塩かな、と思う。スイカにかける塩。いま必要なのは、甘さを引き出すための甘くない、というか正反対の味をした調味料かな、と。 大前提。わたしはいまでも五輪開催を熱望している。今年は無観客の「特別五輪」として開催 […]
泣くべきか。怒るべきか。はたまた笑うべきか。 森会長の発言。アウト。完全にアウト。事ここにいたっては、残る二択は「続投か辞任か」ではなく「辞任か更迭か」になる。というか、損なわれたイメージの改善には「辞任の申し入れを拒 […]
実は結構似ていると思っていた。プロ野球のキャンプと五輪って。 呼ぶ側と行く側。立場が弱いのは会場を提供する側。無理もない。招致に成功すれば、お金が落ちる。メディアでの露出が増える。リピーターも増える。地域振 […]
「仮定の質問にはお答えできません」という答弁も相当だが、失望させられた度合いではこちらも負けていなかった。IOC委員にして世界陸連会長のセバスチャン・コー氏の発言である。 1月24日付のスポニチにはこうある。 […]
これはいかん、な話。 前日のことだ。立派なファンとして育ってもらうべく、名前に虎の字を埋め込んだ息子が見慣れないものを持っている。白地に青ストライプが入ったバッグ、青のタオルとマスク。問い詰めると、学校で生 […]
批判、というよりは罵詈雑言に近い言葉が、ネット上で飛び交っている。東京五輪・パラリンピック組織委員会の森会長に対して。メディアの取り上げ方も、「わかってない」「ズレてる」といった前提に立っているものが少なくない。ご本人 […]
元日の天皇杯決勝。ヒヤヒヤというかハラハラというか。 「出るの? 出ないの? てか、これじゃ出せないかも……」 本人は出たかっただろうし、監督も出したかっただろう。ただ、花道を用意するにはあまりに […]
スポーツ関係の仕事の多い夫と、大学で教員をしている妻。どちらが来年の五輪開催を望んでいるかといえば、ウチの場合、妻である。 「五輪のために特別なカリキュラムを組んでいたのに、延期で全部パーになった。また同じこ […]
Jリーグが、プロ野球やBリーグから学ぶこともある フロンターレが歴史的、伝説的な強さを見せつけた今季が終わった。ベスト11のうち9人を一つのチームが独占? こんなこと、たぶん二度と起こらない…… […]
フォルカー・フィンケがレッズの監督だったころ、憤慨しまくっていたことがあるという。 「この前の試合でGKがパンチングミスしたんだけど、次の日の新聞の1面、俺だぞ!? 俺がパンチングミスをしたとでも!?」&n […]
もう十分すぎるほど書いたつもりになっていたら、また依頼がきた(ありがたいことなんですけどね)。マラドーナについて、である。 神の手や5人抜きについては、もうあちこちで散々取り上げられている。マラドーナという […]
高校サッカーの人気が、日本リーグを大きく上回っていた時期があった。 あれはいったい、なぜだったのだろう。 閑古鳥の鳴くスタジアムでプレーしていた選手の中には、ラモスや木村和司もいた。にもかかわら […]
等々力競技場に足を運ぶたび、上海のことを思い出す。 初めて訪れた1988年冬の上海。行き交うバスは古くさく、公衆便所は悪夢だった。小籠包の美味しさにはたまげたが、留学していた大学時代の友人は店の箸を使わなか […]
自爆だな、こりゃ。 ロモのシュートを吉田が頭で弾き出したのが後半10分のこと。それまで、メキシコにチャンスらしいチャンスは一度もなく、これが彼らがつかんだ初めての決定機だった。それまでの55分間は、立ち上が […]
勝った方が優勝、という状況で迎えた8日の早慶戦は、これぞ伝統の一戦! というべき凄い試合だった。 4回に逆転した慶応は、1点のリードを守ったまま、9回表を迎えた。イニングまたぎのエース木沢は、この回も順調に […]
ここ数年、「最近一番泣いた映画は?」と聞かれた際の答えは決まっていた。 「ボヘミアン・ラプソディ」 クライマックスはウェンブレーでのライブ。紆余曲折を経て「クイーン」に戻ってきたフレディー・マーキ […]
ANAホールディングスが、21年3月期決算で純損益が過去最大となる5100億円の赤字になる見通しを発表した。 全日空がエラいことになったということは、当然、日本航空も大変だろうし、世界中の同業他社も似たりよ […]
J1の仙台、J2の新潟と不祥事が相次いで発覚し、フロントに対する批判の声が高まっている。 彼らをかばうつもりはない。新潟に関していうならば、事件の発覚と発表の間にタイムラグをつくってしまったのは、明らかなミ […]
いくら代表戦とはいえ、この状況で勝敗を問題視するのはいささか酷だと思っていた。なので、カメルーンとのパッとしない0-0にも腹は立たなかった。だから、というわけでもないが、この1-0に喜ぶ気持ちもそんなにない。植田はこの […]
今だったら大騒ぎだろうなあ。 「東京で78年W杯決勝が再現される!」と聞いたので、昼食代を削ってチケット代をひねり出した。会場は後楽園球場。「は?」と思わないこともなかったが、生ケンペス、生ニースケンスが見ら […]
メンバーすべてが欧州でプレーする選手で構成される今月のオランダ遠征に、ロストフ(ロシア)の橋本とパルチザン(セルビア)の浅野が招集されないことが決まった。 どちらも国内リーグでは絶好調。にもかかわらず声がか […]
ミュージカルも映画も見たことはない。わたしにとって「ダム・ヤンキース」といえば、90年代のハードロック・バンドである。 元ナイト・レンジャーのジャックブレイズと元スティックスのトミー・ショウが手を組んだスー […]
思索にふける秋。 前回の東京五輪が開催された年、阪神は優勝した。だから今年も同じことが起きると信じていたのが、そうか、五輪が延期になったからこんなことになったのか、美酒は来年にお預けか、と自分を慰めた高橋ノ […]
先週の本欄で、「スポーツを文化にするということは、スポーツを習慣にすることに等しい」といった趣旨のことを書いた。 多くの人の習慣になっているスポーツは、コロナ禍の危機をも乗り越えようとする。選手はもちろんの […]
高校サッカー選手権の開催がひとまず有力となった。胸をなで下ろした選手や関係者、家族の方も少なくないことだろう。 およそコロナ禍が収まったとはいえない中、ゴーサインが出たのはなぜか。 一足先に開催 […]