WBC
第3回WBCは17日、2次ラウンド2組の最終戦でドミニカ共和国代表がプエルトリコ代表を2−0で破り、ラウンド1位通過を決めた。この結果、日本は18日の準決勝でラウンド2位のプエルトリコと対戦する。試合はドミニカのワンディ・ロドリゲス、プエルトリコのオーランド・ロマンの両先発が好投。5回、ドミニカがカルロス・サンタナのソロホームランで均衡を破る。8回にはフランシスコ・ぺーニャのタイムリーで1点を追加すると、4投手のリレーでプエルトリコ打線を完封した。
第3回WBCは16日、2次ラウンド2組でプエルトリコ代表が米国代表を4−3で破り、初の準決勝進出を決めた。プエルトリコは初回、マイク・アービレイスのタイムリーで先制。6回には相手投手の乱調につけこみ、押し出し四球とアンディ・ゴンザレスの2点打で4−0とリードを広げる。米国は7回に1点を返し、8回にもライアン・ブラウンの二塁打などで1点差に詰め寄ったが及ばなかった。プエルトリコは17日にラウンド1位をかけてドミニカ共和国と対戦する。この試合で敗れたチームが18日の準決勝で日本代表と戦う。
第3回WBCは15日、2次ラウンド2組でドミニカ共和国代表が米国代表を3−1で降し、準決勝進出を決めた。試合は米国が立ち上がりに押し出し四球で1点を先行するも、直後にドミニカがハンリー・ラミレスのソロで追いつく。以降は両投手陣が踏ん張り、1点を争う好ゲームとなった。1−1の均衡が破れたのは最終回。ドミニカは先頭のネルソン・クルーズが二塁打を放つと、代打ウィリー・アイバーが勝ち越し打を放つ。さらにホセ・レイエスのタイムリーが飛び出して、接戦をモノにした。敗れた米国は2次ラウンド突破をかけて、16日にプエルトリコと対戦する。
第3回WBCは14日、2次ラウンドでプエルトリコ代表がイタリア代表に4−3で逆転勝ちし、決勝ラウンド進出に望みをつないだ。プエルトリコは5回に3点を先制されるが、6回に相手のミスで1点を返す。8回にもイタリアの守りが乱れたの乗じ、3点をあげて試合をひっくり返した。イタリアはオリックスのアレッサンドロ・マエストリが先発で5回途中まで無失点と好投したが、勝負どころでの痛い失策により、敗退が決まった。プエルトリコは16日に、ドミニカ共和国代表−米国代表(15日)の敗者と2次ラウンド突破をかけて対戦する。
第3回WBCは13日、2次ラウンド2組の試合が米国マイアミでスタートし、ドミニカ共和国代表と米国代表が初戦を勝利して決勝ラウンド進出に王手をかけた。両者は2次ラウンド突破へ15日に対戦する。ドミニカはイタリア代表に対し、初回に4点を失う苦しい立ち上がり。だが、3回と6回にソロ本塁打で追い上げると、7回に3連打から押し出し四球と犠牲フライで同点に追いつく。さらにネルソン・クルーズのタイムリーで勝ち越し、逆転勝ちを収めた。
第3回WBCは12日、2次ラウンド最終戦で日本代表がオランダ代表に10−6で勝利し、1位通過を決めた。日本は初回に1点を先行されたが、2回、阿部慎之助の1イニング2本塁打などで一挙8点をあげて逆転に成功する。その後は小刻みな投手リレーでオランダの反撃をかわした。日本は試合後、渡米し、準決勝では日本時間18日に2次ラウンド2組(ドミニカ共和国、プエルトリコ、米国、イタリア)の2位チームと対戦する。 ◇1組 (東京ドーム) オランダ代表 6 = 100000230 (オ)●ベルクマン−イセニア−パベレク−ヘイエスタク−バレンティナ (日)○大隣−沢村−田中−今村−森福−山口−涌井−牧田 本塁打 (オ)シモンズ2号ソロ (日)阿部1号ソロ、2号3ラン
