メジャーリーグのプレーオフ・リーグチャンピオンシップは17日、ナ・リーグで第1戦が行われ、サンフランシスコ・ジャイアンツ(西地区優勝)がフィラデルフィア・フィリーズ(東地区優勝)を4−3で下して先勝した。ジャイアンツがティム・リンスカム、フィリーズがロイ・ハラデーとエースを立てて臨んだ一戦は、ジャイアンツがコディ・ロスの2打席連続本塁打などで得点を重ねる。フィリーズも2本の本塁打で反撃したが、最後は8回途中から登板した抑えのブライアン・ウィルソンに封じられた。
メジャーリーグのプレーオフ・リーグチャンピオンシップが16日に開幕し、ア・リーグではニューヨーク・ヤンキース(ワイルドカード)がテキサス・レンジャーズ(西地区優勝)を6−5で下して2年連続のリーグ制覇へ先手をとった。ヤンキースは6回まで0−5と劣勢だったが、7回に1点を返すと、続く8回、相手救援陣の乱調につけこんで5安打を集中。一挙5点を奪って逆転に成功した。球団創設50年目で初のリーグ優勝を目指すレンジャーズは先発のCJ.ウィルソンが好投しながらホームで痛い星を落とした。フィラデルフィア・フィリーズ(東地区優勝)とサンフランシスコ・ジャイアンツ(西地区優勝)とのナ・リーグチャンピオンシップは17日に第1戦を迎える。
メジャーリーグのプレーオフ・ディビジョンシリーズは13日、ア・リーグでテキサス・レンジャーズがタンパベイ・レイズを5−1で下し、リーグチャンピオンシップ進出を決めた。2勝2敗のタイで迎えたシリーズ最終戦を制したレンジャーズは1961年の球団創設(当時はワシントン・セネタース)以来、初のディビジョンシリーズ突破。1−1の同点となった4回、相手のミスに乗じて1点を勝ち越し。6回にも1点を追加すると、最終回にイアン・キンスラーの2ランでダメを押した。投げては第1戦で好投したクリフ・リーが1失点で最後まで投げ切った。レンジャーズとニューヨーク・ヤンキースとのチャンピオンシップは16日よりレンジャーズの本拠地レンジャーズ・ボールパークで開幕する。
メジャーリーグのプレーオフ・ディビジョンシリーズは12日、ナ・リーグでサンフランシスコ・ジャイアンツがアトランタ・ブレーブスを3−2で下し、対戦成績を3勝1敗としてリーグチャンピオンシップ進出を決めた。ジャイアンツは1−2と1点ビハインドの7回、コディ・ロスのタイムリーなどで逆転。終盤の継投で全試合が1点差ゲームとなった今回のシリーズを制した。ブレーブスの斎藤隆は、この日も出番がなく、1998年以来続いていた日本人選手のプレーオフ出場が途絶えた。また2005年の井口資仁(ホワイトソックス、現千葉ロッテ)から毎年、日本人の所属チームがワールドチャンピオンに輝いていたが、その可能性も今季は消滅した。ジャイアンツとフィラデルフィア・フィリーズとのチャンピオンシップは17日よりフィリーズの本拠地シチズンズバンク・パークで開幕する。
メジャーリーグのプレーオフ・ディビジョンシリーズは11日、ナ・リーグでフィラデルフィア・フィリーズが3連勝し、リーグ3連覇へ向けてチャンピオンシップ進出を決めた。フィリーズは先発のコール・ハメルズが5安打完封。シンシナティ・レッズは15年ぶりのプレーオフ進出だったが、打線が振るわず1勝もできなかった。また、もう1カードのアトランタ・ブレーブスとサンフランシスコ・ジャイアンツの第3戦は1−2と劣勢の最終回、ジャイアンツが相手のエラーもあって逆転に成功。3−2で勝って2勝1敗と王手をかけた。なお、この試合からブレーブスの斎藤隆が、第2戦で左脇腹を負傷した抑えのビリー・ワグナーに代わって出場登録されたが出番はなかった。
メジャーリーグのプレーオフ・ディビジョンシリーズは10日、ア・リーグでニューヨーク・ヤンキースが3連勝し、2年連続のリーグチャンピオンシップ進出を決めた。ヤンキースは先発のフィル・ヒューズが7回まで4安打無失点。打線も序盤から得点を重ね、6−1で勝利した。敗れたミネソタ・ツインズは2年連続の同シリーズ敗退で、2004年の第2戦以降、ポストシーズン12連敗となった。また、もう1カードのテキサス・レンジャーズとタンパベイ・レイズの第3戦は2連敗で後がなかったレイズが終盤に逆転。6−3で勝って対戦成績を1勝2敗とした。
メジャーリーグのプレーオフ・ディビジョンシリーズは9日、ナ・リーグでフィラデルフィア・フィリーズが2連勝し、リーグチャンピオンシップ進出に王手をかけた。フィリーズは前半に4点ビハインドを背負ったが、3−4と1点差に迫った7回、相手の守備の乱れに乗じて一気に逆転。逆にリリーフ陣がレッズ打線を6回以降ゼロに抑え、7−4で勝利した。ナ・リーグのもう1カードもアトランタ・ブレーブスが0−4の劣勢から逆襲。4−4の同点に追いついて延長戦に突入すると11回にリック・アンキールのソロが飛び出し、5−4でサンフランシスコ・ジャイアンツを下して1勝1敗のタイに戻した。
