野球

第121回 「夢」が終わったあとに 〜金メダル奪還を目指すバスケ米代表チーム〜

 2大会振りの金メダル獲得を目指す男子バスケットボール・アメリカ代表チームが、まずは好スタートを切っている。  北京での予選リーグ最初の2試合では、中国、アンゴラに圧勝。もちろんこの段階で格下チームに大差をつけることなど戦前から予想された通りではある。それでも各国の実力差が狭まっている現代の世界バスケ界で、番狂わせの可能性がゼロのゲームなど存在しない(開幕2戦目で、2年前の世界選手権覇者・スペインが中国相手にオーバータイムにもつれこむ大苦戦を強いられたことでそれは再び証明された)。  絶対に負けられない大事なオリンピックでの順調な発進に、米バスケ関係者はまずは胸をなで下ろしているところかもしれない。

第31回 福井・野田征稔コーチ「欠けていたプロとしての自覚」

 今年1年目の福井ミラクルエレファンツは、前期は9勝22敗5分け、同じ北陸地区で優勝した富山サンダーバーズに10ゲームもの差をつけられ、最下位に終わりました。キャンプから選手たちを指導してきた私にとっては、彼らが実力を出し切れていないことが非常に悔しく、歯痒い思いをした3カ月となりました。

第59回 徳島・森山一人「僕はあきらめない」

「この試合で監督を辞任するから」  7月27日の朝、突然、白石静生監督から重大発言が飛び出しました。そして監督代行就任の話が僕のところにやってきました。今年より徳島のコーチになって約半年間、白石監督はしっかりとした方針をもって、チーム作りをしていました。そして、本当に選手たちは一生懸命練習に取り組んでいました。監督代行になっても目指す方向は同じ。その思いで、チームを指揮する立場を引き受けることにしました。

基本を続ければ道は拓ける 〜内村賢介(東北楽天)〜

 小さな選手が大きな一歩を踏み出した。  8月3日、クリネックススタジアム宮城。東北楽天−北海道日本ハム戦。8回裏東北楽天の攻撃。2死2塁から右バッターボックスに背番号98を背負った小柄な若者が入った。内村賢介。石川ミリオンスターズから育成選手として楽天に入団し、7月の支配下登録を経て、この日、1軍に昇格した。これがNPB初打席である。

第295回 野茂を「殿堂」に押し上げる「良きオヤジ」 元ドジャース監督 トミー・ラソーダ

 現役引退を表明した野茂英雄に「殿堂入りの有力候補になる」と明言し、久しぶりに存在感を示したのが元ドジャース監督のトミー・ラソーダ。  メジャーリーグ通算123勝は野球殿堂入りには足りない数字だが、日本プロ野球時代の78勝を足せば201勝になる。

元石川・内村、1軍登録!

 3日、東北楽天は北京五輪に出場する田中将大投手のほか4名の出場選手登録を抹消した。代わりに朝井秀樹投手、ドミンゴ・グスマン投手など5名を出場選手登録。その5名には元石川ミリオンスターズで7月23日に支配下登録されたばかりの内村賢介選手が含まれていた。守備固めや代走などでの出場が期待される。

野茂英雄と歴史の問題

 その投手は、大きく発達した上体をゆすりながら、ややはにかむように小首をかしげて、外野フェンス脇のブルペンから、マウンドに小走りに走ってきた。救援のマウンドに立つということ自体に、ある種の含羞を隠し切れないようにも見えたし、その一方で逆に、従容として、あるいは昂然として、自分の仕事をまっとうしようとしているようにも見えた。

第120回 ミゲール・コット初黒星の余波

 エキサイティングな打撃戦となることが確実視されたWBAウエルター級タイトルマッチは、蓋を開けてみれば予想された以上の激闘となった。  王者ミゲール・コットと元IBF&WBO王者アントニオ・マルガリートは開始ゴング直後から壮絶な打撃戦を展開。両者の意地とプライドがぶつかり合ったハイレベルな攻防の末に、最後は11ラウンドにマルガリートがここまで無敗を続けてきたコットをストップした。

イチロー、日米通算3000本安打達成!

 シアトル・マリナーズのイチローは30日、敵地で行われたテキサス・レンジャーズ戦の第1打席でルイス・メンドーサからセンター前にヒットを放ち、日米通算3000本安打(日本=1278安打、メジャー=1722安打)を記録した。初安打はオリックス時代の1992年7月12日、福岡ダイエー戦で木村恵二から。日米通算2175試合目(日本=951試合、メジャー=1224試合)での大台到達となった。

ヤンキース・井川、戦力外へ

 ニューヨーク・ヤンキースの井川慶が現地時間26日、チームのメジャーリーグ40人枠から外れることが決定した。井川は今季2試合で0勝1敗、防御率13.50の成績で現在は傘下の3Aで調整を行っているが、メジャーリーガーとしての選手登録は外れていなかった。メジャー復帰を果たすには再び、メジャーリーガーとして40人枠に登録される必要があり、ヤンキースからは事実上の戦力外通告を受けた形となった。

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