菊池涼介はこう言ったそうだ。「この敗戦を生かすも何も、やるしかない」(「日刊スポーツ」4月11日付) まったく、その通りだ。 4月10日の東京ヤクルト戦は、無惨な結果に終わった。思い出すのも不愉快でしょうが […]
巨人が開幕から飛ばしている。4月3日現在、4勝1敗。始まったばかりだがセ・リーグの首位だ。 「敵地に乗り込んでの広島との3連戦。2勝1敗と勝ち越したのが大きかった。原辰徳監督は“これで苦手意識が払拭できた”と […]
終戦から4年が経った昭和24年秋、広島にプロ野球チームが誕生した。しかし原爆から復興最中の広島において、球団を抱える余裕のある会社などはなかった。カープ球団は親会社のないまま創設に向かい、広島県民や市民の期待を大きく背 […]
オープン戦が始まって、驚くことがけっこうあった。 まず、3番レフト坂倉将吾。3年目を迎える坂倉が期待の好打者であることはわかっている。体もがっちりしているし、たしかにスイングも鋭い。 しかし、いきなり3番で […]
公式戦のチケットではない。ゲットしたとしても当たるか当たらないか分からない抽選券である。それを求めて5万人のファンが殺到したというのだから驚きだ。 さらに2月25日、マツダスタジアム付近は抽選権を求めるファ […]
カープのセントラル・リーグ入りが認められ、広島駅に降り立った谷川昇がカープの大計を発表したのは、前号で述べたとおりだ。さあ、いよいよカープ丸が大海原に出ていくのだ--。 カープがこの世に生をみる昭和24年の年の瀬のこと […]
長野久義は、シート打撃でのライト前ヒットのボールを、わざわざマウンドまで行って投手クリス・ジョンソンからもらったそうだ。カープ移籍後“初ヒット”の記念球というわけだ。これを見て、観客が沸いたというから、相変わらず、この […]
カープが「市民球団」と称される理由のひとつに「樽募金」があげられる。球団創設2年目の1951年、深刻な経営難に見舞われたカープは、大洋ホエールズとの吸収合併が避けられない情勢となった。 チーム解散に待ったを […]
カープ球団は、昭和25年からセントラル・リーグの一員としてペナントに参戦できるようになった。その一番の要因は、前年の昭和24年、プロ野球の生みの親とされた正力松太郎が提唱した2リーグ制に端を発しているのは、過去に述べた […]
松田元オーナーによると「現実的に3番を打てる選手」(「日刊スポーツ」1月8日付)なのだそうだ。記事はこうも書いている。「FA権を取得しており、来オフに行使する可能性もゼロではない」(同)。 丸佳浩の人的補償 […]
昭和24年に正力松太郎が、プロ野球2リーグ制を提唱したことがきっかけでカープ誕生の気運が加速するのは、「カープの考古学」第6回にて述べた。これにより谷川昇らが創立準備委員長となって、広島にプロ野球の球団をとの動きを早め […]
「小さい時からの憧れ、夢が最後の決め手だった」(「日刊スポーツ」12月12日付)と、丸佳浩は自らの巨人移籍について語ったそうだ。子供の頃から、東京ドームに野球を見に行っていたという。それを言われては、どうしようもないです […]
リーグ3連覇を達成しながら、今オフ、広島ファンは悶々とした日々を送っている。日本一を逃したからだけが理由ではない。「不動の3番」丸佳浩がFA権を行使し、巨人に移籍した。 <この原稿は2018年12月10日号『 […]
カープ創立準備委員長を務めた谷川昇の父・玉蔵はアメリカで財を成し、その仕送りにより後ろ盾が整い、昇はカープ設立にむけて奔走することが可能となった--。このことは前回に述べたとおりだ。今回は"カープ生みの親・谷川昇"の心 […]
残念でしたね、日本シリーズ。もはや、触れたくもないが、たまたま手にした中国新聞(ご承知の通り、カープ球団創設から関わった地元紙)に、こんな記事がありました。 <大きな壁となった甲斐の強肩に対し、なぜ広島ベンチ […]
日本シリーズ第5戦が終わった時点で、カープは1勝3敗1分けと福岡ソフトバンクに王手をかけられている。崖っぷちで踏ん張ることはできるのか。 苦戦の理由のひとつにあげられるのが“甲斐キャノン”。カープは6回盗塁 […]
カープの考古学も第7回目を迎え、いよいよカープ誕生に深く関わり、"カープ生みの親"ともいえる人物を取り上げていきたい。筆頭は創立準備委員長を務めた谷川昇である。今回の考古学では、カープの歴史の中であまり語られてこなかっ […]
今季のペナントレース最終戦は10月7日の横浜ベイスターズ戦だった。カープは、もちろん、クライマックスシリーズ(CS)に向けての調整。ベイスターズは、残り4試合すべて勝たないと、CS進出の可能性が消える。いわば、背水の陣 […]
3連覇の最大の原動力は、リーグ最強の攻撃陣だ。田中広輔(シーズン途中で6、7番に回った)、菊池涼介、丸佳浩、鈴木誠也、松山竜平……とつながる打線には『流線型打線』の趣がある。 <この原稿は広島アスリートマガジ […]
カープが原爆の町・広島に誕生できたことは広島市民・県民に、これ以上ない勇気と希望を与え、復興に向かう明日への生きる活力となった。これは今さら言うまでもないことだ。では、なぜカープが誕生したのか--。考古学第6回はカープ […]
新井貴浩は引退会見(9月5日)で、いいことを言った。「本当の戦いは10、11月。チームの力になれるように最後の最後まで、かわいい後輩と喜び合えるように頑張っていきたい」(「日刊スポーツ」9月6日付) これで […]
野村謙二郎や前田智徳が後輩からいじられたという話は聞いたことがない。しかし、今季限りでの引退を発表した新井貴浩は、よく後輩からいじられていた。 新井は1999年のドラフト6位入団である。1位は敦賀気比高から […]
カープの考古学では、広島になぜプロ野球球団が生まれたのか、その歴史的な背景を探ってきた。 カープの本拠地・広島には、明治時代には日本軍の大本営が置かれ、第一次、そして第二次と2度起きた世界大戦でも軍部中枢都市の役割を果 […]
MVPは下水流昴ですかね。なにしろ、7月20日からの対巨人3連戦は、巨人が破竹の7連勝で広島に乗り込んできた。ここで3連敗でも食らおうものなら、ゲーム差はいっきょに縮まり、おしりに火の付く状態である。 しか […]
「バラエティー番組をやっていると、“こんな時期に不謹慎だ”というクレームの電話がかかってくるのですが、カープに関する話題では、ひとつもそういうことがない。いかにカープが地域に根付いているかがわかりますね」 過 […]