プロ野球
昨季、名将・野村克也の右腕として、2009年には東北楽天を初のプレーオフ進出に導いた橋上秀樹(現・巨人戦略コーチ)を指揮官に迎え、さらには日米韓台で活躍した元NPBセーブ通算記録保持者の高津臣吾が入り、一躍話題となったのが独立リーグの一つ、BCリーグの新潟アルビレックスBCだ。そのアルビレックスのエースとして活躍したのが、雨宮敬である。昨季は11勝2敗1セーブ、防御率1.79の好成績を残し、チームを設立以来初の地区優勝に導いた本格派右腕だ。渡辺貴洋(巨人)と共に、アルビレックス待望のNPB指名第1号となった雨宮に今の心境を訊いた。
レンジャーズに入団したダルビッシュ有の昨季の成績は18勝6敗。単純計算だが、ダルビッシュが抜けたことで北海道日本ハムは12の貯金が失われたことになる。 新監督の栗山英樹は「ダルビッシュの穴を埋めようとはしない。今いるメンバーでどれだけ勝ち星をとれるか」と語っていた。 大黒柱の抜けた穴は全員でカバーするしかあるまい。投手陣のレベルアップはもちろんだが、打撃面からのバックアップも求められる。
人は誰でも永久保存しておきたい記憶を一つや二つは持っているものだ。野球観戦において、そういう試合のコレクションが一つ増えた。 2011年10月29日。パ・リーグのクライマックスシリーズ・ファーストステージ第1戦。埼玉西武−北海道日本ハム戦。ダルビッシュ有の日本最終登板となった試合である。
少し前の話になりますが、うれしいニュースが飛び込んできました。カープでともに戦ったペーさん(北別府学)と津田(恒実)が野球殿堂入りを果たしたのです。 ペーさんはチーム初の200勝を記録したカープ黄金期のナンバ […]
国際武道大学時代には、MVP1度、首位打者2度、ベストナイン3度と実績を残してきた川端崇義。4年時には日本代表に選出され、長野久義(巨人)らとともにプレーした。卒業後は社会人名門のJR東日本に入社。毎年のようにドラフト候補にあげられながら、川端の名前が呼ばれることはなかった。だが、26歳となった2011年、ようやくドラフト会議の会場に彼の名が響き渡った。「順位は関係ない」と川端。悲願のプロ入りを果たした彼に意気込みを訊いた。
野球殿堂入りを果たした元広島の北別府学は鹿児島県末吉町(現・曽於市)の出身である。高校(宮崎県立都城農)までの20数キロの道のりを、毎日、自転車で通っていた。
横浜DeNAベイスターズの新入団選手発表が29日、横浜市内のホテルで行われ、先のドラフト会議で指名を受けた11名の選手たちが会見に臨んだ。新生ベイスターズの第1期生は、この日、発表されたピンストライプの新ユニホームで登場。ドラフト1位の153キロ右腕・北方悠誠(唐津商高)は「真っすぐをアピールして少しでも早く1軍昇格したい」と抱負を語った。
2年前まで無名だったサウスポーが、JX−ENEOS移籍1年でプロの道を切り開いた。嘉弥真新也、22歳だ。沖縄県出身の彼は、八重山農林高校時代は中堅手兼控え投手だった。最後の夏は県大会1回戦で敗退。その彼に声をかける大学、社会人チームはなく、卒業後、野球を続けることはできないと思っていた。その彼がどんな野球人生を歩み、プロへの階段を駆け上がってきたのか。一風変わった嘉弥真の野球人生に迫った。
長きに渡って行なわれてきた日米双方の野球界のストーブリーグも、いよいよ終了間近となってきました。今回も日本人選手の移籍が大きな話題を呼びましたね。新たにメジャー入りを果たしたのは、和田毅(福岡ソフトバンク−オリオールズ)、岩隈久志(東北楽天−マリナーズ)、青木宣親(東京ヤクルト−ブルワーズ)、そして日米で記者会見を開いたばかりのダルビッシュ有(北海道日本ハム−レンジャーズ)の4選手です。世界最高峰の舞台で、彼らがどんなプレーを見せてくれるのか、今から非常に楽しみですね。また、マリナーズとマイナー契約をした川崎宗則の今後の動向も気になるところです。
