佐野慈紀
キャンプも終盤を迎え、どの球団も実戦が増えてきました。各球団の練習や試合を見て、目に留まった選手は投手では東京ヤクルトの由規、杉浦稔大、広島のクリス・ジョンソン。野手では北海道日本ハムの中田翔、西川遥輝です。
年明けから新人合同自主トレーニングが始まっていますね。新人選手たちの初々しい姿が印象的です。さて、今季も注目の選手たちがたくさんプロ入りします。彼らがどんな活躍をし、そしてどんなプロ野球人生を歩むのか、とても楽しみです。選手自身も期待と不安とが入り混じった気持ちでいるのではないでしょうか。今回は、高卒ルーキーとして注目されている2人のピッチャー、埼玉西武1位指名の高橋光成(前橋育英高)と、東北楽天1位指名の安楽智大(済美高)について触れたいと思います。
プロ野球80周年のメモリアルイヤーとなった2014年は、話題が豊富なシーズンだったという印象があります。春は3位争いを演じ、球団初のクライマックスシリーズ(CS)進出をにおわせた横浜DeNAの快進撃から始まり、大谷翔平(北海道日本ハム)が時速160キロ超の剛球でファンを沸かせれば、山田哲人(東京ヤクルト)が日本人右打者としての新記録(シーズン通算193安打)を樹立。さらに、新語・流行語大賞のベスト10入りした「カープ女子」、そして最終戦までもつれた福岡ソフトバンクとオリックスとの優勝争い……。プロ野球ファンも大いに楽しむことができたのではないでしょうか。
日本シリーズの終了と同時に、プロ野球界ではストーブリーグが熱を帯びてきていますね。なかでもフリーエージェント(FA)権を宣言した選手の動向は、ファンにとっても気になるところでしょう。そして近年では海外FA権、あるいはポスティングシステムでメジャーリーグに移籍する選手が毎年のように出ています。今年、海外FA宣言をしたのは4人。その中でメジャー行きが濃厚とされているのが鳥谷敬(阪神)です。
いよいよ今日25日には2014年シーズンの頂点をかけて行われる日本シリーズが開幕します。今季、ペナントレースでAクラス入りし、クライマックスシリーズ(CS)を経て日本シリーズにコマを進めたのは、パ・リーグチャンピオンの福岡ソフトバンクと、リーグ2位ながらCSで広島、そしてリーグ3連覇を達成した巨人を破った阪神です。2球団の日本シリーズでの対戦は2003年以来。果たして、どんな戦いが繰り広げられるのでしょうか。
プロ野球もリーグ優勝争い、クライマックスシリーズ進出争いが佳境に入ってきましたが、もうひとつ、この時期にプロ野球ファンが注目するものがあります。それは、新人王争いです。今季も投手陣に注目が集まっていますが、果たしてプロ野球人生で一度きりの栄冠に輝くのは誰なのでしょうか。今回は候補選手を取り上げてみたいと思います。
海の向こうでは、トミー・ジョン手術を受けた2人のピッチャーが、メジャー復帰を果たしています。同じカブスのチームメイトである和田毅と藤川球児です。私自身、手術の経験があるだけに、苦しいリハビリを乗り越えてカムバックし、結果を残している2人の姿には感慨深いものがあります。
今月は素晴らしい “夢の球宴”を2つ観ることができました。15日(現地時間)にターゲット・フィールドで行われたメジャーリーグオールスターゲーム、そして18、19日の2日間にわたって西武ドーム、甲子園で行なわれたプロ野球オールスターゲームです。どちらも球界きってのスター選手たちが、存分に力を見せつけてくれた、内容の濃い球宴でした。
今年10年目を迎えた交流戦は、巨人が2年ぶりに制しました。福岡ソフトバンク、オリックスとの優勝争いは、見応え十分でしたね。特に奇しくも最後に待っていたのが巨人とソフトバンクとの直接対決。1戦目はソフトバンクが制しましたが、2戦目は巨人が粘り勝ちで優勝しました。その巨人ですが、交流戦前はリーグ3位でしたが、広島、阪神を抜いて首位に浮上しました。一方、広島と阪神は苦しい戦いが強いられましたね。交流戦によって、明暗が分かれた3球団。果たして27日からのペナントレースはどうなるのでしょうか。
3月28日に開幕したプロ野球は、約2カ月が過ぎ、20日からは交流戦がスタートしています。ここまで好調をキープしているのが、パ・リーグではオリックスですね。そしてセ・リーグでは交流戦でやや苦戦していますが、それでも首位をキープしているのが広島です。少し気の早い話ですが、優勝すればオリックスは1996年以来18年ぶり、広島は91年以来23年ぶりと、ともに久々の快挙。それだけに両球団のファンは、秋が待ち遠しくて仕方ないのではないでしょうか。
今季、ヤンキースに移籍した田中将大が日米の野球ファンを沸かせています。1年目からしっかりとローテーションに入り、現在、4試合に登板し、3勝0敗、防御率2.15。米国内での評価も、投げるたびに高くなっています。特筆すべきは球団新人最多記録の35奪三振に加えて、4試合で2つしか出していない四球の少なさです。いかに田中のピッチングが安定しているかが、一目でわかる数字ですね。
