第186回 鍵山誠CEO「集大成の10年目へ」

 今季、アイランドリーグは新たなチャレンジを始めました。この4日から高知で10日間に渡って開催されたウインターリーグです。記念すべき第1回目は27名が参加。ここにアイランドリーグ在籍の選手も加わって46選手が2チームに分かれ、8試合の実戦を行う中で選手の力量をチェックできました。結果、アイランドリーグからは各球団2名ずつ計8名の交渉権獲得選手が出ています。

第156回 信濃・岡本哲司監督「明確となった来季への課題」

 私にとって、BCリーグでの初めてのシーズンが終了しました。選手の育成や周りの環境など、NPBとはまた違った良さを体験することができました。特に、選手ひとり一人とじっくりと向きあうことができたのは、私にとっては非常にいい経験となりました。各選手を伸ばすためには、自分は何をしたらいいのか。そのことをたくさん考えたシーズンでもありました。

第185回 徳島・島田直也「オリックス育成指名の東、守備のスペシャリストに」

 先のドラフト会議ではがオリックスから育成指名を受けました。昨年は指名ゼロだっただけに、彼の名前が出た時はホッとしました。と同時に、この1年間、頑張ってきた選手たちのことを思うと、指名が1人だけ、かつ本ドラフトでのNPB入りが叶わなかったことを悔しく思います。

第155回 群馬・川尻哲郎新監督「伸びしろがある発展途上の投手陣」

 私にとって、BCリーグでの初めてのシーズンが終わりました。正直、野球のレベルは思った以上に高いものがありました。特にピッチャーは、各チームのエース級となると、球威、コントロールが良く、レベルの高さを感じました。その中で、来季は監督として指揮を執ることになりました。今季得たことをいかしながら、しっかりとしたチームをつくっていきたいと思っています。

第184回 香川・伊藤秀範「年間優勝を逃した痛恨の1球」

 改めて1球の怖さを実感したリーグチャンピオンシップでした。後期覇者・徳島との対決は残念ながら3連敗。2年連続の年間優勝を逃してしまいました。ポイントになったのは第1戦の8回です。7回に香川は1−1の同点に追いつき、ピッチャーはセットアッパーのにスイッチ。先発のが試合をつくってくれただけに、リリーフ勝負で勝利をもぎとる計算でした。

第154回 富山・中山大コーチ「エース不在とリリーバー不足」

 今季、富山サンダーバーズは前後期ともに優勝争いをしたものの、いずれも北陸地区2位という結果に終わり、プレーオフに進出することができませんでした。大一番での試合で勝ち切ることができなかった課題や反省点はたくさんあります。しかし、その一方で自分で考える力を身に付け、引き出しが増えた選手は少なくありませんでした。来季につながる成長が見てとれ、指導者として手応えも感じています。

第183回 愛媛・星野おさむ「うれしかった楽天・銀次、枡田の成長」

 愛媛は後期を23勝13敗4分と貯金10で終えました。しかし、優勝した徳島には及ばず2位。9月に入っての直接対決3試合を2敗1分と勝てなかったのが響きました。いずれの試合も接戦には持ちこんでいたものの、肝心な場面でバッテリーを含めた守りのミスが出てしまいましたね。勝負どころでのプレーで徳島との差が現われたと感じています。

第153回 福井・酒井忠晴監督「最下位からの立て直し」

 現在、1位・福井ミラクルエレファンツと2位・富山サンダーバーズとの差は、1.5ゲーム差。いよいよ今日25日の直接対決で、後期の北陸地区チャンピオンが決定します。福井にとってはシーズン最終戦でもあるこの試合、これまでやってきたことを全て出し切って勝利を引き寄せたいと思います。

第182回 高知・定岡智秋「4期連続最下位の現実を受け止めて」

 スタートこそ良かった後期も、最終的には最下位。これで昨年から4期連続の最下位という結果に終わってしまいました。高知の皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。優勝した徳島や2位の愛媛、前期優勝した香川との差はどこにあったのか……。一言で言えば、投打の軸の不在が最後まで響いたように感じます。

