NPBもアイランドリーグも各球団が2月1日に新チームを始動してから半月が経過した。今シーズン、リーグからは過去最多の7名が新たにNPBの門をくぐり、計23選手が1軍の檜舞台で活躍するべくキャンプで汗を流している。リーグの行方ともに、彼らの動向も気になるところだ。NPB入りというひとつの夢を叶えた選手たちは、新たなシーズンにどのように臨もうとしているのか? その今を追いかけた。
今季、ダルビッシュ有が入団して注目を集めているテキサス・レンジャーズ。そのレンジャーズで昨季、建山義紀はリリーバーとして39試合に登板し、2勝1セーブ4ホールドでリーグ優勝に貢献した。首脳陣から課された最大の任務は“右殺し”。2年目を迎える“テキサスの右殺し”に、メジャーリーグを生き抜くための秘策はあるのか。二宮清純が訊いた。
NPBもアイランドリーグも各球団が2月1日に新チームを始動してから半月が経過した。今シーズン、リーグからは過去最多の7名が新たにNPBの門をくぐり、計23選手が1軍の檜舞台で活躍するべくキャンプで汗を流している。リーグの行方ともに、彼らの動向も気になるところだ。NPB入りというひとつの夢を叶えた選手たちは、新たなシーズンにどのように臨もうとしているのか? その今を追いかけた。
高校卒業後、独立リーグのBCリーグ、新潟アルビレックスBCに入団した渡辺貴洋。早くも1年目で目標だったNPBへの道を切り拓いた19歳のサウスポーだ。まだあどけない表情とは裏腹に、「ほとんど緊張しない」とマウンド度胸は抜群。独特のフォームで打者を翻弄する渡辺の最大の魅力は荒削りだからこそ秘められた可能性の大きさだ。幼少時代から巨人ファンだったという渡辺。その憧れの球団の一員となった現在の心境を訊いた。
クリーブランド・インディアンスからFAになっていた福留孝介がシカゴ・ホワイトソックスに入団することで合意した。14日、球団が発表した。契約は1年で年俸は昨季(1450万ドル=約11億3000万円)から大幅に減らした100万ドル(約7800万円)。2013年の契約の選択権は球団が持つ。昨季がメジャーリーグ4年目だった福留は7月にシカゴ・カブスから優勝争いをしていたインディアンスに移籍。2球団で146試合に出場して打率.262、8本塁打、35打点だった。福留にはホワイトソックスのほか、ニューヨーク・メッツや日本の球団も興味を持っていたが、最終的には自宅のあるシカゴでのプレーを選択したかたちだ。チームは昨季24本塁打を放ったカルロス・クエンティンがサンディエゴ・パドレスへ移籍しており、その後釜として期待されている。
ジャイアント馬場(本名:馬場正平)が亡くなってから早いもので13年が経つ。多くのスポーツファンにはジャイアント馬場=プロレスラーというイメージしかないだろうが、彼は元巨人の投手だった。1軍ではわずか3試合の登板だったものの、2メートルの長身から投げおろす投球スタイルで2軍では最優秀投手に選ばれている。マウンド上での見上げるような姿とは裏腹に人柄が良く、当時のチームメイトたちは「馬場さんには仲良くしてもらった」と異口同音に口にする。今回、プロ野球選手・馬場を探るべく、二宮清純が関係者にインタビューを試みた。
四国アイランドリーグPlusの高知ファイティングドッグスは10日、春野球場で春季キャンプ中の埼玉西武B班と交流試合を行った。今季、初めての実戦となる高知は愛媛から移籍した先発の井川博文ら7人の投手リレーで西武打線を完封。しかし、打線も相手投手陣にわずか2安打に抑え込まれ、0−0の引き分けに終わった。
昨季、名将・野村克也の右腕として、2009年には東北楽天を初のプレーオフ進出に導いた橋上秀樹(現・巨人戦略コーチ)を指揮官に迎え、さらには日米韓台で活躍した元NPBセーブ通算記録保持者の高津臣吾が入り、一躍話題となったのが独立リーグの一つ、BCリーグの新潟アルビレックスBCだ。そのアルビレックスのエースとして活躍したのが、雨宮敬である。昨季は11勝2敗1セーブ、防御率1.79の好成績を残し、チームを設立以来初の地区優勝に導いた本格派右腕だ。渡辺貴洋(巨人)と共に、アルビレックス待望のNPB指名第1号となった雨宮に今の心境を訊いた。
8シーズン目を迎える四国アイランドリーグPlusから、昨年は7選手が10月の育成ドラフトで指名を受け、NPB行きの夢を叶えた。本ドラフトでの指名はなかったとはいえ、これは人数だけでみれば過去最多である。東京ヤクルトの貴重なスーパーサブとして1軍定着した三輪正義(元香川)や、千葉ロッテのクリーンアップも任された角中勝也(元高知)など元アイランドリーガーのNPBでの活躍も増えてきた。彼らに続き、近い将来、1軍でのプレーが期待される新人選手たちを紹介する。
