為末、渋井、高平が内定! 〜陸上日本選手権〜

 北京五輪代表選考会を兼ねた陸上の第92回日本選手権が6月27日、川崎市等々力陸上競技場で2日目を迎えた。男子400メートル障害決勝でアテネ五輪代表の為末大(APF.TC)が49秒17で優勝、3大会連続での五輪出場が内定した。男子200メートル決勝では高平慎士(富士通)が20秒74で優勝、アジア記録保持者で3連覇を狙った末續慎吾(ミズノ)は3位に終わった。

オリンピック、パラリンピック代表選手が集結 〜サイクルフェスタ’08〜

 北京オリンピック自転車競技の壮行会となる「サイクルフェスタ’08 in TOKYO DOME」が26日に開催された。五輪自転車競技に出場するトラック8選手、ロード2選手、マウンテンバイク1選手の計11名と、パラリンピック代表4選手が登場し、会場から大きな声援を受けた。

男子1万、松宮が五輪代表に内定! 成迫、為末、末続ら順当に決勝へ 〜陸上日本選手権〜

 北京五輪代表選考会を兼ねた陸上の第92回日本選手権が6月26日、川崎市等々力陸上競技場で開幕した。男子1万メートル決勝では、参加標準記録Aを突破している松宮隆行(コニカミノルタ)が27分51秒27で優勝し、トラック種目での北京五輪代表内定第1号となった。松宮はこの種目で3連覇を果たした。  女子ハンマー投げ決勝は室伏由佳(ミズノ)が62メートル98で3年ぶり3度目の優勝を果たしたが、参加標準記録Bにも届かず、この種目での五輪代表はならなかった。

五輪切符は誰の手に!? アテネ金・室伏は14連覇へ 〜陸上日本選手権26日開幕〜

 北京五輪代表選考会を兼ねる陸上の日本選手権が6月26日から29日まで、川崎市等々力陸上競技場で行われる。  昨年、大阪で開催された世界選手権で不振が続いた日本勢だが、北京五輪への弾みをつけるためにも今大会でハイレベルな戦いとともに好記録に期待したい。五輪参加標準記録A突破者が優勝すれば自動的に代表に決定する。

フリー60キロ級は湯元健一に決定! 〜レスリング全日本選抜選手権〜

 25日、北京五輪代表最終選考会を兼ねたレスリング全日本選抜選手権(代々木第2体育館)が開催された。唯一代表が決まっていなかった男子のフリー60キロ級は、プレーオフで湯元健一(日体大助手)が高塚紀行(日大コーチ)を2−0で下し、自身初となる五輪の切符を手にした。

「競泳にマジックなんてない!」 鈴木陽二ヘッドコーチを直撃

 世間をにぎわせた水着騒動は、日本水泳連盟が世界新を連発したスピード社のレーザーレーサー(LR)の五輪での着用を認めることで一件落着した。競泳代表チームのヘッドコーチを務め、1988年のソウル五輪では男子背泳ぎで鈴木大地選手を金メダルに導いた名伯楽、鈴木陽二コーチに、当HP編集長・二宮清純がニッポン放送「スポーツスピリッツ」内で電話インタビューを行った。本番まで残り50日余り、LRへの対応は? メダル獲得への秘策は? インタビューの一部を紹介しよう。

「目標は日本人メダル第1号!」 〜重量挙げ48キロ級・三宅宏実インタビュー〜

 1968年メキシコ五輪銅メダリストの父・義行氏と二人三脚で、初のメダルを目指す重量挙げ女子48キロ級代表の三宅宏実。親子での五輪メダル獲得は過去に体操の塚原親子、相原親子の2組が達成しているが、三宅宏実が北京でメダルを獲得すれば個人競技では日本初の偉業となる。 北京五輪開幕を約2ヵ月後に控え、ナショナルトレーニングセンターで調整に励む三宅に二宮清純が直撃。重量挙げへの思い、メダルへの意気込みを訊いた。

庭田、3大会連続の代表入り 〜北京五輪トライアスロン日本代表会見〜

 6月14日、都内で北京五輪のトライアスロン競技日本代表選手の発表会見が行われた。5月のアジア選手権で優勝し代表に内定していた男子の山本良介(トヨタ車体)、女子の上田藍(シャクリー・グリーンタワー・稲毛インター)のほか、男子は田山寛豪(流経大職・チームブレイブ)、女子は井出樹里(トーシンパートナーズ・チームケンズ)、庭田清美(アシックス・ザバス)が選出された。  田山はアテネ大会に続く2大会連続の代表、37歳の庭田はシドニー、アテネに続く3大会連続の五輪代表入りとなった。

なでしこジャパンとU−23日本代表、7月にアルゼンチン代表と激突!

