クラブW杯の決勝が行われた12月16日の午後、僕は都内のホテルで、浅黒い顔をした小柄なブラジル人選手と食事していた。彼は、休暇を使って、自分のルーツである日本を訪れていた。滞在の最後に、クラブW杯の決勝を見て帰ることになっていたのだ。
4年前の雪辱か、それとも歴史は繰り返されるのか。16日のクラブW杯決勝で欧州代表ミラン(イタリア)と南米代表ボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)が対戦する。2003年12月14日に行われたインターコンチネンタル杯では、ボカが1−1で突入したPK戦の末、ミランを破っている。
16日、「クラブワールドカップ2007」の決勝が横浜総合国際競技場で行われ、欧州代表のミラン(イタリア)が4−2で南米代表のボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)を破って、欧州勢として初優勝した。 ◇12月16日、横浜総 【得点】 [ミ] フィリッポ・インザーギ(21、71分)、アレッサンドロ・ネスタ(50分)、カカ(61分) [ボ] ロドリゴ・パラシオ(22分)、オウンゴール(85分)
16日、「クラブワールドカップ2007」の3位決定戦が横浜総合国際競技場で行われ、アジア代表の浦和レッズ(日本)が2−2で突入したPK戦の末にアフリカ代表のエトワール・サヘル(チュニジア)を破り、3位入賞を果たした。 ◇12月16日、横浜総 【得点】 [浦] ワシントン(35、70分) [エ] サブール・フレジュ(4分)、アミヌ・シェルミティ(75分)
「我々は勝つためにここにいる。手ぶらで終わりたくはない。必ず勝ちたい」 準決勝ミラン戦後、浦和のホルガー・オジェック監督はそう語った。16日、クラブW杯3位決定戦でアジア代表浦和レッズ(日本)はアフリカ代表エトワール・サヘル(チュニジア)と戦う。勝って有終の美を飾りたいところだ。
クラブW杯の準決勝ACミラン対浦和を見ながら、僕はソクラテスの顔を思い出していた。ソクラテスとはもちろん、80年代のブラジル代表でジーコたちと黄金の中盤を構成していた髭面の大男のことだ。
13日、「クラブワールドカップ2007」の準決勝が行われ、欧州代表のミラン(イタリア)が1−0でアジア代表の浦和レッズ(日本)を破って、16日の南米代表ボカ・ジュニアーズとの決勝へ進出した。0−0で迎えた後半22分、MFセードルフが決勝ゴールを挙げた。敗れた浦和は16日の3位決定戦でアフリカ代表のエトワール・サヘルと戦う。 ◇12月13日、横浜総 【得点】 [ミ] クラレンス・セードルフ(67分)
13日、アジア代表浦和レッズ(日本)は決勝進出をかけて欧州代表ミラン(イタリア)と横浜総合国際競技場で対戦する。“挑戦する”という表現がふさわしいだろう。10日の準々決勝セパハン(イラン)戦で快勝した勢いをミラン戦に持ち込みたい。
12日、「クラブワールドカップ2007」の準決勝が行われ、南米代表のボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)が1−0でアフリカ代表のエトワール・サヘル(チュニジア)を破り、決勝進出を決めた。前半37分に先制すると、後半に退場者を出したが逃げ切った。ボカは13日に行われる準決勝浦和レッズ対ミランの勝者と16日の決勝で戦う。 ◇12月12日、国立 【得点】 [ボ] ネリ・カルドーソ(37分)
10日、「クラブワールドカップ2007」の準々決勝が行われ、アジア代表の浦和レッズ(日本)が3−1で開催国枠出場のセパハン(イラン)を破り、日本勢として大会初勝利を挙げるとともに準決勝進出を決めた。浦和は13日の準決勝で欧州代表のミラン(イタリア)と対戦する。 ◇12月10日、豊田ス 【得点】 [浦] 永井雄一郎(32分)、ワシントン(54分)、オウンゴール(70分) [セ] モハマド・カリミ(80分)