8シーズン目を迎える四国アイランドリーグPlusから、昨年は7選手が10月の育成ドラフトで指名を受け、NPB行きの夢を叶えた。本ドラフトでの指名はなかったとはいえ、これは人数だけでみれば過去最多である。東京ヤクルトの貴重なスーパーサブとして1軍定着した三輪正義(元香川)や、千葉ロッテのクリーンアップも任された角中勝也(元高知)など元アイランドリーガーのNPBでの活躍も増えてきた。彼らに続き、近い将来、1軍でのプレーが期待される新人選手たちを紹介する。
8シーズン目を迎える四国アイランドリーグPlusから、昨年は7選手が10月の育成ドラフトで指名を受け、NPB行きの夢を叶えた。本ドラフトでの指名はなかったとはいえ、これは人数だけでみれば過去最多である。東京ヤクルトの貴重なスーパーサブとして1軍定着した三輪正義(元香川)や、千葉ロッテのクリーンアップも任された角中勝也(元高知)など元アイランドリーガーのNPBでの活躍も増えてきた。彼らに続き、近い将来、1軍でのプレーが期待される新人選手たちを紹介する。
四国アイランドリーグPlusは1日、2012シーズンの各球団のホーム開幕戦の日程を発表した。シーズンの開幕は4月1日(日)。今季は07年以来、5年ぶりに四国4球団によるリーグ戦となる。前後期制を採用し、各チーム12試合ずつの総当たり制による計36試合で、前後期の優勝チームを決定。それぞれの優勝チームが年間王者の座をかけるリーグチャンピオンシップは9月下旬の予定だ。また昨季に続いて福岡ソフトバンク3軍と前後期に4試合ずつ定期交流戦を実施する。昨季はソフトバンクにリーグ勢は8勝29敗3分と大きく負け越しただけに巻き返しが望まれる。全日程の詳細は2月下旬発表予定だ。
国際武道大学時代には、MVP1度、首位打者2度、ベストナイン3度と実績を残してきた川端崇義。4年時には日本代表に選出され、長野久義(巨人)らとともにプレーした。卒業後は社会人名門のJR東日本に入社。毎年のようにドラフト候補にあげられながら、川端の名前が呼ばれることはなかった。だが、26歳となった2011年、ようやくドラフト会議の会場に彼の名が響き渡った。「順位は関係ない」と川端。悲願のプロ入りを果たした彼に意気込みを訊いた。
横浜DeNAベイスターズの新入団選手発表が29日、横浜市内のホテルで行われ、先のドラフト会議で指名を受けた11名の選手たちが会見に臨んだ。新生ベイスターズの第1期生は、この日、発表されたピンストライプの新ユニホームで登場。ドラフト1位の153キロ右腕・北方悠誠(唐津商高)は「真っすぐをアピールして少しでも早く1軍昇格したい」と抱負を語った。
27日、第84回選抜高校野球大会の出場32校が決定した。昨秋に行なわれた秋季大会に基づき、各地区から29校が選出。昨年3月の東日本大震災で未曾有の被害を受けた東北地区からは光星学院(青森)、聖光学院(福島)、花巻東(岩手)の3校が選出された。21世紀枠は石巻工(宮城)、洲本(兵庫)、女満別(北海道)の3校が選ばれた。石巻工は部員の多くが津波の被害に遭いながらボランティア活動をするとともに、昨秋の宮城大会で準優勝し、東北大会に出場したことが評価された。初出場した1953年春に全国制覇を果たしている洲本は部員全員が淡路島出身。離島のハンデを克服しながら兵庫大会4強入りを果たした。女満別は全校生徒134人の小規模校。部員19人で北海道大会16強に入った。また、北信越地区から選出された地球環境(長野)は全国で初めて通信制高校の出場となる。 3月15日に組み合わせ抽選会が行なわれ、21日から12日間にわたって開催される。
2年前まで無名だったサウスポーが、JX−ENEOS移籍1年でプロの道を切り開いた。嘉弥真新也、22歳だ。沖縄県出身の彼は、八重山農林高校時代は中堅手兼控え投手だった。最後の夏は県大会1回戦で敗退。その彼に声をかける大学、社会人チームはなく、卒業後、野球を続けることはできないと思っていた。その彼がどんな野球人生を歩み、プロへの階段を駆け上がってきたのか。一風変わった嘉弥真の野球人生に迫った。
ダルビッシュ有がテキサス・レンジャーズに6年6000万ドル(約46億円)という破格の条件で移籍が決まった。24日に慣れ親しんだ札幌ドームで会見に臨んだ右腕は、メジャーリーグに挑戦しようと決意した理由を「僕はすごく勝負がしたい。でも、(日本では)そうじゃなくなってきている」と明かした。日本でのライバル不在が環境の変化を選択させたということだろう。チームメイトとして試合中、ダルビッシュの後ろ姿をみてきた稲葉篤紀は彼のすごさをどのように感じてきたのか。二宮清純が訊いた。
