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田崎健太「国境なきフットボール」

第217回 オシムに愛された男 ~要田勇一Vol.3~

 子どもの時に受けた強い印象が、躯の奥底にまで染みこんで、一生を左右することがある。要田勇一はそんな人間のひとりである。 彼が初めて憧れたサッカー選手は、ブラジルから読売クラブに加入したばかりの細身の
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サッカー

両クラブ合わせ9名連続でPKを外すも、神戸が勝利 ~ゼロックススーパーカップ~

 サッカー・富士ゼロックススーパーカップ、横浜F・マリノス対ヴィッセル神戸の一戦が8日、埼玉スタジアムで行われ、PK戦の末に神戸が勝利した。試合は27分、FWドウグラスのゴールで神戸が先制するも、9分
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

昌子源はオーバーエイジの有力候補に

 ロシアワールドカップで日本代表のベスト16進出に貢献した昌子源がJリーグに戻ってくる。 古巣の鹿島アントラーズではなく、ジュニアユースで在籍したガンバ大阪への完全移籍には驚かされた。ガンバの守備陣は
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松本晋司「愛媛FC、背番号12の視点」

第272回「覇気」 ~プレミアリーグ2019終盤戦での愛媛FC U‐18~

(写真:今季で愛媛FC U-18を卒団していく3年生たち) 2019シーズン、7年ぶりにプレミアリーグ(高円宮杯U‐18サッカーリーグの1部リーグ)への復帰を果たした愛媛FC U‐18。初戦は勝利し
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金子達仁「春夏シュート」

下剋上狙う勢力で地殻変動起きたアジア

 バルデラマのコロンビアが、アルゼンチンを粉砕したことがあった。エルケーアやラウドルップのデンマークが、ドイツに完勝したこともある。サッカーの世界では、時に異変が起きる。 けれども、地殻変動は起きない
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サッカー

神戸、初タイトル獲得 ~第99回サッカー天皇杯~

 第99回サッカー天皇杯決勝戦・ヴィッセル神戸対鹿島アントラーズの一戦が1日、国立競技場で行われ、神戸が2対0で勝利した。この決勝戦が新しくできた国立競技場での初となるスポーツ公式戦となった。試合は前
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二宮清純「スポーツのツボ」

第168回 サムライブルーを支えた炎の奮闘(田中マルクス闘莉王)

 サッカー元日本代表DFで「闘将」と呼ばれた男が現役引退を発表した。J2京都サンガの田中マルクス闘莉王である。「心の中の炎が消えかかったら、年齢に関係なく引退しよう。去年の終わり頃から、そう考えていま
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金子達仁「春夏シュート」

宿敵相手に消極姿勢……五輪が不安

 ひどすぎた前半と、まずますだった後半。日本人選手の課題と可能性を考えさせられた試合だった。 得失点差で劣り、かつベント監督の手腕を疑問視する声も高まっている韓国が、立ち上がりから猛烈な勢いで向かって
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二宮寿朗「日本代表特捜レポート」

引退・那須大亮は100%で走り続けてきた

 人間、誰しも失敗はある。 大切なのは失敗した後。「悔しさ」をどう己の成長に結びつけていけるか。 その意味において、那須大亮の現役人生は「不屈」という言葉が実によく似合う。失敗した後、何が大切かを教え
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