ラグビー・トップリーグの年間表彰式が2日、東京・明治記念館で行われ、MVPには優勝したパナソニックワイルドナイツのSOベリック・バーンズが選ばれた。バーンズはキック成功率82.61%で、156得点をあげ、ベストキッカーと得点王にも輝いた。最多トライゲッターはNECグリーンロケッツのWTBネマニ・ナドロ、ヤマハ発動機ジュビロのNo.8堀江恭佑、神戸製鋼コベルコスティーラーズのWTB山下楽平が、ともに11トライをあげて受賞した。新人王には最多トライゲッターを獲得した山下が選出された。
トップリーグのプレーオフ「LIXIL CUP 2015」決勝が1日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、パナソニックワイルドナイツ(リーグ2位)が30−12でヤマハ発動機ジュビロ(リーグ4位)を破り、2年連続3度目の優勝を果たした。立ち上がりは一時、リードを許したものの、11分にWTB北川智規のトライで逆転。その後も3トライをあげてリードを広げた。ヤマハ発動機は33分にWTB中園真司が反撃のトライをみせたが、後半はパナソニックの粘り強いディフェンスにはね返され、初優勝を逃した。プレーオフMVPにはこの日もトライを決めた山田が2年連続で選出された。
ラグビーの全国大学選手権は10日、東京・味の素スタジアムで決勝が行われ、帝京大が筑波大を50−7で破り、6連覇を達成して前人未到の記録を更新した。帝京大は2年続けて対大学の公式戦を無敗で締めくくり、連勝を39に伸ばした。帝京は前半、SH流大の先制トライから、3トライを奪って21−0とリードして試合を折り返す。後半もWTB磯田泰成が2トライをあげる活躍で突き放した。2年ぶりに決勝に進出した筑波大は日本代表候補WTB福岡堅樹の1トライのみに抑えられ、初優勝はならなかった。
日本ラグビー協会は5日、9月に開幕するW杯イングランド大会に向けた日本代表第1次候補選手41名と、大会までの活動スケジュールを発表した。代表候補メンバーは13日から3日間のメディカルチェックを受け、日本選手権後の4月から本番へ本格始動。宮崎での合宿、アジアチャンピオンシップ、7月のパシフィックネーションズカップ遠征を経て、8月には国内でウルグアイなどと強化試合を実施する。9月の現地入り後もグルジアとテストマッチを行い、19日の予選プール初戦(対南アフリカ)を迎える。エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)はW杯での目標を改めて8強入りに設定し、「全部勝つつもりで臨む。勝つことプラス、日本のチームを世界に知らしめたい」と強い決意を示した。
リポビタンDツアー2014で欧州遠征中の日本代表(IRBランキング10位)は23日、トビリシでグルジア代表(同15位)に24−35で敗れた。日本は昨秋からテストマッチ(国同士の公式試合)で11連勝を収めていたが、今年最後の試合で黒星を喫した。日本は前半15分にラインアウトからモールで押し込まれて先制トライを許す。25分にもスクラムからペナルティトライを奪われるなど、FW戦で主導権を握られた。日本は前半33分、後半31分とWTBカーン・へスケスのトライで反撃したものの及ばなかった。
ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカのクラブチームによる世界最高峰のリーグ「スーパーラグビー」を主催するSANZARは、同リーグへの日本チームの参戦について、日本ラグビー協会と最終的な合意に達した。契約は2016年から20年シーズンまでの5年間。21日に都内の協会内で開かれた会見には、12年から日本人で初めてスーパーリーグでプレーしているSH田中史朗も同席し、「これからが日本のラグビーのスタート。苦しい戦いになると思うが、これを乗り越えて世界と対等に戦えるチームをつくっていきたい」と抱負を語った。
