WBC

浅尾、村田、大島らが外れる 右肩不安の前田は選出 〜WBC日本代表〜

 3月のWBCで3連覇を目指す日本代表28名が20日、発表された。宮崎での代表候補合宿に参加した33選手のうち、投手では浅尾拓也、山井大介(ともに中日)、野手では村田修一(巨人)、大島洋平(中日)、聖沢諒(東北楽天)が代表から外れた。杉内俊哉(巨人)は唯一、3大会連続の代表入り。国内組のみの構成となったため、最年少(21歳)の今村猛(広島)、角中勝也(千葉ロッテ)ら初代表が19名を占める。山本浩二監督は「攻撃も守りも大事。いろんなことを想定して議論した結果」と選考理由を語った。

侍ジャパン、広島に完敗 打線わずか3安打

 3月のWBCに臨む日本代表の強化試合が17日、サンマリンスタジアム宮崎で行われ、広島と対戦した。15日に本番に向けた合宿をスタートして初の実戦となった日本代表だが、初回に先発・田中将大が2点を失うと、5回、9回にも得点を追加され、計7失点。翻って打線は広島の若手中心の投手陣に3安打に抑え込まれ、零封負けを喫した。 (宮崎) 日本代表    0 = 000000000 (日) 田中−能見−山井−杉内−内海 本塁打  (広)鈴木将3ラン

阿部、稲葉、角中、田中ら34名を選出 〜WBC日本代表候補〜

 来年3月のWBCに臨む日本代表候補34名が4日、発表された。選出されたのは主将に指名された阿部慎之助(巨人)、チーム最年長(40歳)の稲葉篤紀(北海道日本ハム)、代表になれば3大会連続となる杉内俊哉(巨人)ら。11月のキューバ戦の代表からは角中勝也(千葉ロッテ)、今村猛(広島)など15名が選ばれた。34名はすべて国内組で、今季、日本一の巨人からは最多の8名が候補入りした一方、横浜DeNAとオリックスからの選出はなかった。都内で会見に臨んだ山本浩二監督は「強い決意をもって招集に応えてくれた心意気に感謝している。日本野球の力を見せて戦いたい」と大会への意気込みを語った。

山本監督、代表は「完全に国内の選手」 メジャー組は選出せず

 来春のWBCに向けた日本代表のスタッフ会議が28日、都内で行われ、大会に臨む代表候補メンバーが決定した。会議後、山本浩二監督は「名前はまだ言えない」と選手名は公表しなかったが、「完全に国内の選手で行きます」と、既に辞退を表明しているイチロー(ヤンキースFA)やダルビッシュ有(レンジャーズ)らも含めてメジャーリーガーはWBCに招集しないことを明言した。また当初は12月1日に大会本部へ提出する28名の予備登録メンバーに5名を追加し、33選手を候補とする予定だったが、「故障者でどうかなという選手もいる。ひとり、ふたりは増えるかもしれない」と人数が追加される可能性を明かした。候補メンバーには今後、山本監督が直接連絡をとり、4日に正式発表される。

4番は巨人・阿部 楽天・田中がクローザー!? 〜二宮清純レポート〜

 来春のWBCに出場する日本代表の候補選手は28日のスタッフ会議で33名に絞り込まれる見込みだ。その中から28名が予備登録メンバーとして12月1日までに大会主催者に提出される。イチローやダルビッシュ有をはじめ、メジャーリーガーが相次いで辞退を表明した中、国内組のみでどんなチーム編成を行うのか。舵取りを任された山本浩二監督にとって最初の難関が待ち構えている。3連覇へ向けて濃霧の中の船出となった新生・侍ジャパンを二宮清純が取材した。