第3回WBCは11日、2次ラウンドでオランダ代表がキューバ代表に7−6とサヨナラ勝ちし、初の決勝ラウンド進出を決めた。12日に日本代表とラウンド1位を争い、再戦に臨む。この日のオランダは主砲のウラディミール・バレンティンらが負傷交代し、厳しい戦いを余儀なくされた。だが、機動力を生かした攻撃で、破壊力のあるキューバと互角に渡り合う。4−4の同点から8回には2点を勝ち越されたものの、直後にアンドレルトン・シモンズの2ランで試合は振り出しに。そして9回、1死満塁からカリアン・サムスの犠牲フライで熱戦に終止符を打った。キューバは肝心なところで攻守にミスが出て、2大会連続の2次ラウンド敗退となった。
第3回WBCは10日、2次ラウンドで日本代表がオランダ代表に延長戦の末、16−4で7回コールド勝ちを収め、決勝ラウンド進出を決めた。日本は初回に鳥谷敬の先頭打者ホームランで幸先よく先制すると、その後も一発攻勢で毎回得点。終わってみれば先発全員の17安打で大勝した。日本はラウンド1位をかけ、12日にオランダ−キューバ(11日)の勝者と対戦する。 ◇1組 (東京ドーム) オランダ代表 4 = 0000040 (7回コールド) (日)○前田−内海−山口−涌井 (オ)●コルデマンス−スタウフベルヘン−ヘイエスタク−ファンドリール−バレンティナ 本塁打 (日)鳥谷1号ソロ、松田1号2ラン、内川1号3ラン、稲葉1号ソロ、糸井1号3ラン、坂本1号満塁
第3回WBCは10日、1次ラウンドでC組からドミニカ共和国代表、プエルトリコ代表、D組からイタリア代表の2次ラウンド進出が決まった。ドミニカはスペイン代表を6−3で、プエルトリコはベネズエラ代表を6−3でそれぞれ破り、2連勝で1試合を残して通過を決めた。イタリアは米国代表に2−6で敗れたものの、2勝1敗で2位以上が確定した。米国は今大会初勝利をあげ、同じく1勝1敗で並ぶカナダ代表との直接対決(11日)で勝ったほうが2次ラウンドへ進出する。
第3回WBCは9日、2次ラウンドでキューバ代表が台湾代表を14−0と圧倒し、決勝ラウンド進出に望みをつないだ。初回、フレデリク・セペダの2ランで先制すると、4回にはヤスマニー・トマスの3ランなどで4点を追加。6回にはホセ・アブレウ、アルフレド・デスパイネの連続ホームランを含む打者一巡の猛攻で8点を奪い、7回コールド勝ちを収めた。
第3回WBCは8日、2次ラウンドで日本代表が台湾代表に延長戦の末、4−3で勝利し、決勝ラウンド進出に王手をかけた。日本は3回と5回に1点ずつを失う苦しい展開。8回に同点に追いつくが、その裏に再び勝ち越しを許す。だが最終回に井端弘和のタイムリーで試合を振り出しに戻すと、延長10回に中田翔の犠飛で勝ち越した。日本は10日、決勝ラウンド進出をかけてオランダ代表と対戦する。 ◇1組 (東京ドーム) 台湾代表 3 = 001010010 0(延長10回) (日)能見−攝津−田中−山口−沢村−○牧田−S杉内 (台)王建民−潘威倫−郭泓志−王鏡銘−●陳鴻文−林イー豪−陽耀勲
第3回WBC2次ラウンドが8日、スタートし、1組では1次ラウンドB組2位のオランダ代表が、同A組1位のキューバ代表に6−2で勝利し、決勝ラウンド進出に王手をかけた。オランダは先発のディエゴマー・マークウェルが9安打を浴びながら、6回1失点の粘投。2回にカート・スミスのソロホームランなどで2点を先制すると、6回にはジョナサン・スコープが貴重な3ランを放ち、突き放した。キューバは12安打ながら5併殺の拙攻で9日の敗者復活戦にまわる。