“ロッソネロ(イタリア語で赤と黒)”という愛称を持つイタリア屈指の強豪クラブである。創立は1899年。今大会の出場クラブの中で最も歴史が古い。同じミラノを本拠地とするインテルとは永遠のライバル関係にあり、「ミラノダービー」と呼ばれる熾烈なダービーマッチをイタリア最大のスタジアム「ジュゼッペ・メアッツァ」(約8万5000人収容)で繰り広げている。
浦和にとっては試練の一戦となるだろう。10日、アジア代表の浦和レッズは、1回戦でオセアニア代表のワイタケレ・ユナイテッドを破ったセパハン(イラン)と準決勝進出をかけて対戦する。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2007の決勝以来、約1ヶ月ぶりの再戦となる。
“神の子”ディエゴ・マラドーナが在籍していたことで知られる。創立は1905年。本拠地はアルゼンチンの首都ブエノスアイレス。労働者階級のクラブで、アルゼンチンでもトップの人気を誇る。日本代表FW高原も01-02シーズンに所属していた。
9日、「クラブワールドカップ2007」の準々決勝一試合が行われ、アフリカ代表のエトワール・サヘル(チュニジア)が1−0で北中米カリブ海代表のパチューカ(メキシコ)を破り、準決勝進出を決めた。0−0で迎えた後半26分、MFムーサ・ナリーが決勝点を挙げた。エトワールは12日の準決勝で南米代表のボカ・ジュニアーズ(アルゼンチン)と戦う。 ◇12月9日、国立 【得点】 [エ] ムーサ・ナリー(84分)
正式なチーム名は浦和レッドダイヤモンズ。“赤い悪魔”の異名をとる日本屈指のビッグクラブである。本拠地は埼玉県さいたま市(前浦和市)。スタジアムをチームカラーの赤で埋め尽くす熱烈なサポーターで知られている。今回、日本勢として初めてクラブW杯に挑む。
7日、「クラブワールドカップ2007」が開幕。AFCチャンピオンズリーグ2007準優勝で開催国枠出場のセパハン(イラン)が3−1でオセアニア代表のワイタケレ・ユナイテッド(ニュージーランド)を下して、決勝トーナメント1回戦を突破した。前半5分も経たないうちに2ゴールを奪うと、後半も1点を加えて逃げ切った。セパハンは10日に準々決勝(豊田スタジアム)でアジア代表の浦和レッズ(日本)と戦う。 ◇12月7日、国立 【得点】 [ワ] オウンゴール(73分) [セ] エマド・モハメド(2、4分)、アブドゥル・ワハブ(46分)
1925年に創立。国内リーグ優勝9回、国内カップ戦優勝7回を誇るチュニジア屈指の名門クラブである。フランスのレンヌなどを率いた経験を持つフランス人監督ベルトラン・マルシャンが指揮を執る。
創立は1901年。今大会に出場するクラブでは、欧州代表のミラン(1899年)に次いで歴史が長い。本拠地は2600メートルの高地にあるメキシコのパチューカ。05年に半年間、FW福田健二(現スペインリーグ2部ラスパルマス)が在籍していた。
今季のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)で、川崎フロンターレを準々決勝でPK戦の末に破り、浦和レッズと決勝で激闘を繰り広げたため、記憶に新しい方も多いだろう。イランでも有数の強豪クラブである。
ワイタケレ・ユナイテッド(ニュージーランド)は04年にオークランド西地域の12クラブが統合されて設立されたばかりの歴史の浅いクラブである。この4月、オセアニア・チャンピオンズリーグ決勝でバ(フィジー諸島)と対戦。第1戦(アウェー)を1−2で落としたものの、第2戦(ホーム)で1−0で勝ち、アウェーゴール数で上回って初優勝。設立後3年も満たず、オセアニア代表の座を射止めた。
12月7日、浦和レッズが日本勢として初出場する『クラブワールドカップ2007』が開幕します。当HPでは、本日(3日)より、大会に合わせて特集を開始。ノンフィクションライター田崎健太氏の試合分析コラムをはじめ、各クラブのプロフィールなど情報満載でお届けします。まずは大会概要からチェックしましょう。