イチロー、黒田揃って出場辞退 国内組のみの代表編成へ

 ニューヨーク・ヤンキースからFAとなっているイチローと黒田博樹が来年3月に行われるWBCの出場を辞退した。NPBが19日、発表した。この結果、山本浩二監督が出場をオファーした日本人メジャーリーガーはダルビッシュ有(レンジャーズ)、岩隈久志(マリナーズ)、青木宣親(ブルワーズ)、川崎宗則(マリナーズを自由契約)と全員に断られた形となり、国内組のみで3連覇を目指すことが濃厚となった。

キューバに連勝、接戦制す 〜侍ジャパンマッチ2012〜

 来春のWBCに向けた「侍ジャパンマッチ2012」第2戦が18日、札幌ドームで行われ、日本代表は第1戦に続き、キューバ代表と対戦した。中盤まで両チーム無得点だった試合は7回、坂本勇人(巨人)の犠飛で先制すると、相手のバッテリーミスの間に追加点をあげ、2点を奪う。9回にも1点を追加した日本は、7人の投手リレーで強力打線をソロ本塁打の1点に抑え、連勝を収めた。 キューバ代表   1 = 000000010 (日)澤村−村中−西村−森福−○大竹−涌井−S山口 (キ)アルバレス−ゴンサレス−●ヒメネス−ヌニェス−ガルシア−イエラ−O.デスパイネーP.フェルナンデス−イノホサ 本塁打  (キ)グリエル1号ソロ

キューバに完封勝ち 山本監督、初陣飾る 〜侍ジャパンマッチ2012〜

 来春の第3回WBCに向け、山本浩二監督率いる日本代表の初戦となる「侍ジャパンマッチ2012」第1戦が16日、福岡ヤフードームで行われ、キューバ代表と対戦した。日本は2回、炭谷銀仁朗(西武)のソロ本塁打で1点を先制。7回に角中勝也(千葉ロッテ)の二塁打から相手のタイムリーエラーで貴重な1点を追加すると、7投手のリレーで強力打線を3安打完封した。 キューバ代表   0 = 000000000 (キ)●ペドロソ−マルティネス−ヒメネス−ゴンザレス (日)大隣−大竹−筒井−○今村−加賀−大野−S山口 本塁打  (日)炭谷1号ソロ

ダルビッシュ、WBC不参加

 テキサス・レンジャーズのダルビッシュ有は現地時間6日、来年3月に開催されるWBCへの不参加を球団を通じて発表した。ダルビッシュは球団公式サイトで公表されたコメントの中で、今回の不参加は「非常に難しい決断だった」と明かし、コーチやトレーナーとの相談を重ねた結果、「来季に向けて充分な休養をとることが最も重要」と決断に至った理由を説明した。

巨人・阿部、ロッテ・角中ら代表29選手を発表 〜キューバ戦〜

 来年3月のWBCに向け、11月16日(ヤフードーム)と18日(札幌ドーム)にキューバ代表との親善試合に臨む日本代表(侍ジャパン)の代表メンバー29名が6日、発表された。オフシーズンということもあり、選出されたのは12球団の若手主体で、今村猛(広島)や斎藤佑樹(北海道日本ハム)、筒香嘉智(横浜DeNA)らが代表入りした。また独立リーグ出身者で初の個人タイトルを獲得した角中勝也(千葉ロッテ)も選ばれた。ベテラン組で名を連ねたのは前日に山本浩二監督が本番での代表入りを明かした巨人・阿部慎之助と、中日・井端弘和の2名のみ。前回のWBCに出場した内海哲也(巨人)や田中将大(東北楽天)などはメンバーに入らなかった。またメジャーリーガーもひとりも選ばれなかった。

侍ジャパン、山本浩二監督に正式決定! 

