プロ野球

投打盤石の鷹vs.集大成の竜 〜日本シリーズ展望〜

 2011年のプロ野球のラストを締めくくる日本シリーズが12日、福岡ヤフードームで開幕する。相見えるのは、“7度目の正直”でパ・リーグのプレーオフ、クライマックスシリーズ(CS)を突破した福岡ソフトバンクと、セ・リーグで球団初の連覇を達成し、CSを含めた完全制覇を目指す中日。両者の対決は1999年以来で、その際はソフトバンクが4勝1敗で勝っている。今回、最後に笑うのはどちらか。シリーズの行方を展望する。

江川ヘッドコーチ? 巨人・清武代表、渡邊会長主導の人事を批判

 巨人の清武英利球団代表兼ゼネラルマネジャー(GM)が11日、文部科学省で会見を行い、渡邉恒雄球団会長がフロントや来季のコーチ人事に介入していることを明らかにし、「不当な鶴の一声で、愛する巨人軍を、プロ野球を私物化するような行為を許すことはできません」と批判した。

中日、日本シリーズ進出! エース・吉見が快投 〜セ・クライマックスシリーズ〜

 6日、プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ第5戦が行われ、中盤に均衡を破った中日がヤクルトに逃げ切り勝ち。これで成績はアドバンテージの1勝を含めて4勝2敗となり、2年連続の日本シリーズ進出を決めた。 ◇ファイナルステージ (中日4勝2敗、ナゴヤドーム) 東京ヤクルト   1 = 000000001 勝利投手 吉見(2勝0敗) 敗戦投手 館山(0勝1敗1S) セーブ   浅尾(1S) 本塁打  (中)井端1号2ラン

ソフトバンク、サヨナラで3連勝! 日本シリーズ進出 〜パ・クライマックスシリーズ〜

 5日、プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ第3戦が行われ、延長戦の末、福岡ソフトバンクが埼玉西武にサヨナラ勝ち。これでアドバンテージの1勝を加えて4勝0敗となり、一気に8年ぶりの日本シリーズを決めた。 ◇ファイナルステージ (ソフトバンク4勝、ヤフードーム) 埼玉西武      1 = 000000000 100  (延長12回) 勝利投手 馬原(1勝0敗1S) 敗戦投手 牧田(0勝1敗)

中日、先制攻撃決まって王手 〜セ・クライマックスシリーズ〜

 5日、プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦が行われ、初回に大量4点をあげた中日が継投で逃げ切り、勝利を収めた。これで成績はアドバンテージの1勝を含めて3勝2敗となり、2年連続の日本シリーズ進出へ王手をかけた。 ◇ファイナルステージ (中日3勝2敗、ナゴヤドーム) 東京ヤクルト   1 = 001000000 勝利投手 川井(1勝0敗) 敗戦投手 赤川(0勝1敗) 本塁打  (中)ブランコ1号ソロ

ヤクルト、接戦制してタイに 〜セ・クライマックスシリーズ〜

 4日、プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ第3戦が行われ、中盤に1点を勝ち越した東京ヤクルトが、継投で最小点差を守りきり、連勝を収めた。これで成績は2勝2敗(中日のアドバンテージ1勝含む)とヤクルトがタイに持ち込んだ。 ◇ファイナルステージ (ヤクルト2勝2敗、ナゴヤドーム) 中日        1 = 000100000 勝利投手 バーネット(1勝0敗) 敗戦投手 山井(0勝1敗) セーブ   林昌勇(1S)

ソフトバンク、王手! 松中、代打満塁弾 〜パ・クライマックスシリーズ〜

 4日、プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ第2戦が行われ、中盤に逆転した福岡ソフトバンクが終盤に満塁本塁打で突き放し、埼玉西武に快勝した。これでアドバンテージの1勝を加え、成績は3勝0敗。8年ぶりの日本シリーズへあと1勝に迫った。 ◇ファイナルステージ (ソフトバンク3勝、ヤフードーム) 埼玉西武      2 = 020000000 勝利投手 攝津(1勝0敗) 敗戦投手 岸(0勝1敗) 本塁打  (ソ)松田1号ソロ、松中1号満塁

心は技術で補える

 北海道日本ハムの梨田昌孝監督は、じっと腕組みをしたまま動かなかった。  10月30日のパ・リーグクライマックスシリーズ・ファーストステージ、埼玉西武対日本ハムの第2戦である。2−1で西武リードという緊迫した展開で迎えた9回表。日本ハムのマウンドには4番手の増井浩俊。今季、セットアッパーとして花開いた増井はこの日も8回をなんとか抑えて、2イニング目である。