メジャーリーグのプレーオフ・ディビジョンシリーズは8日、ア・リーグでテキサス・レンジャーズとニューヨーク・ヤンキースがともに2連勝し、リーグチャンピオンシップ進出に王手をかけた。レンジャーズは3投手のリレーでタンパベイ・レイズをわずか2安打に零封。6−0で快勝して、初のチャンピオンシップ出場へ大きく前進した。ヤンキースは2−2の同点で迎えた7回、ランス・バークマンのタイムリー2塁打などで2点を勝ち越し。守護神のマリアノ・リベラが2日連続で最後を締め、2年連続のチャンピオンシップへあと1勝と迫った。
メジャーリーグのプレーオフ・ディビジョンシリーズが7日、開幕し、ナショナルリーグではフィラデルフィア・フィリーズ(東地区優勝)のロイ・ハラデーが、シンシナティ・レッズ(中地区優勝)相手にわずか1四球しか与えず、ノーヒットノーランを達成した。ポストシーズンでのノーヒットノーランは、1956年にドン・ラーセン(ヤンキース)がワールドシリーズ第5戦で完全試合を達成して以来、54年ぶり2人目の快挙。ハラデーは今季フィリーズに移籍し、プレーオフは初登板だった。5月には完全試合を達成しており、1シーズンに2度の記録達成は73年のノーラン・ライアン(エンゼルス)以来、27年ぶり5人目。フィリーズはエースのこれ以上ない快投により4−0で初戦を制し、シリーズ突破、リーグ3連覇へ好スタートを切った。
メジャーリーグはいよいよ日本時間7日からポストシーズンゲームに突入する。今季は日本人選手の所属するチームの成績が軒並み悪く、プレーオフに出場するのは斎藤隆、川上憲伸が所属するアトランタ・ブレーブスのみ。しかも斎藤は右肩痛の影響、川上はレギュラーシーズンでわずか1勝(10敗)と不振のため、ディヴィジョンシリーズのロースターから外れることが決まった。1999年以来、ポストシーズンには日本人選手が必ず出場してきたが、これが途切れる形になる。日本のメジャーリーグファンにはやや寂しい10月となったとはいえ、短期決戦はどこが勝つかわからない。2010年のMLBを締めくくるプレーオフの見どころを紹介する。
シアトル・マリナーズのイチローが24日、敵地でのトロント・ブルージェイズ戦でメジャーリーグ移籍以来10年連続となるシーズン200安打を達成した。記録まであと2本で迎えたこの日、3回の第2打席でレフトへの2塁打を放って王手をかけると、続く5回の第3打席で初球をセンター前にはじき返した。10年連続の200安打は史上初で昨年打ち立てた自らのメジャー記録を更新した。通算の達成回数でもピート・ローズの10度に並び、歴代1位タイとなった。
ピッツバーグ・パイレーツを解雇になった岩村明憲がオークランド・アスレチックスに移籍することが決まった。アスレチックスの公式HPでアシスタントGMが確認をとったと報じられている。今季終了までの契約で、岩村本人のブログによると現地時間13日からチームに合流する。アスレチックスは現在、アメリカンリーグ西地区2位で、首位のテキサス・レンジャーズに8.5差をつけられ、逆転優勝には崖っぷちの状況。正三塁手のケビン・クーズマノフが腰を痛めたため、サードを守れる岩村を緊急補強することになった。
メジャーリーグの第81回オールスターゲームが14日、アナハイムのエンゼルスタジアムで行われた。試合は0−1と1点ビハインドで迎えた7回、ナショナルリーグが2死満塁のチャンスでブライアン・マキャン(ブレーブス)の3点タイムリーで逆転に成功。最後はドジャースのクローザー、ジョナサン・ブロクストンが締めて3−1で逃げ切った。ナ・リーグは引き分けを挟み、オールスターの連敗を12でストップ。96年以来の勝利をおさめた。ア・リーグから「1番・ライト」で先発出場したイチロー(マリナーズ)は2打数無安打で4回の守備からベンチに退いた。
14日にアナハイムのエンゼルスタジアムで開催されるメジャーリーグオールスターゲームに出場するア・リーグ、ナ・リーグの各33選手が発表された。ア・リーグでは外野手部門でイチロー(マリナーズ)がファン投票2位に入り、入団以来10年連続の出場を決めた。10年連続の球宴は現役メジャーリーガーでは最多となる。その他の日本人選手は、松井秀喜(エンゼルス)が地元開催とあって票を集めたが、指名打者部門で2位に終わり、6年ぶりの出場はならなかった。監督推薦や選手間投票などで選ばれた日本人選手もいなかった。イチローは当日、先発出場する予定。
