王者イタリア、パラグアイ相手にドロー発進 〜グループリーグF第1節〜

 14日、南アフリカワールドカップグループリーグF第1節がケープタウンで行われ、イタリア(FIFAランキング5位)とパラグアイ(同31位)が対戦した。前回王者のイタリアは序盤から華麗なパス回しで主導権を握る。しかし、先制点をとったのはパラグアイだった。フリーキックのチャンスにDFアントン・アルカラス(ブルージュ)がヘディングシュートを決めた。後半、相手の堅い守りに苦しんだイタリアは18分にダニエレ・デ・ロッシ(ローマ)がコーナーキックからシュートを流し込み同点に追いつく。その後は両者ともに勝ち越しゴールを狙うも互いの守りを崩すことはできず、1対1のまま勝ち点1を分けあった。 (ケープタウン) 【得点】 [イ] ダニエレ・デ・ロッシ(63分) [パ] アントン・アルカラス(39分)

日本、本田の決勝弾でカメルーンに勝利! 〜グループリーグE第1節〜

 14日、南アフリカワールドカップグループリーグE第1節がブルームフォンテーンで行われ、日本(FIFAランキング45位)がカメルーン(同19位)と対戦した。GK川島永嗣(川崎F)、FW本田圭佑(CSKAモスクワ)らが先発した日本はカメルーンにボールを持たれながらもシュートチャンスは作らせない。そして迎えた前半39分、右サイドからのクロスをゴール前で落ち着いてトラップした本田がシュートを豪快に突き刺し先制点をあげる。1点リードで前半を折り返したものの、後半はほとんど攻めの形を作ることができない。それでも守備陣が奮闘し、カメルーンに同点ゴールを許さない。このまま1対0で90分間とロスタイム4分が過ぎ、日本は02年日韓大会以来となるW杯3勝目をあげ、勝ち点3を獲得した。 (ブルームフォンテーン) 【得点】 [日] 本田圭佑(39分)

オランダ、デンマーク破り白星発進 〜グループリーグE第1節〜

 14日、南アフリカワールドカップグループリーグE第1節がヨハネスブルグ・サッカーシティで行われ、オランダ(FIFAランキング4位)とデンマーク(同36位)が対戦した。序盤からボールを支配したオランダが試合をコントロールする。対するデンマークも組織立った守備で決定機を作らせず、カウンターからチャンスを窺う。前半は両者ゴールを奪うことは出来ず、0対0で折り返す。試合が動いたのは後半開始早々の1分、FWロビン・ファン・ペルシー(アーセナル)のセンタリングを相手DFがクリアミスをしてオウンゴールとなり幸運な形によりオランダが先制する。その後も攻め続けたオランダは後半40分、MFディルク・カイト(リバプール)の追加点で2対0とし試合終了。日本と同組のライバル対決は実力に勝るオランダに軍配が上がった。 (ヨハネスブルグ、サッカーシティ) 【得点】 [オ] オウンゴール(46分)、ディルク・カイト(85分)

ブブゼラで目覚める、キャンプ地の朝 〜南アフリカ特捜レポート〜

 日本代表のスイス・サースフェー合宿取材から帰国して中1日で再び成田空港へ。時差ボケが直らぬまま、そのまま飛行機に乗り込んだ。バンコクまで5時間、そこで飛行機を乗り継いで10時間の長距離移動は体力的にかなりきつい。それもほぼ満席という混み具合で、ワールドカップに向かうアジアの人々で溢れ返った。機内食のタイカレーと、シンハービールを楽しみながらも「世界一治安の悪い国」に刻一刻と向かっていると思うと、楽しみというよりは不安ばかりが大きかった。

