体操

女子は寺本が3年ぶりV 村上&杉原と共にリオ五輪代表候補に ~NHK杯体操~

 4日、リオデジャネイロ五輪の日本代表選考会を兼ねた「第55回NHK杯体操」が東京・代々木第一体育館で開催され、女子は寺本明日香(中京大/レジックスポーツ)が115.050点で3年ぶりに優勝した。2位に全日本選手権優勝の […]

内村、鉄棒で金 宮川はゆかで4位入賞 ~世界体操~

 1日(現地時間)、FIG世界体操競技選手権の最終日・男女種目別決勝2日目が英国のグラスゴーで行われた。男子鉄棒は、内村航平(コナミスポーツクラブ)が15.800点を出して金メダルを獲得した。田中佑典(コナミスポーツクラ […]

白井&萱&長谷川、世界体操代表に決定 女子は15歳・宮川が初代表 〜全日本種目別選手権〜

 21日、世界体操競技選手権(10月、英国・グラスゴー)の日本代表最終選考会を兼ねた「第69回全日本体操種目別選手権」が東京・代々木第一体育館が行われた。男子は床運動(ゆか)で3連覇を達成した白井健三(日本体育大)が3大会連続での代表入り。あん馬で初優勝した萱和麿(順天堂大)と鉄棒で2位だった長谷川智将(日本体育大)が初の世界体操行きの切符を手にした。寺本明日香(中京大)ら5名が決まっていた女子は全日本選手権、NHK杯を含めた各選考会のポイントで最もポイントの高かった宮川紗江(セインツ体操クラブ)が選ばれた。

田中佑&加藤、世界選手権代表に決定 女子は初Vの杉原ら5名 〜NHK杯体操〜

 17日、世界体操競技選手権(英国・グラスゴー)の日本代表選考会を兼ねた「第54回NHK杯体操」が開催され、内村航平(コナミスポーツクラブ)が184.250点で優勝した。内村は7連覇を達成。2位に田中佑典(コナミスポーツクラブ)、3位には加藤凌平(順天堂大)が入り、世界選手権代表に決まった。女子は杉原愛子(梅花高)が初優勝。杉原と2位以下の笹田夏実(日本体育大)、寺本明日香(中京大)、湯元さくら(中京大)、内山由綺(スマイル体操クラブ)の4名が世界選手権代表に選ばれた。男子の残り3名、女子の1名は全日本種目別選手権(6月、東京)後に決定する。

田中佑&加藤、攻めの姿勢で代表権獲得へ 〜NHK杯体操〜

 17日に開催される「第54回NHK杯体操」は、10月の世界選手権(英国・グラスゴー)の日本代表選考会を兼ねている。男子は既に世界選手権個人総合5連覇中の内村航平(コナミスポーツクラブ)が内定。今大会では2人の代表が追加される。4月の全日本選手権での得点の半分が持ち点として繰り越され、全日本選手権優勝の内村を除くと、同2位・田中佑典(コナミスポーツクラブ)、同3位・加藤凌平(順天堂大)が選考争いでリード。男女ともに東京・代々木第一体育館で競技が行われる。

加藤裕之(コナミスポーツクラブ体操競技部監督)<後編>「改善を重ねてきた指導方針」

 チームに日本代表クラスの選手を多く抱え、自らも日本代表コーチとして2008年北京、12年ロンドンと2大会連続で五輪に帯同した加藤裕之。彼が指導者としてのスタートを切ったのは、現役引退を表明した翌年、1993年のことだ。20年以上の指導者人生を振り返り、「若い頃とは指導の仕方は変わった」と語る加藤。果たして、指導方針はどう変化したのか。

加藤裕之(コナミスポーツクラブ体操競技部監督)<前編>「内村航平、強くあり続けられる理由」

 いったい、この男はどこまで強くなるのだろうか――。昨年の世界選手権で個人総合5連覇を達成し、2008年の全日本選手権以降、12年ロンドン五輪も含め、個人総合では負け知らずの31連勝。世界体操界の歴史にその名を刻み続けているのが、内村航平である。彼が所属するコナミスポーツクラブ体操競技部の監督であり、北京、ロンドンと2大会連続で五輪日本代表コーチを務めた加藤裕之はこう言う。 「航平こそ、歴代の世界最強の選手ですよ」  07年のユニバーシアードから日の丸を背負って演技する内村を見てきた加藤に、内村の強さの所以を訊いた。

新体操・深瀬菜月選手との対談後編を配信! 〜喘息情報サイト「Zensoku.jp」〜

 グラクソ・スミスクライン株式会社が運営する喘息情報ウェブサイトにて、当HP編集長・二宮清純がナビゲーターを務める対談シリーズ「二宮清純のゼンソク人間学」が好評配信中です。このシリーズでは幼い頃から喘息に悩まされてきた二宮が、病気を克服して活躍しているスポーツ選手、元選手と対談。喘息をいかに乗り越えるかというテーマで話を進める中で、この病気への理解を深め、患者さんを勇気づけることを目指しています。今回は新体操のフェアリージャパンでロンドン五輪7位入賞を収めた深瀬菜月選手と、喘息の専門医で順天堂大学大学院医学研究科呼吸器内科学助教の原田紀宏先生との対談を実施。その後編を公開しました!

