岩隈、マリナーズ入り 中島はヤンキースと交渉決裂

 東北楽天からFA宣言してメジャーリーグ挑戦を表明していた岩隈久志が、シアトル・マリナーズに入団が決まった。米メディアによると1年契約で年俸150万ドル(約1億2000万円)プラス出来高払い。マリナーズはイチローが在籍しており、福岡ソフトバンクからFA宣言した川崎宗則も入団を希望してキャンプ参加が決まっている。チームは2年連続ア・リーグ西地区で最下位と低迷しており、浮上のキーマンとして期待されている。今季は開幕戦を東京でオークランド・アスレチックスと実施するため、早速、凱旋登板の可能性もありそうだ。

ヤクルト・宮本慎也「超一流の二流」(前編)

 2012年のプロ野球は通算2000本安打到達が見込まれるベテラン選手が何人かいる。東京ヤクルトの宮本慎也もそのひとりだ。現在、1975本。大台まであと25本に迫っている。大学、社会人を経由しての2000本安打は古田敦也以来、史上2人目の快挙だ。入団当時は守備要員だったため、“自衛隊”とも言われた男は、40歳を超えた今、チームにとっては絶対に欠かせない存在になっている。バイプレーヤーが超一流になるまでの道のりを二宮清純が取材した。

西武1位・十亀剣「新人王・牧田から学んだ自分を変えない大事さ」 〜ルーキーたちの軌跡Vol.2〜

 2011年11月1日、京セラドーム大阪で開催された都市対抗野球大会・決勝、初めて黒獅子旗を手にしたのはJR東日本だ。その5日前、同チームからは3名の選手がプロへの道を切り開いていた。そのうちの一人、十亀剣は埼玉西武から1位で指名を受けた。十亀は愛工大名電高出身。同校からはイチロー(マリナーズ)をはじめ、数多くのプロが誕生している。だが、その全てが高校からストレートでのプロ入り。大学、社会人を経由してというパターンは一人もいなかった。「オマエがその第1号となれ」。高校の恩師からそう言われていたという十亀。彼のプロ入りは後輩への大きなメッセージともなったに違いない。果たして、彼はどんな野球人生を歩み、成長を遂げてきたのか。

難しい内スラと外スラの投げ分け 〜ロッテ・成瀬善久インタビュー〜

 日本人現役サウスポーで技巧派と言えば、千葉ロッテ・成瀬善久の名前を挙げる人は少なくないだろう。ストレートの球速140キロ台前半ながら、球の出どころが見えにくいフォームで打者を翻弄する。今季は10勝12敗と負け越したが、48本塁打を放った埼玉西武の中村剛也を18打数3安打、0本塁打、0打点とカモにした。最下位からの巻き返しを図るマリーンズのエースに、その独自の投球論を二宮清純が訊いた。

ヤクルト・宮本「エラー1個は奇跡的」 〜「三井ゴールデン・グラブ賞」表彰式〜

 21日、都内で「三井ゴールデン・グラブ賞」表彰式が開催され、今シーズン、守備でチームに貢献した選手たちが表彰を受けた。各リーグのそれぞれのポジションで賞に選ばれた18選手のうち8人が初受賞とフレッシュな顔ぶれとなり、日本シリーズを制した福岡ソフトバンクからは両リーグ最多の4人が選ばれた。セ・リーグ三塁手部門の宮本慎也(東京ヤクルト)は記者による投票で最多の229票を集め、史上最年長40歳10カ月(規定で11月1日現在)での受賞となった。

年間大賞・田中将大投手(東北楽天)らの二宮清純書き下ろしコラムを掲載 〜ジョージア ベースボールパーク〜

 缶コーヒーブランド「ジョージア」は、2011シーズンもプロ野球12球団と提携、さらにNPBパートナー契約を締結し、“選べ、チームのためのベストプレー”をコンセプトに「ジョージア魂」賞の表彰を全12回実施しました。「ジョージア ベースボールパーク」のサイトでは、二宮清純の書き下ろしコラム「あのプレーにアンコール!」のコーナーをオフシーズンも更新します。今回は先日発表された年間大賞、選考委員特別賞について、改めて二宮がコラムを執筆しました。