 北京五輪に出場するサッカー女子日本代表(なでしこジャパン)とU−23日本代表の壮行試合の日程が決まり、13日、JFAハウスで記者会見が行われた。男女とも7月24日に兵庫・ホームズスタジアム神戸でオーストラリア代表と、7月29日には「キリンチャレンジ2008」と銘打ってアルゼンチン代表と東京・国立競技場で対戦する。

男子バレー・スーパーエース山本の本音に迫る!

 7日、日本男子バレーが16年ぶりの五輪出場を決めた。その植田ジャパンを攻撃の要として牽引したのが山本隆弘選手だ。果たして、スーパーエースの役割とは? そして五輪にかける思いとは? 二宮が山本選手の本音を訊いた。 ※昨年行なわれた明治製菓SAVASサイト内「二宮清純のラボ取材記」でのインタビューの内容をリライトしたものです。

北島が世界新! 〜競泳ジャパンオープン〜

 競泳のジャパン・オープン最終日は6月8日、東京辰巳国際水泳場で行われ、男子200メートル平泳ぎの決勝で、北島康介(日本コカ・コーラ)がハンセン(米国)が持つ2分8秒50の世界記録を1秒近く更新する2分7秒51の世界新記録で優勝し、8月の北京五輪での2連覇に向け弾みをつけた。  北島は英スピード社製の水着「レーザー・レーサー(LR)」を着用していた。

日本、4大会ぶりの五輪出場決定! 〜バレーボール世界最終予選(男子)〜

 7日、「バレーボール世界最終予選」(男子)が東京体育館で行なわれ、北京五輪の切符獲得まであと1勝と迫った日本は第6戦でアルゼンチンと対戦した。試合はフルセットまでもつれこむ接戦となったが、日本は最後まで集中力を切らさず死闘を制し、見事北京五輪の出場権を獲得。1992年バルセロナ五輪以来の快挙を果たした。 (26−28、25−13、25−19、17−25、20−18)

北島、中村、松田が連日の日本新! 〜競泳ジャパンオープン〜

 競泳ジャパンオープンは第2日の6月7日、東京辰巳国際水泳場で男女12種目の決勝などを行い、初日に続き、スピード社製「レーザー・レーサー(LR)」を着用した五輪代表選手が5種目で日本記録を更新した。  男子200メートル背泳ぎでは、入江陵介(近大)が今季世界ランク1位にあたる1分54秒77の日本新記録を樹立。世界記録に0秒45差と迫った。  男子400メートル自由形の松田丈志(ミズノ)、女子200メートル背泳ぎの中村礼子(東京SC)、男子50メートル平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)が初日に続く日本新記録を出した。女子50メートルバタフライの加藤ゆか(山梨学院大)も26秒34の日本新を樹立した。

日本、豪州を下し北京に王手! 〜バレーボール世界最終予選(男子)〜

 6日、「バレーボール世界最終予選」(男子)が東京体育館で行なわれ、日本は第6戦で同じアジア勢の豪州と対戦。第1セットは1−7と劣勢から見事な追い上げを見せ、大逆転で先取した日本。第2セットはタイブレークにもちこまれたものの、WS石島雄介の活躍で接戦を制した。そして迎えた第3セットは中盤以降、多彩な攻撃で豪州を圧倒。だが、終盤には豪州に5連続ポイントを奪われて再びタイブレークに。それでも、日本は最後まで集中力を切らさなかった。2度のセットポイントを凌いだ日本は驚異の粘りで第3セットももぎとり、豪州にストレート勝ちを収めた。  これで通算成績を4勝1敗とした植田ジャパンは、いよいよ北京五輪の切符獲得に王手をかけた。 (25−22、28−26、29−27)