第3回WBCは2次ラウンドが8日からスタートする。東京ドームで行われる1組には1次ラウンドA組1位のキューバ代表、同2位の日本代表、B組1位の台湾代表、同2位のオランダ代表が勝ち上がった。2次ラウンドでは敗者復活方式のトーナメントで勝ち残った2チームが米国サンフランシスコでの決勝ラウンド(17日〜)に進出する。日本は8日(19時〜)の初戦で台湾と激突。先発は日本が能見篤史、台湾が王建民と発表された。7日は各チームが東京ドームで公式練習を実施し、来る戦いに備えた。
第3回WBCは6日、1次ラウンドで日本代表がキューバ代表に3−6で敗れ、2勝1敗でA組2位通過となった。日本は中盤まで毎回走者を出しながら、あと1本が出ず、ホームが遠い。逆に3回にヤスマニー・トマスのソロで先制を許すと、その後も小刻みに失点を重ね、最終回の反撃も及ばなかった。日本は8日から東京ドームで始まる2次ラウンドで、台湾代表と対戦する。 ◇A組 (ヤフオクドーム) 日本代表 3 = 000000003 (日)●大隣−田中−沢村−森福−今村 (キ)○ペレス−ゲバラ−カスティーヨ−N・ゴンサレス−イグレシアス 本塁打 (キ)トマス1号ソロ、A・デスパイネ1号3ラン
第3回WBC1次ラウンドは5日、A組とB組で試合が行われ、B組では前回準優勝の韓国代表の敗退が決まった。この日の最終戦では台湾代表に3−2と逆転勝ち。台湾、オーストラリアとともに2勝1敗で並んだものの、大会が定めたTQB(Team Quality Balance、攻撃イニングあたりの得点と1守備イニングあたりの失点の差)が他の2チームを上回れなかった。B組の順位は1位・台湾、2位・オーストラリアとなり、両チームが8日から東京ドームで始まる2次ラウンドに進出する。
第3回WBC1次ラウンドは4日、A組とB組で試合が行われ、A組ではキューバ代表が中国代表を圧倒し、12−0と7回コールド勝ちを収めた。この結果、日本とキューバは、ともに成績が2勝0敗となって上位2チーム入りが確定し、2次ラウンド進出が決まった。両者は1次ラウンドの1位をかけて6日に激突する。B組では韓国代表がオーストラリア代表に6−0で快勝。成績を1勝1敗として2次ラウンド進出の望みを5日の台湾戦につないだ。
第3回WBCは3日、1次ラウンドで日本代表が中国代表に5ー2と勝利し、連勝を収めた。日本は先発の前田健太が5回1安打無失点の好投。5人の投手リレーで中国打線を最終回の2点に抑えた。攻撃では1点リードの5回、糸井嘉男の走者一掃の3点タイムリーなどで突き放した。日本は2次ラウンド進出に大きく前進し、6日にキューバ代表と対戦する。 ◇A組 (ヤフオクドーム) 中国代表 2 = 000000002 (中)●羅夏−朱大衛−陳坤−揚海帆−李師−呂建剛 (日)○前田−内海−涌井−沢村−山口
第3回WBC1次ラウンドは3日、A組とB組で試合が行われ、A組ではキューバ代表がブラジル代表を5−2で破り、白星スタートを切った。キューバは序盤は無得点と苦しんだが、5回にアレクセイ・ベルのタイムリーなどで2点を先制。6回にも3点を奪ってリードを広げた。B組では台湾代表が2点を追う4回に一挙4点を挙げてオランダ代表を逆転。6回には北海道日本ハムの陽岱鋼が2ランを放つなどダメを押して、8−3で連勝を収めた。
第3回WBCが2日、開幕し、1次ラウンドの初戦で日本代表がブラジル代表に5ー3と逆転勝ちを収めた。日本は先発の田中将大が初回に失点するなど波に乗れず、終盤までリードを許す苦しい展開。しかし、8回、代打・井端弘和の同点タイムリーから、ようやく打線がつながり、試合をひっくり返した。日本は3日に中国代表と対戦する。 ◇A組 (ヤフオクドーム) ブラジル代表 3 = 100110000 (日) 田中−杉内−○攝津−能見−S牧田 (ブ) フェルナンデス−ゴウベア−●仲尾次−コンドウ−ノリス