ドイツ、オーストラリアを4ゴールで圧倒 〜グループリーグD第1節〜

 13日、南アフリカワールドカップグループリーグD第1節がダーバンで行われ、ドイツ(FIFAランキング6位)とオーストラリア(同20位)が対戦した。前回大会3位のドイツは初戦からいきなりエンジンを全開にする。前半8分にMFルーカス・ポドルスキ(ケルン)が豪快なシュートを突き刺すと、26分にFWミロスラフ・クローゼ(バイエルン・ミュンヘン)がW杯通算11ゴール目をヘディングであげ追加点をあげる。勢いは後半にもとどまらず2ゴールを重ね、終わってみれば4対0の圧勝で最高のスタートを切った。 (ダーバン) 【得点】 [ド] ルーカス・ポドルスキ(8分)、ミロスラフ・クローゼ(26分)、トーマス・ミュラー(68分)、カカウ(70分)

ガーナ、セルビア下しアフリカ勢初勝利 〜グループリーグD第1節〜

 13日、南アフリカワールドカップグループリーグD第1節がプレトニアで行われ、セルビア(FIFAランキング15位)とガーナ(同32位)が対戦した。攻守の切り替えが早い試合展開となったが、スコアはなかなか動かない。身体能力に勝るガーナが強引にゴールに迫るも、強固な守備陣を擁するセルビアは得点を許さなかった。このまま試合は終了するかと思われたが、後半40分にセルビアがPA内でハンドの反則を犯し、これで得たPKをFWアサモア・ギャン(レンヌ)がしっかりと決め1点を勝ち越し。1対0となり、そのままガーナが逃げきり勝ちを収めた。 (プレトニア) 【得点】 [ガ] アサモア・ギャン(85分)

スロベニアがアルジェリア下しW杯初勝利 〜グループリーグC第1節〜

 13日、南アフリカワールドカップグループリーグC第1節がポロクワネで行われ、アルジェリア(FIFAランキング30位)とスロベニア(同25位)が対戦した。前半はゆっくりとした立ち上がりからお互いにチャンスを探るも無得点のまま折り返す。後半も一進一退の攻防が続くも両者シュートに精度を欠きゴールは入らない。しかし27分にアルジェリアが退場者を出し10人になると、35分、スロベニアがMFロベルト・コレン(WBA)のミドルシュートで均衡を破る。その後も試合をコントロールしたスロベニアがW杯初勝利を飾った。 (ポロクワネ) 【得点】 [ス] ロベルト・コレン(80分)

イングランド、アメリカと勝ち点1分け合う 〜グループリーグC第1節〜

 12日、南アフリカワールドカップグループリーグC第1節がルステンブルグで行われ、イングランド(FIFAランキング8位)とアメリカ(同14位)が対戦した。前半4分にスローインからのボールをうまくつないだイングランドがMFスティーブン・ジェラード(リバプール)のゴールで先制する。一方のアメリカも中盤から激しくプレスをかけ徐々にペースを握る。40分、MFクリント・デンプシー(フルアム)が放ったシュートをGKロバート・グリーン(ウェストハム)が後逸するという信じられないミスでアメリカが同点に追いつく。後半は動きのよくなったイングランドペースで進み、一方的に攻めあがるもゴールを奪うことができず1対1で試合終了。両者痛みわけの勝ち点1という結果となった。 (ルステンブルグ) 【得点】 [イ] スティーブン・ジェラード(4分) [ア] クリント・デンプシー(40分)

アルゼンチン、ナイジェリア相手に逃げ切り勝ち 〜グループリーグB第1節〜

 12日、南アフリカワールドカップグループリーグB第1節がヨバネスブルグ・エリスパークで行われ、アルゼンチン(FIFAランキング7位)とナイジェリア(同21位)が対戦した。序盤からFWリオネル・メッシ(バルセロナ)にボールを預けるアルゼンチンは前半6分、メッシが得たコーナーキックからガブリエル・エインセ(マルセイユ)がダイビングヘッドで豪快にシュートを突き刺し先制する。前半はそのままアルゼンチンペースで進んだ。後半は両者がチャンスを作るもなかなかゴールは生まれない。前半に比べると決定機を迎えたナイジェリアもフィニッシュに精度を欠き、同点弾は生まれず。アルゼンチンも追加点こそないものの、セットプレーからの先制点を守り切り1対0で今大会初戦を制した。 (ヨハネスブルグ・エリスパーク) 【得点】 [ア] ガブリエル・エインセ(6分)

