日本は平均値維持し、個も育てる方法模索を 金子達仁 2023年12月9日 日本は平均値維持し、個も育てる方法模索を2023-12-08T16:06:55+00:00 金子達仁「春夏シュート」 サッカーはその国の国民性が表れるスポーツである、と聞いたのは中学生の頃だった。なるほど、ドイツは勤勉だし、ブラジルは自由奔放だし、イタリアは何となくおしゃれだし。 ただ、世界の常識でもあるこの説には 続きを読む
夢にも思わなかったブラジルの失墜 金子達仁 2023年12月2日 夢にも思わなかったブラジルの失墜2023-12-01T20:02:47+00:00 金子達仁「春夏シュート」 初めて“プレーオフ”なるものを観戦したのは、いまから11年前、ロンドン五輪開幕を控えた英国だった。 聞いたことのないチームと、聞いたことのないチームによる、およそハイレベルな内容が期待し難い一戦。そ 続きを読む
アジアから離れつつある日本人の気持ち 金子達仁 2023年11月25日 アジアから離れつつある日本人の気持ち2023-11-25T16:26:06+00:00 金子達仁「春夏シュート」 “勝って当然”見る価値は……“ W杯予選が見られない! 国によっては暴挙や政情不安が起きていてもおかしくない事態だったが、日本では何も起きなかった。 吹っ掛けてきたシリア、もしくはUAE側にとって見誤 続きを読む
U17代表戦士 格上撃破で人生を変えろ 金子達仁 2023年11月18日 U17代表戦士 格上撃破で人生を変えろ2023-11-17T18:26:00+00:00 金子達仁「春夏シュート」 何度か書いてきたが、GKはサッカーにおける“炭鉱のカナリア”だと思っている。人口比で10%にも満たないポジションの強化に乗り出せる国が、残る90%以上を放置するはずがない。つまり、いいGKを輩出でき 続きを読む
監督人事に独自色の町田、南葛……フロントに存在感 金子達仁 2023年11月11日 監督人事に独自色の町田、南葛……フロントに存在感2023-11-10T18:58:35+00:00 金子達仁「春夏シュート」 各地で高校サッカーの予選が最終盤を迎えている。試合のハイライトを動画で眺めながら、改めて感心させられるのはピッチの素晴らしさである。 わたしが専門誌で高校サッカーの担当をしていた頃、この時期に緑の芝 続きを読む
「礼節」こだわらず「衣食」を求めたなでしこ 金子達仁 2023年11月4日 「礼節」こだわらず「衣食」を求めたなでしこ2023-11-02T18:41:33+00:00 金子達仁「春夏シュート」 衣食足りて礼節を知る、という言葉はサッカーにも当てはまるのではないか、と思い始めている。 わたしが生でバルセロナの試合を見たのは、88年3月のことだった。 当時のバルセロナは、芸術性などまるでない、 続きを読む
町田・黒田監督が新たに開いた日本特有の道 金子達仁 2023年10月28日 町田・黒田監督が新たに開いた日本特有の道2023-10-27T15:21:44+00:00 金子達仁「春夏シュート」 高校サッカーの世界で結果を残した指導者がJの世界に身を転じる。過去にもなかったわけではない。ただ、成功と呼べそうな事例はほぼなかった。 なぜか。立場の違いに適応しきれなかったからではないか、というの 続きを読む
古橋の高い意識を証明したQBK弾 二宮清純 2023年10月21日 古橋の高い意識を証明したQBK弾2023-10-20T15:51:55+00:00 金子達仁「春夏シュート」 柳沢敦。個人的には、Jリーグ発足以降の日本サッカーが生み出した最高級のストライカーだと思っている。高校を卒業した段階で、彼ほどに期待をさせてくれたアタッカーはいなかった。 だが、柳沢がプロ生活で残し 続きを読む
挑戦より安全選ぶ“日本病”再発が残念 金子達仁 2023年10月14日 挑戦より安全選ぶ“日本病”再発が残念2023-10-15T22:02:33+00:00 金子達仁「春夏シュート」 女子は優勝、男子は準優勝という結果でアジア大会のサッカーは終わった。実に発見の多い大会だった。 一番の発見は「お、結構効くんだ」ということ。どういうことかと言えば、女子決勝の北朝鮮である。 準々決勝 続きを読む
許されない…競技を汚した“北の蛮行” 金子達仁 2023年10月7日 許されない…競技を汚した“北の蛮行”2023-10-06T19:30:11+00:00 金子達仁「春夏シュート」 この原稿が紙面に載る時には、すでにアジア大会の準決勝は終わっている。ただ、どうしても触れておきたいことがある。 準々決勝、対北朝鮮戦のことである。 百歩譲って北朝鮮の激しいプレーについては容認すると 続きを読む