ダルビッシュ有がテキサス・レンジャーズに6年6000万ドル(約46億円)という破格の条件で移籍が決まった。24日に慣れ親しんだ札幌ドームで会見に臨んだ右腕は、メジャーリーグに挑戦しようと決意した理由を「僕はすごく勝負がしたい。でも、(日本では)そうじゃなくなってきている」と明かした。日本でのライバル不在が環境の変化を選択させたということだろう。チームメイトとして試合中、ダルビッシュの後ろ姿をみてきた稲葉篤紀は彼のすごさをどのように感じてきたのか。二宮清純が訊いた。
2リーグ制になって以降、セ・リーグでV3以上を達成した球団は巨人だけである。(65年〜73年V9、55年〜59年V5、51年〜53年と07年〜09年V3)。阪神と横浜は連覇もない。 そんななか、今季、V3に挑むのが中日である。新監督の高木守道は「大きな目標である3連覇を成し遂げたい」と明言している。
東日本大震災の影響を受け、秋に京セラドームで開催された昨年の都市対抗野球大会、黒獅子旗を手にしたのはJR東日本だった。その大会期間中に行なわれたドラフト会議では、同社から3名もの選手が指名を受けた。その中の一人、縞田拓弥は守備範囲の広さと強肩を誇る内野手だ。昨季は控え内野手がベンチにわずか1人という試合もあったほど、内野手不足に泣いたオリックス。それだけに堅守の縞田には即戦力として大きな期待が寄せられている。その縞田にプロへの意気込みを訊いた。
宣銅烈(ソン・ドンヨル)といえば1990年代後半に日本で活躍した元中日のクローザーだ。 97年38セーブ、98年29セーブ。99年には28セーブをあげ、11年ぶりのリーグ優勝に貢献した。
日本プロ野球で三冠王に3度輝いたことがあるのは前中日監督の落合博満ただひとりだ。彼の現役時代の代名詞が、神主打法である。バットを立て、グリップエンドをへその前に置く独特のフォームで広角に打球を飛ばした。他に類を見ないスタイルだけに、まさに“オレ流”の真骨頂だと見られがちだが、実はお手本となる打者がいた。それがロッテ時代の先輩・土肥健二である。現在は故郷の富山で野球塾の塾長を務めている土肥に入団当時の落合について二宮清純が訊いた。
日米が注目したダルビッシュ有の落札球団はレンジャーズだった。報道によると入札額は5170万ドル(約40億円)。これは6年前にレッドソックスが松坂大輔を落札した際の約5111万ドル(当時、約60億円)を抜き、史上最高額となる。 レンジャーズはア・リーグで連覇を果たしながら、ワールドシリーズでは2年連続で涙を飲んだ。この原稿を書いている時点で交渉の進捗状況ははっきりしないが、入団が決まれば悲願の「世界一」に向け最高の補強と言えるだろう。 ダルビッシュにとって頼もしいのは、レンジャーズに2人の日本人投手が在籍していることだ。上原浩治と建山義紀である。
昨年のドラフトでオリックスから3位に指名された最速152キロの本格派右腕・佐藤達也。彼が野球を始めたきっかけは実にユニークに富んでいる。佐藤は今では珍しい7人兄弟の末っ子だ。3人の兄の趣味は、全員バスケットボール。そんな環境で育った佐藤がバスケットに興味をもったのはごく自然なことだった。当然、佐藤は「自分はバスケットをやっていくのだろう」と思っていた。ところが、地元の中学校にはバスケット部がなかった。そこで佐藤が選んだのが野球だったのだ。果たしてそんな彼がどのようにして野球を続けてきたのか。そして今、彼にとって野球とは――。
こんな言葉にぶつかった。テレビのいわゆるお正月特番を日がな見るともなく眺めていたときのことである。もとより録画などしていないので、細部が不正確であることは、お許しをいただきたい。