 来年3月に開催される第3回WBCで3連覇を狙う日本代表(侍ジャパン)の監督に、元広島監督の山本浩二氏が就任することが10日、正式に決まった。都内ホテルで加藤良三コミッショナー、王貞治コミッショナー特別顧問(福岡ソフトバンク球団会長)とともに会見に臨んだ山本新監督は「3連覇目指して、気持ちをひとつに頑張りたい」と意気込みを語った。侍ジャパンは今後、11月のキューバ代表との親善試合(16日ヤフードーム、18日札幌ドーム)に臨み、WBCへ向けて活動を本格化する。

侍ジャパン、1次ラウンドはキューバと同組

 来年3月に開催される第3回WBCの本大会1次ラウンドの日程と組分けが発表され、3連覇を狙う日本はA組となり、キューバ、中国と対戦することが決まった。1次ラウンドは4カ国・地域による総当たり戦で行われ、上位2カ国が2次ラウンドに進む。もう1カ国・地域は11月まで実施されている予選ラウンドの突破チームが入る。日本が参加する1次ラウンドは福岡ヤフードームで3月2日〜6日にかけて行われ、勝ち抜くと2次ラウンドは同8日から東京ドームで開催される。

プロ野球選手会、WBCへ一転参加

 労働組合・日本プロ野球選手会は4日、大阪市内で会合を開き、来年3月に開催される第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への参加を表明した。選手会は7月の総会で大会の収益分配見直しなどについて改善が見られないため、1度は不参加を決議。NPB(日本プロ野球組織)側は、その後の主催者との交渉で、代表のスポンサー権が条件付きながら日本側にもあることを確認。代表常設に伴うNPBの収益増加などを材料に説得を行ってきた。今後は大会3連覇へ向けて代表監督を選考し、チームを編成する作業に移る。代表の指揮官には前中日監督の落合博満氏や福岡ソフトバンクの秋山幸二監督らが候補に挙がっている。

プロ野球選手会、WBC不参加を表明

 労働組合・日本プロ野球選手会は20日、大阪市内で総会を開き、来年3月に予定されている第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参加しない方針を決定した。選手会側が従来から求めてきた大会収益の分配見直しなどについて改善が見られないため。NPB側(日本プロ野球組織)は既にWBC参加を表明しているため、今後は両者が協議の場を設定することになりそうだ。

原監督「日本力をみせつけた」 〜サムライジャパン帰国会見〜

 第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で連覇を達成した日本代表チームが25日夜、帰国した。そのまま米国に残ったイチローらメジャーリーガーと、シーズンに向けて先に福岡に戻った川崎宗則を除く全員が会見に臨み、原辰徳監督は「日本、そして日本野球人を代表して29名それぞれが覚悟と潔さを持って、日本力をみせつけてくれた」と選手たちを讃えた。

祝・連覇! サムライたちのサイングッズをプレゼント!

 見事、日本の連覇で幕を閉じた第2回WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)。世界一を記念して当サイトでは原辰徳監督の直筆サイン色紙、決勝で好投した岩隈久志投手の直筆サインボール、同じく決勝で3安打を放ち、最後に決勝のホームを踏んだ内川聖一選手の直筆サインボールをそれぞれプレゼントします!

サムライジャパン、連覇達成!

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝は日本時間24日、日本代表が韓国代表を5−3で破り、2大会連続の優勝を果たした。日本は3−3の同点で迎えた延長10回、イチローのタイムリーで勝ち越し。最後は9回に同点打を許したダルビッシュ有が試合を締めくくった。大会MVPは3試合に先発し、負けなしの3勝をあげた松坂大輔が前回大会に続いて受賞した。 韓国代表     3 = 000010011 0 (延長10回) (日)岩隈−杉内−○ダルビッシュ (韓)奉重根−鄭現旭−柳賢振−●林昌勇 本塁打  (韓)秋信守2号ソロ

韓国先発・奉攻略に最終兵器あり! 〜決勝展望〜

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝は日本時間24日、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで日本と韓国の決勝が行われる。両者は今大会5度目の顔合わせで、これまでの対戦成績は2勝2敗。世界一をかけた最終決戦が、まさに日韓の雌雄を決する舞台となる。日本打線は2戦2敗の先発・奉重根をいかに攻略するか。試合のポイントはここに尽きる。

