第191回 高知・弘田澄男「基本の徹底へ“弘田マニュアル”」

 3日よりスプリングトレーニングがスタートしました。とはいえ、日程は土佐清水市での6日間に、11日からの黒潮町での4日間のみ。1カ所に長期滞在して練習に打ち込むNPBのキャンプとは環境は異なります。加えて、独立リーグのチームは毎年、大幅に選手が入れ替わるところがNPBとは大きく違います。もちろん、レベル的にもまだまだですから与えられた時間を有効に使わなくては選手の能力もチーム力も上がっていきません。

第190回 徳島・島田直也「2年目・福岡は先発で飛躍を」

 今季の徳島は昨季から大幅にチームが入れ替わります。投手では山口直紘、岩根成海、野手では大谷龍次、神谷厚毅といった主力が退団しました。オリックスから育成選手として入団する東弘明もいません。独立リーグは選手にとって最終ゴールではありませんから、メンバーが変わっていくのは、ある意味で宿命です。

第189回 香川・伊藤秀範「BCリーグNo.1投手・寺田をNPBへ」

 新しい年が始まり、来るシーズンに向けたチーム編成もほぼ固まってきました。香川のピッチャー陣にとって最大の補強ポイントは中日に入団した又吉克樹の抜けたスターター。そこにとっておきの右腕が入団することになりました。BCリーグ新潟のエース、です。

第188回 愛媛・弓岡敬二郎「上田、仰木両監督を手本に育成を」

 今回、愛媛球団からお話をいただき、監督を引き受けることになりました。僕は81年に阪急入団以来、選手、指導者として、スカウト時代の3年間を除く30年間、ユニホームを着てきました。それだけに現場から離れるのは非常にさびしい思いがありました。ユニホームを着て野球に携われるならどこでもいい。そんな気持ちでしたから、愛媛から声をかけていただき、非常にうれしかったですね。

第187回 高知・弘田澄男「試合は戦場、厳しさを全面に」

 このたび地元・高知で監督をすることになりました。アイランドリーグとの関わりは昨年、高知の球団アドバイザー兼総合コーチに就任してから。それまで30年間、選手、コーチ、フロントでNPBにいた立場で携わってみると、アイランドリーグの環境は厳しいものがありました。待遇面に加え、コーチ陣の人数も少なく、ボールやバットなどの用具はNPBからお下がりをいただいて揃えている状態……。まだ高知には越知町に専用の練習場がある分、恵まれているのかもしれません。

第186回 鍵山誠CEO「集大成の10年目へ」

 今季、アイランドリーグは新たなチャレンジを始めました。この4日から高知で10日間に渡って開催されたウインターリーグです。記念すべき第1回目は27名が参加。ここにアイランドリーグ在籍の選手も加わって46選手が2チームに分かれ、8試合の実戦を行う中で選手の力量をチェックできました。結果、アイランドリーグからは各球団2名ずつ計8名の交渉権獲得選手が出ています。

第185回 徳島・島田直也「オリックス育成指名の東、守備のスペシャリストに」

 先のドラフト会議ではがオリックスから育成指名を受けました。昨年は指名ゼロだっただけに、彼の名前が出た時はホッとしました。と同時に、この1年間、頑張ってきた選手たちのことを思うと、指名が1人だけ、かつ本ドラフトでのNPB入りが叶わなかったことを悔しく思います。

第184回 香川・伊藤秀範「年間優勝を逃した痛恨の1球」

 改めて1球の怖さを実感したリーグチャンピオンシップでした。後期覇者・徳島との対決は残念ながら3連敗。2年連続の年間優勝を逃してしまいました。ポイントになったのは第1戦の8回です。7回に香川は1−1の同点に追いつき、ピッチャーはセットアッパーのにスイッチ。先発のが試合をつくってくれただけに、リリーフ勝負で勝利をもぎとる計算でした。

第183回 愛媛・星野おさむ「うれしかった楽天・銀次、枡田の成長」

 愛媛は後期を23勝13敗4分と貯金10で終えました。しかし、優勝した徳島には及ばず2位。9月に入っての直接対決3試合を2敗1分と勝てなかったのが響きました。いずれの試合も接戦には持ちこんでいたものの、肝心な場面でバッテリーを含めた守りのミスが出てしまいましたね。勝負どころでのプレーで徳島との差が現われたと感じています。

第182回 高知・定岡智秋「4期連続最下位の現実を受け止めて」

 スタートこそ良かった後期も、最終的には最下位。これで昨年から4期連続の最下位という結果に終わってしまいました。高知の皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。優勝した徳島や2位の愛媛、前期優勝した香川との差はどこにあったのか……。一言で言えば、投打の軸の不在が最後まで響いたように感じます。

第181回 徳島・島田直也「優勝を意識して戦え!」

 ここまで後期は19勝6敗5分で首位を走っています。前期は5月下旬まで首位をキープしながら、残り1カ月で香川にひっくり返された悔しさをチーム全体で共有しているのが、いい結果に出ているのでしょう。シーズン前、僕は選手たちと「最後の最後まで諦めず、全力プレーをすること」を約束しました。8月2日には5点差、3日は4点差を終盤に逆転するなど、この約束を実践して戦えていることはうれしいですね。