第3回WBC1次ラウンドは2日、B組で最初の2試合が行われ、前回準優勝の韓国代表がオランダ代表に0−5で敗れる波乱があった。オランダは2回に1点を先制すると、4回には東京ヤクルトのウラディミール・バレンティンのタイムリーなどで得点を追加した。韓国は打線がわずか4安打と振るわず、守備も4失策と乱れた。もう1試合は台湾が元メジャーリーガー、王建民の好投もあり、4−1で勝利した。
第3回WBCが2日、いよいよ開幕する。1次ラウンドは4カ国・地域による総当たりのリーグ戦となり、上位2チームが2次ラウンドに進出する。日本はキューバ、中国、ブラジルと同組だ。順当に行けば日本、キューバの2カ国の勝ち抜けが予想されるグループだが、一発勝負だけに気は抜けない。3連覇を目指す日本にとって最初の関門となる対戦国の戦力を分析する。
WBCに臨む日本代表の強化試合が28日、福岡ヤフオク!ドームで行われ、巨人と対戦した。日本は主将で4番だった阿部慎之助が右ヒザに違和感を訴えて欠場。4番に糸井嘉男を入れる新オーダーで試合に臨んだ。不安視された打線は、不調だった1番・坂本勇人が4安打を放つなどつながり、6点をあげる。投手陣はソロホームランによる1失点に抑え、本番前最後の実戦を白星で締めくくった。 (ヤフオクドーム) 巨人 1 = 100000000 (日) ○大隣−森福−沢村−山口−牧田 (巨) 高木京−●福田−笠原−今村−西村−アコスタ 本塁打 (巨)矢野ソロ
WBCに臨む日本代表の強化試合が26日、京セラドーム大阪で行われ、阪神と対戦した。2日前のオーストラリア戦では13安打10得点と打線が爆発した日本だが、この日は一転して音なし。散発の3安打に終わり、17日の広島戦に続いて零封負けを喫した。日本は1次ラウンドの地、福岡に渡り、28日に巨人と最後の強化試合を実施する。 (京セラドーム) 日本代表 0 = 000000000 (日) 内海−●涌井−森福−攝津−今村 (阪) メッセンジャー−○白仁田−川崎−S伊藤和
WBCに臨む日本代表の壮行試合が24日、京セラドーム大阪で行われ、前日に続き、オーストラリア代表と対戦した。この日の日本は打順の組み替えが当たり、初回に2点を先行すると、13安打10得点。投げては先発の前田健太が3ランを浴びたものの、以降は継投で無失点に抑え、快勝した。日本は今度は26日に阪神と強化試合を実施する。 (京セラドーム) オーストラリア代表 3 = 003000000 (オ) ローランドスミス−●サール−ソーポルド−タナー−リンゼイ−ワイズ (日) 前田−○沢村−森福−攝津−今村−山口 本塁打 (オ)ヒューズ3ラン
3月のWBCに臨む日本代表の壮行試合が23日、京セラドーム大阪で行われ、オーストラリア代表と対戦した。20日の代表発表後、初の実戦となった日本は、初回に先発・田中将大が2点を失う展開。攻撃も7回までわずか1安打無得点に抑えられ、苦戦を強いられた。しかし8回、途中出場の相川亮二が起死回生の逆転3ラン。本番に向けた代表チームが結成されて初白星をあげた。24日もオーストラリア代表と壮行試合を実施する。 (京セラドーム) オーストラリア代表 2 = 200000000 (オ) オクスプリング−ルジック−ブライト−T.ケネリー−ラッセル−●ケント−ウィリアムズ (日) 田中−杉内−○能見−S牧田 本塁打 (日)相川3ラン