今季、コーチから監督に就任することになりました。昨季、独立リーグ日本一の達成後、島田直也前監督の横浜DeNA2軍投手コーチ就任が決まり、「オレのところに話が来るかもしれない」という予感はありましたね。打診を受け、最終的には引き続き、徳島で選手を指導したいと思い、引き受けることにしました。
2月2日から、開幕に向けた合同トレーニングがスタートしました。この時期のテーマは体づくりと個々の技術向上。特に新人選手は覚えることが山積みでしょうが、いいところを伸ばしてチームの戦力になってほしいと期待しています。
年末年始は地元の兵庫県宝塚市で過ごし、いよいよ僕にとって監督2年目のシーズンがスタートします。オフにはトライアウトを通じ、投手3名、捕手1名、外野手2名を獲得。外国人も残留したの他に3名が入団予定です。各ポジションともまんべんなく新戦力を集められたのではないでしょうか。
新年を迎え、オフのトライアウトや外国人の補強を経て、今季の陣容が少しずつ見えてきました。高知の一番の補強ポイントは投手陣。欲をいえば、東北楽天に行った入野貴大(元徳島)のように、ひとりで16勝をあげられるピッチャーがいればと思っていたのですが、そんな選手はNPBも見逃すはずはありません。トライアウトでは即、チームの柱になりそうなピッチャーを獲得できなかったのが実情です。
10年目のシーズンは節目にふさわしい1年になりました。年間優勝を果たした徳島は独立リーグ日本一をリーグ勢では4年ぶりに奪回。NPBドラフトでも寺田哲也(香川−東京ヤクルト4位)、入野貴大(徳島−東北楽天5位)、山本雅士(徳島−中日8位)と3人が本指名を受けました。このところ負け越しが続いていた秋のみやざきフェニックス・リーグでも6年ぶりに勝ち越しています。
今季限りで現役を引退し、球団社長に就任することになりました。打診があったのは引退セレモニーが行われた9月13日の試合前。背番号「0」を永久欠番にしていただく話とともに、「社長をやってみないか」と言われました。 「冗談でしょう。ムリです」 1度は断ったものの、シーズン終了後、改めて北古味鈴太郎オーナーとの食事の席で「社長をやってほしい」と頼まれ、真剣に考えることになりました。
今季は初の独立リーグ日本一に、(東北楽天5位)、(中日8位)のドラフト指名と、いいシーズンの締めくくりができました。独立リーグ日本一はチーム一丸となって戦った結果です。ピッチャーが抑え、バッターが打ち、レギュラーメンバーのみならず、控えの選手も役割を果たしました。
ドラフト会議で香川からは(東京ヤクルト4位)、(巨人育成1位)の2投手が指名を受けました。担当コーチとして、この2人は何とかNPBに送りこみたいと思っていただけに、この結果に、まずはホッとしています。
リーグチャンピオンシップでは、あと1勝のところまで前後期制覇の徳島を追いつめながら、最終戦で敗れ、悲願の年間優勝を達成することができませんでした。監督の一番の仕事は継投と言われますが、第2戦以降はすべて接戦でピッチャー交代の難しさを思い知らされました。
今季は前後期とも3位。前年まで4期連続最下位だったことを考えれば一歩前進と言えるかもしれません。ただ、他球団と比較すると、チーム力の差はまだまだ大きいのが実情です。チームの投手成績、打撃成績をみれば、多くの数字で最下位やワースト。これではなかなか上位を狙えません。
本当にうれしく、自信になる優勝です。 昨季の後期、今季の前期に続き、徳島は3期連続優勝を達成することができました。昨季、年間王者になった時と比較して、開幕前は投手陣が非常に心配があっただけに、この結果は予想以上。選手たちの頑張りを素直に称えたいと思います。
後期は投打の歯車がかみ合わない戦いが続いてしまっています。8勝18敗3分と借金10を抱え、最下位。打線が不調な上に、守りでもエラーや記録に残らないミスが多く、悪循環に陥っています。僕も選手、コーチとして長く香川にいますが、ここまでチーム状態が悪いのは経験がありません。
最下位に沈んだ前期から一転、後期は首位争いを演じています。その要因は何といってもピッチャー陣の充実が大きいでしょう。途中加入したが先発の柱となって後期は4勝(1敗)をあげ、と2本柱ができました。広島の育成選手で派遣されたも、ようやくNPBの実力を発揮してきており、先発陣が充実してきました。