ピッツバーグ・パイレーツの岩村明憲が現地時間16日付でメジャーリーグの40人枠から外され、事実上の戦力外となった。球団はトレードを模索しており、成立しない場合は傘下のマイナーリーグへ降格となる見込みだ。今季、タンパベイ・レイズから移籍した岩村は、ここまで54試合の出場で打率.182、2本塁打、9打点と成績が低迷。セカンドのレギュラーとして期待されながら、最近は代打での登場が多くなっていた。
ボストン・レッドソックスの松坂大輔が現地時間12日、15日間の故障者リスト(DL)に入った。右腕に張りを訴えたため。松坂はこの日、本拠地でのフィラデルフィア・フィリーズ戦に先発予定だったが、ブルペンでの投球練習を中断し、直前で登板を回避した。今季の松坂はキャンプ中に首を痛め、開幕から約1カ月間、DL入りしており、2度目の戦線離脱となった。
ボストン・レッドソックスの松坂大輔は8日、敵地のクリーブランド・インディアンス戦に先発し、8回無失点で今季5勝目(2敗)をあげ、日米通算150勝(日本108勝、米42勝)を達成した。松坂は日米通算285試合目での到達で、これは2リーグ制が導入された1950年以降の日本プロ野球では西武の先輩、西口文也の319試合を上回るハイペース。高卒ルーキーとして16勝をあげたデビューイヤーから11年、怪物と呼ばれた右腕がひとつの節目にたどりついた。
ヒューストン・アストロズの松井稼頭央が現地時間19日付でウェーバーにかけられることになった。24日までに他球団から獲得の申し入れがない場合はフリーエージェント(自由契約)となり、事実上の戦力外通告。今季の松井は、ここまで27試合で打率.141と不振に陥っていた。アストロズは現在、14勝26敗とナショナルリーグ中地区最下位と低迷中。結果の出ていない松井の代わりに若手野手をメジャー昇格させることで巻き返しを図る意向だ。
ボストン・レッドソックスの松坂大輔が7日、本拠地でのロサンゼルス・エンゼルス戦に登板し、6回途中5失点ながら味方の援護に助けられて今季初勝利をおさめた。「5番・DH」でスタメン出場したエンゼルス・松井秀喜との対決は2打数0安打。こちらも松坂に軍配が上がった。試合はレッドソックスが11−6で勝利し、4連勝となった一方、エンゼルスは泥沼の7連敗を喫した。
ボストン・レッドソックスの松坂大輔が2日、敵地のボルチモア・オリオールズ戦で復帰し、今季初登板した。先発マウンドを託された松坂は初回に1点を失うも、2回以降は相手打線をゼロに抑える。しかし、勝利投手の権利を得る5回に2本の本塁打などで一気に6点を奪われ、5回を投げきることなく、7安打7失点(自責6)の内容で降板した。レッドソックスはこの大量失点が響き、打撃戦の末に9−12で敗れ、松坂は敗戦投手となった。
ロサンゼルス・エンゼルスの松井秀喜は27日、本拠地でのクリーブランド・インディアンス戦に「4番・DH」で出場し、第3打席でライトにヒットを放ってメジャー通算1000安打を達成した。2003年に巨人からヤンキースに移籍した松井は、今季がメジャー8年目。日本人選手ではシアトル・マリナーズのイチロー(メジャー通算2055安打)に次ぐ2人目の記録達成となった。
ニューヨーク・メッツの高橋尚成が24日、ホームでのアトランタ・ブレーブス戦でメジャーリーグ移籍後、初勝利をあげた。高橋は先発投手の負傷降板により、4回2死から急遽登板。7回途中まで3イニングを2安打1失点に抑えた。その間にメッツはブレーブス先発・川上憲伸を攻略して逆転に成功。5−2で勝利し、高橋に白星がついた。
ニューヨーク・メッツの五十嵐亮太が現地時間21日、15日間の故障者リスト(DL)入りした。五十嵐は前日のシカゴ・カブス戦で2番手として8回に登板。先頭打者のピッチャーゴロを処理する際に足を滑らせて左太もも裏を痛めていた。検査の結果、肉離れと判明し、戦線離脱が決まった。
ロサンゼルス・エンゼルスの松井秀喜が14日、昨季まで在籍した古巣のニューヨーク・ヤンキースと公式戦で初めて顔を合わせた。「4番・DH」でスタメン出場した松井だったが、元同僚の先発左腕アンディ・ぺティットらの前に快音は聞かれず、5打数ノーヒットに終わった。試合もエンゼルスが終盤の猛追及ばず、5−7で敗れた。
東京ヤクルトからニューヨーク・メッツに移籍した五十嵐亮太が9日、本拠地で行われたフロリダ・マーリンズ戦でメジャーリーグデビューを果たした。1−3と2点ビハインドの7回、先発投手の後を受けてマウンドに上がった五十嵐は、いきなり先頭打者に四球を与えてしまう。だが、昨季の首位打者ヘインリー・ラミレスを併殺打に打ち取り、ピンチを脱出。続くホルヘ・カントゥもセカンドフライに仕留め、1回を無失点で切り抜けた。試合は、そのまま1−3でメッツが敗れた。