三浦愛華(陸上・世界リレー日本代表/愛媛県競技力向上対策本部)第1回「スタート得意のスプリンター」

 女子4×100mリレー日本代表は、バハマ・ナッソーでパリ行き切符を掴めなかった。「個人としても、チームとしても悔しさが残る大会でした」 そう語るのは初日、2日目と第1走者を務めた三浦愛華(愛媛県競技力向上対策本部)であ […]

Karim(LIFULL ALT-RHYTHM/徳島県徳島市出身)第3回「飛び込んでいった新たなステージ」

 中学2年生にして、「ダンスで生きていく」と決意したKarimこと荒岡カリム。徳島の城北高校に進学した。この頃のライバルは己の胸中に巣食う弱さ。「いろいろなダンサーを見ては刺激を受けていましたが、いつも戦っていたのは自分 […]

名木利幸(日本サッカー協会プロフェッショナルレフェリー/高知県安芸市出身)最終回「正しい判定で勝利すべきチームが勝った」

 名木利幸は複雑なサッカーのルールや仕組みを歯切れの良い言葉に冗談を織り交ぜて説明するのがうまい。副審としての経験と知識、そして彼の人柄がそうさせるのだろう。そんな名木に、科学の力で誤審を防ごうとする近年の傾向について訊 […]

名木利幸(日本サッカー協会プロフェッショナルレフェリー/高知県安芸市出身)第3回「J1、J2、J3の違い」

 名木利幸はこれまで、J1で309、J2で113、J3で3試合、計425試合を副審として見てきた(2017年2月6日現在)。「Jリーグのカテゴリーごとに、DFラインの上げ方、陣形をコンパクトに保つ方法が若干異なるんです」 […]

名木利幸(日本サッカー協会プロフェッショナルレフェリー/高知県安芸市出身)第2回「“審判で何とかやっていきたい”という強い思い」

 高知県の東部に位置する安芸市は冬場でも平均気温が10度近く温暖な気候である。プロ野球・阪神タイガースの2軍キャンプ地としても有名だ。この土地で生まれ育った名木利幸は「この時期は黄色い旗が揺れていますよ」と笑いながら出身 […]

名木利幸(日本サッカー協会プロフェッショナルレフェリー/高知県安芸市出身)第1回「サッカーは、オフサイドがあってナンボ」

  高知県安芸市で生まれ育ち、同県の観光特使を務める名木利幸は、日本を代表するサッカーの名副審である。名木は国際サッカー連盟(FIFA)公認の国際副審で、2009年から相樂亨副審と共に日本サッカー協会(JFA)とプロ契約 […]

曽我部京太郎(日本体育大学レスリング部/愛媛県今治市出身)最終回「No Excuse」

<僕が弱かったので負けました。また頑張ります> これは2023年9月下旬に曽我部京太郎(現・日本体育大学4年)が恩師である越智雅史(現・愛媛県レスリング協会事務局長)へ送ったとされるLINEの文面だ。セルビア・ベオグラー […]

曽我部京太郎(日本体育大学レスリング部/愛媛県今治市出身)第3回「有言実行の日本一」

 2017年春、曽我部京太郎(現・日本体育大学4年)は今治西高校に入学した。レスリング部のない進学校を選んだのは、“文武両道”を究めようとしたからだ。「姉に負けたくないという思いもあったんじゃないでしょうか」と父・耕司は […]

曽我部京太郎(日本体育大学レスリング部/愛媛県今治市出身)第2回「“人一倍”のレスリング道」

 2001年夏、愛媛県今治市で造船業を営む曽我部家の第二子として誕生したのが京太郎だ。父・耕司によれば、漢気のある漫画のキャラクターから取ったという。幼少期は「活発な子。素直で不器用で負けず嫌いでした」(父・耕司)、本人 […]

曽我部京太郎(日本体育大学レスリング部/愛媛県今治市出身)第1回「一念天に通ずの“金メダル宣言”」

 各競技でパリオリンピック日本代表が続々と決まっている。レスリングは既にフリースタイルとグレコローマン合わせて男女10階級の代表が内定。残り男子8階級の選手が4月のアジア予選(キルギス)、5月の世界最終予選(トルコ)での […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第4回「安泰のレギュラーを捨てる決意」

 愛媛FCユースに所属していた近藤貫太は高校1年のときから3年間、2種登録選手としてトップチームに帯同していた。クラブとしてもトップチームに上げたいと思うのが自然だろう。しかし、プロの下部組織に属しながら進学校の今治西高 […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第3回「剛と柔の融合」