後期も現状は2勝10敗2分と大きく負け越し、最下位に沈んでいます。前期よりも内容のあるゲームをファンの皆さんにはお見せしたかったのですが、打てず守れずの状態が続いています。14試合中5失点以上しているのが8試合。これではなかなか試合になりません。
前期優勝は率直に言って想定以上の結果でした。開幕前の時点では、昨年からメンバーが入れ替わって先発ローテーションが固まらず、投手力に不安を抱えていたからです。しかし、フタを開けると先発に転向したが9勝(2敗)、新外国人のが6勝(1敗)をあげ、先発の2本柱ができました。
前期は最終戦で愛媛に敗れ、徳島と並んで同率で全日程を終了。徳島との直接対決で負け越していたため、3年連続の前期Vを逃してしまいました。どこかで1勝、もしくは1分けでもしていれば優勝していただけに非常に悔しい結果です。
現状、愛媛は11勝22敗2分の最下位。首位・香川や2位・徳島からは大きく水を開けられ、高知にも抜かれてしまいました。この低迷はひとえに監督である僕の責任です。守りを重視した堅実な野球を目指し、失策数こそリーグ最少の24個と面目を保ったものの、肝心なピッチャーのチーム防御率はワーストの4.07。先発、抑えの役割分担が明確にできないまま、ずるずると来てしまいました。
5月を終えて8勝19敗3分の最下位。4期連続で最下位に沈んだチームを、そう簡単に変えられるとは思っていませんでしたから、この成績は想定の範囲内です。しかし、19敗の中にはソフトバンク3軍で先発した大隣憲司に歯が立たなかった試合のようにやむを得ない負けと、つまらないエラーや四球が絡んで自ら勝ちを手放したものがあります。ミスによる負けを減らせば、もう少し勝ち星を伸ばせたはずです。
前期の日程はちょうど半分を消化し、11勝7敗2分の2位。開幕前は先発ローテーションが固まらず、どうなるか不安でしたが、起用した選手が頑張って仕事をしてくれた結果が貯金につながっています。結局、ローテーションはセットアッパーのを先発にまわし、彼を軸として投手陣を再編することになりました。
ここまで香川は9勝2敗2分の首位。チーム防御率も2.01と4球団でトップの数字を残しています。開幕直後は投打がかみ合わないこともありましたが、1カ月を経て、いいかたちになってきました。ミーティングでは「バッターの弱点をどんどん攻めていこう」と話をしており、各投手が自分の持ち場でしっかり仕事をしています。
開幕からの成績は1勝3敗。現状はまだまだ手探りといったところです。特に先発ピッチャーで計算できるのがのみ。開幕戦で小林が福岡ソフトバンク3軍で先発した大隣憲司と投げ合い、サヨナラ勝ちしたのは最高のスタートでしたが、その後は先発が早々に崩れた試合もあり、3連敗。5月の連休にかけて連戦が増えますから、早く先発ローテーションを整えなくてはなりません。
4月6日の開幕戦まで残り数日。皆さんから「いよいよ開幕ですね」と声をかけていただきますが、本音としては「開幕したら困る」という心境です……。今季のチームは外国人が多く、広島から派遣された右腕の、サードのがやってきたのが24日。全員揃って試合をしたのが2回しかなく、まだチームとしての戦い方が決まっていないのが現状です。
オープン戦も本格化し、野手は各選手とも、いいアピールができています。新加入のメンバーがレギュラー争いに参戦し、既存の選手とお互いに刺激し合っているのが、好循環を生んでいるのでしょう。
開幕まであと1カ月。まだ外国人投手3名が来日していないため、投手陣は全員が揃っていませんが、ここまでは順調でしょう。開幕までに投げ込みと実戦経験を積めば、いい状態でスタートを切れるとみています。
2月8日から14日まで今治市で実施した強化合宿は、まさかの雪に見舞われました。グラウンドで練習できたのはわずか1日。当然、実戦形式の練習はできず、ピッチャーがフリーバッティングに登板する機会もつくれませんでした。シーズンに向けたプランは、いきなり変更を余儀なくされたものの、僕はむしろ「雨降って地固まる」と前向きにとらえています。