第180回 香川・伊藤秀範「ライアン小川をマネた中継ぎの田村」

 前期の優勝から一転して後期は6勝13敗2分と借金生活。優勝に貢献した投手陣に疲れが出てしまい、投打のバランスが狂ってしまったのが勝てない原因です。エースのが指のマメを潰し、2週間ほど登板できず、左のセットアッパーも肩の軽い炎症のため、しばらく大事をとって休ませました。離脱していないピッチャーも暑い夏場に来てボールにキレを欠き、ここ一番で打たれています。

第179回 愛媛・星野おさむ「打撃好調・藤長の課題」

 8月は愛媛にとって勝負どころです。31日間に19試合が組まれ、ここでの勝敗が後期の行方を大きく左右するでしょう。7月は6勝3敗2分の2位と勝ち越したとはいえ、2敗は1点差負け。引き分けのゲームも含めて、あと1本が出ていれば、もっと勝ち星は増やせたとみています。

第178回 高知・定岡智秋「選手との個人面談でドラフト指名へ」

 まだ3試合とはいえ、後期は1勝2分と負けなしのスタートです。前期は開幕8連敗と出だしでつまづいただけに、選手には「8連勝するつもりでやろう」と話をしていました。特に最初の相手は前期優勝の香川。ここで勝つと負けるとでは大違いだと感じていました。

第177回 徳島・島田直也「後期優勝に重要な吉村、東の働き」

 前期は20勝17敗3分の2位。5月下旬までは首位を走っていただけに、香川に優勝をさらわれ、とても残念です。約半分の21試合を終えた時点では14勝5敗2分と2位には3.5差をつけていました。「まだ半分、どうなるか分からない」との思いと同時に、「残りを勝率5割でなんとか逃げ切ろう」とヘンな計算をしてしまった僕にもスキがあったと感じています。

第176回 香川・伊藤秀範「頼もしい田村、後藤、酒井の救援陣」

 前期は残り4試合で、20勝13敗3分の首位。2位・徳島とは1ゲーム差ながら、マジック4が点灯しています。6月に入り、7勝2敗と投打の歯車がかみ合ってきました。5月後半からの徳島、愛媛との5試合を4勝1敗と勝ち越したことでチームが波に乗りましたね。

第174回 高知・定岡智秋「巻き返しに不可欠な屋宜の成長」

 21日から高知ではウエスタンリーグのオリックス−福岡ソフトバンク戦が開催され、挨拶も兼ねて、ひさびさに古巣の試合を観に行きました。2軍とはいえ、両チームのメンバーは豪華。オリックスは先発が井川慶で、T−岡田がスタメン。ソフトバンクにはコーチ時代に指導した松中信彦をはじめ、ウィリー・モー・ペーニャ、田上秀則ら1軍の主力クラスが来ていました。実績のある彼らが2軍ということは、それだけ若手が出てきている証拠です。アイランドリーグからもいい素材をどんどん送り出さなくては、と改めて刺激を受けた観戦となりました。

第173回 徳島・島田直也「ピッチャーは打たれろ!」

 ゴールデンウィークの連戦を終えて10勝4敗2分けの首位。いいシーズンのスタートを切れました。昨季、連覇を逃した悔しさを主力選手が持ってオフから取り組んできたことが、結果につながっているのでしょう。投打がかみ合い、しっかりとしたゲームができています。

第172回 香川・伊藤秀範「又吉&田村、両新人が牽引する投手陣」

 開幕からの3試合は2勝1敗。13日のホーム開幕戦こそ敗れましたが、投打がかみ合い、いいかたちでスタートできたと感じています。14日の試合では元阪神の桜井広大が逆転3ランを放ち、元横浜DeNAの大原淳也も追加点のタイムリーを打ちました。元NPB選手が打線を引っ張ってくれています。

第171回 愛媛・星野おさむ「河原純一は先発で復活へ」

 開幕までの実戦は9日のオリックス2軍との交流試合を残すのみ。シーズンに向けて戦う態勢は徐々に整いつつあります。オープン戦前に守備のフォーメーションや実戦を想定した練習が不十分だったため、残りの2週間でその部分を徹底していくことになりそうです。

第170回 高知・定岡智秋「チーム内の“井端”を探せ」

 開幕まで、あと2週間ちょっと。実戦を重ね、結果はいい時も悪い時もあるものの、チームの仕上がり具合は概ね順調です。中でも大きなケガ人が出ていないことが一番です。昨季は負けが込んだ上に、故障者が続出し、負のスパイラルに陥ってしまいました。1年前のチーム状況を1とすれば、今は6、7まで来ているのではないでしょうか。

第169回 徳島・島田直也「うれしい若手のアピール」

 今季、チームとして初の実戦となったJR四国との練習試合(1日)は敗れたものの収穫の多いゲームとなりました。この試合、僕は練習生も含めて出場できる選手は全員起用しました。その中で、練習生やこれまで出場機会の少なかった選手がいいアピールをしてくれたのです。

第168回 香川・伊藤秀範「復活へ、篠原慎平」

 新チームでの練習が始まり、約3週間。新人を含めた多くの選手が順調にトレーニングを重ねています。昨季はリーグ優勝こそできましたが、BCリーグ王者・新潟アルビレックスBCとの独立リーググランドチャンピオンシップでは3連敗を喫しました。その悔しさがあるのでしょう。どの選手も体がしっかりできている状態で、いいスタートを切れました。

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