 愛媛FCジュニアユースに所属していた中学3年時から近藤貫太は、1つ上のカテゴリーであるユースの練習にも参加した。全ての者がジュニアユースからユースへと昇格できるわけではない。それでも近藤は「(昇格するかどうかで)ドキド […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第2回「飛び級人生」

 近藤貫太の武器であるキック力は幼少期からの特訓の賜物だった。「幼稚園の時に“卒園するまでにボールを蹴って幼稚園の門を越せるようにしてやるぞ”と目標を決めてボールを蹴っていました」と、近藤は明るい表情で話しながら、ハッと […]

近藤貫太(慶應義塾大学ソッカー部/愛媛県今治市出身)第1回「異色の経歴を持つアタッカー」

 慶應義塾大学ソッカー部に所属する近藤貫太(3年)は大学生にして既にJリーグを経験している。 <2016年8月の原稿を再掲載しています>  変わり種と言えば変わり種だ。だが、近藤からすれば至極当然なの […]

☆再掲☆久保田満(創価大学陸上競技部駅伝部ヘッドコーチ/高知県中村市出身)最終回「共に学び、共に戦う」

 久保田満は創価大学陸上競技部駅伝部コーチに就任し、指導者人生をスタートさせた。創価大の選手たちの走りを見た第一印象は「なんで今まで箱根駅伝(東京箱根間往復大学駅伝競走)予選落ちしていたの?」というもの。“ポテンシャルは […]

☆再掲☆久保田満(創価大学陸上競技部駅伝部ヘッドコーチ/高知県中村市出身)第3回「ふたつの目標」

 2004年春、旭化成に入社した久保田満には、ふたつの目標があった。ひとつは在籍中に「憧れだった」というマラソン挑戦。もうひとつは引退後、指導者の道に進むことだった。 (2021年12月の原稿を再掲載しています […]

☆再掲☆久保田満(創価大学陸上競技部駅伝部ヘッドコーチ/高知県中村市出身)第2回「追いかけた背中」

 創価大学陸上競技部駅伝部ヘッドコーチを務める久保田満は現役時代、世界陸上競技選手権大会に出場するなど日の丸を背負ったことのあるランナーだった。本格的に陸上を始めたのは、中村中学陸上部に入部してから。今回はその道筋を辿る […]

☆再掲☆久保田満(創価大学陸上競技部駅伝部ヘッドコーチ/高知県中村市出身)第1回「大躍進“陰の立役者”」

 創価大学陸上競技部駅伝部は、今年1月の第97回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で、往路優勝、総合2位という好成績を挙げた。4回目の箱根駅伝ながら名門校を抑えての大躍進。創価大駅伝部のヘッドコーチを務める久保田満は […]

中野小次郎(法政大学サッカー部/徳島県徳島市出身)最終回「人生のキーパーソンとの出会い」

 法政大学サッカー部所属のGK中野小次郎は高校進学の時に、徳島ヴォルティスユースに昇格を果たした。これまで所属していたジュニアユースは学年ごとにチームを編成していたが、ユースは1年生から3年生までが1つのチームとなる。1 […]

中野小次郎(法政大学サッカー部/徳島県徳島市出身)第3回「遊びから始まったGK人生」

 法政大学サッカー部所属のGK中野小次郎は小学2年生の時に地元サッカーチームのUSFCに入団した。当初はフィールドプレーヤーだったが、実力はさほどだった、という。中野は3月の早生まれだ。そのことも関係していたのだろう。母 […]

中野小次郎(法政大学サッカー部/徳島県徳島市出身)第2回「見た目は子供、頭脳は大人!? の少年時代」

 法政大学サッカー部のGK中野小次郎は非常に落ち着きのある青年だ。昨年暮れにインタビューを行った際、淡々とクールに過去を振り返ってくれた。ただその言葉の端々には温かみがあり、彼の優しさがにじみ出ていた。 <20 […]

中野小次郎(法政大学サッカー部/徳島県徳島市出身)第1回「逸材にとっての大事な1年」

 サッカーにおいてGKというポジションは特殊である。11人の中で唯一、手を使うことが許される。ミスが失点に直結するポジションであると同時にチームの窮地を救うこともできるのがGKだ。「守護神」と呼ばれ、最後尾からの指示は「 […]

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