第19回 紀州・石井毅「リーグ存続へ、継続は力なり」

 紀州は後期シーズンで初の優勝を飾ることができました。前期優勝の神戸や明石を上回った最大の要因は投手力でしょう。、、と先発3本柱が揃ったことが大きかったですね。チャンピオンシップは神戸に2連敗して年間王者は逃しましたが、投手は良く頑張ったと思います。

第18回 神戸・池内豊「クローザー福泉、ドラフト指名への期待」

 24日からのリーグチャンピオンシップは2連勝。後期優勝の紀州を下し、神戸は今年の年間王者に輝きました。チャンピオンシップは3試合制でしたから、初戦をとったほうが断然優位。その意味では24日の第1戦、投手戦を制して1−0で勝てたのが大きかったです。

第17回 大阪・村上隆行「賭博問題を乗り越えて」

「なんでや?」  選手たちが野球賭博に関与しているかもしれない。その情報を聞いた時、僕は自分の耳を疑いました。我々が仕事にしている野球、そして目標としているNPBを賭け事の対象にするとは考えもつかなかったからです。ましてや僕たちの給料はファンやスポンサーからいただいているもの。その貴重なお金を賭け事に使うなんて……。日頃から好きな野球で、お金をいただいていることへの感謝を持ってプレーするよう言ってきただけに、信じられない思いでいっぱいでした。

第16回 明石・北川公一「チームを引っ張る元投手たち」

 関西独立リーグは経営難のため、明石では6月から給与が支払えない状況に陥っています。5月の給料が一部しか振り込まれなかった時点で、資金繰りが厳しいことは薄々感じていました。私自身は年金がありますから無給でも何とかなりますが、選手たちは生活が成り立ちません。大量に選手が辞めてしまうのではないかと心配していました。

第15回 三重・松岡弘「NPBに最も近いサウスポー洪」

 リーグが開幕して、早いもので3カ月近くが経ちました。新規参入チームの大変さは覚悟していたつもりでしたが、予想以上に四苦八苦しています。選手育成にしても、球団運営にしても、どうしても準備不足でスタートした部分は否めません。それゆえにおもしろいところもあるのですが、やはり苦労のほうが先にきてしまいます。

第14回 紀州・石井毅「将来性豊かな右腕・最上」

 ここまでの成績は6勝12敗2分の最下位。なかなか思い通りにいかない戦いが続いています。最大の誤算は先発の軸に考えていた(元神戸)の故障です。開幕戦で勝利をあげ、4試合に先発して2勝1敗。安定した内容をみせていただけに、痛い離脱となりました。現在は復帰したものの、まだ長いイニングを任せられる状態ではなく、先発陣はコマ不足が続いています。ゴールデンウィーク中には3試合連続2ケタ失点。引き分けを挟んで7連敗と投手陣が総崩れになっていました。

第13回 神戸・池内豊「西川、今村に続く先発は?」

 開幕から約1カ月で6勝3敗の首位。成績だけみれば、まずまずの戦いができています。特に野手はケガ人も出る中、代役で出た選手がうまくカバーし、チーム力が高まっているのを感じます。一方、ピッチャーは力のある数人に頼らなくてはいけない現状です。控え投手にも可能な限りチャンスを与えたいのですが、接戦が多く、なかなかレベルアップの機会がありません。

第12回 コリア・田中実「チームスタイルは日本の高校野球」

 みなさん、はじめまして。今季から参入するコリア・ヘチでコーチを務めることになりました田中です。今回のコーチ就任は僕にとって、予想外の出来事でした。きっかけは関西独立リーグにコリアン球団が誕生するというニュース。監督が韓国プロ野球で一緒にプレー経験があるパク・チョルウさんだと知り、激励の意味も込めてお電話しました。