米国撃破! 決勝で韓国と最終決戦

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)準決勝は23日、日本代表が米国代表を9−4で破り、2大会連続の決勝進出を果たした。日本は1−2と1点を追う4回、5安打を集中させて逆転に成功。2点差に詰め寄られた8回にはイチローのタイムリーなどで3点を追加して振り切った。連覇まであと1勝とした日本は24日、韓国と決勝を戦う。 米国代表     4 = 101000020 (米)●オズワルト−グラボー−ハウエル−ソーントン−ハンラハン−シールズ (日)○松坂−杉内−田中−馬原−ダルビッシュ 本塁打  (米)ロバーツ1号ソロ

松坂好投なら、サムライジャパン絶対有利 〜準決勝展望〜

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝ラウンドは日本時間23日、日本と米国が決勝進出をかけてゲームを行う。前回大会では両者が2次ラウンドで激突し、日本は誤審騒動もあって4−5でサヨナラ負けを喫した。しかし、今大会に限って言えば戦力、チーム状態ともに日本は米国を上回る。先発の松坂大輔がメジャーの舞台でいつも対戦している米国の強打者を封じ込めれば、試合は日本ペースになりそうだ。

韓国、ベネズエラ圧倒! 決勝進出

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝ラウンドが日本時間22日、スタートし、準決勝ゲーム1は韓国代表がベネズエラ代表を10−2で破り、初の決勝進出を決めた。韓国は初回、相手のミスにつけこみ、インディアンスに所属する秋信守の3ランなどで一挙5点。その後も着々と得点を重ね、大勝した。日本と米国の準決勝ゲーム2は23日に行われる。

韓国に雪辱! 準決勝は米国と激突

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2次ラウンドは20日、1組の最終戦が行われ、日本代表が韓国代表を6−2で破り、1位通過を決めた。日本は2−2の同点で迎えた8回、小笠原道大のタイムリーで勝ち越し。その後も得点を追加して、韓国を振り切った。この結果、日本は23日に米国と準決勝を戦う。 韓国代表     2 = 100000100 (日)内海−小松−田中−山口−○涌井−馬原−藤川 (韓)張ウォン三−李承浩−李在雨−●呉昇桓−金廣鉉−林泰勲 本塁打  (日)内川1号ソロ        (韓)李机浩3号ソロ

キューバを完封リレー! 準決勝進出

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2次ラウンド1組は19日、敗者復活戦にまわった日本代表がキューバ代表を5−0で破り、2大会連続の準決勝進出を決めた。日本は4回、2死2、3塁で相手がセンターフライを落球し、2点を先制。その後も小刻みに得点をあげた。投げては岩隈久志、杉内俊哉のリレーで強打のキューバを無得点に封じ込めた。 キューバ代表  0 = 000000000 (日)○岩隈−S杉内 (キ)●マヤ−Y.ゴンザレス−ヒメネス−N.ゴンザレス−ガルシア−ベタンコート

ベネズエラ、1位で準決勝進出

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2次ラウンドは日本時間19日、2組の最終戦が行われ、ベネズエラが米国を10−6で下して準決勝へ1位進出を決めた。ベネズエラが1点を先行された2回、一挙6点を奪って逆転。その後は互いに点の取り合いとなったが、最後は守護神のフランシスコ・ロドリゲスが締めてベネズエラが逃げ切った。

韓国に敗れ、キューバと再戦へ

 WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)2次ラウンド1組は18日、日本代表が韓国代表に1−4で敗れ、19日にキューバと準決勝進出をかけた敗者復活戦にまわることになった。日本は初回、李晋映のタイムリーなどで3点を先行され、8回は押し出しの四球で痛い追加点を奪われた。打線は9日の試合に続き、韓国先発の奉重根を攻略できなかった。 日本代表     1 = 000010000 (日)●ダルビッシュ−山口−渡辺−涌井−岩田−田中 (韓)○奉重根−尹錫ミン−金広鉉−S林昌勇

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