カープはこれまでに、のべ6人のベストナインキャッチャーを送り出している。達川光男が3回、(84、86、88年)、西山秀二が2回(94、96年)、石原慶幸が1回(16年)だ。 参考までに紹介すれば、キャッチャ […]
小さなテークバックから切れのいいストレートとクセ球を表情ひとつ変えずに淡々と投げ込む薮田和樹投手には“眠狂四郎”のようなイメージがある。 眠狂四郎といっても、若い読者はピンと来ないかもしれない。柴田錬三郎の […]
この日が来るのが恐かった――というやつですね。連覇したのに、何を不景気なことを言っているのか、と言われるかもしれない。 カープは10月5日、石井琢朗打撃コーチと河田雄祐外野守備走塁コーチの退団を発表した。& […]
注目のドラフト会議まで、残すところあと20日あまり。言うまでもなく今年の最大の目玉は高校通算111本塁打の清宮幸太郎(早実)だ。 しかし、カープは清宮を指名しない方針を既に打ち出している。「清宮はいい選手だ […]
連覇を達成したカープ。緒方孝市監督の胴上げの場面には8月23日の横浜DeNA戦で右足首を負傷し、全治3カ月と診断された鈴木誠也の姿があった。右ヒザから下はギプスで固定され、その上にはサポーターが巻かれてあった。&nbs […]
セ・リーグ連覇ですねえ。なにか、夢を見ているようだ。しかも4番・鈴木誠也を怪我で欠いたのに、松山竜平がそれを埋めて余りある鬼神のごとき大活躍。カープは強い、と思わず感嘆の声をあげる。 MVPは誰だろう。これ […]
7日、本拠地での阪神戦で先発したクリス・ジョンソンが味方の拙守にがっかりしたのか、マウンド上で頭を抱え込むシーンがあった。ピリッとしない自分自身への苛立ちもあったのだろう。 昔の名投手は自分に対しても厳しか […]
夏の甲子園も、後半戦に突入した。どのプロ野球のスカウトに話を聞いても、真っ先に名前があがるのが広陵(広島)の「3番・キャッチャー」中村奨成だ。 1回戦の中京大中京(愛知)戦では、2本のホームランを叩き込んだ […]
たかが一敗、どんな投手でも打たれることはある、と思うべきか。はたまた、そこには重大な警鐘がこめられていると察知すべきか――。そんな試合だった。 8月2日の阪神戦である。8回裏に出た松山竜平のソロで3-2と勝 […]
昨季の先発ローテーションから黒田博樹が引退し、クリス・ジョンソンが戦線を離脱するなか、2年続けて奮闘しているのが野村祐輔である。昨季の最多勝投手(16勝3敗)は今季も8月2日現在、7勝4敗、防御率2.45と安定したピッ […]
5回表が終わった時点で9対0。ところが試合終了時のスコアは9対12。広島が阪神に9点差をひっくり返されたのは5月6日のことだ。なお9点差の逆転負けは球団史上ワーストタイのおまけ付きだった。 カープOBの高橋 […]
こんなに気持ちのいい野球観戦があるのか、というくらいの快感だった。7月7日の東京ヤクルト-広島戦である。 6回が終わった時点でカープは1-7と6点のリードを許していた。あーあ。今日は負けか、と正直言えば諦め […]
リーグ最強の赤ヘル打線が巨人投手陣に2試合続けて沈黙を強いられた。4日のゲームは田口麗斗、スコット・マシソン、アルキメデス・カミネロに手もなく封じられ0対3。5日のゲームは菅野智之、マシソン、西村健太朗、カミネロに三塁 […]
大柄な割にはテークバックが小さく、何人かのバッターに印象を聞くと、「いきなりボールがくる感じ」という答えが多かった。「タイミングが取りづらい」とも。 3年目の薮田和樹が絶好調だ。6月14日現在、26試合に登 […]
今季のカープには、これまで2回の大きな転機があった。 一つ目は、5月5日から5月7日の対阪神3連敗である。これを機に、2位に転落し、負けもこむようになった。なにしろ中日に3連敗したりしたのだから。 阪神3連 […]
左右の両エースを欠いて、31勝20敗1分(6月1日現在)という戦績は見事の一語である。リーグ随一の強力打線がカープの好調を支えている。 昨季、15勝をあげ沢村賞に輝いたクリス・ジョンソンは体調不良を理由に3 […]
8回が終わって4対1。カープファンの10人のうち9人までが今季24勝目を確信していただろう。ましてや本拠地である。 しかし、終わってみれば4対5の逆転負け。首位・阪神に2.5ゲーム差をつけられた。  […]
近年のカープの歴史を考えてみると、一つの転機が2013年だったことがわかる。この年、16年ぶりのAクラスと初のクライマックスシリーズ進出を決めている。 続く2014年もクライマックスシリーズに進出し、20 […]
ゴロを打った打者走者がファーストに駆け込み、ベースを踏むのと、送球のボールがファーストミットにおさまるのが同時だった場合、判定はセーフとなる。ファーストミットにボールがおさまるより先に打者走者がベースを踏めば、もちろん […]
緒方孝市監督は「守り勝つ野球」を標榜しているそうだ。しかし、ここまでの守備を想定していたわけではあるまい。「守り勝つ」というのは、通常、投手陣が最少失点に抑えて、それを堅実な守備で守って、少ない得点で勝っていく――そん […]
「6回で2点なら万々歳だと思っていたの。この回まで巨人の6対2。7回、8回の2回は中継ぎがしのぎ、9回をクローザーが締めれば、4人のピッチャーに勲章がつく。ひとりが勝利投手、ふたりがホールド、最後のひとりがセーブと。とこ […]
「すごいプレーを見た。まるで忍者のようだった」「あのプレーがなかったら、日本は負けていたかもしれない」 3月12日、時計の針は夜の12時を回っていた。急ぎ足で東京ドームを後にするファンは口々に、そう語っていた。 2次 […]
何を今さら、と思われるかもしれないが、3月3日に日本代表の中田翔(北海道日本ハム)が打ったホームランは興味深かった。 しょせん、WBC本番をひかえた練習試合でしょ、と言われるかもしれないが、日本代表-阪神戦 […]
2月25日の福岡ソフトバンク戦、28日の台湾プロ選抜戦と連敗した侍ジャパンの打線の中で、ひとり気を吐いていたのがカープの菊池涼介だ。 2試合続けて4打数3安打の猛打賞と打ちまくった。特に28日の台湾プロ野球 […]
WBC開幕まで、あと3週間を切った。カープからは、菊池涼介、鈴木誠也、田中広輔の3人が侍ジャパンのメンバーに名を連ねている。 宮崎・日南のキャンプでは菊池と田中が揃って三塁に入ってノックを受けていた。言うま […]