愛媛マンダリンパイレーツは昨季の前期MVPで長崎セインツの末次峰明外野手が移籍したと発表した。末次は昨季、BCリーグの新潟アルビレックスBCより長崎入りし、和製大砲として活躍。80試合で打率.348(リーグ3位)、16本塁打(2位)、69打点(2位)の好成績を残した。愛媛は昨オフ、大島慎伍、檜垣浩太ら主力打者が退団しており、打線の軸として期待がもてそうだ。
2009年、オリックスは前年2位から再び最下位へと転落した。その要因がどこにあるのかは12球団ワーストの防御率4.58を見れば明らかだ。新監督に就任した岡田彰布監督はドラフトで5人全員、投手を指名。再建への構想は既に出来上がっている。その“岡田構想”の一人として選ばれたのが左腕・阿南徹だ。大学時代はプロは遠い存在だったという阿南。社会人3年間でどんな成長を遂げたのか。
2年目の急成長だった。NPBを目指し、大学を中退。四国・九州アイランドリーグの門を叩いた荒張裕司は2年目の2009シーズン、徳島インディゴソックスの正捕手として全試合に出場し、打率.301の好成績を残した。そしてリーグ選抜の一員として出場したフェニックス・リーグ、北海道日本ハム・梨田昌孝監督の目に留まる。「肩が強くていい」。好評価を受け、ドラフト指名を勝ち取った。1950年代に近鉄でプレーした大石雅昭さん(故人)を祖父に持つ20歳のルーキーに新天地での決意を訊いた。
日本一から5年、下位に沈んでいた千葉ロッテが生まれ変わろうとしている。今季からチームの顔だったボビー・バレンタインに代わり、生え抜きの西村徳文監督が就任。バレンタイン時代にはなかった猛練習や投手陣の投げ込みを復活させた。補強面でも昨年のWBCで韓国代表4番として日本を苦しめた金泰均を獲得。まずは2年連続Bクラスからの脱却をはかる。現役時代からロッテ一筋29年目の新指揮官はどう勝利へのタクトをふるうのか。当HP編集長・二宮清純が直撃した。
1年春から先発の一角を担い続けてきた大塚豊。東京新大学野球リーグでは異彩を放ち、数々の栄光をつかんできた。その大塚が今年、全国の舞台でスカウトの度肝を抜く活躍を見せた。全日本大学野球選手権で3試合連続無四球完投勝利をやってのけたのだ。舞台が大きければ大きいほど燃えるという大塚。3種類のフォークボールを自在に操る右腕にプロへの意気込みを訊いた。
「心で勝て 次に技で勝て 故に練習は実戦 実戦は練習」――創価大学硬式野球部のグラウンド脇にある石碑の言葉だ。創価大野球部員は毎日この言葉を刻み込んでから練習に入る。昨秋から今春にかけて苦しい時期を過ごした田上健一は、自らの経験によって、この言葉の重みを知った。そしてそれが、プロへの道を切り開いたことを今、実感している。果たしてそこにはどんなドラマがあったのか――。
「捕手の2番手、3番手は決まっていない」 12日の入団発表会見、落合博満監督は正捕手・谷繁元信の後継者不在を示唆した。その候補の一人としてドラフトで指名したのが松井雅人だ。中学まではピッチャーとして鳴らした松井。その強肩ぶりは高校時代から目を見張るものがあった。そして、その落ち着き払った表情からはキャプテンシーがにじみ出ている。高校、大学と主将として、司令塔としてチームを牽引してきた松井。プロへの第一歩を踏み出した今の心境を語ってもらった。
長崎セインツは今オフ、千葉ロッテマリーンズを戦力外になった小林憲幸投手らの入団を発表した。リーグ創設の2005年、徳島入りした小林はチームのクローザーを務め、08年に育成ドラフト3巡目でロッテに入団。1年目はファームで22試合に登板するなど、支配下登録が期待されたが、今季は12試合と登板機会が減少し、戦力外通告を受けた。11月に2度参加したNPB12球団合同トライアウトでも獲得に名乗り出るチームは現れず、本人はアイランドリーグ復帰を示唆していた。
社会人3年目、25歳で大きく開花した選手がいる。北海道日本ハム5位指名の増井浩俊だ。大渕隆スカウトディレクターも「今年は大きく成長した」とその活躍ぶりに目を細めた。その増井の成長の陰には、ある一人のキャッチャーとの出会いがあった。
