佐野慈紀
今年7月に現役を引退した野茂英雄がオリックスの秋季キャンプで3日間限りの臨時コーチを務めました。野茂をひと目見ようと、キャンプ地には連日、大勢のファンが詰め掛けたようですね。日本人メジャーリーガーのパイオニアとして活躍した野茂への人気は、国内でもまだまだ熱いということを改めて感じました。
メジャーリーグでは23日にワールドシリーズが開幕し、フィラデルフィア・フィリーズとタンパベイ・レイズとの熱戦が繰り広げられています。24日現在、1勝1敗と勝負はこれからとなっています。フィリーズが優勝すれば、80年以来28年ぶり2度目。一方、レイズが優勝すれば、創立11年目にして初の栄冠となります。特にレイズは昨季までは万年地区最下位チームだっただけに、ワールドチャンピオンともなれば大きな賞賛の声が寄せられることでしょう。
プロ野球も佳境に入り、セ・パ両リーグともにクライマックスシリーズ出場をかけて熾烈な争いが繰り広げられています。しかも、今季は後半に入って長年Bクラスだったチームがグングンと順位を上げ、大混戦に。特に3位争いは最後まで目を離せそうにありませんね。
いよいよ北京五輪まであと10日となりました。4年前のアテネ五輪では1964年の東京五輪と同じ16個もの金メダルを獲得した日本。今回はどのようなドラマを見せてくれるのでしょうか。選手たちには皆、悔いのないように頑張ってきてもらいたいですね。 なかでも、野球とソフトボールは2012年のロンドン五輪では行なわれないため、現段階では北京が最後とされています。それだけに、ぜひ悲願の金メダルを獲得して欲しいと思います。
4年目を迎えた交流戦は、最終日にまで優勝争いがもつれこむ熱戦が繰り広げられた結果、福岡ソフトバンクが初優勝を飾りました。これによって交流戦前にはリーグ4位、借金2を抱えていたソフトバンクは、現在3位に浮上し、貯金4で首位・西武と2.5ゲーム差というところまで追い上げています。セ・リーグでも巨人、広島、東京ヤクルトの3位争いが激しさを増しており、27日から再スタートするレギュラーシーズンが、ますます楽しみになってきました。
昨秋のドラフトで“高校生・ビッグ3”として中田翔(北海道日本ハム)、佐藤由規(東京ヤクルト)とともに注目された唐川侑己(千葉ロッテ)が4月26日に鮮烈デビューを果たしました。7回を投げて3安打無失点で勝ち投手に。その後の2試合も立て続けに白星を重ね、デビューから3戦全勝。キャンプ時にはほとんど注目されていなかった唐川投手ですが、今や押しも押されもしない新人賞候補の一人となっています。
野球の醍醐味は若手のハツラツしたプレーだけではありません。長く経験を積み重ね、熟練の技を見せてくれるベテランの味のあるプレーもまた、観客を魅了してくれます。 12日、金本知憲(阪神)選手が史上37人目となる2000本安打を達成しました。40歳での到達は中日の落合博満監督(41歳4カ月)、福岡ソフトバンク新井宏昌コーチ(40歳2カ月)に次いで3番目の高齢記録。彼ならまだまだ活躍できるでしょうね。
今年のプロ野球のキャンプでは、中田翔(北海道日本ハム)、佐藤由規(東京ヤクルト)、大場翔太(福岡ソフトバンク)などの新人選手が一躍注目を浴び、マスコミをにぎわせていましたね。若い彼らが今後、どんな活躍を見せてくれるのか、僕も非常に楽しみです。
23日からオープン戦がスタートし、いよいよ本格的な野球シーズンが幕を開けました。昨年は中日が連覇を狙った北海道日本ハムを下し、53年ぶりに日本一に輝きました。果たして今季はどのような戦いを見せてくれるのか、非常に楽しみです。