リポビタンDツアー2014で欧州遠征中の日本代表(IRBランキング9位)は15日、ブカレストでルーマニア代表(同18位)を18−13で破った。日本はテストマッチ(国同士の公式試合)での連勝記録を11に伸ばした。日本はFB五郎丸歩のPGで先制したものの、前半27分にペナルティトライを奪われ、逆転を許す。しかし、2本のPGで1点差に追い上げると、後半に入ってからも五郎丸が3PGを成功させ、試合をひっくり返した。
リポビタンDチャレンジカップ2014が8日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本代表(JAPAN XV)は、ニュージーランドの先住民族マオリ族によるマオリ・オールブラックスに18−20で敗れた。日本は前半、0−15とリードを許すも、38分にWTB山田章仁のトライで反撃を開始。後半に入ってペナルティトライとFB五郎丸歩の2本のPGなどで18−15と逆転に成功する。だが、残り3分で再逆転のトライを奪われ、惜しくも金星を逃した。
5年後に日本で開催されるラグビーワールドカップ2019の組織委員会は5日、試合を実施する開催都市に14カ所から立候補があったことを発表した。立候補申請書の提出は10月末で締め切られており、今後は組織委とW杯を運営するRWCL(ラグビーワールドカップリミテッド)による現地視察や調整を行いながら、選定作業を進め、来年3月に10〜12の開催都市が決定する。組織委の嶋津昭事務総長は「北は北海道から南は九州まで非常にバランスのとれた開催都市申請をいただいた。2019年のラグビーW杯を日本全国で盛り上げて、日本国民全体で楽しめると信じている」と立候補地に感謝の意を表明した。
ラグビー日本代表は、11月に王国・ニュージランドの先住民マオリ族で構成されたマオリ・オールブラックスを迎え、強化試合(1日・神戸、8日・秩父宮)を実施する。その後はヨーロッパに遠征し、ルーマニア代表、グルジア代表とアウェーで試合を行う予定だ。イングランドW杯まで残り1年弱。日本代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は「これまでにない成功を収めるチームをつくりたい」と、目標に掲げるベスト8入りへさらなるレベルアップを図る。そんなジャパンで欠かせない存在となっているのが、最年長36歳のLO大野均だ。初代表から10年、積み重ねたキャップ数85は日本最多。この先もテストマッチに出続け、イングランドW杯にも出場すれば前人未到の100キャップが見えてくる。チームのため、常に体を張り続ける“キンちゃん”にジャパンの進化を語ってもらった。
5年後に日本で開催されるラグビーワールドカップ2019の組織委員会の理事会が17日、都内で開かれ、大会実施に向けた資金を集める財務委員会の設置が承認された。委員長は東芝の岡村正相談役が務め、2015年度から17年度にかけて経済界を中心に寄付金を集め、組織委の大会準備経費などに充てる。組織委の嶋津昭事務総長は「単にお金を集めるだけでなく、W杯を盛りたてていく熱を集めたい」と目的を語った。
日本ラグビー協会は14日、11月1日(兵庫・神戸)、8日(東京・秩父宮)に行われるマオリ・オールブラックス戦と、同9日からの欧州遠征に臨む日本代表メンバー30名(FW17名、BK13名)を発表した。この5月に日本代表最多キャップ記録を更新したLO大野均、主将のFLリーチ・マイケル(ともに東芝)、FB五郎丸歩(ヤマハ発動機)らが順当に選ばれたほか、PR垣永真之介(サントリー)、トンガ出身のNo.8アマナキ・レレイ・マフィ(NTTコミュニケーションズ)、ニュージーランド生まれのWTB・CTBカーン・ヘスケス(宗像サニックス)が初招集された。協会内で会見したエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は「日本ラグビーの新たな歴史をつくりたい。これまでにない成功を収めるチーム、一番強いチームをつくるチャンス」と、残り1年を切ったイングランドW杯を見据えた人選に自信をのぞかせた。
