び声高い彼だが、大学4年間の集大成となるはずだった今季は最も苦しいシーズンとなった。特に秋は途中、ケガで離脱し、満足のいく結果を出すことができなかった。そうした中で臨んだ10月28日のドラフト会議、日本一の球団からの指名に嬉しさが込み上げたという。目標としていた世界への扉が開かれた小池に、プロとしての決意を訊いた。
四国・九州アイランドリーグの2011シーズンの新入団選手採用を目的とした合同トライアウトは28日、埼玉県のヤクルト戸田球場で1次テストが行われた。11月23日の神戸開催に続く首都圏での実施となったこの日は計68名の応募があり、そのうち投手26名、野手33名が夢への第一歩となる場へチャレンジした。この中から同会場での特別合格者(リーグ入り内定)と2次テスト(12月12日、高知球場)に進出する合格者が決定し、12月1日に発表される。
ポスティングによるメジャーリーグ移籍を目指している千葉ロッテ・西岡剛との独占交渉権をミネソタ・ツインズが獲得した。メジャーリーグ機構が26日、発表した。落札額は公表されていないが、米メディアでは530万ドル(約4億4500万円)と報じられている。今後は30日間の交渉期間が設けられ、合意すれば移籍が決まる。ツインズはア・リーグ中地区で2連覇を達成した強豪。西岡が入団すれば、チーム史上初の日本プロ野球経験者となる。
3年連続最下位からの脱却をはかるベイスターズに、鉄腕がやってくる。 大阪学院大学のエース小林寛。今年の関西六大学春季リーグ戦では15試合中13試合に登板。チームの18季ぶり優勝に貢献した。中でも5月18日の神戸学院大戦では延長19回、238球をひとりで投げ抜くと、それからわずか中3日で登板した龍谷大戦ではノーヒットノーランを達成する離れ業をやってのけた。「沢村(拓一)君(中大)、斎藤(佑樹)君(早大)とか1位の選手にも、僕自身は絶対負けていないと思う」と言い切るタフネス右腕に迫った。
6年目を迎えた四国・九州アイランドリーグは、選手育成で毎年、着実に成果をあげている。今年は本ドラフトで、これまでで最も多い3選手が指名を受け、育成を含めても史上最多タイの6名がNPB行きの夢を叶えた。今季は福岡に在籍していた千葉ロッテの秋親、カープドミニカアカデミーよりリーグに派遣されていた広島のディオーニ・ソリアーノがそろって1軍で白星をあげるなど、元アイランドリーガーの活躍も増えてきた。過去5年間で20名のNPBプレーヤーをドラフトで輩出してきたリーグから、新たなる扉を開いた選手たちを引き続き紹介する。
缶コーヒーブランド「ジョージア」は、今シーズンよりプロ野球12球団と提携、さらにNPBパートナー契約を締結し、“チームの勝利のために貢献した素晴らしいプレー”に贈られる「ジョージア魂」賞を創設しています。このたび、第1回〜12回の「ジョージア魂」賞受賞全12プレーの中から年間大賞が決定しました。2010年度「ジョージア魂」賞年間大賞には城島健司捕手(阪神)が3月27日(対横浜)にみせたサヨナラ本塁打が選ばれました。
ボスティングシステムでのメジャーリーグ移籍を目指していた東北楽天の岩隈久志投手と、独占交渉権を獲得していたオークランド・アスレチックスとの交渉が不調に終わったことがオークランドの地元紙の報道などで伝えられた。岩隈の代理人サイドも、報道内容を認めており、このまま交渉が決裂すれば、来季も楽天に残留してプレーすることになる。ポスティングシステムが導入されて以降、移籍が成立しなかったのは初めて。
6年目を迎えた四国・九州アイランドリーグは、選手育成で毎年、着実に成果をあげている。今年は本ドラフトで、これまでで最も多い3選手が指名を受け、育成を含めても史上最多タイの6名がNPB行きの夢を叶えた。今季は福岡に在籍していた千葉ロッテの秋親、カープドミニカアカデミーよりリーグに派遣されていた広島のディオーニ・ソリアーノがそろって1軍で白星をあげるなど、元アイランドリーガーの活躍も増えてきた。過去5年間で20名のNPBプレーヤーをドラフトで輩出してきたリーグから、新たなる扉を開いた選手たちを紹介する。
18日、都内で「日本プロ野球コンベンション2010」が開催され、今シーズン活躍した選手らが表彰を受けた。最優秀選手(MVP)にはパ・リーグではリーグ最多の17勝(8敗)をマークし、169奪三振、防御率3.14の成績を残した和田毅(福岡ソフトバンク)、セ・リーグでは全144試合に出場し、打率3割3分9厘、37本塁打、93打点、リーグ最高の出塁率(4割3分7厘)をマークした和田一浩(中日)が選ばれた。和田一の38歳でのMVP受賞はリーグ最年長記録となった。また、最優秀新人にはパ・リーグは中継ぎとして2ケタ勝利をマークした榊原諒(北海道日本ハム)、セ・リーグは山口鉄也、松本哲也に続いて巨人から長野久義が選出された。
ポスト高田は生え抜きの荒木大輔(現1軍チーフ兼投手コーチ)――。それが球団の既定路線だった。 荒木といえば甲子園の申し子だが、小川も負けてはいない。75年の夏、千葉・習志野高のエースとして全国制覇を達成しているのだ。
日本と韓国のプロ野球王者による日韓クラブチャンピオンシップが13日、東京ドームで行われ、日本シリーズ優勝の千葉ロッテが、韓国シリーズ優勝のSKワイバーンズを3−0で下し、昨年の巨人に続き、日本勢が連覇を果たした。 (東京ドーム) SK 0 = 000000000 勝利投手 唐川 敗戦投手 門倉 セーブ 小林宏 本塁打 (ロ)今江ソロ
経営難で明るいニュースのなかった関西独立リーグに待ちに待った朗報が飛び込んだ。先のドラフト会議でリーグ初の指名選手が誕生したのだ。夢を叶えたのはオリックスから5位指名を受けた深江真登外野手(明石)と、巨人から育成3位指名を受けた福泉敬大投手(神戸)の2人だ。リーグでは6月分から選手給与がカットされ、日々の生活にも苦労するなか、彼らは白球を追いかけ、大きな目標をクリアした。2選手の横顔を紹介する。
千葉ロッテの日本一で幕を閉じた今シーズンのプロ野球。今年はセ・パ両リーグとも最後の最後まで首位争い、クライマックスシリーズ進出争いが熾烈だった。セ・リーグで夏場以降、台風の目になったのが東京ヤクルトだ。借金19でダントツ最下位だった5月終了時からミルミル巻き返し、8月中旬には勝率5割に到達。中日、阪神、巨人の上位3強を猛追した。その立役者が5月から監督代行に就任した小川淳司である。ヘッドコーチ時代はヤクルトファンくらいしか、その名前を知らなかったような“目立たない指揮官”は、どのように瀕死の燕を救ったのか。その人となりも含めて、二宮清純が取材した。