関西学生野球連盟の同志社大に進んだ宮本は2年時に春季リーグ戦で首位打者となり、秋の明治神宮大会で優勝した。 目指すはプロだ。だが、プロのスカウトの評価は高くない。それでもプロ入りを希望していた宮本に監督の野口真一は言った。 「オマエはただプロに入りたいだけなのか、それともプロで活躍したいのか、どっちなんだ?」
2012年のプロ野球は通算2000本安打到達が見込まれるベテラン選手が何人かいる。東京ヤクルトの宮本慎也もそのひとりだ。現在、1975本。大台まであと25本に迫っている。大学、社会人を経由しての2000本安打は古田敦也以来、史上2人目の快挙だ。入団当時は守備要員だったため、“自衛隊”とも言われた男は、40歳を超えた今、チームにとっては絶対に欠かせない存在になっている。バイプレーヤーが超一流になるまでの道のりを二宮清純が取材した。
2011年11月1日、京セラドーム大阪で開催された都市対抗野球大会・決勝、初めて黒獅子旗を手にしたのはJR東日本だ。その5日前、同チームからは3名の選手がプロへの道を切り開いていた。そのうちの一人、十亀剣は埼玉西武から1位で指名を受けた。十亀は愛工大名電高出身。同校からはイチロー(マリナーズ)をはじめ、数多くのプロが誕生している。だが、その全てが高校からストレートでのプロ入り。大学、社会人を経由してというパターンは一人もいなかった。「オマエがその第1号となれ」。高校の恩師からそう言われていたという十亀。彼のプロ入りは後輩への大きなメッセージともなったに違いない。果たして、彼はどんな野球人生を歩み、成長を遂げてきたのか。
皆さん、お正月はいかがお過ごしでしょうか。僕は大学ラグビーをテレビで楽しみました。サッカーの天皇杯や箱根駅伝もいいですが、ラグビーもおもしろいですよ。8日は決勝戦(帝京大-天理大)がありますから、ぜひ観てみて […]
日本人現役サウスポーで技巧派と言えば、千葉ロッテ・成瀬善久の名前を挙げる人は少なくないだろう。ストレートの球速140キロ台前半ながら、球の出どころが見えにくいフォームで打者を翻弄する。今季は10勝12敗と負け越したが、48本塁打を放った埼玉西武の中村剛也を18打数3安打、0本塁打、0打点とカモにした。最下位からの巻き返しを図るマリーンズのエースに、その独自の投球論を二宮清純が訊いた。
マリナーズのイチローと北海道日本ハムの稲葉篤紀が少年時代、愛知県豊山町の同じバッティングセンターに通っていたというのは有名な話だ。 日米通算3706安打のイチローとNPB通算1966安打の稲葉が少年時代からそこで打棒を競っていたのだから、考えてみればハイレベルなバッティングセンターだ。
2011年も残すところあと1週間となり、ストーブリーグ真っ只中の現在、プロ野球ファンが最も注目しているのが、ダルビッシュ有(北海道日本ハム)の動向でしょう。ダルビッシュはポスティング・システムでメジャーリーグの挑戦を表明し、19日にはテキサス・レンジャーズが彼の独占交渉権を獲得したことが発表されました。今後、ダルビッシュがレンジャーズと契約するか否か、日米で注目が集まっています。
21日、都内で「三井ゴールデン・グラブ賞」表彰式が開催され、今シーズン、守備でチームに貢献した選手たちが表彰を受けた。各リーグのそれぞれのポジションで賞に選ばれた18選手のうち8人が初受賞とフレッシュな顔ぶれとなり、日本シリーズを制した福岡ソフトバンクからは両リーグ最多の4人が選ばれた。セ・リーグ三塁手部門の宮本慎也(東京ヤクルト)は記者による投票で最多の229票を集め、史上最年長40歳10カ月(規定で11月1日現在)での受賞となった。