新体操・深瀬菜月選手との対談前編を配信! 〜喘息情報サイト「Zensoku.jp」〜

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内村、鉄棒で銀 加藤は平行棒で銅 〜世界体操〜

 12日、FIG世界体操競技選手権の男女種目別決勝最終日が行われ、男子鉄棒で内村航平(KONAMI)は15.725点で2位に入り、銀メダルを獲得した。これで世界選手権で通算16個目のメダルとなり、日本人選手最多記録を更新。優勝はエプケ・ゾンダーランド(オランダ)が16.225点で連覇を達成した。平行棒は加藤凌平(順天堂大)が3位、田中佑典(KONAMI)が5位に入った。金メダルはオレグ・ベルニャエフ(ウクライナ)が獲得。跳馬はリ・セグァン(北朝鮮)が制した。白井健三(岸根高)は2大会連続4位だった。女子平均台は寺本明日香(中京大)が4位。シモーネ・バイルズ(米国)は平均台と床運動で優勝し、今大会4冠を成し遂げた。

白井、ゆかで銀 加藤は6位 〜世界体操〜

 11日、FIG世界体操競技選手権の男女種目別決勝1日目が行われ、男子床運動の決勝で前回王者の白井健三(岸根高)が15.733点で2位に入り、銀メダルを獲得した。日本勢44年ぶりの連覇はならなかった。優勝はデニス・アブリャジン(ロシア)が15.750点で初制覇。加藤凌平(順天堂大)は6位だった。あん馬はクリスティアン・ベルキ(ハンガリー)、女子の跳馬はホン・ウンジョン(北朝鮮)が優勝した。地元中国勢は、種目別で2つのタイトルを獲得。男子のつり輪を団体金の立役者リュウ・ヤンが、女子の段違い平行棒はロンジン・エレガンス賞を受賞したヤオ・ジンナンが初優勝を果たした。

バイルズ、女子個人総合連覇 寺本が18位、笹田が20位 〜世界体操〜

 10日、FIG世界体操競技選手権の女子個人総合決勝が中国・南寧で行われ、シモーネ・バイルズ(米国)が60.231点で2連覇を達成した。バイルズは団体と合わせて2冠となった。前回4位のラリッサ・アンドレア・ヨルダケ(ルーマニア)は銀メダル、前回2位のカイラ・ロス(米国)は銅メダルを獲得した。日本勢は寺本明日香(中京大)が53.864点で18位、笹田夏実(日本体育大)が53.166点で20位だった。最も美しい演技をし、観客を魅了した選手に贈られる「ロンジン・エレガンス賞」に、男子は内村航平(KONAMI)が3大会連続で、女子は地元中国のヤオ・ジンナンが選ばれた。

内村、個人総合V5 田中は銅 〜世界体操〜

 9日、FIG世界体操競技選手権の男子個人総合決勝が中国・南寧で行われ、世界王者の内村航平(KONAMI)が点で5連覇を達成した。内村は世界選手権通算7個目の金メダル、総数でも15個のメダルを獲得し、日本人最多タイ並んだ。2位には前回大会4位のマックス・ウィットロック(英国)90.473点が入った。3位には個人総合で自身初の決勝進出を果たした田中佑典(KONAMI)は90.449点で入り、銅メダルを獲得した。

日本女子、8位 米国が連覇 〜世界体操〜

 8日、FIG世界体操競技選手権の女子団体総合決勝が中国・南寧で行われ、日本は165.422点で8位だった。2011年の東京大会からは順位をひとつ下げたかたちとなった。優勝は米国が179.280点と、2位に6点以上の差をつける圧勝で連覇を達成した。予選6位の日本は笹田夏実(日本体育大)、寺本明日香(中京大)、美濃部ゆう(朝日生命)、村上茉愛(池谷幸雄体操倶楽部)、井上和佳奈(筑波大)、石倉あづみ(ZERO体操クラブ)のメンバーで決勝の舞台に臨んだ。4種目中3種目が全体7位と得点が伸びず、決勝出場チームで最下位に終わった。

日本、0.1点差の銀メダル 〜世界体操〜

 7日、FIG世界体操競技選手権の男子団体総合決勝が中国・南寧で行われ、日本は273.269点で2位に入り、銀メダルを獲得した。優勝は地元・中国が273.369点で6連覇を達成。日本はライバル中国と0.1点の僅差。2004年アテネ五輪以来の団体戦金メダルを逃し、4大会連続の銀メダルだった。3位には前回大会銅メダルの米国が入った。

畠田好章(日本体育大学体操競技部監督/徳島県鳴門市出身)最終回「名門を指揮する責任の重み」

「やっている時にはそれほど感じませんでしたが、現場を離れてみて、やはり大きいなと……」。日本体育大学体操競技部前監督の具志堅幸司は、常勝を義務付けられた名門校でのプレッシャーをこう語る。日体大はこれまで在校生、OBを含め日本が出場した五輪全てに代表選手を送り込んでいる。現在、世界の頂点に立つ内村航平も卒業生の1人。日体大は常に日本の体操界をリードしてきた存在だ。しかし、近年は思うような結果を残せていない。大学日本一を決める全日本学生選手権(全日本インカレ)では、ライバルの順天堂大学に3連覇を許している。だが、現監督の畠田好章は、結果だけに固執してはいない。

畠田好章(日本体育大学体操競技部監督/徳島県鳴門市出身)第4回「シドニーへの道から、指導者の道へ」

「アトランタ五輪が終わった時には、このままじゃ終われないという部分はありましたね。やはり団体でメダルを逃して、個人でもメダルを獲れなかった。なんとかリベンジしたかった」。畠田好章は、失意のアトランタ五輪を終えて、次なる目標へと向かおうとしていた。

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