カープ・アイ
1979年、80年とカープは日本シリーズを連覇した。言うまでもなく立役者は“不動の守護神”江夏豊である。 79年の近鉄との日本シリーズは“江夏の21球”で知られるが、80年も近鉄との対戦となり、第7戦にまで […]
「カープの考古学」の連載が始まって今回が3回目となる。これまでカープ誕生以前の広島におけるプロ野球誕生物語を書き、その中でプロ野球参入を目指した「鯉城園倶楽部」や「金子物産」の選手には広陵高OBが主力であったことを述べて […]
新井貴浩は、いつからこんなにすごい打者になったのだろう。 6月12日のオリックス戦、アンドリュー・アルバースにカープの各打者がみんな手もなくひねられるなか、新井は5回表2死から、インコース低めに沈んでくるた […]
セ・リーグにとっては“苦行”の交流戦がスタートした。6月6日現在、セ・リーグで勝ち越しているのは唯一、東京ヤクルトだけである。6勝1敗の好成績で、交流戦前には9.5ゲームもあった首位カープとの差を6.5ゲームにまで縮め […]
前回は広島カープの誕生以前にプロ野球参入を目指した「鯉城園倶楽部」について取り上げた。終戦直後に財を成した広島の一企業が作ったこのノンプロチームは都市対抗野球大会で健闘し、一時はプロ参入も視野に入れていた。詳しくは前回 […]
この試合を勝ちきることができたら、そのまま勢いに乗って三連覇は確実だな――。少々気が早いが、そう思って見ていた。5月6日の広島-東京ヤクルト戦である。 2-1と広島リードで迎えた9回裏。カープのクローザー中 […]
いつも愛読ありがとうございます。これまで二宮清純、書籍編集者・上田哲之氏の2人が執筆していた「カープ・アイ」に今月から新連載が加わりました。フリーライター西本恵氏が広島カープの歴史を掘り下げる「カープの考古学」です。掲 […]
たとえば4月10日の阪神-広島戦。カープは3-4で負けたのだが、4回裏にこんなシーンがあった。 この日の先発は薮田和樹。2-0と2点リードして2死無走者。迎える打者は糸原健斗である。 カウント3 […]
4回8安打5失点。ほろ苦いプロ初登板となった。 カープ期待のサウスポー、高橋昂也が4月4日、神宮での東京ヤクルト戦でプロの洗礼を浴びた。 4回、2点を許し、なおも2死一、二塁。ここで迎えたバッタ […]
昨シーズンの数字が良かったからといって、今季もいいとは限らない。それがプロ野球である。 “ミスター赤ヘル”と呼ばれた山本浩二さんも、開幕前は「今年は1本もヒットを打てないんじゃないか」と不安にさいなまれたこと […]
3月3日の広島-埼玉西武のオープン戦は、カープが10-0と圧勝した。オープン戦の勝利で浮かれていても仕方がないが、安心したことがある。 先発した野村祐輔も安定した投球だったが、なによりも二番手で登板した薮田 […]
さる2月10日、サンマリン宮崎で行われたジャイアンツ対ホークスOB戦で、タイムリーヒットを放った高橋由伸が隠し球でアウトになるという一幕があった。 高橋由伸は曲がりなりにも巨人の監督である。遊び感覚でやって […]
2年目のサウスポー高橋昂也が好投した。11日の紅白戦で、相手を3回無失点に封じたのだ。この好投により18日、沖縄での中日戦の先発が決まった。 高橋昂は「とにかく結果を出したい。自分の力を出し切りたい」と抱負 […]
横浜DeNAのアレックス・ラミレス監督は、沖縄・嘉手納の2軍キャンプを視察し、ドラフト3位ルーキーの阪口皓亮(北海高)を絶賛したそうだ。 いわく、「直球や変化球のコンビネーション、足の使い方が良い」(スポー […]
松坂大輔は中日入団が決まったものの、村田修一や久保康友、梵英心らの身分は宙に浮いたままである。 プロ野球の世界で1980年4月2日から1981年4月1日までに生まれた選手たちを総称して「松坂世代」と呼ぶ。代 […]
さる1月4日、すい臓がんのため70歳で世を去った星野仙一さんの大親友といえば“ミスター赤ヘル”こと山本浩二さんだ。東京六大学野球時代からのライバルでもある。 山本さんはプロ野球で通算536本塁打を記録してい […]
清宮幸太郎(北海道日本ハム)はプロ入り表明会見の席で「高校(早実)の先輩である王貞治さんのホームラン記録868本を目標にしたい」と語って、ド肝を抜いた。 「18歳の青年よ、夢を大きく持て」と言うのは簡単だが、 […]
地元出身のドラフト1位ルーキー中村奨成の背番号が「22」に決まった。中村はこの番号をもらったことが余程うれしかったらしく「驚きました。素晴らしい番号をいただきました。ずっと憧れていた(広陵の先輩の)小林誠司さん(巨人) […]
今季、連覇を達成したカープは2年続けて優勝パレードを行った。パレードの舞台は平和大通り。晴天に恵まれ、30万3000もの人々がカープの選手たちを祝福した。 カープが初めて優勝パレードを行ったのは、球団創設2 […]
薮田和樹の中4日は、やっぱりないよなあ……いまだにグズグズ考えてしまう。クライマックスシリーズ(CS)のことだ。 10月18日の第1戦を薮田先発で取ったあと、第2戦、第3戦を連敗。アドバンテージを入れて2勝 […]
CSファイナルステージで横浜DeNAに敗れた理由のひとつに左のリリーフ投手不足があった。筒香嘉智、梶谷隆幸らに対し、「“左殺し”がいればなァ……」と思える場面が何度かあった。 カープの“左殺し”と言えば、ま […]
残念でした。CSファイナルステージでの敗退。多くの論者が指摘したように、横浜DeNAアレックス・ラミレス監督は、短期決戦らしい果敢な采配が功を奏した。一方、カープの緒方孝市監督は、やはり、シーズン中の選手起用の発想から […]
カープはこれまでに、のべ6人のベストナインキャッチャーを送り出している。達川光男が3回、(84、86、88年)、西山秀二が2回(94、96年)、石原慶幸が1回(16年)だ。 参考までに紹介すれば、キャッチャ […]
連覇を達成したカープ。緒方孝市監督の胴上げの場面には8月23日の横浜DeNA戦で右足首を負傷し、全治3カ月と診断された鈴木誠也の姿があった。右ヒザから下はギプスで固定され、その上にはサポーターが巻かれてあった。&nbs […]
セ・リーグ連覇ですねえ。なにか、夢を見ているようだ。しかも4番・鈴木誠也を怪我で欠いたのに、松山竜平がそれを埋めて余りある鬼神のごとき大活躍。カープは強い、と思わず感嘆の声をあげる。 MVPは誰だろう。これ […]