ポスティングシステムでのメジャーリーグ移籍を希望していたダルビッシュ有が18日、テキサス・レンジャーズと入団合意に達した。契約年数は6年で、総額は米メディアによると6000万ドル(約46億円)と報じられている。レンジャーズは同システムでは史上最高額となる約5170万ドル(約40億円)でダルビッシュとの独占交渉権を獲得。現地時間18日午後5時が交渉期限だった。6年6000万ドルという条件は2006年オフにボストン・レッドソックスへ移籍した松坂大輔(6年総額5200万ドル)の契約を上回る。入札金も含めたレンジャーズの投資額は1億1000万ドルを超え、2リーグ分立後では前人未到の5年連続防御率1点台を記録したスーパーエースにふさわしいビッグマネーで海を渡る。レンジャーズのア・リーグ西地区には、シアトル・マリナーズが属しており、イチロー、岩隈久志との対決が大きな注目を集めそうだ。
東日本大震災の影響を受け、秋に京セラドームで開催された昨年の都市対抗野球大会、黒獅子旗を手にしたのはJR東日本だった。その大会期間中に行なわれたドラフト会議では、同社から3名もの選手が指名を受けた。その中の一人、縞田拓弥は守備範囲の広さと強肩を誇る内野手だ。昨季は控え内野手がベンチにわずか1人という試合もあったほど、内野手不足に泣いたオリックス。それだけに堅守の縞田には即戦力として大きな期待が寄せられている。その縞田にプロへの意気込みを訊いた。
ポスティングシステムによるメジャーリーグ移籍を目指していた青木宣親が17日、ミルウォーキーブルワーズとの入団に合意した。ブルワーズは青木を250万ドル(約1億9500万円)で落札し、30日間の独占交渉権を得ており、現地時間17日午後5時が交渉期限だった。契約は2年で、3年目については球団が選択権を持つ。東京ヤクルトでは首位打者に3度輝いた青木だが、今回の契約前には首脳陣が視察するなか、現地で事実上の“入団テスト”が行われるなど、レギュラーが確約されているわけではない。年俸は明らかにされていないが、日本時代(3億3000万円)から大幅減の100万〜150万ドル(約7700万〜1億1500万円)程度とみられている。
日本プロ野球で三冠王に3度輝いたことがあるのは前中日監督の落合博満ただひとりだ。彼の現役時代の代名詞が、神主打法である。バットを立て、グリップエンドをへその前に置く独特のフォームで広角に打球を飛ばした。他に類を見ないスタイルだけに、まさに“オレ流”の真骨頂だと見られがちだが、実はお手本となる打者がいた。それがロッテ時代の先輩・土肥健二である。現在は故郷の富山で野球塾の塾長を務めている土肥に入団当時の落合について二宮清純が訊いた。
ロサンゼルス・ドジャースからFAになっていた黒田博樹がニューヨーク・ヤンキースに入団することで合意した。13日、MLBの公式サイトなど複数のメディアが報じた。報道によると契約は1年で年俸は1000万ドル(約7億7000万円)と見られている。ドジャースで4年間プレーした黒田は昨季、メジャー自己最多の13勝(16敗)をあげ、防御率3.07をマーク。打線の援護に恵まれず、負け越したものの、安定感を買われ、ヤンキース以外にもボストン・レッドソックス、テキサス・レンジャーズなどが獲得に乗り出していた。また古巣の広島も復帰を求めていたがメジャーでのプレー続行を希望し、断っていた。ヤンキースはこのオフ、レッドソックスを戦力外になった岡島秀樹とマイナー契約を結んでいる。
テキサス・レンジャーズの上原浩治、建山義紀の両投手と、元ラグビー日本代表の大畑大介氏が12日、都内ホールで開かれた「ぴあトークバトル スポーツ快楽主義」に出演し、トークショーを行った。今年で37歳になる3人は東海大仰星高時代、1年1組のクラスメイト。トークショーに先立って行われた会見のなかで上原は「ポスティングシステムはなくすべきだと思う」と改めて持論を展開した。
昨年のドラフトでオリックスから3位に指名された最速152キロの本格派右腕・佐藤達也。彼が野球を始めたきっかけは実にユニークに富んでいる。佐藤は今では珍しい7人兄弟の末っ子だ。3人の兄の趣味は、全員バスケットボール。そんな環境で育った佐藤がバスケットに興味をもったのはごく自然なことだった。当然、佐藤は「自分はバスケットをやっていくのだろう」と思っていた。ところが、地元の中学校にはバスケット部がなかった。そこで佐藤が選んだのが野球だったのだ。果たしてそんな彼がどのようにして野球を続けてきたのか。そして今、彼にとって野球とは――。
関西学生野球連盟の同志社大に進んだ宮本は2年時に春季リーグ戦で首位打者となり、秋の明治神宮大会で優勝した。 目指すはプロだ。だが、プロのスカウトの評価は高くない。それでもプロ入りを希望していた宮本に監督の野口真一は言った。 「オマエはただプロに入りたいだけなのか、それともプロで活躍したいのか、どっちなんだ?」