曽我部京太郎(日本体育大学レスリング部/愛媛県今治市出身)第1回「一念天に通ずの“金メダル宣言”」

 各競技でパリオリンピック日本代表が続々と決まっている。レスリングは既にフリースタイルとグレコローマン合わせて男女10階級の代表が内定。残り男子8階級の選手が4月のアジア予選(キルギス)、5月の世界最終予選(トルコ)での […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第4回「安泰のレギュラーを捨てる決意」

 愛媛FCユースに所属していた近藤貫太は高校1年のときから3年間、2種登録選手としてトップチームに帯同していた。クラブとしてもトップチームに上げたいと思うのが自然だろう。しかし、プロの下部組織に属しながら進学校の今治西高 […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第3回「剛と柔の融合」

 愛媛FCジュニアユースに所属していた中学3年時から近藤貫太は、1つ上のカテゴリーであるユースの練習にも参加した。全ての者がジュニアユースからユースへと昇格できるわけではない。それでも近藤は「(昇格するかどうかで)ドキド […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第2回「飛び級人生」

 近藤貫太の武器であるキック力は幼少期からの特訓の賜物だった。「幼稚園の時に“卒園するまでにボールを蹴って幼稚園の門を越せるようにしてやるぞ”と目標を決めてボールを蹴っていました」と、近藤は明るい表情で話しながら、ハッと […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第1回「異色の経歴を持つアタッカー」

 慶應義塾大学ソッカー部に所属する近藤貫太(3年)は大学生にして既にJリーグを経験している。 <2016年8月の原稿を再掲載しています>  変わり種と言えば変わり種だ。だが、近藤からすれば至極当然なの […]

☆再掲☆久保田満(創価大学陸上競技部駅伝部ヘッドコーチ/高知県中村市出身)最終回「共に学び、共に戦う」

 久保田満は創価大学陸上競技部駅伝部コーチに就任し、指導者人生をスタートさせた。創価大の選手たちの走りを見た第一印象は「なんで今まで箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)予選落ちしていたの?」というもの。“ポテンシャルは […]

☆再掲☆久保田満(創価大学陸上競技部駅伝部ヘッドコーチ/高知県中村市出身)第3回「ふたつの目標」

 2004年春、旭化成に入社した久保田満には、ふたつの目標があった。ひとつは在籍中に「憧れだった」というマラソン挑戦。もうひとつは引退後、指導者の道に進むことだった。 (2021年12月の原稿を再掲載しています […]

☆再掲☆久保田満(創価大学陸上競技部駅伝部ヘッドコーチ/高知県中村市出身)第2回「追いかけた背中」

 創価大学陸上競技部駅伝部ヘッドコーチを務める久保田満は現役時代、世界陸上競技選手権大会に出場するなど日の丸を背負ったことのあるランナーだった。本格的に陸上を始めたのは、中村中学陸上部に入部してから。今回はその道筋を辿る […]

☆再掲☆久保田満(創価大学陸上競技部駅伝部ヘッドコーチ/高知県中村市出身)第1回「大躍進“陰の立役者”」

 創価大学陸上競技部駅伝部は、今年1月の第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、往路優勝、総合2位という好成績を挙げた。4回目の箱根駅伝ながら名門校を抑えての大躍進。創価大駅伝部のヘッドコーチを務める久保田満は […]

中野小次郎(法政大学サッカー部/徳島県徳島市出身)最終回「人生のキーパーソンとの出会い」

 法政大学サッカー部所属のGK中野小次郎は高校進学の時に、徳島ヴォルティスユースに昇格を果たした。これまで所属していたジュニアユースは学年ごとにチームを編成していたが、ユースは1年生から3年生までが1つのチームとなる。1 […]

中野小次郎(法政大学サッカー部/徳島県徳島市出身)第3回「遊びから始まったGK人生」

 法政大学サッカー部所属のGK中野小次郎は小学2年生の時に地元サッカーチームのUSFCに入団した。当初はフィールドプレーヤーだったが、実力はさほどだった、という。中野は3月の早生まれだ。そのことも関係していたのだろう。母 […]

中野小次郎(法政大学サッカー部/徳島県徳島市出身)第2回「見た目は子供、頭脳は大人!? の少年時代」

 法政大学サッカー部のGK中野小次郎は非常に落ち着きのある青年だ。昨年暮れにインタビューを行った際、淡々とクールに過去を振り返ってくれた。ただその言葉の端々には温かみがあり、彼の優しさがにじみ出ていた。 <20 […]

