斜に構えた視線からの風刺の効いた社会批評が人気を集めた。コラムニストの名前はヤン・デンマン。SPIなる謎の通信社のオランダ人特派員という触れ込みで、週刊新潮で長きにわたり外国人特派員の雑談という体裁をとりながら「東京情 […]
<年齢で物事判断する人はサッカー知らない人。>。ロシアW杯に臨む日本代表メンバーに選出された長友佑都が発したツイートが物議をかもした。2000件を超える返信があり、その多くが批判的な色に染められていたという。メンバー23 […]
ラグビーW杯開催が翌年に迫り、「スポーツホスピタリティ」という言葉を耳にする機会が多くなってきた。これは観戦のみならず、食事やギフト、専門家による解説なども加えた新しい形態のサービスで、これまでの日本のスポーツイベント […]
悲運の原因は、てっきりファンの暴走によるものだとばかり思っていた。ある巨人OBにも、そう聞かされていた。だが本人に直接話を聞くことで「悲運」と「暴走」を結び付けるものは何もないことがわかった。 1956年5月20日、広 […]
10クラブでスタートしたJリーグは昨日、25歳の誕生日を迎えた。現在はJ1、J2、J3合わせて54クラブを擁する。Jクラブが存在しないのは、いよいよ青森、福井、滋賀、三重、奈良、和歌山、島根、高知、宮崎の9県だけとなっ […]
セ・リーグにおいて21世紀に入ってから、最もBクラスの多い球団はどこか。答えは広島と横浜DeNAの13回である。その両球団が2016、17年と2年連続で日本シリーズ出場をかけて戦ったのだから、ご先祖様はさぞかし驚いたこ […]
9日前に71歳で他界した衣笠祥雄さんの言葉には深みと重みがあったと1週間前の小欄で述べた。 過日、改めて古い取材ノートを引っ張り出し、読み直してみた。見事なまでに金言の数々で、まとめれば、そのまま人生の指南本にもなるだ […]
連続試合出場の“世界記録”を更新し、国民栄誉賞にも輝いた衣笠祥雄さんが23日、死去した。71歳だった。 現役時代、「鉄人」の愛称で親しまれた衣笠さんだが、むしろ私には「哲人」のイメージの方が強かった。自らの豊富な経験か […]
いささか旧聞に属する話だが、3月31日、マツダスタジアムでの広島対中日戦で、中日ファンの男性が「原爆落ちろ、カープ」とスタンドから心ないヤジを飛ばし、その様子の動画をツイッターに投稿までした行為は広島ファンのみならず […]
政治の世界で言えば「追い込まれ解散」か。記者会見を見ていてのイメージは「追い込まれ解任」である。サッカー協会は日本代表監督ヴァイッド・ハリルホジッチの解任を発表した。ロシアW杯まで約2カ月と迫った中での決定である。 マ […]
ナイトタイムエコノミーというビジネス用語がある。読んで字の如く「夜の経済」である。先進都市のロンドンでは夜の経済規模が4兆円にまで膨らんでいるというデータもある。2012年夏に開催されたロンドン五輪・パラリンピックが起 […]
2005年に産声を上げた日本初のプロ野球独立リーグ「四国アイランドリーグplus」は、この春、14年目のシーズンを迎える。この13年間で53人の選手をドラフトでNPBに送り出した。育成リーグとしては上々の成果だろう。 […]
23日から90回目のセンバツがスタートする。新3年生は2000年生まれの、いわゆる「ミレニアム世代」。高校野球は新時代に突入する。 センバツはこのところ“私高公低”が続いている。公立校の優勝は09年の清峰( […]
キャプテンは本番では勝てない――。オリンピックにおいて、そんなジンクスがいつから生まれたのか定かではないが、平昌冬季大会スピードスケート女子500メートルで表彰台の真ん中に立った小平奈緒も、主将の打診を受けた時は、「自 […]
列島を沸かせた平昌冬季五輪の主役は金メダル3つ(女子500メートル、女子チームパシュート=団体追い抜き、女子マススタート)を含む6つのメダルを獲得したスピードスケートだった。4年前のソチ大会では女子チームパシュートの4 […]
オリンピックが終わればパラリンピックだ。JPC(日本パラリンピック委員会)が平昌に送り込む38人の選手たちの中に路上でスカウトされたシンデレラボーイがいる。前回のソチ大会に続いて出場するクロスカントリースキーの岩本啓吾 […]
南北融和の象徴と言えば聞こえはいいが、政治利用の産物として誕生した平昌冬季五輪アイスホッケー女子の南北合同チームは予想通り全敗で全日程を終えた。 予選ラウンドではスイスとスウェーデンにいずれも0対8と大敗。日本にも1対 […]
大鵬は北海道川上郡弟子屈町出身である。北の湖は有珠郡壮瞥町、千代の富士は松前郡福島町の出身だ。その昔、大横綱は北海道の郡部から誕生した。出身地が読み上げられるたびに地図帳を開いて、その場所を確認した。行ったこともないの […]
1954年から1961年にかけて東映フライヤーズは駒沢球場を本拠地にしていた。その時期に付けられたニックネームが“駒沢の暴れん坊”。その中心が張本勲、山本八郎、土橋正幸といった面々。とりわけ山本はケンカっぱやく、しょっ […]
メジャーリーグ最優秀監督賞(Manager Of the Year Award)の受賞者には、いずれ劣らぬ名将、知将が並ぶ。日本と異なるのは下位球団からでも選ばれることだ。たとえば2006年にマーリンズを率いたジョー・ […]
スポーツ選手にとって最大の「運命的資源」はライバルの存在ではないかと時々、考えることがある。こればかりは、どれだけ努力しても手に入れることができない。 プロ野球の長嶋茂雄には村山実がいた。柔道の山下泰裕には斎藤仁がいた […]
国民栄誉賞の授与が決まった将棋「永世七冠」の羽生善治さんはスポーツにも造詣が深い。今から10年前、羽生さんとの共著で『歩を「と金」に変える人材活用術』(日本経済新聞出版社)なる本を上梓した。3時間の対談を4回、計12時 […]
プロ野球界には「闘将」と呼ばれる指揮官が2人いる。初代は大毎、阪急、近鉄で指揮を執った西本幸雄さん。2代目は中日、阪神、東北楽天で監督を務め、さる1月4日に70歳で世を去った星野仙一さんだ。ともに3球団をリーグ優勝に導 […]
洪水のような相撲報道が続いた昨年12月、心の痛む事故のニュースが報じられた。阪急京都線の上新庄駅で、視覚障がい者と見られる高齢者がホームから落ちたところを列車にはねられ、死亡したのだ。 事故のあらましは、こ […]
勝負事でありながら伝統文化でもある。その意味で相撲と将棋はよく似ている。力士にも棋士にも必ず師匠がおり、師弟関係も残っている。正装は基本的には和服だ。 将棋界で初となる国民栄誉賞授与が内定している永世7冠の羽生善治さん […]