韓国、ギリシャを完封し勝ち点3獲得 〜グループリーグB第1節〜

 12日、南アフリカワールドカップグループリーグB第1節がポートエリザベスで行われ、韓国(FIFAランキング47位)とギリシャ(同13位)が対戦した。前半7分にセットプレーからDFイ・ジョンス(鹿島)がシュートを押し込み韓国が先制する。その後も試合を支配した韓国は後半7分にMFパク・チソン(マンチェスター・ユナイテッド)が追加点を奪う。その後、ギリシャは前線の選手を入れ替え反撃に出るも韓国守備陣を最後まで崩すことはできず、試合はこのまま2対0で終了し、韓国が貴重な勝ち点3を獲得した。 (ポートエリザベス) 【得点】 [韓] イ・ジョンス(7分)、パク・チソン(52分)

フランス、スコアレスドローでスタート 〜グループリーグA第1節〜

 11日に開幕した南アフリカワールドカップはケープタウンでグループリーグA第1節が行われ、ウルグアイ(FIFAランキング16位)とフランス(同17位)が対戦した。試合開始から左サイドを起点に攻撃を組み立てるフランスとツートップにボールを預けゴールへの糸口を掴みたいウルグアイが攻守の切り替えが早いゲームを展開する。前半は無得点のまま折り返すと、後半は両者ともに決め手をかきこう着状態のまま試合は進む。ウルグアイが残り10分で退場者を出すとフランスが一方的に攻める展開となったが、必死で守るウルグアイ守備陣を破ることはできず、試合はスコアレスドローのまま終了した。さきに行なわれた開幕戦とともにグループAは2試合ともに引き分けスタートとなった。 (ケープタウン)

開幕戦はメキシコが南アに追いつきドロー 〜グループリーグA第1節〜

 11日、ヨハネスブルグ・サッカーシティで開会式直後に行なわれた開幕戦グループリーグA第1節では、地元の南アフリカ(FIFAランキング83位)とメキシコ(同17位)が対戦した。序盤から主導権を握ったのはメキシコ。地元の大声援を背に動きの硬い南アを攻め決定機を作る。しかしゴールは奪えず、25分過ぎからは南アフリカも落ち着きを取り戻す。先制点が生まれたのは後半10分、中盤からのスルーパスを受けたシフェウェ・チャバララ(カイザー・チーフス)が左サイドを駆け上がり、強烈なシュートでゴールネットを揺らし南アフリカが大会初ゴールを奪う。一方、メキシコはポゼッションしながらゴールに迫り、34分にラファエル・マルケス(バルセロナ)のゴールで同点に追いつく。その後は一進一退の攻防が続くも両者得点なく、開幕戦は1対1のドローに終わった。 (ヨハネスブルグ、サッカーシティ) 【得点】 [南] シフェウェ・チャバララ(55分) [メ] ラファエル・マルケス(79分)

スペインが大本命 2位争いはチリが一歩リード 〜グループH開幕前展望〜

 最後のグループに入った08年欧州王者スペインは、世界中で最も愛されるサッカーを展開している。彼らのプレーは美しいだけでなく、結果も残してきた。2006年11月以降、敗戦はコンフェデレーションズカップ準決勝アメリカ戦のたった一つだけ。欧州予選も10連勝で通過している。ホンジュラス、チリ、スイスと同居するグループで彼らが足踏みすることは考えられない。

優勝候補ブラジルをポルトガル、コートジボワールが追う 〜グループG開幕前展望〜

 組み合わせ抽選直後から“死のグループ”と言われ続けているグループG。2大会ぶりの優勝を狙うブラジル、高い個人技を誇りタレント揃いのポルトガル、アフリカ最強の呼び声も高いコートジボワール、そして謎に包まれた北朝鮮。まさにワールドカップといったバラエティに富んだ見どころのあるグループだ。