中野小次郎(法政大学サッカー部/徳島県徳島市出身)第1回「逸材にとっての大事な1年」

 サッカーにおいてGKというポジションは特殊である。11人の中で唯一、手を使うことが許される。ミスが失点に直結するポジションであると同時にチームの窮地を救うこともできるのがGKだ。「守護神」と呼ばれ、最後尾からの指示は「 […]

☆再掲☆糸川亮太(立正大学硬式野球部/愛媛県四国中央市出身)最終回「“満足したら終わり”」

 2017年春、糸川亮太は立正大学に入学した。立正大は当時東都大学野球リーグ2部だったが、1部の優勝経験もあり、西口文也(埼玉西武)や武田勝(北海道日本ハム)などプロ野球で活躍した選手も輩出していた。選手も全国から集まる […]

☆再掲☆糸川亮太(立正大学硬式野球部/愛媛県四国中央市出身)第3回「変化球投手へのモデルチェンジ」

 川之江ボーイズの新チームでエースとキャプテンを務めた糸川亮太は、中学3年の夏に愛媛県選抜に選ばれるなど県内でも名を知られる存在になっていた。 (2020年2月の原稿を再掲載しています)  周囲の勧め […]

☆再掲☆糸川亮太(立正大学硬式野球部/愛媛県四国中央市出身)第2回「壁当ての記憶」

 1998年4月、糸川亮太は愛媛県四国中央市で生まれた。3人兄弟の末っ子。7歳上と3歳上の兄は地元の軟式野球チーム、妻鳥ファイターズに入団した。糸川がそれに続いたのは、兄の影響で幼稚園の頃から白球に触れていたからだ。&n […]

☆再掲☆糸川亮太(立正大学硬式野球部/愛媛県四国中央市出身)第1回「闘志を前面に押し出すエース」

 東都大学野球リーグ1部の立正大学硬式野球部・糸川亮太は、この春、最終学年を迎える。新チームでは副主将を任され、「より一層去年よりも自覚と責任を強く感じています。逃げられないなという気持ちです」と気が引き締まっている。西 […]

立川桃(東海大学柔道部/愛媛県四国中央市出身)最終回「変化が楽しみな柔道家の未来」

 立川桃は愛媛県の柔道強豪校・新田高校に入学し、柔道家として力をつけていった。朝練習でのインターバルトレーニング、レベルの高い先輩や同級生と乱取りをすることで、どんどん技術を吸収していった。 <2019年11月 […]

立川桃(東海大学柔道部/愛媛県四国中央市出身)第3回「勝利の味と相手との駆け引き」

 立川桃は、愛媛の地ですくすくと育った。体を動かすことが大好きな少女は、体育祭でも目立つ存在だった。満面の笑みを浮かべながら、中学時代の思い出を語ってくれた。  「中学の体育祭はよく覚えています。3年 […]

數田彩乃(埼玉西武ライオンズ・レディース/高知県高岡郡中土佐町出身)最終回「笑顔で歩む第二の野球人生」

「(野球を続けるという選択肢は)なかったです」 尚美学園大学で全国制覇を経験した數田彩乃(現・埼玉西武ライオンズ・レディース)は、大学の女子野球部を引退するタイミングで、自らの野球人生にもピリオドを打った。   […]

數田彩乃(埼玉西武ライオンズ・レディース/高知県高岡郡中土佐町出身)第3回「やり切った野球人生」

 2011年春、數田彩乃(現・埼玉西武ライオンズ・レディース)は生まれ育った高知県を離れ、鹿児島の神村学園に進学する。神村学園は全国高校女子野球選手権で6度優勝、日本代表選手を輩出するなど女子野球の名門だ。   […]

數田彩乃(埼玉西武ライオンズ・レディース/高知県高岡郡中土佐町出身)第2回「野球仲間と過ごした日々」

 數田彩乃(現・埼玉西武ライオンズ・レディース)は1995年5月、高知県高岡郡中土佐町に生まれた。カツオの一本釣り漁で知られる漁師町。自然溢れるまちで、3きょうだいの末っ子としてすくすく育った。  母・真理によ […]

數田彩乃(埼玉西武ライオンズ・レディース/高知県高岡郡中土佐町出身)第1回「2つの顔を持つ守備の人」

 今年8月に行われた第18回全日本女子硬式クラブ野球選手権大会で準優勝した埼玉西武ライオンズ・レディース(埼玉西武LL)の數田彩乃は自らを「バッティングか守備かと言われると断然、守備ですね」と評す内野手だ。だが今季はバッ […]

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