第152回 新潟・青木智史プレーイングコーチ「分岐点となった信濃4連戦」

 6日、新潟アルビレックスBCは後期の通算成績を22勝4敗1分とし、前期に続いて上信越地区を制しました。これで前後期優勝は2年連続、2011年後期から数えると5期連続です。今回は9試合を残し、8割4分6厘という勝率での優勝でした。正直、ここまで圧倒的に勝つとは思っていなかったので、驚いています。考え得る勝因はただひとつ。選手ひとり一人が自分の役割を認識し、それに基づいてプレーしていること。それがチームワークとなっているのです。

第181回 徳島・島田直也「優勝を意識して戦え!」

 ここまで後期は19勝6敗5分で首位を走っています。前期は5月下旬まで首位をキープしながら、残り1カ月で香川にひっくり返された悔しさをチーム全体で共有しているのが、いい結果に出ているのでしょう。シーズン前、僕は選手たちと「最後の最後まで諦めず、全力プレーをすること」を約束しました。8月2日には5点差、3日は4点差を終盤に逆転するなど、この約束を実践して戦えていることはうれしいですね。

第151回 石川・深澤季生コーチ「若手を育てるベテラン木田の存在」

 前期に地区優勝した石川ミリオンスターズは、後期はチームの勝利に加えて若手育成にも力を入れています。なかでも成長著しいのが、ピッチャーの上條優太(八千代東高)です。1年目の昨季は8試合に登板し、0勝1敗、防御率9.00。投げれば、四球を出すというピッチングで、正直いつクビになるかといったような状態でした。ところが、今季は29試合に投げて2勝2敗1セーブ、防御率は1.88です。8月10日の信濃グランセローズ戦では6回2/3を投げて1安打10奪三振で無失点。7回2死まではノーヒットノーランという快投で2勝目を挙げました。

第180回 香川・伊藤秀範「ライアン小川をマネた中継ぎの田村」

 前期の優勝から一転して後期は6勝13敗2分と借金生活。優勝に貢献した投手陣に疲れが出てしまい、投打のバランスが狂ってしまったのが勝てない原因です。エースのが指のマメを潰し、2週間ほど登板できず、左のセットアッパーも肩の軽い炎症のため、しばらく大事をとって休ませました。離脱していないピッチャーも暑い夏場に来てボールにキレを欠き、ここ一番で打たれています。

第150回 信濃・田中幸雄コーチ「右肩上がりの投手陣」

 後期もほぼ半分を消化し、信濃グランセローズは現在、16試合を終えて10勝6敗で上信越地区の2位につけています。後期に入って、チーム状態は前期に比べて非常に良くなってきています。7月から8月にかけては7連勝しました。その最大の要因は、打線が先制をして、それを守り切るという勝ちパターンが確立できていたこと。8回はサミー(アストロズ−メキシコ・アグアカリエンテス)、9回は篠田朗樹(春日部共栄高−武蔵大)と安定したピッチャーが後ろには控えている現在の信濃の強みでもあります。

第179回 愛媛・星野おさむ「打撃好調・藤長の課題」

 8月は愛媛にとって勝負どころです。31日間に19試合が組まれ、ここでの勝敗が後期の行方を大きく左右するでしょう。7月は6勝3敗2分の2位と勝ち越したとはいえ、2敗は1点差負け。引き分けのゲームも含めて、あと1本が出ていれば、もっと勝ち星は増やせたとみています。

第149回 富山・野原祐也プレーイングコーチ「取り戻しつつある“泥臭さ”」

 富山サンダーバーズは前期、あと一歩のところで優勝を逃してしまいました。優勝を意識していくうちに、徐々にチーム全体の動きがかたくなってしまったのです。また、それまでは必死に目の前の1勝を目指していたのが、前期の終盤には「勝てるだろう」という雰囲気がチーム全体に広がっていたことも否めません。それは後期に入ってからも続き、4連敗を喫しました。しかし、連勝をした19、20日では、ようやく本来の必死さが見えました。選手たちは忘れかけていたものを取り戻しつつあるようです。