第11回 大阪・村上隆行「小園、先発転向の理由」

 2月8日から三重県伊賀市にあるミキハウススタジアムでキャンプを張っています。室内練習場もある充実した施設で、いいトレーニングができているのではないでしょうか。特に2年目の選手は、オフに各自が課題を持って自主トレに臨んでいた成果が出ています。昨年、1からスタートした時に比べれば、個々のレベルは確実にアップしていることは間違いありません。

第10回 明石・北川公一「独立リーグ経験者はいらない」

 勝ちにこだわった昨シーズンの後期は18勝16敗2分の2位。残り10試合までは首位の大阪と競っていただけに、残念な結果です。しかし、球団を立ち上げ当初と比べれば、1年間で個人としてもチームとしてもレベルはかなり上がりました。選手たちは持てる力を充分に発揮してくれたと感じています。それでも優勝できなかったこと、そしてNPBから指名される選手が出なかったことはひとえに監督である私の責任です。

第9回 三重・松岡弘「日本一のチームをつくる!」

 来春スタートするジャパン・フューチャーベースボールリーグ(JFBL)の三重スリーアローズの監督を務めます松岡です。これからよろしくお願いします。監督就任の打診があったのは今年の春。社会人クラブチームの西多摩倶楽部の監督を務めていた私に、球団設立準備を進めていた壁矢慶一郎代表からクラブの前監督、谷澤健一さん(現三重球団アドバイザーツーオーナー)を通じてお話をいただきました。野球人としてユニホームを着る機会をもらえるのはありがたいこと。数日後、代表自ら私に会いに来ていただいた時には、もうお引き受けする気持ちは固まっていました。

第8回 紀州・河埜敬幸「野球に集中できる環境を」

 3位に終わった前期からの巻き返しを誓った後期は残念ながら最下位。反省点だった投打のバランスの悪さが改善されず、勝ちきれないままシーズンが終わってしまいました。大阪の後期優勝を目の前で見るはめになり、選手は悔しさとうらやましさを感じたはずです。「胴上げは見るものじゃない。するものだ」。僕も試合後、そんな言葉を選手たちにかけました。

第7回 神戸・池内豊「動作解析で変わった中日・吉見とチェン」

 はじめまして。来季より神戸9クルーズの監督を務めます池内です。僕は昨年まで中日で動作解析の担当を務め、今年からは元南海の門田博光さんが最高顧問を務めるホークスドリーム社で営業部長をしています。野球だけが取り柄の自分にとって、会社で取り組んでいるのがクラブチームの立ち上げです。

第6回 大阪・村上隆行「平下兼任コーチ、NPB復帰への道」

 前期に続き、後期も首位を走っています。優勝はもう目前です。混戦の末、最終戦で優勝を決めた前期と比べると、シーズン当初から目指していたスピード野球ができるようになってきました。優勝したことで、選手たちには「やればできる」という裏付けができ、プライドを持ってプレーしています。

第4回 紀州・河埜敬幸「走塁が後期を占う」

 前期は17勝17敗2分の勝率5割で3位。ただ、優勝した大阪とはわずか2ゲームの差でした。優勝と3位の差は、一言で言えば“ここ一番での強さ”だったと感じています。攻撃では、ここで1本出ればというケースでヒットが出ず、守備では、ここを切り抜ければというところで投手陣が踏ん張りきれませんでした。

第2回 大阪・村上隆行「いてまえ魂の継承を」

 この1週間、リーグは大きく揺れました。各球団への分配金の未払い、そして運営会社の撤退……。果たして野球を続けられるのか、たとえ続けられたとしても給料はちゃんと支払われるのか。チーム全体が不安な気持ちに包まれていました。

第1回 明石・北川公一「NPBに一番近い右腕・百合」

 このコーナーでは今春スタートした関西独立リーグから各チームの監督に交替で登場していただきます。チームの現状から期待の選手、指導者としての理念など、ここでしか読めない内容を毎月1回、お届けする予定です。第1回目は明石レッドソルジャーズの北川公一監督のコラムになります。

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