ダルビッシュ、レンジャーズが落札 入札金は史上最高額か

 ポスティングによるメジャーリーグ移籍を目指している北海道日本ハム・ダルビッシュ有との独占交渉権はテキサスレンジャーズが獲得した。メジャーリーグ機構が19日、発表した。落札額は公表されていないが、米メディアでは5170万ドル(約40億円)と報じられている。報道が事実なら、06年オフにボストンレッドソックス入りした松坂大輔(当時西武)に対する入札金額(約5111万ドル、当時約60億円)を上回る史上最高額。今後は30日間の交渉期間が設けられ、合意すれば移籍が決まる。

金田正一「ダルビッシュはカネダ以上!」

 伝説の400勝投手、金田正一は速球とカーブだけで打者を牛耳り、白星を積み重ねた。その投球を支えたのは、徹底した自己管理とトレーニングだ。食事や疲労回復には人一倍こだわり、走り込みを重視した。監督になってからも投手の管理とケアには神経を使ったという。そんな78歳の目に現在の球界はどう映っているのか。二宮清純がインタビューを試みた。

青木、ブルワーズが落札

 ポスティングによるメジャーリーグ移籍を目指している東京ヤクルト・青木宣親との独占交渉権をミルウォーキーブルワーズが獲得した。メジャーリーグ機構が17日、発表した。落札額は250万ドル(約1億9500万円)。今後は30日間の交渉期間が設けられ、合意すれば移籍が決まる。ブルワーズは今季、29年ぶりにナ・リーグ西地区を制覇。斎藤隆(現ダイヤモンドバックス)が所属していた。過去には野茂英雄らもプレーしているが野手は初めて。ブルワーズは今季のリーグMVPに輝いたライアン・ブラウンがドーピング疑惑で出場停止処分を受ける可能性があり、青木はその場合の代役として期待されている。

広島4位・土生翔平「故郷・広島に錦を!」 〜ルーキーたちの軌跡Vol.1〜

 今春、最大の注目を浴びてプロ入りした斎藤佑樹(北海道日本ハム)の後を継ぎ、名門・早稲田大学野球部の101代目主将に任命されたのが土生翔平だ。斎藤、大石達也(埼玉西武)、福井優也(広島)の“早大トリオ”と呼ばれた投手の柱がこぞっと抜け、さらに監督もかわった中で、新たにスタートを切った早大野球部。その大黒柱としての責任は、周囲が考える以上に重かったのではないか。2年春から4季連続で3割を超えていた打率は今春、1割台。チームも5位に低迷した。それでも3年秋には首位打者を獲得した彼のポテンシャルの高さは、誰もが認めるところ。地元である広島県民からの期待の声も大きい。本人も幼少時代からファンである相思相愛のカープの一員となることが約束された土生に、現在の心境を訊いた。

和田、オリオールズへ 斎藤はダイヤモンドバックス入り

 福岡ソフトバンクからFA宣言してメジャーリーグ挑戦を表明していた和田毅が、ボルチモア・オリオールズと2年契約を結んだ。米メディアによると、年俸は2年総額815万ドル(約6億3600万円)で、3年目は球団が契約の選択権を保有し、その際の年俸は500万ドル(約3億9000万円)。背番号は「18」に決まった。オリオールズは今季、ア・リーグ東地区最下位。シーズン途中まで上原浩治がセットアッパー役を務めていたが、投手力が弱く、チーム防御率はメジャー30球団で最低(4.89)だった。球団は先発の一角として左腕に期待を寄せている。

楽天・田中が年間大賞! 〜「ジョージア魂」賞年間大賞表彰式〜

“チームの勝利のために貢献したベストプレー”に贈られる「ジョージア魂」賞の年間大賞表彰式が12日、都内ホテルで開催された。この賞は缶コーヒーブランド「ジョージア」がプロ野球12球団と提携、さらにNPBパートナー契約を締結して昨季より創設された。シーズン中、12回に渡ってファン投票で選ばれた「ジョージア魂」賞受賞プレーの中から、さらにファンの支持を集めたものが年間大賞に輝いた。栄えある今年度の年間大賞は田中将大投手(東北楽天)が9月10日(対北海道日本ハム戦)の斎藤佑樹投手とのライバル対決に勝利したピッチングに決まった。また当HP編集長・二宮清純ら6名の選考委員によって「ジョージア魂」賞選考委員特別賞も決まり、こちらも楽天の嶋基宏捕手が4月12日(対千葉ロッテ戦)に放った被災地を勇気づける勝ち越し3ランが選ばれた。

