23日、「バレーボール世界最終予選」(女子)が東京体育館で行なわれ、日本は第5戦で韓国と対戦。エース・WS栗原恵の活躍などで第1,2セットを連取した日本は、第3セットこそ奪われたものの第4セットは12点差もの大差で奪取。セットカウント3−1で韓国に勝利した。これで5戦全勝とした日本は、2試合を残して同じアジア勢4カ国(日本、韓国、カザフスタン、タイ)の最上位が決定。2大会連続となる五輪出場権を獲得した。北京では銅メダルに輝いたロス五輪以来、6大会ぶりのメダルを狙う。 (25-20、25-19、21-25、25-13)
21日、「バレーボール世界最終予選」(女子)が東京体育館で行なわれ、日本は第4戦でドミニカ共和国と対戦した。、第2セットこそ高いブロックに阻まれて奪われたものの、多彩な攻撃で第3、4セットを連取し勝利した。これで開幕から4連勝の日本は、北京五輪に王手をかけた。 (25−21、18−25、25−16、25−21)
20日、「バレーボール世界最終予選」(女子)が東京体育館で行なわれ、日本は第3戦でカザフスタンと対戦。スタメン全員が180センチ以上という高さに苦戦しながらも、今大会初のストレート勝ちを収めた。 日本 3−0 カザフスタン (25−21、33−31、25−21)
18日、「バレーボール世界最終予選」(女子)が東京体育館で行なわれ、第2戦でプエルトリコと対戦した日本は、最後までリズムに乗り切れなかったものの、なんとか凌ぎきって勝利を手にした。 (25−20、25−18、17−25、26−24)
17日、「2008北京五輪バレーボール世界最終予選」(女子)が東京体育館で開幕した。柳本晶一監督率いる全日本女子は、多彩な攻撃と粘り強い守備で強豪・ポーランドを3−1で下し、初戦を白星で飾った。 (25−20、27−25、19−25、25−17)
いよいよ17日、北京五輪出場権をかけたバレーボール世界最終予選(兼アジア予選)が東京体育館で開幕する。まずは柳本晶一監督率いる女子が2大会連続での出場を目指し、世界に挑む。
体操の北京五輪代表決定競技会を兼ねたNHK杯最終日は5月5〜6日、岡山市の桃太郎アリーナで男女個人総合計2回を行い、アテネ五輪の体操男子団体総合金メダルメンバーの冨田洋之(セントラルスポーツ)が4月の第2次選考会の持ち点と合わせ合計274.400点を出し、2年ぶり4度目の優勝を果たし、2大会連続の五輪代表に決定した。
21歳の石井が2年ぶり2度目の優勝で、五輪初代表に決定した。 北京五輪男子柔道100キロ超級代表の最終選考会を兼ねた全日本柔道選手権が29日、東京・日本武道館で行われ、一昨年の覇者・石井慧(国士舘大)が、決勝で昨年の覇者で同五輪100キロ級代表に決定している鈴木桂治(平成管財)に決優勢勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を遂げた。全日本柔道連盟は大会後に強化委員会を開き、石井を北京五輪100キロ超級代表に選出した。 シドニー五輪100キロ級金メダリストで3大会連続の五輪代表を目指した井上康生(綜合警備保障)は準々決勝で高井洋平(旭化成)に一本負け、昨年の世界選手権100キロ超級を制し代表入りの有力候補だった棟田康幸(警視庁)は準決勝で石井に敗れ、ともに代表入りはならなかった。
29日に開催される柔道の全日本選手権(東京・日本武道館)の前日会見が28日、東京・講道館で行なわれ、優勝候補の棟田康幸(警視庁)、石井慧(国士舘大)、井上康生(綜合警備保障)、鈴木桂冶(平成管財)の4選手が揃って大会にかける思いを語った。今大会は北京五輪男子100キロ超級の最終選考会も兼ねられている。その切符を狙う棟田、石井、井上が今大会でどんな結果を残し、強化委員会がどのような判断を下すのかが最大の注目点となっている。
