ア・リーグ、下克上の予感!? ナ・リーグは二極化

 MLBの2009シーズンが開幕して、ちょうど2週間が経過した。各球団とも10試合以上を消化し、スタートダッシュに成功したチームと出遅れたチームの色分けがはっきりしてきている。上原浩治(オリオールズ)、川上憲伸(ブレーブス)のデビュー戦勝利、イチローの最多安打記録越えなど、日本人選手の活躍も目立った各地区の戦いをおさらいしたい。

イチロー、通算安打記録越え!

 シアトル・マリナーズのイチローは日本時間17日、ホームのロサンゼルス・エンゼルス戦の第2打席にライト前ヒットを放ち、日米通算安打を3086本と伸ばして張本勲氏(元東映など)が持つ日本プロ野球記録(3085本)を上回った。ヒットを打ったイチローが1塁に到達すると、電光掲示板には記録達成を告げる文字が躍り、観客がスタンディング・オベーションで偉業をたたえた。

イチロー、満塁弾で通算安打タイ記録に

 シアトル・マリナーズのイチローは日本時間16日、ホームのロサンゼルス・エンゼルス戦で2安打をマークして、日米通算安打を3085本とし、張本勲氏(元東映など)が持つ日本プロ野球最多安打記録に並んだ。胃潰瘍により開幕に出遅れたイチローはこの日が今季初出場。第2打席でセンター前ヒットを放つと、第5打席でライトへ満塁弾を叩き込んで、記録に花を添えた。

川上、メジャー初登板初勝利

 中日からアトランタ・ブレーブスにFA移籍した川上憲伸が日本時間12日、ワシントン・ナショナルズ戦でメジャー初登板を果たした。先発のマウンドに上がった川上は初回に先制を許す苦しい立ち上がり。3回にも2ランを浴びた。しかし、ブレーブスが中盤に逆転し、川上も4回以降は無失点。結局、6回4安打3失点の内容でチームも5−3で勝利し、勝ち投手になった。

富山、連覇へ向けて白星発進

4月11日(土)  11日、BCリーグの3年目のシーズンが開幕した。昨季、初優勝し連覇を狙う富山は福井と対戦。阪神に入団した野原に代わって4番に座った町田が初回に先制3ランを放つと、その後も着々と追加点を挙げた。投げてはエースの小山内が7安打を打たれながらも6回を1失点に抑えた。福井も10安打を放ち終盤には粘りを見せたが、追いつくことができず。富山が2年ぶりに開幕白星を飾った。手に汗握る投手戦となったのは新潟、石川戦。新潟・伊藤、石川・南の両先発陣がほぼ完璧なピッチングを披露した。しかし、南は3回に新潟の隼人に一発を打たれ1点を失い、結局それが決勝点となった。投打がかみ合い、快勝したのは群馬。1−1の同点で迎えた6回、暴投と川村のタイムリーで2点を勝ち越すと、7回には主砲・井野口がダメ押しの3ランで引き離し、試合を決めた。

独立リーグの頂点を目指し、BCリーグが開幕!

 11日、ベースボール・チャンレンジ・リーグ(BCリーグ)が開幕する。設立3年目を迎え、今季から新たに延長戦が導入される(ただし3時間20分を超えた場合は引き分けとなる)。これはファンの要望に応えたもので、これまで以上にエキサイティングなゲームが数多く見られそうだ。  さて昨季は北陸地区で前後期ともに優勝した富山サンダーバーズがリーグチャンピオンシップで上信越地区代表の群馬ダイヤモンドペガサスを下し、念願の初優勝を飾った。だが、一昨年の石川ミリオンスターズに続き、グランドチャンピオンシップではチャンピオンフラッグを手にすることはできなかった。それだけに今季こそはBCリーグチャンピオンの日本一達成を期待するファンも少なくない。  果たして今季はどんなシーズンとなるのか。ぜひ、プロらしいハツラツとしたプレーでファンをわかせてほしい。

松坂、今季初登板は黒星スタート

 ボストン・レッドソックスの松坂大輔が日本時間10日、ホームのタンパベイ・レイズ戦で今季初登板を迎えた。先発マウンドに上がった松坂だったが、2回から4回まで毎回本塁打を浴びる不安定な内容。6回途中9安打4失点で降板した。チームは反撃も及ばず、3−4で敗れたため、松坂は初黒星を喫した。レイズ・岩村明憲との対決は空振り三振、四球、センターフライ、センターへの2塁打と3打数1安打だった。

上原、メジャー初登板初勝利!

 巨人からボルチモア・オリオールズにFA移籍した上原浩治が日本時間9日、ニューヨーク・ヤンキース戦でメジャー初登板を果たした。先発のマウンドに上がった上原は5回を86球5安打1失点に抑え、降板。チームは7−5でオリオールズが逃げ切り、上原がメジャー初勝利をおさめた。ヤンキース松井秀喜との対決も3打数無安打で、こちらも上原に軍配が上がった。

プロ野球開幕記念! 『プロ野球実況できなかったスゴイ話』プレゼント!

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黒田、開幕戦で勝利 松井秀も開幕アーチ

 MLBの2009シーズンが日本時間7日、本格的に開幕した。昨年の松坂大輔(レッドソックス)に続き、日本人3人目の開幕投手となったロサンゼルス・ドジャースの黒田博樹は6回途中1失点。チームは4−1で勝利し、1勝目をマークした。またニューヨーク・ヤンキースの松井秀喜は、ボルチモア・オリオールズとの開幕戦に「4番・DH」で出場。7回に今季第1号となる2ランを放った。これで通算本塁打数は445本となり、恩師でもある巨人・長嶋茂雄元監督の記録(444本)を抜いた。

高知、元楽天のドミンゴを獲得

 高知ファイティングドッグスは横浜、中日、東北楽天とNPB3球団に所属経験があるドミンゴ投手の入団を発表した。8日よりチームに合流予定で、背番号は「50」に決まった。NPBで実績を持つ外国人選手の加入は今回が始めて。高知は投手が7名と頭数が不足していたが、4年ぶりの優勝に向けて大きな戦力を獲得した。

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