広島・富永、中村は“即戦力”! 〜アイランドリーグ・ドラフト指名選手Vol.1〜

 7シーズン目を終えた四国アイランドリーグPlusから、今年は7選手が10月の育成ドラフトで指名を受け、NPB行きの夢を叶えた。本ドラフトでの指名はなかったとはいえ、これは人数だけでみれば過去最多である。東京ヤクルトの貴重なスーパーサブとして1軍定着した三輪正義(元香川)や、千葉ロッテのクリーンアップも任された角中勝也(元高知)など今季は元アイランドリーガーのNPBでの活躍も増えてきた。彼らに続き、近い将来、1軍でのプレーが期待される指名選手たちを3回に分けて紹介する。

ダルビッシュ、入札でメジャー挑戦! 中島はヤンキースが落札

 北海道日本ハムのダルビッシュ有が8日、自身のブログで「ポスティングシステムを利用する事を決めました」と綴り、メジャーリーグへの挑戦を表明した。日本ハム球団も本人の意向を尊重し、移籍を了承。同日、ポスティングシステムの申請手続きを行った。ダルビッシュに対してはメジャーリーグの多数の球団が高い関心を寄せており、06年オフにボストンレッドソックスが松坂大輔(当時西武)に対して入札した金額(5111万1111ドル、約60億円)を超えるかどうか、注目を集めそうだ。

オリックス・後藤光尊内野手らの二宮清純書き下ろしコラムを掲載 〜ジョージア ベースボールパーク〜

 缶コーヒーブランド「ジョージア」は、2011シーズンもプロ野球12球団と提携、さらにNPBパートナー契約を締結し、“選べ、チームのためのベストプレー”をコンセプトに「ジョージア魂」賞の表彰を全12回実施しました。「ジョージア ベースボールパーク」のサイトでは、二宮清純の書き下ろしコラム「あのプレーにアンコール!」のコーナーをオフシーズンも更新します。間もなく発表される年間大賞や選考委員特別賞の受賞プレーはもちろん、惜しくも選ばれなかったノミネートプレーの中から二宮が印象に残ったものをコラムにして掲載します。

格闘家から復帰の古木が好アピール 〜NPB合同トライアウト〜

 NPBで戦力外通告を受けた選手などを対象にした12球団合同トライアウトが5日、QVCマリンフィールドで開催された。今季は11月24日にほっともっとフィールドで行われた第1回目に続く実施。投手17名、野手10名の計27名がNPBでのプレー続行に望みを託し、ネット裏に詰めかけた各球団の編成担当、チーム関係者にアピールした。

MVPは内川、浅尾が受賞 〜日本プロ野球コンベンション2011〜

 1日、都内で「日本プロ野球コンベンション2011」が開催され、今シーズン活躍した選手らが表彰を受けた。最優秀選手(MVP)にはパ・リーグではリーグ最多の打率3割3分8厘をマークし、史上2人目となるセ・パ両リーグで首位打者を獲得した内川聖一(福岡ソフトバンク)、セ・リーグではリーグ最多の79試合に登板し、7勝(2敗)10セーブ、45ホールド、防御率0.41をマークした浅尾拓也(中日)が選ばれた。また、最優秀新人にはパ・リーグは牧田和久(埼玉西武)、セ・リーグは、巨人から4年連続となる沢村拓一(巨人)が選出され、同一球団から4年連続の受賞は史上初となった。

DeNA、横浜球団買収 球界参入が正式決定

 プロ野球のオーナー会議が1日、都内で開かれ、TBSホールディングスから横浜球団の買収を表明した携帯サイト運営会社ディー・エヌ・エー(DeNA)の球界参入が承認された。これにより、来季からチーム名は「横浜DeNAベイスターズ」と変わり、再出発する。買収額は日本野球機構(NPB)への保証金などの30億円を含め、総額95億円。DeNAは横浜球団株全体の66.92%を保有し、筆頭株主となる。TBSホールディングスは2.31%を継続して保有する(残りの30.77%はニッポン放送が所有)。NPBの球団が譲渡されるのは04年オフにダイエーがソフトバンクにホークス球団を売却して以来、7年ぶり。