ソフトバンク、投打かみあい先勝 〜パ・クライマックスシリーズ〜

 3日、プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージが開幕し、福岡ソフトバンク(レギュラーシーズン1位)が序盤、中盤と得点を重ね、埼玉西武(同3位)を破った。これでアドバンテージの1勝を加え、成績を2勝0敗とした。 ◇ファイナルステージ (ソフトバンク2勝、ヤフードーム) 埼玉西武      2 = 000000110 勝利投手 和田(1勝0敗) 敗戦投手 帆足(0勝1敗) セーブ   馬原(1S) 本塁打  (西)中村1号ソロ

ヤクルト、執念の1勝 〜セ・クライマックスシリーズ〜

 3日、プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージ第2戦が行われ、終盤に代打本塁打で均衡を破った東京ヤクルトが、継投で中日打線をわずか2安打に抑え、前夜の雪辱を果たした。これで成績はヤクルトの1勝2敗(中日のアドバンテージ1勝含む)になった。 ◇ファイナルステージ (ヤクルト1勝2敗、ナゴヤドーム) 中日        1 = 000000001 勝利投手 石川(1勝0敗) 敗戦投手 チェン(0勝1敗) セーブ   舘山(1S) 本塁打  (ヤ)飯原1号ソロ        (中)森野1号ソロ

中日、得意の継投で先勝 〜セ・クライマックスシリーズ〜

 2日、プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズファイナルステージが開幕し、序盤に2点をあげた中日(レギュラーシーズン1位)が、継投で東京ヤクルト(同2位)の反撃をかわして先勝した。これでアドバンテージの1勝を含めて成績は2勝0敗になった。 ◇ファイナルステージ (中日2勝、ナゴヤドーム) 東京ヤクルト   1 = 000000010 勝利投手 吉見(1勝0敗) 敗戦投手 増渕(0勝1敗) セーブ   岩瀬(1S)

ヤクルト、初のファイナルステージ進出! 〜セ・クライマックスシリーズ〜

 31日、プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージ第3戦が行われ、先行した東京ヤクルトが巨人を終盤に突き放し、対戦成績を2勝1敗としてファイナルステージ(11月2日〜、ナゴヤドーム)進出を決めた。2007年に同シリーズが導入されて以降、ファイナルステージが中日−巨人以外の組み合わせになるのは初めて。 ◇ファーストステージ (ヤクルト2勝1敗、神宮) 巨人        1 = 000000001 勝利投手 赤川(1勝0敗) 敗戦投手 ゴンザレス(0勝1敗) セーブ   村中(1勝0敗1S) 本塁打  (巨)小笠原1号ソロ        (ヤ)相川1号ソロ

巨人、内海の活躍で逆王手 〜セ・クライマックスシリーズ〜

 30日、プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージ第2戦が行われ、先手をとった巨人が東京ヤクルトを終盤に突き放し、対戦成績を1勝1敗のタイに持ち込んだ。勝負の行方は最終第3戦にもつれこんだ。 ◇ファーストステージ (巨人1勝1敗、神宮) 東京ヤクルト   2 = 000010001 勝利投手 内海(1勝0敗) 敗戦投手 石川(0勝1敗) 本塁打  (巨)阿部1号ソロ

西武、連勝でファイナルステージへ! 〜パ・クライマックスシリーズ〜

 30日、プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージ第2戦が行われ、終盤に勝ち越した埼玉西武が北海道日本ハムを圧倒。福岡ソフトバンクが待つファイナルステージ(11月3日〜、ヤフードーム)進出を決めた。 ◇ファーストステージ (西武2勝、札幌ドーム) 北海道日本ハム 1 = 000100000 勝利投手 西口(1勝0敗) 敗戦投手 石井(0勝1敗) 本塁打  (西)中村1号3ラン        (日)ホフパワー1号ソロ

ヤクルト、逆転で王手 〜セ・クライマックスシリーズ〜

 29日、プロ野球セ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージが開幕し、東京ヤクルト(レギュラーシーズン2位)が1−1の同点から6回に2点を勝ち越し。その後の巨人(同3位)の反撃を1点に抑えて逃げ切り、ファイナルステージ進出へ王手をかけた。 ◇ファーストステージ (ヤクルト1勝、神宮) 巨人       2 = 000100001 勝利投手 村中(1勝0敗) 敗戦投手 高木(0勝1敗) セーブ   林昌勇(1S) 本塁打  (巨)大村1号ソロ