28日、日本バレーボール協会は5月17日〜25日に東京体育館で行われる女子の北京五輪世界最終予選兼アジア大陸予選の出場候補選手12名を発表した。
4月21日、東京都北区のナショナルトレーニングセンターで、北京五輪競泳の日本代表選手団の発表記者会見が行われ、派遣メンバー31人(男子16、女子15)が正式に発表された。 いずれも20日に終了した日本選手権で日本水連が定めた厳しい選考基準を突破した精鋭たちだ。会見には、男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)、末永雄太(チームアリーナ)、同背泳ぎの森田智己(セントラルスポーツ)、女子背泳ぎの伊藤華英(セントラルスポーツ)、中村礼子(東京SC)、同バタフライの中西悠子(枚方SS)の6選手が出席、北京五輪への抱負を語った。
北京五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権最終日は20日、東京・辰巳国際水泳場で6種目の決勝を行い、女子200メートル背泳ぎ決勝では中村礼子(東京SC)が2分08秒80で優勝し、100メートルに続き、2位に入った伊藤華英(セントラルスポーツ)とともに代表入りを決めた。アテネ五輪代表の寺川綾(ミズノ)は3位となり、派遣標準記録は突破したものの2大会連続の代表入りはならなかった。
アテネ五輪金メダリストの北島が、世界記録に迫る日本新記録で五輪連覇へ弾みをつけた。 北京五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権第5日は4月19日、東京・辰巳国際水泳場で4種目の決勝ほかを行い、男子200メートル平泳ぎ決勝では北島康介(日本コカ・コーラ)が自らが持つ日本記録を5年ぶりに更新する2分8秒84で優勝、100メートルに続く五輪出場権を獲得した。2分10秒17で2位に入った末永雄太(チームアリーナ)も五輪代表入りを決めた。
北京五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権第4日は4月18日、東京・辰巳国際水泳場で5種目の決勝ほかを行い、男子200メートルバタフライは、柴田隆一(チームアリーナ)が終盤に松田丈志(ミズノ)を逆転し、1分55秒57で優勝、北京五輪代表権を獲得した。2位に入った松田も派遣標準記録を突破し、400メートル自由形に続き出場権を獲得した。 同種目のアテネ五輪銀メダリスト・山本貴司(近大職)は終盤追い上げたものの及ばず3位。この種目での代表権獲得はならなかった。
北京五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権第3日は4月17日、東京・辰巳国際水泳場で4種目の決勝ほかを行った。 女子100メートル背泳ぎ決勝では、伊藤華英(セントラルスポーツ)が59秒83の日本新記録で優勝し、悲願の五輪代表入りを決めた。1分0秒16で2位に入った中村礼子(東京SC)も五輪代表に決定した。
日本のエース・北島が、まずは100メートル平泳ぎでの五輪出場権を獲得した。 北京五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権第2日は4月16日、東京・辰巳国際水泳場で3種目の決勝ほかが行われた。注目の男子100メートル平泳ぎ決勝では、五輪2連覇を目指す北島康介(日本コカ・コーラ)が五輪派遣標準タイムを突破する59秒67で9連覇を達成。日本記録の更新はならなかったが、予選、準決勝を含め3レース連続で1分を切った。2位の末永雄太(チームアリーナ)も1分0秒72で派遣標準タイムを破り、初の五輪代表入りを決めた。
北京五輪代表選考会を兼ねた競泳の日本選手権は4月15日、東京・辰巳国際水泳場で開幕し、4種目の決勝などが行われた。 男子400メートル自由形で松田丈志(ミズノ)が五輪派遣標準記録を突破する3分47秒36で5連覇を果たし、2大会連続の五輪代表入りを決めた。
