アイランドリーグ

第52回 高知・定岡智秋「ルーキー流は高知の小坂(巨人)!」

 開幕4試合を終わっての成績は1勝3敗。少なくとも2勝2敗の5割を計算していただけに、ちょっと残念です。特に新加入の選手たちが、緊張で持っている力の半分も出せませんでした。敵地(福岡)での開幕、慣れないナイター、といろいろなマイナス要素も重なってしまったのでしょう。普段では考えられないようなミスが続出してしまいました。

第51回 香川・加藤博人「レッドソックス・松尾は変化球で勝負!」

 まずはおめでとう。3年間、香川のエースだった松尾晃雅が、ボストン・レッドソックスとマイナー契約を結びました。メジャーリーグのマウンドに立てる日が来るかもしれないと思うと、今から本当に楽しみです。

第50回 福岡・森山良二「守りの野球でリーグを制す!」

 地元・福岡に戻ってきました監督の森山です。故郷のチームを指揮する機会をいただき、本当にうれしく思っています。昨年、西武を退団し、リーグの鍵山誠CEOと球団代表から「21年間のプロでの経験を生かしていただけないか」と監督就任を要請された時、僕の心はすぐに固まりました。

第47回 徳島・白石静生「渡邊、片山の2人で20勝を!」

 キャンプがスタートしました。あらためて昨シーズンを振り返ると、不完全燃焼の一言。就任1年目で全体を把握するのに時間がかかり、各選手に細かい指示を徹底することができないままシーズンに突入してしまいました。1球に対する意識や状況判断の面で他チームに遅れをとったことが、前後期最下位という結果になったのでしょう。

第46回 高知・定岡智秋「宮崎プレーイングコーチに引退勧告も!?」

 はじめまして。高知ファイティングドッグスの監督に就任しました定岡です。高知は南海、ダイエー時代、キャンプで非常にお世話になった場所。そのチームに携わることになり、何かの縁を感じています。僕は魚が好物ですから、おいしいカツオが今から楽しみです。

第45回 香川・加藤博人「巨人・深沢、ヤクルト・伊藤にオフはない!」

 新入団選手のトライアウトとドラフト会議が終わり、アイランドリーグはつかの間のオフを迎えています。香川はドラフトで韓国人2選手を含む5名を指名することができました。多くの主力選手が残留を決め、限られた枠内での選考だっただけに、誰を指名するか、かなり悩みました。

第44回 愛媛・沖泰司「オリックス・梶本は剛速球でアピールを」

 今年の大学生・社会人ドラフトは愛媛にも朗報がやってきました。リーグ最多勝(15勝)をマークした梶本達哉がオリックス・バファローズから育成指名を受けることができました。指名の瞬間の喜びは、半月近くが経った今でも、はっきりとよみがえってきます。みなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。

第43回 徳島・白石静生「小林よ、NPBで150キロを!」

 非常にうれしいニュースが届きました。御存知の通り、クローザーのが、千葉ロッテから育成選手としてドラフト指名を受けました。今シーズンは前後期ともに最下位を独走し、ファンの皆さんには申し訳ない思いでいっぱいでしたが、最後にいいお知らせができて良かったです。

第42回 高知・藤城和明「選手へ、ファンへ、ありがとう!」

「監督の私はどうなっても構いません。明日を夢見る若者たちをどうか救ってやってください」  9月30日、松山・坊っちゃんスタジアムでの最終戦。僕はファンのみなさんの前で、こんな挨拶をさせてもらいました。そのとき、高知は経営難で球団消滅の危機に直面していたのです。

第41回 香川・加藤博人「サブマリン・塚本は渡辺俊介2世?」

 愛媛と年間王者を争ったリーグチャンピオンシップは2連勝。前後期連覇のアドバンテージ(1勝分)を加えて、一気に地元で優勝を決めることができました。初戦の、2戦目のと両先発が大一番に合わせて、きっちり調整し、ゲームをつくってくれました。

第40回 愛媛・沖泰司「チャンピオンシップは先手必勝」

 後期シーズンは最後まで香川と優勝を争いましたが、3ゲーム差の2位に終わりました。前期の後半からチーム力は上向きだっただけに残念です。最終的には防御率1位(1.00)のがヒジの手術で離脱したことが響いてしまいました。彼が万全でいてくれれば、あと5つは勝てたはずです。

第38回 高知・藤城和明「北信越BCリーグの課題」

 少し前の話になりますが、8月7日にアイランドリーグ選抜の監督として石川に遠征し、北信越BCリーグ選抜との交流試合に臨みました。若者が野球にチャレンジできる土壌が誕生し、こうして試合ができたことを本当にうれしく感じました。

第36回 愛媛・沖泰司「後期は“考える野球”で勝つ!」

 後期はここまで5勝4敗のスタートです。最初につまづいた前期の反省から開幕10試合で7勝を目標にしていましたが、少し下回ってしまいました。やはり、エース格で地元出身のの故障が響いています。近平は近々、ヒジにメスを入れることになりそうで今季中の復活は絶望的です。

第35回 徳島・白石静生「後期はクローザー小林にすべてを賭ける!」

 スタートはまずまずだった前期シーズン、終わってみれば12勝29敗4分。3位・高知に7ゲーム差をつけられての最下位でした。開幕前、「昨年のような成績はありえない」と宣言しておきながら、その勝ち星を上回れず、申し訳なく思っています。

第33回 香川・加藤博人「ルーキー松本、初勝利の秘話」

 前期シーズンも残り10試合をきりました。優勝が近づき、選手たちのレベルが上がっていることを実感します。開幕当初はボール先行で四球連発だった若い投手が、ストライクが取れるようになってきました。やら主力ピッチャーだけでなく、新しい力が出てきたことが首位を走る要因でしょう。

第32回 愛媛・沖泰司「防御率1位・近平はシュートの習得を!」

 3日の徳島戦は大変な遠征になりました。ナイター後の帰り道でバスが故障。急遽、バスを2台チャーターしたものの、愛媛に着いたのは夜中の3時半……。さすがに全員クタクタで翌日の練習は休みにしました。今年は専用バスを寄贈していただいて、遠征が快適になっただけに残念です。

第31回 徳島・白石静生「渡邊は新しいエース!」

 先週の3連戦で3連敗。再びチームは借金生活に突入してしまいました。しかし、戦力が4球団で最も充実している香川相手に3勝4敗1分と互角の勝負をするなど、ここまでは、まずまずの戦いができているのではないでしょうか。

第30回 高知・藤城和明「新加入ソリアーノはマリオ、パチェコはガルベスだ!」

 開幕1ヶ月が過ぎ、高知は7勝5敗2分の首位に立っています。その原動力となっているのが、エースのとともに、手薄な投手陣を守り立てているの存在です。正直、ここまでやってくれるとは思いませんでした。うれしい誤算です。

第29回 香川・加藤博人「伊藤(東京ヤクルト)よ、未来のために反省を!」

 開幕から約半月、香川は開幕3連勝と好調なスタートをみせましたが、その後は勝ったり、負けたりの状態です。乗り切れない原因は投手陣にあります。特に先発2本柱の、の調子が思ったほど良くありません。

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