福本豊「1065盗塁はノムさんのおかげ」

 日本プロ野球において、金田正一の400勝、王貞治の868本塁打とともに今後、更新される可能性が低い不滅の金字塔がある。それが福本豊の通算1065盗塁、シーズン106盗塁だ。福本はピッチャーの牽制のクセやタイミングを研究し、走りに走りまくった。この足を封じようと当時、南海のプレーイングマネジャー・野村克也が考案したのがピッチャーのクイックモーションである。今や、その技術は野球界に欠かせないものになっている。日本のプロ野球に革命を起こしたとも言える福本に二宮清純が話を訊いた。

ソフトバンク、逆転負け 韓国・サムスンが優勝 〜アジアシリーズ〜

 アジアシリーズは29日、決勝が台中インターコンチネンタル球場で行われ、予選リーグ1位通過の福岡ソフトバンクは同2位の韓国・サムスンライオンズと対戦した。ソフトバンクは初回に1点を先行したものの、5回に一挙5点を奪われる。終盤の反撃も及ばず、敗れて準優勝に終わった。今季、3年ぶりに復活した同シリーズで日本勢が優勝できなかったのは5回目で初めて。 ◇決勝 福岡ソフトバンク 3 = 100000020 勝利投手 張ウォン三 敗戦投手 岩嵜 セーブ   呉昇桓

ソフトバンク、3連勝で決勝へ 〜アジアシリーズ〜

 アジアシリーズは27日、予選リーグの最終日が桃園国際球場で行われ、日本シリーズ覇者の福岡ソフトバンクはオーストラリア王者のパースヒートと対戦した。ソフトバンクは初回に1点を先行すると中盤に3点を追加。投げては地元への凱旋登板となった陽耀勲らの継投で相手打線を無失点に封じ、3連勝で決勝(29日)進出を決めた。 ◇予選リーグ 統一         0 = 000000000 勝利投手 巽 敗戦投手 コーエー

ソフトバンク、韓国・サムスンに大勝 〜アジアシリーズ〜

 アジアシリーズは26日、予選リーグの2日目が台中インターコンチネンタル球場で行われ、日本シリーズ覇者の福岡ソフトバンクは韓国王者のサムスンライオンズと対戦した。ソフトバンクは2回に一挙5点を先行すると中盤以降も着々と得点を追加。投げては先発・山田大樹からの継投で完封リレーを完成させ、連勝を収めた。 ◇予選リーグ サムスン      0 = 000000000 勝利投手 山田 敗戦投手 李宇ソン

ソフトバンク、台湾・統一に辛勝 〜アジアシリーズ〜

 日本、韓国、台湾、オーストラリアの各優勝チームによるアジアシリーズが25日、台中インターコンチネンタル球場で開幕し、日本シリーズ覇者の福岡ソフトバンクは予選リーグの初戦で台湾王者の統一ライオンズと対戦した。ソフトバンクは1点ビハインドの3回に3点を奪って逆転すると、中盤にも追加点。最終回に相手の猛追にあったが1点差で逃げ切り、白星スタートを切った。 ◇予選リーグ 統一         5 = 020000003 勝利投手 新垣 敗戦投手 グリン セーブ   金澤

“闘将”西本幸雄氏、死去

 大毎、阪急、近鉄で監督を務め、8度のリーグ優勝に導いた西本幸雄氏が25日、心不全のため、兵庫県宝塚市の自宅で死去した。91歳だった。西本氏は一塁手として毎日(現ロッテ)で5年間プレーし、60年に大毎(現ロッテ)の監督に就任。同年にいきなりリーグ優勝を果たす。その後も阪急(現オリックス)、近鉄と就任当時は弱小だったチームを強化し、いずれも優勝に導いた。一方で日本シリーズではことごとくセ・リーグの優勝チームに敗退し、“悲運の闘将”とも呼ばれた。

清武氏、来月にも訴訟の意向

 25日、清武英利前巨人球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)が代理人の吉峯啓晴弁護士同席の下、東京都内で記者会見を行なった。清武氏は自らの解任を不当とし、渡邉恒雄球団会長および球団に対し、徹底反論した。11日の会見前には渡邉会長から「君は破滅だぞ。読売新聞と全面戦争になるんだ」と恫喝されたという清武氏。それでも会見を行なったのは、渡邉会長の人事に対する言動に対して「もうやってられない」と憤慨した桃井恒和元オーナーの姿を見て、渡邉会長に翻意を促さなければならないと判断したためだったと説明した。また、清武氏は、早ければ来月にも訴訟を起こす考えも明らかにした。

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