貰っても嬉しくないだろうし、そもそも意味がわからないだろうが、それでも座布団をあげたくなった。 イッツォク・スマティックさん。76年、スロベニアのマリボール生まれ。 北京五輪スノーボード男子ハー […]
わたしにとってのスキージャンプと言えば、うっすらと記憶に残る札幌での“日の丸飛行隊”と、あとは何といっても、長野での「ふなきぃ~」である。昨年、その主役でもあった原田雅彦さんにお話しをうかがう機会があったのだが、リレハ […]
なぜJリーグは生まれたのか。 負けたから、だった。 ロス五輪予選では、タイのピアポンにハットトリックを食らった。 W杯メキシコ大会予選では韓国に手も足もでなかった。 2年後、雨の国立 […]
さあ、いよいよ今年最初のW杯最終予選!……のはずなのだが、テレビを見ても、新聞を開いても、ネットを眺めても、なぜかいつもに比べて熱量が低めな気がする。日本代表が置かれている立場、状況を考えれば、もっとピリピリした空気、 […]
単に会話のツールでしかなかったケータイは、いつしか依存症が問題になるほど、人々にとって欠かせない存在になった。化石燃料を選択するしかなかった自動車の燃料は、電機や水素を選べる時代になった。 当たり前ではなか […]
圧巻の強さを見せつけた青森山田の選手たちが、最後の最後になって見せた若さ、いい意味での青臭さが印象に残っている。 スコアは4-0。逆転を喫する可能性はほぼない状態で獲得したコーナーキックを、彼らは得点を奪う […]
天皇杯効果なのか、高校サッカーがやけに楽しい。 元日に日本のトップクラスの試合を見る。その後で見る高校サッカーは、どうしても物足りなさというか、粗っぽさが目についてしまうところがあった。 だが、 […]
ガッツポーズ? セレブレーション? 呼び方はなんでもいい。振り返ってみれば、わたしは得点を決めた選手が見せる感情の吐露が大好きだった。ひょっとしたら、美しいサッカー、戦術的に洗練されたサッカーを見るよりも好きだった。& […]
森保監督はダメだ。 そう言い切る後輩ライターがいる。理由はまあ、詳しく説明する必要もあるまい。試合内容に魅力がない。采配が遅い。あまりの不人気でファンの代表離れを呼んでいる……などなど。 大方の […]
プロ野球の世界で「ご意見番」と言えば、パッと名前と顔の思い浮かぶ方が何人かいる。そして、そのほとんどは自らもプロ野球の世界で活躍した方たちである。 翻って日本のサッカーはというと、長い間、自分の名前と責任に […]
東京五輪直前、「大切なのは中国人だ」とのたまって波紋を呼んだご仁がいた。おそらくは単なるいい間違いだろうし、本当に彼が「中国人」を大切に思っているかはわからない。ただ、中国政府を大切に思っているらしいことは、最近になっ […]
ホームで苦杯を喫した相手とアウェーで戦う。これはもう、絶対に警戒せざるをえない。まして、中国戦でまさかの引き分けを演じてしまったオマーンは、ここで勝たないと相当に苦しくなる。だから、くる。大阪で戦った以上に、彼らは出て […]
大改装が施されたいまはわからない。だが、1929年に建設された当時の風情を色濃く残していた頃のベティスのホーム、ベニートビジャマリンの正面の入り口には、大きな金属製のプレートが設置されていた。 「12-1」& […]
どんなチームにも“代えの利かない存在”とされる選手はいる。どれほど監督が優秀で、フロントに目利きが揃(そろ)っていたとしても、そのピースが失われただけで、チーム自体が崩壊の危機にさらされることもある。それは、最近のバル […]
他の競技はいざ知らず、ことサッカーだけは、早く始めるに越したことはない、と思っていた。他のスポーツを並行してやるのは一向に構わない。ただ、繊細なタッチを身につけるためには、できるだけ早い段階から、できるだけ多くボールに […]
ヤクルトと阪神のデッドヒート。29年前の記憶が甦る。 わたしが所属していた専門誌では、Jリーグ発足を翌年に控え、各チーム担当記者を決めよう、ということになった。 担当決めは、極めて単純な方法で行 […]
GKとしては会心の反応で弾いたプレーを、「GKがこぼしたところを……」と書かれてしまうことはよくある。立場、切り口によってサッカーの見え方はまったく違う物になってくる。 オーストラリア戦の開始3分、大迫のポ […]
正念場。性根場と書くこともあるらしい。性根を据えて向かう場面。据えねばやられる。やられれば奈落に落ちる。選手やスタッフは相当な思いでサウジに乗り込んでいるだろうし、わたし自身、久しぶりの緊張感とともに試合を迎えようとし […]
アテネ五輪の男子柔道100キロ超級で金メダルを獲得した鈴木桂治さんが、パリ五輪を目指す柔道男子の監督に選任されたという。 まず思い浮かんだのは「火中の栗」という言葉。地元の利のない3年後のパリで、この夏並み […]
世界で勝つためには、もっと多くのJリーガーが海を渡る必要がある――トルシエがそう言ってから、もう20年近くになる。 事あるごとに賛否両論を巻き起こしてきた彼ではあるが、この発言に関してはほとんど何の反発もな […]
知り合ったばかりの時期に、何げなく「W杯って戦争みたいなものでしょ」と口を滑らせたら、ストイコビッチに激怒された。 「お前は戦争の何を知っているんだ!?」 その後、彼の生まれ育った街や首都の惨状を […]
連敗は免れた。勝ち点3も獲得した。そのことに安堵した人は少なくないだろうし、実はわたしもその一人だ。だが、一晩明けて改めて考えてみると、結果以外はほとんど得るところのない試合だった、といわざるを得ない。 最 […]
フランス代表はプーマで、ブラジル代表は見たこともないブランドだった。つまり、彼らが着ていたユニホームは、A代表が使用するものとは明らかに違っていた。ブラインド・サッカーの話である。 仕方のない面はある。とい […]
ほんの50日ほど前、「開会式が始まれば人々は問題を忘れ大会を楽しむだろう」とのたまったのは、米NBCのシェルCEOだった。 なんと無神経な、というのが率直な感想だったが、彼の言葉には正しい部分もあった。わた […]
アルゼンチンの歴代センターバックの中で、わたしが一番好きなのはダニエル・パサレラ。W杯スペイン大会後に発売されたサッカーマガジンの増刊号には「キャプテンは死ぬまで闘った」というキャプションがあった。あとにも先にも、あん […]