ジャパンラグビートップリーグ2014-2015シーズンの開幕まで4日と迫った18日、全16チームの監督、キャプテンらが都内に集結し、今シーズンへの意気込みを語った。昨シーズン同様に全16チームで編成し、2プール2ステージ制が採用される。昨シーズンの王者パナソニックワイルドナイツの堀江翔太主将は返還した優勝カップを目の前にし、「新たに気持ちを切り替え、これを獲りに行きたい」と連覇を誓った。
日本ラグビー協会は8日、既に発表されていた11月の国内での日本代表(JAPAN XV)−マオリ・オールブラックス戦の2試合を大正製薬株式会社協賛の下、「リポビタンDチャレンジカップ2014」と銘打って実施することを発表した。同カードは11月1日に兵庫・ノエビアスタジアム神戸、8日に東京・秩父宮ラグビー場で行われる。また、その後、ルーマニア代表(11月15日)、グルジア代表(23日)とアウェーで対戦する欧州遠征も「リボビタンDツアー2014」として大正製薬がスポンサードする。都内で行われた会見に出席した日本代表のエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は「4試合は(2015年の)W杯に向けた準備で非常に大切になる」と位置づけ、改めて目標のベスト8入りへ決意を示した。
5年後に日本で開催されるラグビーワールドカップ2019の組織委員会の理事会が29日、都内で開かれ、20年に開かれる東京五輪・パラリンピックの組織委員会と、ボランティアの確保や会場警備などの実務面で連携を図る連絡会議を設置することを決めた。月1回ペースで集まって情報交換し、大会運営上での必要な部分に関して協働する。組織委の嶋津昭事務総長は「定期的に協議をして何をするか内容を詰めていくことで全体のコスト節約や、人的資源の効果的活用につながる」と語った。
リポビタンDチャレンジカップ2014が21日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本代表(IRBランキング12位)はイタリア代表(同14位)に26−23で勝利した。日本は対イタリア初勝利(過去0勝5敗)で、昨秋からテストマッチ10連勝。代表の最多連勝記録をまたひとつ更新した。日本は立ち上がりにWTB山田章仁のトライで先制。その後は得点をとりあって13−13のタイスコアで試合を折り返す。後半はFB五郎丸歩の2本のPGや、CTBマレ・サウのトライなどでリードを奪い、イタリアの反撃を耐え抜いた。
リポビタンDチャレンジカップ2014が30日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、日本代表(IRBランキング13位)はサモア代表(同8位)に33−14で勝利した。日本は立ち上がりに先制トライを許したが、WTB藤田慶和の2トライで逆転に成功。FB五郎丸歩の2本のPGもあり、20−7とリードして試合を折り返す。後半に入って一時、点差を詰められたが、30分にはこの日、初めてCTBに抜擢された松島幸太朗のトライで突き放した。サモアとは来年のイングランドW杯でグループリーグでの対戦が決まっており、前哨戦を制した。
2015年のラグビーW杯イングランド大会アジア最終予選を兼ねたアジア5カ国対抗は25日、日本代表が香港代表を49−8で下し、4戦全勝で第1回大会から7連覇を達成した。結果、日本は8大会連続8度目のW杯出場権を獲得した。この試合は現国立競技場で開催される最後のスポーツ公式戦。2019年のW杯日本開催に向けて改修される新競技場へ、締めくくりの一戦を勝利で飾った。
2年後のリオデジャネイロ五輪で7人制ラグビーが実施競技に採用され、各国とも強化に力を入れている。日本は男子が先日の香港セブンズで優勝し、ワールドシリーズ2014-2015シーズンのコアチーム(全15チーム)昇格を果たした。これで同シリーズ全試合に出場できる権利を手にし、五輪出場へ世界の強豪と戦ってレベルアップをはかることが可能になった。 女子もこの秋、同シリーズのコアチーム入りをかけて昇格決定戦に臨む。とりわけ競技人口の多くない女子にとって、選手発掘と育成は喫緊の課題だ。そんな中、女子7人制の強化を目的に立ち上がったクラブチーム「Rugirl-7」が注目を集めている。さまざまな企業の協賛の下、雇用と練習環境を確保し、既に代表選手を多く輩出してきた。チームを率いるニュージーランド人のウィーサン・パーカー監督にジャパンの可能性と課題を二宮清純が訊ねた。
