金子達仁
無観客での再開となったブンデスリーガは、先週末までに5節を消化した。 予想通りというべきか、予想以上というべきか。 45試合中、ホームチームが勝利を収めたのが10試合(22.2%)。引き分けが1 […]
何回か、旅行代理店の方や担当編集者に訊かれたことはある。「予防薬、どうしますか?」 わたしの答えはいつも同じだった。「いらんわ、そんなん」 初めて訪れたとき、飲まなかった。でも、かからなかった。 […]
20年ほど前、テレビの仕事でストイコビッチに長期間密着させてもらったことがある。 ユーゴスラビア代表の韓国遠征や00年の欧州選手権に同行し、ピクシーはもちろん、チームメートにも話を聞くことができた。クリスマ […]
前日の朝のこと。いつものようにNHKの朝ドラを見ていたら、ドキッとするセリフがあった。 「応援って、わしらの自己満足やなかろうか。応援って、勝敗に関係あるとやろか」 呆然と博多弁でつぶやいたのは、 […]
朝の山手線の乗客が35%しか減らなかったことを受け、「出勤しちゃうんだ」と為末大さんがつぶやいたのは4月7日のことだった。待ち受けていたのは結構なバッシング。 それがどうだろう。1カ月ほどがたったこの国では […]
もうすぐなのか、はたまたしばらく先なのか、いずれにせよ、このコロナ禍もいつかは終息のときがくる。全地球上で、全人類が再起に向けて立ち上がる。ただ、ダメージから完全に回復したその姿は、おそらく、コロナ以前とは少し違ったも […]
昔の人は太陽が地球の周りを回っていると信じていた――という話と同列に捉えていた。戦争中は疎開先で地元の子供たちにいじめられたという話や、被爆者が差別を受けたといいう話。自分とは関係のない昔の話。迷信がはびこり、民度が低 […]
お粗末、というより、小狡い、という印象を受けた。 大会の1年延期に伴う追加費用について、「日本が負担することに安倍首相が合意した」と発表したIOCが、日本側の抗議を受けるとあっさりと当該部分を削除した。&n […]
先日、大学駅伝部の監督さんにお話をうかがう機会があった。選手たちのモチベーションが下がり始めているという。 「学生にとっては箱根駅伝と同じぐらい重要な5月の関東インカレは中止になってしまいましたし……。どこの […]
東大大学院の鳥海不二夫准教授によると、「100万の統計データよりも有名人の死という一つの物語が人々の行動を変えることがある」のだという。 なるほど。ただ、有名人の死よりも確実に、人々の行動を変えるものもある […]
あるJ2の社長から聞いたことがあった。 「降格システム。これさえなければ、もうちょっと施設に資本を投下できるチームも出てくると思うんですが」 それは、なぜプロ野球の球場が日進月歩で進化しているのに […]
幸いにして起こしたことはないものの、肝には銘じてある。 謝罪してはダメ! それが交通事故を起こした際の鉄則なのだと学生のころに聞いた。ひとたび謝罪の言葉を口にしてしまえば、落ち度が自分にあると認めたことにな […]
すべてが、予想以上のスピードで動いている。 欧州選手権の延期が決まった。決まったこと自体に驚きはない。ただ、決断が下された時期には驚いた。こんなにも早く! ほんのひと月前、クルーズ船に対する日本の対応を嘲笑 […]
プロ野球のオープン戦を見る。ライト線の打球をヨタヨタと追うサンズの動きが、草野球に見えてくる。 大相撲を見る。そんなはずはないのだろうけれど、土俵際でもう一踏ん張り、といった場面が減った気がする。あっさりと […]
1カ月前、少なくともわたしにとって武漢の肺炎は対岸の火事だった。こんな3月を迎えようとは、恥ずかしながら、まったく予想していなかった。 残念ながら、日本より1カ月かそこら先をいっている中国では、未だ終息の気 […]
新聞を見てもテレビを見てもネットを見ても、国の無策に対する批判が渦巻いている。半面、一歩家の外を出れば、いつもの花粉症対策に毛が生えた程度のケアしかしていない自分がいた。事の重大さはわかったつもりでありながら、どこか人 […]
外国選手名のカタカナ表記は難しい。Edbergはエドバーグなのかエドベリなのか。なぜSolskjaerはスールシャールなのに、Elkjaerはエルケーアなのか。ちなみにスールシャールはソルスケアと表記されることもあって […]
勝ったチームはいじるな、という格言がある。誰が、いつ言い出したかは定かではないが、「Never change a winning team」という英語の表現もあるようだから、全世界に広く行き渡った格言ではあるらしい。& […]
18年9月11日のコスタリカ戦を皮切りに、森保監督に率いられた日本代表はこれまで28試合を戦ってきた。戦績は19勝4分け5敗。個人的には、いい時と悪い時の落差が激しいチーム、という印象を持っている。 同情の […]
バルデラマのコロンビアが、アルゼンチンを粉砕したことがあった。エルケーアやラウドルップのデンマークが、ドイツに完勝したこともある。サッカーの世界では、時に異変が起きる。 けれども、地殻変動は起きない。&nb […]
カレッカかセルジーニョか。ストライカーとしての才能や実績でどちらが上かと問われて、後者の名前をあげる人は皆無に近いはずである。 かたや、ブラジル史上屈指の点取り屋。かたや、82年W杯でブラジルが敗れた最大の […]
今月のスポニチ「我が道」はジーコ。これがすこぶる面白い。 興味深かったのはテレ・サンターナ監督に対する思い。明らかな批判はないものの、そこかしこに不信感や不満が滲んでいた。 そういえば、かつてソ […]
「我々は戦争を求めていない」と述べたトランプ大統領が命じたのは、無人機によるイラン要人の殺害だった。イラクにある米軍基地に向けて弾道ミサイルを発射した後、イランのザリフ外相は「事態のエスカレートや戦争を望んではいない」と […]
知人から「凄いよ」と勧められ、ネットフリックスで公開されている「マラドーナ・イン・メキシコ」というドキュメンタリーを見た。 なるほど、凄い。今年読んだノンフィクションの中では、新潟の早川史哉が自らの白血病と […]
ひどすぎた前半と、まずますだった後半。日本人選手の課題と可能性を考えさせられた試合だった。 得失点差で劣り、かつベント監督の手腕を疑問視する声も高まっている韓国が、立ち上がりから猛烈な勢いで向かってくること […]