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金子達仁「春夏シュート」

コスタリカの実力を測る物差しとなる米国戦

 このトシになってやっとわかってきた。わたしには、世界大会のたび、相手にバイアスをかけてしまう傾向がある。 強いチームをより強く、弱いチームをより弱く認識したがってしまう。 W杯カタール大会での対戦相
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金子達仁「春夏シュート」

招致活動のプロ“善児”の存在を否定しきれない自分

 知ってはいた。体験したわけではないけれど、先輩たちから聞かされてわかったつもりになっていた。 スポーツの国際大会を招致するにはカネがかかる。 招致を争うライバルの中には、だいぶグレーというか、ほとん
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金子達仁「春夏シュート」

なでしこの“顔”になり得る18歳浜野

 必ずしも未来に直結しているわけではない。それは、過去の歴史が証明している。ワールドユース。今で言うところのU-20W杯。第1回大会の優勝国はソ連だった。ガーナが優勝したこともあるし、前回大会の覇者は
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金子達仁「春夏シュート」

「悲願」達成へ 足りないW杯日本代表への期待

 仙台育英が夏の甲子園を制した。宮城の、東北の悲願がついに叶った。須江監督の優勝インタビューも印象的で、はや「青春って密」を流行語大賞に、なんて声もあるようだ。わかる。わたしもアレにはグッときた。 今
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金子達仁「春夏シュート」

浦和声出し問題“校則”を変えるのは“生徒”たちの声

 今回はちょっと自信なさげに書きます(笑)。 殺人。近代社会における絶対悪。明治だろうが大正だろうが昭和だろうが平成だろうが、断じて許されることではありません。なので、令和の世を生きるわたしたちが明治
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金子達仁「春夏シュート」

相馬の「考える力」は代表に必要

 香港戦と中国戦は有料の公開試合。評価の対象となるのは韓国戦のみ。そう決めてこの大会を眺めてきた。 それでいながら、中国戦の後はこめかみがヒクつきかけてしまったわたしである。結果は度外視といいながら、
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金子達仁「春夏シュート」

野球界を見習いJでも新星にスポットを

 確かシドニー五輪の前後だった。A代表だろうが五輪代表だろうが予選だろうが親善試合だろうが、日本代表というだけで会場が満員になってしまう状況を本欄で皮肉った記憶がある。 こんなのいまだけ、日本だけ、と
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金子達仁「春夏シュート」

独の求める価値が日本の新たな武器に

 80年代を生きるアメリカの高校生マーティにとって、日本車は高性能の象徴だった。タイムマシンに乗って出会った50年代の科学者ドクにとって、日本製は安かろう悪かろうの象徴だった。映画「バック・トゥ・ザ・
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金子達仁「春夏シュート」

野球界から学びJリーグの活気を再び

 サッカーは野球の敵。 いまとなっては信じられない気もするが、かつては、そう公言して憚らない人がこの国にはいた。 サッカーは日本人の国民性に合わない。サッカーは日本が培ってきた秩序と文化を破壊する。当
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