5年後に日本で開催されるラグビーワールドカップ2019の組織委員会の理事会・評議会が25日、都内で開かれ、事務総長に元総務事務次官の嶋津昭氏(財団法人地域総合整備財団顧問)の就任が決定した。今後は嶋津氏が事務方のトップとして、IRBや国内の試合開催希望自治体との交渉、折衝など大会に向けた準備を取り仕切っていく。会見に臨んだ嶋津氏は「40数年間、地方自治と関わってきた知見と経験、そして地方自治体との信頼関係を持っている。そういうものを生かして大会を成功させるように最大限の努力をしたい」と抱負を語った。
日本ラグビー協会は12日、5月のアジア5カ国対抗、6月のパシフィックネーションズカップなどに臨む日本代表メンバー40名(FW24名、BK16名)を発表した。スーパーラグビーでプレーする堀江翔太、田中史朗(ともにパナソニック)、立川理道(クボタ)らが順当に選ばれたほか、トップリーグ新人賞を受賞したPR稲垣啓太(パナソニック)、帝京大3年のLO小瀧尚弘など4名が初招集された。5月の5カ国対抗は2015年のイングランドW杯のアジア地区予選を兼ねており、優勝すれば8大会連続の本大会進出が決まる。協会内で会見したエディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)は「安定感あるスコッドになった」とW杯出場権獲得へ向け、メンバー選考に自信をのぞかせた。
ラグビー日本選手権決勝が9日、東京・国立競技場で行われ、パナソニックワイルドナイツが東芝ブレイブルーパスを30−21で破り、4年ぶり4度目の優勝(三洋電機時代も含む)を収めた。前半こそ10−14とリードを許したが、後半の立ち上がりにCTB林泰基のトライで逆転に成功。その後もPGなどでリードを広げた。パナソニックはチーム史上初となるトップリーグとの2冠を達成した。
ラグビーは現在開催中の日本選手権が終わると、息つく暇もなく次なる戦いへの準備をスタートさせる。2015年ラグビーW杯イングランド大会の予選を兼ねたアジア5カ国対抗(5月)だ。エディー・ジョーンズヘッドコーチ(HC)率いる日本代表は来月中旬にはメンバーを発表し、同大会での優勝とW杯出場権獲得を狙う。昨年は強豪ウェールズを破るなど、進化をみせたジャパンをまとめるのが主将の廣瀬俊朗(東芝)だ。エディージャパン発足時、HCから直々に就任を打診され、周囲の信頼も厚いキャプテンに、15年に向けた決意を二宮清純が訊いた。
ラグビー・トップリーグの年間表彰式が12日、東京・明治記念館で行われ、MVPには優勝したパナソニックワイルドナイツのSOベリック・バーンズが選ばれた。最多トライゲッターは17トライをあげた神戸製鋼コベルコスティーラーズのCTBジャック・フーリー。得点王(188得点)とベストキッカー(178得点)にはサントリーサンゴリアスのニコラス・ライアンが輝いた。新人王にはパナソニックのPR稲垣啓太、ヤマハ発動機ジュビロのNo.8堀江恭佑が選出された。
ラグビー・トップリーグのプレーオフ決勝が11日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、パナソニックワイルドナイツ(リーグ戦1位)が45−22でサントリーサンゴリアス(リーグ2位)を破り、3季ぶり2度目の優勝を果たした。2011年に三洋電機からチーム名を変更してからは初のリーグ制覇。前半こそ16−19とリードを許したが、後半9分にWTB山田章仁のトライで逆転。その後も5本のPGなどでリードを広げた。サントリーは反則が目立ち、史上2チーム目の3連覇を逃した。プレーオフMVPには2トライをあげた山田が選出された。