創部13年目の徳島県立城東高校硬式野球部。今秋、早くもプロ野球選手が誕生した。第10期生の武内久士(法政大)だ。185センチ、95キロの恵まれた体格から投げ下ろされるストレートは最速154キロ。メジャーからも注目された剛腕は将来、広島の守護神を狙う。
東京ヤクルトからFA宣言し、メジャーリーグ挑戦を目指していた五十嵐亮太投手がニューヨーク・メッツに入団することが決まった。球団が2年契約を結んだと発表した。年俸は来季が125万ドル(約1億1200万円)、2011年が175万ドル(1億5700万円)。メッツは吉井理人や野茂英雄、新庄剛史をはじめ、ヤクルト時代の同僚・石井一久や高津臣吾など、これまで最多10人の日本人選手が在籍経験を持つ。今季は広島から高橋建が入り、中継ぎ左腕としてプレーした。球団は抑えのフランシスコ・ロドリゲスにつなぐ右のセットアッパーとして期待している。
関西独立リーグは来季から参入予定の“韓流球団”の名称を当初の「コリア・タートルシップ」から「コリア・ヘチ」に変更すると発表した。タートルシップとは李氏朝鮮時代に存在したとされる軍艦「亀甲船」の意。豊臣秀吉が朝鮮侵攻を行った際に、朝鮮海軍が用いた軍艦であるため、反日反韓感情を煽るチーム名称との指摘があった。ヘチは韓国の伝説上の動物で、額の中央から角を生やし、正邪を見分ける能力を持つ聖獣とされている。コリアンヘチは韓国人、在日コリアンのメンバーでチーム編成される予定で、来季はソウルにて公式戦を6試合開催する方向で調整している。
香川オリーブガイナーズは今季、BCリーグ・新潟アルビレックスBCでプレーしていた元東京ヤクルトの伊藤秀範投手らの入団を発表した。伊藤はリーグ創設の2005年から2年間、チームに在籍しており、4年ぶりの復帰となる。伊藤は07年に香川から育成選手としてヤクルト入り。同年の開幕前に支配下登録され、開幕1軍も果たしたが、2年間で5試合0勝1敗の成績で08年オフに戦力外通告を受けていた。今季はNPB復帰を目指して、香川時代の恩師・芦沢真矢監督率いる新潟に入り、12勝8敗1セーブ、防御率2.32の成績を残している。復帰にあたって伊藤は「もう1度原点に戻って野球をしたかったし、香川に恩返しをしたかった。(元ソフトバンクの)山田(秋親)さんがロッテに復帰して希望が出てきた。しっかり自分を追いこんでNPBに再チャレンジしたい」と語っている。
尾花の指導者としての資質を誰よりも認めているのがヤクルト入団当時の監督・広岡である。自著『野球再生』(集英社インターナショナル)で、こう述べている。
ニューヨーク・ヤンキースからFAになっていた松井秀喜が、ロサンゼルス・エンゼルスと1年契約を結ぶことで合意したと米メディアが報じた。年俸はスポーツ専門局ESPNによると、650万ドル(約5億8000万円)。これが事実なら今季の年俸1300万ドルから半減する形になる。メジャーリーグ移籍8年目にして、松井は新天地に活躍の場を求める。
横浜の新監督に就任した尾花高夫は投手コーチとして千葉ロッテ、ヤクルト、福岡ダイエー(現ソフトバンク)、巨人の4球団を渡り歩き、7度のリーグ優勝、4度の日本一に貢献している。 私が彼に抱くイメージは地味ながら「仕事のできる男」。冷徹な切れ者との印象がある。
四国・九州アイランドリーグは11月から高知、埼玉、大阪、福岡の4カ所で行われたトライアウトで特別合格となった8選手に加え、13日に福岡で行われた2次テストの最終合格者を決定し、入団交渉権を獲得するドラフト会議を行った。結果、17選手が指名を受けた。
育成選手を含め、83名の指名が行なわれた今年のNPB新人選択会議(ドラフト)。その最後を締めくくったのが巨人に育成5位で指名された右腕・神田直輝だ。神田の経歴は一風かわっている。プロ野球選手には珍しい国立大学出身もさることながら、何と大学での所属は準硬式野球部。甲子園はもちろん、今年の全日本準硬式野球選手権大会ベスト8以外は実績は皆無に等しい。果たして神田直輝とはいったいどんなピッチャーなのか――。そこには異色の“野球人生”があった。