スピード社水着着用の北島、中村、上田ら日本新! 〜競泳ジャパンオープン〜

 競泳のジャパンオープンが6月6日、東京辰巳国際水泳場で開幕し、男女10種目の決勝などが行われた。北京五輪代表選手たちにとって調整レースという位置づけだが、男子100メートル平泳ぎ決勝でアテネ五輪金メダルの北島康介(日本コカ・コーラ)が自身の記録を3年ぶりに更新する59秒44の日本記録を出したほか、女子100メートル背泳ぎの中村礼子(東京SC)、女子200メートル自由形の上田春佳(東京SC)、男子200メートルバタフライの松田丈志(ミズノ)、同200メートル自由形の奥村幸大(イトマン)の代表5選手が日本新記録を樹立した。  日本新を出した5選手はいずれも、注目を集めているスピード社製の水着「レーザーレーサー(LR)」を着用していた。

体操代表の内村「演技の美しさを見てほしい」

 北京五輪男子体操の日本代表に決定している期待の新星・内村航平(日体大)が5日、在籍する日本体育大学で会見を行った。男子代表6名中最年少の19歳の内村は、多くの報道陣に囲まれ緊張の表情だったが、「出る種目はノーミスでやって、個人総合でも決勝に残りたい」などと五輪への意気込みを語った。

日本、タイにストレート勝ち! 〜バレーボール世界最終予選(男子)〜

 4日、「バレーボール世界最終予選」(男子)が東京体育館で行なわれ、日本は第4戦で同じアジア勢のタイと対戦。第1セットこそ接戦となったものの、第2、第3セットは圧倒的な力を見せつけて、今大会初のストレート勝ちを収めた。これで日本は通算成績を3勝1敗とした。  第3試合では豪州が韓国にフルセットの末に破れ、通算成績を2勝2敗としたため、日本がアジア勢の1位(全体の2位)に浮上している。 (25−23、25−14、25−16)

日本、韓国下し2勝目! 〜バレーボール世界最終予選(男子)〜

 3日、「バレーボール世界最終予選」(男子)が東京体育館で行なわれ、日本は第3戦で永遠のライバル・韓国と対戦。第1セット目をとったものの、第2セットは序盤から試合の主導権を握られ、落とした日本は第3セット、3度の3連続ポイントで接戦をモノにした。そして、迎えた第4セットは相手のサービスミスにも助けられ、大量リードを奪う。最後はWS清水邦広が強烈なスパイクを決めて、韓国を下し、日本が2勝目をあげた。

日本、イランを下し初勝利! 〜バレーボール世界最終予選(男子)〜

 1日「バレーボール世界最終予選」(男子)が東京体育館で行なわれ、日本は第2戦で同じアジア勢のイランと対戦。終始攻めの姿勢を崩さなかった日本は、セットカウント3−1でイランを下し、通算成績を1勝1敗とした。 (25−19、25−17、23−25、25−22)

日本、イタリアに敗れ黒星スタート 〜バレーボール世界最終予選(男子)〜

 31日「バレーボール世界最終予選」(男子)が東京体育館で開幕した。初戦でイタリアと対戦した日本はフルセットの末に敗れた。  第1セットを先取された日本だったが、第2、3セットを連取し王手をかける。ところが、第3セットは7点差をつけてマッチポイントを迎えながら、7連続ポイントを奪われて並ばれると、タイブレークの末に、このセットを落としてしまう。最終セットもイタリアがとり、日本はセットカウント2−3でイタリアに敗れ、初戦を白星で飾ることができなかった。 (25−20、28−30、28−30、35−33、15−7)

日本、セルビアに逆転負け 〜バレーボール世界最終予選(女子)〜

 25日、「バレーボール世界最終予選」(女子)が東京体育館で行なわれ、日本は最終戦で2006年の世界バレーで銅メダルに輝いた強豪・セルビアと対戦。第1、2セットを連取した日本だったが、フルセットの末に逆転負けを喫した。日本、セルビア、ポーランドが6勝1敗と並んだが、得点率で勝ったポーランドが優勝。日本はセルビアにも得点率で及ばず、3位となった。 (19−25、21−25、25−19、25−19、19−17)

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