相手に恵まれた前回王者 堅守を誇る各国がロースコアの戦い 〜グループF開幕前展望〜

 前回王者のイタリアだが、本大会を前に勢いは感じられない。昨年のコンフェデレーションズカップではW杯王者として大会に臨んだが屈辱のグループリーグ敗退。悩めるアズーリに、南米の古豪パラグアイ、欧州の新興勢力スロバキアが襲い掛かる。

負傷者続出のドイツに迫るセルビア 〜グループD開幕前展望〜

 今大会で最も混戦が予想されるのがグループDだ。西ドイツ時代を含み3回の優勝を誇るドイツがシードされているが、セルビア、ガーナ、オーストラリアとポテンシャルの高いチームが凌ぎを削る。ドイツ、ガーナともに大黒柱が欠場することとなり、面白い存在となるのがセルビアだ。分離独立運動などで翻弄されてきた歴史を持つ国が、いよいよ世界の舞台で輝きを放つか。

不安の多いイングランド アメリカが逆転狙う 〜グループC開幕前展望〜

 優勝候補のイングランドを筆頭にアメリカ、スロベニア、アルジェリアが同居するグループC。スペイン・ブラジルについで高い評価を得てきたイングランドだが、ここへきて負傷者が続出し、ファビオ・カペッロ監督は頭を抱える日々が続いている。

最後のテストマッチ、コートジボワールに力負け 〜国際親善試合〜

 4日、サッカー日本代表はスイス・シオンで国際親善試合を行ない、コートジボワール代表と対戦した。前半13分、フリーキックのこぼれ球が田中マルクス闘莉王(名古屋)に当たり、日本はいきなりオウンゴールを献上してしまう。その後は高い位置からプレスをかけるものの、ボールを奪っても攻撃の起点とはならず、前半はいいところなく折り返す。後半開始から中村俊輔(横浜FM)、中村憲剛(川崎F)らを投入したが、状況を打破できず歯がゆい展開が続く。そして迎えた35分、またもフリーキックからコロ・トゥーレ(マンチェスター・シティ)に押し込まれ2点差をつけられる。結局、90分を通して日本にゴールの可能性は感じられることなく、本大会前最後の試合は0対2の完敗に終わった。日本代表は明日、南アフリカへ向かい、14日のカメルーン戦に備える。 (シオン) 【得点】 [コ] オウンゴール(13分)、コロ・トゥーレ(80分)

サースフェーで落ち着きを取り戻した岡田ジャパン 〜南アフリカ特捜レポート〜

 今、私は日本代表の合宿地、スイス・サースフェーにいる。  ジュネーブ空港から鉄道、バスと乗り継いで約4時間かけてたどり着いた小さな村。ガソリン車の乗り入れが禁止されるなど環境の保全が徹底されている。4000m級の荘厳な山々に囲まれ、澄んだ空気のなかで本大会に向けて最後の調整が行なわれている。

豪華執筆陣によるコラム、全試合速報をお届け!  〜W杯特集ページ『南アW杯ch.2010』〜

 岡田ジャパン、グループリーグ突破なるか!? 優勝は下馬評の高いスペイン、ブラジルか。連覇のかかるイタリアは……。  当HPではW杯特集ページ『南アW杯ch.2010』を開設! 編集長の二宮清純をはじめ、当HPお馴染みの“ザゲイロ”大野俊三氏、南米のサッカー事情に精通するノンフィクションライター田崎健太氏、スポーツライター二宮寿朗氏ら豪華布陣が書き下ろしコラムを執筆。さらに開幕戦から決勝戦まで全64試合を完全速報! 10億人の視線が世界中から集まる祭典の全てをお届けします。お楽しみに! ☆W杯スペシャルコンテンツ☆ 『南アW杯ch.2010』※期間中、随時更新!

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