投げる精密機械と呼ばれた男が、今季限りで長い現役生活にピリオドを打った。小宮山悟、44歳。二浪して早稲田大で頭角を現し、プロ入り。千葉ロッテのエースとして活躍するも、戦力外通告を受け、横浜へ。2002年にメジャーリーグ挑戦を果たした後は、再び1年間の浪人生活を余儀なくされた。紆余曲折の野球人生でカスタマイズされた独自の投球術と現役時代の思い出を、このほど当HP編集長・二宮清純に語ってもらった。
9日、都内ホテルで埼玉西武の新人選手入団発表が行なわれた。6球団1位指名の競合の末に入団が決まった菊池雄星(花巻東高)をはじめとする6人のルーキーが真新しいユニホーム姿で小林信次球団代表、渡辺久信監督とともに登場。詰め掛けた大勢の報道陣の前で一人ひとり挨拶を行なった。
かつてアマチュア球界ナンバーワン右腕と呼ばれた男がいる。山田秋親。各球団が争奪戦を繰り広げた結果、逆指名で福岡ダイエー(現ソフトバンク)に入ったのは9年前のことだ。ところが、順風満帆だった野球人生はここから暗転する。故障もあって期待通りの働きができず、もがき苦しんだ。そして、戦力外。どん底に叩き落とされた人間が復活の場として選んだのがアイランドリーグだった。1年間の福岡レッドワーブラーズでの生活を経て、このほど千葉ロッテへ入団を決めた31歳にNPB復帰までの道のりを語ってもらった。
横浜ベイスターズの新入団選手発表が8日、横浜市内のホテルで行われ、先のドラフト会議で5巡目指名を受けた香川オリーブガイナーズの福田岳洋投手も会見に臨んだ。背番号「49」のユニホームを初披露した福田は「ようやくユニホームに袖を通すことができた。早く1軍に上がって横浜ベイスターズの優勝に貢献し、尾花監督を胴上げしたいと思います」と力強く抱負を語った。
紀州レンジャーズは、今季限りで退団した藤田平監督の後任に、木村竹志球団代表が復帰することを発表した。元西武の木村氏は現役時代、石井毅の名前でプレーしており、今回も同じ名前で登録する。コーチは引き続き、河埜敬幸氏が務める。石井新監督は地元・和歌山県出身。箕島高時代は春夏連覇を達成したときの主戦投手だった。社会人の住友金属でも都市対抗野球でMVPにあたる橋戸賞を受賞し、1983年にドラフト3位で西武入り。ケガもあって、プロでの通算成績は85試合、8勝4敗4S、防御率3.63にとどまったが、引退後は故郷で野球の普及活動に力を注いでいた。独立リーグ参入を目指して紀州レンジャーズが創設された08年には初代監督に就任。今季は球団代表に加え、リーグ運営会社の撤退に伴って立ち上げた新会社の代表(現在は代表代行)を務めていた。
今年のプロ野球でもっとも注目を集めた球団といえば、球団創設5年目にして初のAクラス入りを果たした東北楽天だろう。クライマックスシリーズで北海道日本ハムに敗れたものの、野村克也監督率いる選手たちの戦いぶりは各メディアで大きく取り上げられた。1日に発表された新語・流行語大賞では野村氏の代名詞でもある「ぼやき」が「侍ジャパン」などを抑え、スポーツ部門で唯一トップテン入りを果たしている。このことからも2009年は“野村楽天イヤー”だったと言えるのではないか。今回、長いユニホーム生活に別れを告げた名将に、当HP編集長・二宮清純がロングインタビューを敢行した。南海時代のエピソードから、楽天や球界の未来に至るまで、ぼやきは果てることなく続いた……。
10月のドラフト会議で育成指名を受けた長崎セインツの松井宏次内野手が支度金200万円、年俸240万円で仮契約を結んだ。これで今回、アイランドリーグからドラフト指名された3選手の入団が決まった。松井は16日に仙台市内で行われる入団発表に臨む。また、横浜5巡目の福田岳洋投手は8日に横浜市内で入団発表を行う。北海道日本ハム6巡目の荒張裕司捕手は既に11月21日の「ファンフェスティバル2009」(札幌ドーム)の中で背番号「60」のユニホーム姿をお披露目しており、来季に向けた準備に入っている。