西武、延長制して先勝 〜パ・クライマックスシリーズ〜

 29日、プロ野球パ・リーグのクライマックスシリーズファーストステージが開幕し、土壇場の9回に1点ビハインドを追いついた埼玉西武(レギュラーシーズン3位)が延長11回に3点を勝ち越し。そのまま逃げ切って北海道日本ハム(同2位)を下し、ファイナルステージ進出へ王手をかけた。 ◇ファーストステージ (西武1勝、札幌ドーム) 北海道日本ハム 2 = 200000000 00 (延長11回) 勝利投手 牧田(1勝0敗) 敗戦投手 榊原(0勝1敗)

第30回 短期決戦、勝利の方程式 〜プロ野球クライマックスシリーズ〜

 2011年のプロ野球もいよいよ最終局面に突入した。29日からはセ・リーグ、パ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)が同時に開幕。日本シリーズまで1球たりとも目の離せない試合が続きそうだ。今季は低反発球の統一球導入により、ロースコアのゲームが増え、投手陣が充実したチームが上位を占めた。セ・パの覇者、中日と福岡ソフトバンクはいずれもリーグトップのチーム防御率を誇っている。短期決戦では1点を争う攻防がより熾烈を極めるだろう。そこでCSに出場する各チームの投手陣のキーマンにスポットを当て、CSを展望してみた。

菅野は日本ハムが交渉権を獲得! 〜プロ野球新人選択会議(ドラフト)〜

 27日、都内のホテルでNPB(日本プロ野球機構)の「新人選択会議」(ドラフト)が行なわれた。今年の最大の注目は菅野智之(東海大)、藤岡貴裕(東洋大)、野村祐輔(明治大)の“大学ビッグ3”。菅野は2球団の競合の末に北海道日本ハム、3球団が指名した藤岡は千葉ロッテ、野村は広島が単独指名し、それぞれ交渉権を獲得した。

第81回 CSでの勝利のポイントは“先行逃げ切り”

 海の向こうではワールドシリーズが開催され、レンジャーズとカージナルスとの激戦が繰り広げられていますね。第5戦を終えて、レンジャーズの3勝2敗。果たしてどちらが“世界一”の称号を得るのか、非常に楽しみです。さて、日本のプロ野球も佳境を迎えています。29日からはセ・パ両リーグで同時にクライマックスシリーズが開幕します。昨季はペナントレースで3位だった千葉ロッテがパ・リーグのペナントレースを制し、その勢いを駆って5年ぶり4回目の日本一を達成しました。果たして、今季はどんな戦いが見られるのでしょうか。

埼玉西武・中村剛也「おかわり自由!」(後編)

 子供の頃から“デブ”だった。しかし、この男、ただの“デブ”ではなかった。いわゆる“動けるデブ”だったのだ。高校時代に中村を指導した大阪桐蔭監督・西谷浩一は、こんな思い出を口にする。 「彼を最初に見たのは中2の時です。“今年はどんな選手がいるのか”とボーイズリーグの試合に足を運んだんです。その中にポッチャリしたキャッチャーがいた。それが中村だったんです。  最初は単に“まんまるな子”という印象しかなかったのですが、何度も観ているうちに驚いたことがある。変化球打ちが抜群に巧いんです。普通、中学生はなかなか変化球に対応できないものなんですが、この子だけは違った。それで“カーブを狙っていたのか?”と聞いたら“はい、カーブを狙っていました”と平然と答えた。これにはびっくりしました。変化球を待ち、実際に狙って打った中学生なんて、中村以外には記憶にないですね」

日米でこんなに違う内野守備 〜楽天・松井稼頭央インタビュー〜

 東北楽天の松井稼頭央は今季、8年ぶりに日本でプレーした。全日程を終了しての成績は139試合で打率.260、9本塁打、48打点、15盗塁。西武時代はトリプルスリー(3割、30本塁打、30盗塁)を達成したスイッチヒッターとしては決して満足のいくシーズンではなかっただろう。ただ、守備では久々にショートストップのポジションを務め、好プレーを連発した。日本とメジャーリーグで内野守備にどのような違いがあるのか。二宮清純が仙台で本人に訊いた。

埼玉西武・中村剛也「おかわり自由!」(前編)

 終盤の猛烈な追い上げで大逆転のCS進出を決めた埼玉西武。その立役者となったのが4番の中村剛也だろう。12球団のダントツの48本塁打、116打点。本塁打数ではパ・リーグ2位の松田宣浩(福岡ソフトバンク)に23本差をつけた。これは長いプロ野球の歴史でも例のない“独走”だ。“飛ばないボール”をものともせず、ホームランを“おかわり”し続けた秘密はどこにあるのか。二宮清純が取材した。

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