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金子達仁「春夏シュート」

「見られること」でアジアのサッカーは進歩する

 アジアサッカー連盟(AFC)が29日に発表したところによると、カタールで行われてアジアカップの観客動員数が、11試合を残した時点で史上最多を記録したという。 ちなみに、これまでで一番多かったのは04
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金子達仁「春夏シュート」

2戦4失点……GKの“自責率”は?

 スペイン語圏には、GKというポジションを表現する単語の一つに“ポルテーロ”というものがある。直訳すれば「門番」。実社会では、門の前に立ちはだかり、住人たちを守る存在である。 仮に門番が強盗の侵入を許
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金子達仁「春夏シュート」

世界を知った上で貫く“青森山田スタイル”

 専門誌で高校サッカーを担当するようになったころ、わたしにはお気に入りの選手がいた。バイエルンに所属していたデンマーク代表のブライアン・ラウドルップ。重心の低いドリブル。柔らかい膝と広い視野。ドイツの
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金子達仁「春夏シュート」

ファンが変われば国内組の意識も変わる

 おめでとうございます、と軽々しく口にするのが憚られるような年明けになってしまった。被害にあわれた方、平穏な日常を取り戻すべく奮闘している方々に思いを馳せつつ、今年の筆を始めたい。 まずは元日に行われ
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金子達仁「春夏シュート」

大谷、尚弥が“変えた”勝利に驚かなくなるメンタル

 世界のサッカー界の生き字引から、もしこんなことを言われてしまったら。「日本のあの選手は、ペレにも比肩しうる」 ペレ、がピンとこない方は、クリロナだろうがメッシだろうがエムバペだろうが、好きな人物に置
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金子達仁「春夏シュート」

森保ジャパンが“流れ”つくった2023年

 子供のころはあんなにも長かった1年という時間が、年齢を重ねるにつれどんどんと短くなっていくのは、「初めて」や「未知」が減っていくからだと個人的には思っている。マラソンを走ったことのある人間とそうでな
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金子達仁「春夏シュート」

日本は平均値維持し、個も育てる方法模索を

 サッカーはその国の国民性が表れるスポーツである、と聞いたのは中学生の頃だった。なるほど、ドイツは勤勉だし、ブラジルは自由奔放だし、イタリアは何となくおしゃれだし。 ただ、世界の常識でもあるこの説には
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金子達仁「春夏シュート」

夢にも思わなかったブラジルの失墜

 初めて“プレーオフ”なるものを観戦したのは、いまから11年前、ロンドン五輪開幕を控えた英国だった。 聞いたことのないチームと、聞いたことのないチームによる、およそハイレベルな内容が期待し難い一戦。そ
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金子達仁「春夏シュート」

アジアから離れつつある日本人の気持ち

“勝って当然”見る価値は……“ W杯予選が見られない! 国によっては暴挙や政情不安が起きていてもおかしくない事態だったが、日本では何も起きなかった。 吹っ掛けてきたシリア、もしくはUAE側にとって見誤
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