第178回 高知・定岡智秋「選手との個人面談でドラフト指名へ」

 まだ3試合とはいえ、後期は1勝2分と負けなしのスタートです。前期は開幕8連敗と出だしでつまづいただけに、選手には「8連勝するつもりでやろう」と話をしていました。特に最初の相手は前期優勝の香川。ここで勝つと負けるとでは大違いだと感じていました。

第148回 群馬・川尻哲郎コーチ「後期優勝へ、土台づくりに手応え」

 BCリーグは6日から後期がスタートしました。群馬ダイヤモンドペガサスは、同じ上信越地区の新潟アルビレックスBCと信濃グランセローズに連敗してしまいましたが、2球団との実力差はほとんど変わりません。後期こそは優勝して、2年ぶりのプレーオフ進出を目指します。

第177回 徳島・島田直也「後期優勝に重要な吉村、東の働き」

 前期は20勝17敗3分の2位。5月下旬までは首位を走っていただけに、香川に優勝をさらわれ、とても残念です。約半分の21試合を終えた時点では14勝5敗2分と2位には3.5差をつけていました。「まだ半分、どうなるか分からない」との思いと同時に、「残りを勝率5割でなんとか逃げ切ろう」とヘンな計算をしてしまった僕にもスキがあったと感じています。

第147回 福井・酒井忠晴監督「後期に向けての課題」

 前期も残すところ、あと5試合となりました。福井ミラクルエレファンツは7勝20敗4分で、北陸地区の最下位という成績です。選手はやるべきことを必死にやっているのですが、ここまではなかなか私が考えていた、ピッチャーを中心に固い守りで締まった試合という展開の野球ができていません。

第176回 香川・伊藤秀範「頼もしい田村、後藤、酒井の救援陣」

 前期は残り4試合で、20勝13敗3分の首位。2位・徳島とは1ゲーム差ながら、マジック4が点灯しています。6月に入り、7勝2敗と投打の歯車がかみ合ってきました。5月後半からの徳島、愛媛との5試合を4勝1敗と勝ち越したことでチームが波に乗りましたね。

第146回 新潟・内藤尚行監督「開幕4試合目でつかんだ確信」

 いよいよ前期も佳境に入ってきました。新潟アルビレックスBCは12日現在、26試合を終えて17勝8敗1分け。8日には優勝マジックが点灯し、現在は5となっています。野球の現場を離れて15年、指導者としては初めての私でも、なんとか采配できているというのが、一番の実感といったところです。

第145回 石川・森慎二監督「ひと山越え、安定してきた打線」

 21日現在、石川ミリオンスターズは8勝8敗2分、トップの富山サンダーバーズと1.5ゲーム差で北陸地区2位につけています。5月に入り、6連敗を喫してしまいましたが、その後に3連勝し、なんとか借金を返すことができました。現在、勝率はちょうど5割。これからが本当の勝負です。

第174回 高知・定岡智秋「巻き返しに不可欠な屋宜の成長」

 21日から高知ではウエスタンリーグのオリックス−福岡ソフトバンク戦が開催され、挨拶も兼ねて、ひさびさに古巣の試合を観に行きました。2軍とはいえ、両チームのメンバーは豪華。オリックスは先発が井川慶で、T−岡田がスタメン。ソフトバンクにはコーチ時代に指導した松中信彦をはじめ、ウィリー・モー・ペーニャ、田上秀則ら1軍の主力クラスが来ていました。実績のある彼らが2軍ということは、それだけ若手が出てきている証拠です。アイランドリーグからもいい素材をどんどん送り出さなくては、と改めて刺激を受けた観戦となりました。

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