ニックネームはレーザーだ。好戦的にして一芸に秀でたボクシングスタイルで一部のマニアから熱狂的な支持を得ていた。 ドノバン・“レーザー”・ラドック。彼の“一芸”とはフックとアッパーの中間くらいの角度から飛んで […]
雪の中でのパレードとは、いかにも冬の北海道らしい。日本一を達成した日本ハムファイターズ栗山英樹監督が自宅を構える栗山町で行ったパレードは“手づくり感”満載だった。軽トラに長靴姿。沿道の人々は紙吹雪で“オラがまちのヒーロ […]
クラブW杯決勝で欧州王者のレアル・マドリードを追い詰めた鹿島アントラーズと言えば、国内では「勝負強いクラブ」として通っている。Jリーグ創設以降に獲得した国内3大タイトルは18。これはJクラブ最多である。 勝 […]
王貞治を手塩にかけて育て上げた荒川博は、もうひとり球史に残る強打者を世に送り出している。大毎などで活躍した榎本喜八である。60年には3割4分4厘、66年には3割5分1厘の高打率で、2度の首位打者に輝いている。  […]
王貞治の“一本足打法”の生みの親である荒川博が、去る4日、86歳で他界した。荒川と言えば球界きっての博覧強記、武道や歌舞伎にも通じていた。バッティングに話が及ぶと立て板に水だった。 実家は東京・浅草の八百屋 […]
広島・新井貴浩のセ・リーグMVPが話題になっている。39歳での受賞はリーグ最年長だ。 新井には、もうひとつの“リーグ初”がある。ドラフト制導入以降、6位指名入団選手のMVPは、セ・リーグにおいて、過去にはなかったことだ […]
このところメディアで「説明責任」という言葉を目にしない日はない。「説明責任を果たせ」と詰め寄られ、「そんな責任はない」とはねつける剛の者を見かけることは、あまりない。 この国で「説明責任」なる言葉が市民権を […]
中国電力エネルギア総合研究所の調査によると、広島カープの25年ぶりのリーグ優勝に伴う県内での経済効果は340億円に達するという。 カープ躍進を陰で支えたのが、09年に完成したマツダスタジムである。総天然芝で […]
視覚障がい者の転落事故を防ぐため、駅の安全強化を進めるべきだとの記事を書いたのは、今年2月のことだ。 その際、社会福祉法人日本盲人会連合が2011年2月に実施したアンケート調査を引き、約37%の92人がホー […]
東京五輪パラリンピック開催が4年後に迫ったのを受け、多くの自治体が健康促進事業に積極的に取り組むようになってきた。 高知県では<全国初の県と保険者によるインセンティブ事業>と銘打って、この9月から、「健康パ […]
終戦から19年後の1964年に開催された東京五輪は「戦後復興」のシンボルでもあった。大会の成功により、日本は名実ともに国際社会への復帰を果たす。 2020年に開催される東京五輪・パラリンピックの大義名分は、 […]
ポストシーズンゲームともなれば、スターターの中3日は珍しくない。しかし、先発して110球を投げた後、中1日でリリーフのマウンドに立ち、中2日おいて、また先発というハードワークには驚いた。ドジャースのエース、クレイトン・ […]
これまで放送権と言えば、テレビやラジオの専売特許のようなものだと思っていた。これからは視聴環境の変化に伴い、インターネット事業者のものへと移行していくのだろう。 それを象徴する出来事がJリーグが2017年か […]
“ミスター赤ヘル”と言えば山本浩二の代名詞だが、これは1975年の広島の初優勝に由来する。「赤は戦いの色。今季は闘争心を全面に出す」。ジョー・ルーツ監督のたっての希望で、この年、初めて帽子やヘルメットの色が紺から赤になっ […]
「人間に限界なんてない。彼を見ていると、本当にそう思いますね」。言葉の主は斯界で“神風”の異名をとった元F1ドライバーの片山右京。「もし自分が同じ立場に置かれていたら、あそこまで立ち直れていたかどうか…。“勇気をありがと […]
マイケル・ルイスが著した「マネー・ボール」の主人公として知られるオークランド・アスレチックスの元GMビリー・ビーン(現上級副社長)は試合を一切、観ないことで知られている。 理由は簡単。<自軍のプレーを生で見 […]
リオパラリンピックの閉会式での東京のプレゼンテーションビデオに、1964年東京大会の映像を用いたのはヒットだった。まだモノクロである。そこに登場したのは日本唯一の金メダリストとなった卓球ダブルスの渡部藤男と猪狩靖典。静 […]
競技用車いすの開発や製造を手掛けるオーエックスエンジニアリング(千葉市)がリオパラリンピックでサポートする選手は、日本だけで10人を超える。代表的な選手としては男子シングルス3連覇を目指す車いすテニスの国枝慎吾や同競技 […]
「二宮さんのような健常者は、私たち障がい者にとっては後輩にあたるんです」。パラリンピックの競泳で後に計5個の金メダルを獲得することになる全盲の河合純一から挨拶がわりにそう言われた時、私はその意味がわからなかった。老いれば […]
四半世紀ぶりのリーグ優勝に向け、競泳で言えば、あと一かき、二かきの広島カープ。ゴールは目前だ。 カープファンの中には、今シーズンを41年前のシーズンと重ねる向きが少なくない。球団創設26年目の悲願達成――。 […]
サーフォノミクスという言葉がある。直訳すればサーフィン経済。世界におけるサーフィン人口は3000万人~4000万人。市場規模は「米国だけで20億ドル超」(日本経済新聞7月20日付)という。 この国にサーフィ […]
リオ五輪開催期間中の8月16日(現地時間)、地元出身のスポーツ界の大立者が他界した。元FIFA会長にして元IOC委員のジョアン・アベランジェ。100歳だった。 これほど評価の分かれる人物はいない。まず「功」 […]
御三家ならぬ「御四家」――。初代スポーツ庁長官・鈴木大地は五輪で期待される競技について問われると、しばしば、この言葉を口にする。 鈴木のいう御四家とは柔道、体操、レスリング、水泳(主に競泳)の4競技。これら […]
地球の裏側から、次々と朗報が届く中、インドネシアのジャカルタから、9日、ひとりのパラ・アスリートが帰国した。障がい者バドミントンの鈴木亜弥子である。 8月2日からジャカルタで開かれていたインドネシア国際大会 […]
パラリンピックにおける撮影取材の第一人者である越智貴雄が初めて現場でカメラを構えたのは2000年のシドニー大会である。 当時、越智はまだ大阪の大学で写真を専攻する学生だった。大手新聞社のアシスタントカメラマ […]