いよいよ2008年がスタートしました。今季も多くの日本人選手がMLBに挑戦します。日本のプロ野球から海を渡り、初挑戦するのは投手では黒田博樹(ロサンゼルス・ドジャース)、小林雅英(クリーブランド・インディアンス)、薮田安彦(カンザスシティ・ロイヤルズ)、福盛和男(テキサス・レンジャーズ)、野手では福留孝介(カブス)の5選手です。
今オフもFAやトレードなど、各球団の補強合戦が繰り広げられました。なんといっても注目は、主力の外国人選手3人を獲得した巨人です。本命だった福留孝介選手はメジャーのマネーゲームに太刀打ちできずに断念せざるを得なかった巨人。しかし、その後マーク・クルーン投手、セス・グライシンガー投手、アレックス・ラミレス選手と契約しました。来季の巨人にとって重要ポイントとなる守護神、本格派右腕、長距離砲を一気に獲得できたのですから、球団にとっては結果的に補強合戦に成功したといえるでしょう。
いよいよ12月1日から来夏の北京五輪出場を目指して“星野ジャパン”がアジア予選に挑みます。杉内俊哉、多村仁(ともに福岡ソフトバンク)、小笠原道大、高橋由伸(ともに巨人)の4選手がケガのため、自ら代表を辞退したことは残念です。しかし、最終候補に残っているメンバーは、NPBを代表する蒼々たる選手ばかり。ペナントレースが終了したこの時期に、彼らのプレーを観れるというのは、非常に嬉しいことです。
クライマックスシリーズが終了し、いよいよ27日からは日本シリーズが開幕します。パ・リーグからは球団史上初の2年連続リーグ優勝を果たした北海道日本ハム。そして、セ・リーグはレギュラーシーズン2位ながらもクライマックスシリーズで第1ステージ、第2ステージともに全勝と短期決戦での強さを見せた中日。奇しくも、昨年と同じ対戦カードとなりました。
日本のプロ野球同様、メジャーリーグもレギュラーシーズンは残すところあとわずかとなり、最後の熾烈な争いが繰り広げられています。そんな中、アメリカン・リーグでは22日(現地時間)、ボストン・レッドソックスがタンパベイ・デビルレイズに逆転勝ちし、2年ぶりのプレーオフ進出を決めました。当然、日本でも注目されることでしょう。
現在、パ・リーグは北海道日本ハムと千葉ロッテ、そして福岡ソフトバンクが首位を争っています。なかでも日本ハムは8月に8連勝するなど、昨年と同じような勢いが感じられ、優勝候補の筆頭に挙げられます。
“夢の球宴”、オールスターも終わり、プロ野球は24日からは後半戦に突入しました。今季はセ・パ両リーグともにダンゴ状態が続いており、どちらも最後まで目が離せそうにありません。特にセ・リーグは最後の最後に大どんでん返しが待っているかもしれません。
今月10日、ピッツバーグ・パイレーツの桑田真澄投手がメジャー昇格を果たしました。しかも球団から用意された背番号は「18」。このことからも、首脳陣の桑田投手への期待感が高いことが窺い知れます。 桑田投手は昨年9月に自身のホームページで巨人退団の意向を表明。その後、さまざまな憶測が飛び交う中、今年1月にパイレーツと正式契約を交わしました。当時は、「39歳という年齢では通用しないのでは?」「メジャーには昇格できないだろう」など否定的な意見も少なくありませんでした。
現在、セ・リーグの首位を昨年のリーグ覇者・中日と争っている巨人。この好調さは、やはり投手陣にあると見ていいでしょう。先発陣の数が揃っていることに加え、上原浩治投手がクローザー役を見事に果たし、ここ数年にはなかった一つの勝ちパターンが確立しつつあります。
日本人選手の新人としては新記録となる9試合連続安打をマークした岩村明憲選手(デビルレイズ)。20日(現地時間)のヤンキース戦でメジャー初のセーブポイントを挙げた岡島秀樹投手(レッドソックス)。こうした日本人選手の活躍ぶりを耳にするのは、同じ野球人として本当に嬉しいものです。