日本ソフトボール協会は14日、北京五輪に出場する女子ソフトボールの日本代表メンバー15選手を発表した。チームを率いる斎藤春香監督は「走攻守3拍子揃ったバランスのいいチームをつくる。五輪で金メダルをとるために全身全霊をかけてチーム力をあげたい」と、抱負を語った。
競泳の北京五輪代表選考会を兼ねた日本選手権に向け、アテネ五輪男子平泳ぎ100m、200mの金メダリスト北島康介(日本コカ・コーラ)とミズノスイムチームが9日、東京・西が丘の国立スポーツ科学センター(JISS)で練習を公開した。3度目のオリンピック出場を目指す北島は「昨年から体をつくってきた。新しい水着とともに、新しい北島康介を見せたい」と自信たっぷりに語った。
フランスのサルコジ大統領が中国政府に投じたボールは、なかなかの“くせ球”である。野球にたとえていえば、胸元へのブラッシュボール。これをよけたり、きちんと打ち返すのは容易ではあるまい。 「あらゆる選択肢がある」 チベット問題をめぐる中国政府の対応を受け、サルコジはこう明言した。選択肢の中に「北京五輪開会式のボイコット」が含まれていることは言うまでもない。
柔道の北京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権最終日は4月6日、福岡国際センターで男女計7階級の決勝までを行い、男子100キロ超級で井上康生(綜合警備保障)が優勝した。 井上は、準決勝で世界選手権覇者の棟田康幸(警視庁)に優勢勝ちをおさめると、決勝では生田秀和(綜合警備保障)に一本勝ちで、優勝を果たした。昨年9月の世界選手権5位、嘉納杯東京国際2位、フランス国際5位となり、北京五輪代表入りは厳しい状況だが、今大会の優勝でわずかに望みをつなげた。 全日本柔道連盟は大会終了後の強化委員会で、最重量級を除く男女計12人の五輪代表を発表した(男女計6階級は出場権を確保していないため、代表候補となる)。
柔道の北京五輪代表最終選考会を兼ねた全日本選抜体重別選手権初日は4月5日、福岡国際センターで行われ、男女7階級の決勝までが行われた。男子60キロ級では、現在五輪3連覇中で北京での4連覇を目指す野村忠宏(ミキハウス)が準決勝で浅野大輔(自衛隊体育学校)に優勢負けする波乱。2月のフランス国際を制した平岡拓晃(了徳寺学園職)が決勝で浅野を破り、初優勝した。
北京五輪の男女マラソン代表6選手が、3月26日、東京・北区のナショナルトレーニングセンター(NTC)にて会見を行い、五輪へ向けた抱負を語った。 五輪のレース前々日には男女それぞれの代表による直前会見が行われるが、本番に向けてはそれぞれの合宿地でトレーニングおよび調整を行うため、男女代表6人が揃う会見はこれが最初で最後となる。
日本陸上競技連盟は10日、8月に行われる北京五輪の男女マラソンの日本代表各3選手を決定した。 日本勢の五輪3連覇を狙う女子は、前回大会金メダリストの野口みずき(シスメックス)をはじめ、昨夏の世界選手権大阪大会3位の土佐礼子(三井住友海上)、前日の名古屋国際を初マラソンで制した中村友梨香(天満屋)が選ばれた。野口、土佐は前回大会に続く選出。中村は初。
北京五輪女子マラソン代表最終選考を兼ねた名古屋国際女子マラソンが3月9日、愛知・瑞穂陸上競技場を発着点に行われ、21歳の中村友梨香(天満屋)が初マラソンながら2時間25分51秒で優勝、北京五輪代表の有力候補となった。2位には同じく初マラソンの尾崎好美(第一生命)、3位は加納由理(セカンドウィンドAC)、4位は原裕美子(京セラ)、弘山晴美(資生堂)は9位、アテネ五輪代表の坂本直子(天満屋)は10位だった。 注目されていた高橋尚子(ファイテン)は9キロ過ぎに先頭集団から遅れて27位でゴール。レース後の会見では、昨年8月に米国で膝の手術を受けていたことを明かした。