いよいよプロ野球開幕まで、あと3日となりました。昨季は田中将大(当時東北楽天)が開幕24連勝を達成し、新人の則本昂大が15勝8敗、防御率3.34という好成績で新人王。そして球団創設9年目にして悲願の初優勝と、楽天の快進撃がクローズアップされました。また、セ・リーグでは小川泰弘(東京ヤクルト)、菅野智之(巨人)、藤浪晋太郎(阪神)の新人王争いも見応えがありましたね。果たして、2014シーズンは、どんな展開となるのでしょうか。キャンプ、オープン戦を見たうえでの、注目どころを挙げたいと思います。
2月1日、例年通り、プロ野球12球団のキャンプが一斉にスタートしました。いよいよ球春到来ですね。今季はどんな展開になるのか、そしてどの選手が活躍するのか、今から楽しみにしている野球ファンも少なくないでしょう。もちろん、私も同じです。この時期になると、胸の高鳴りを抑えることができません。今回もキャンプ視察に行ってきましたので、私が注目した選手を何人か挙げたいと思います。
ついに、新ポスティングシステムでメジャー移籍を目指していた田中将大の入団先が決定しました。ニューヨーク・ヤンキースです。7年契約で年俸は総額1億5500万ドル(推定)。日本円にすると約161億円で、メジャーリーグの現役投手の中で5番目という大型契約です。金額だけでも、ヤンキースがいかに田中に大きな期待を寄せているかがわかりますね。
11月23日、プロ野球コンベンションが開催され、今季のタイトルホルダーたちが表彰されました。正力松太郎賞、沢村賞、ベストナイン、最優秀防御率、最高勝率、最多勝、そしてパ・リーグMVPとタイトルを総なめにした田中将大投手(東北楽天)は、まさに今季のプロ野球の顔でしたね。しかし、今季のプロ野球を盛り上げたのは、田中投手だけではありませんでした。なかでもルーキー投手のレベルの高さには驚きと同時に、十分に楽しませてもらいました。4人も2ケタ勝利を挙げたのですから、今季はまさに“当たり年”でしたね。
今季は東北楽天が、日本シリーズでV9以来となる連覇を狙った巨人を4勝3敗で破り、創設9年目にして初の日本一を達成しました。レギュラーシーズンで無傷の開幕24連勝という快挙を成し遂げた楽天エースの田中将大は、日本シリーズ2試合目の登板となった第6戦で黒星はついたものの、翌日の最終戦には最終回にマウンドに上がり、きっちりと有終の美を飾りました。楽天にとっては、まさに田中で始まり、田中で終わったシーズンだったと言っても過言ではないでしょう。その田中は、オフシーズンに入ってからも話題の中心となっています。今や騒動と化しているポスティングシステムです。果たして野球ファンは、どう感じているのでしょうか。
クライマックスシリーズ(CS)、ドラフト会議も終了し、今シーズンのプロ野球もいよいよ大詰めを迎えています。残るは日本シリーズのみ。今年はV9時代以来となる連覇を狙う巨人と、創設9年目にして初の頂上決戦に挑む東北楽天との対戦となりました。果たして、日本一の座をつかむのはどちらなのでしょうか。どんな熱戦が繰り広げられるのか、非常に楽しみです。
メジャーリーグも日本のプロ野球もプレーオフ進出に向けて佳境に入っていますね。20日(現地時間)にはアメリカン・リーグ東地区のボストン・レッドソックスが2007年以来の地区優勝を決め、リーグでポストシーズン進出一番のりを果たしました。地区最下位に終わった昨季からの見事な復活と言っていいでしょう。その立役者となったのが、今季新加入した上原浩治です。田澤純一とともにリリーバーとしての活躍は、日本でも話題となっていますね。
今年の高校野球も多くの熱戦が繰り広げられ、非常に盛り上がりましたね。準々決勝は全4試合が1点差ゲーム、そのうち2試合が延長戦でした。そして前橋育英(群馬)と延岡学園(宮崎)との決勝も1点差の接戦と、見応えがありました。高校野球の魅力を再認識した方も少なくなかったでしょう。私も十分に楽しませてもらいました。しかし、その一方で高校野球の問題点を改めて感じた大会でもありました。それは指導者のピッチャー、とりわけエースに対する依存度の高さです。
プロ野球は24日から後半戦がスタートしました。セ・パともに、ますます激しい優勝争いが繰り広げられることでしょう。さて、今年のオールスターは後半戦への期待値をグンと高めてくれましたね。私見を述べれば、近年では最も見応えのあるオールスターだったのではないかと感じています。60年ぶりにホームランゼロに終わったものの、そのことさえも気にならないほど、3試合ともに盛り上がりました。プロ野球ファンにとっては、まさに“夢の球宴”となったのではないでしょうか。
プロ野球では交流戦の全日程が終了し、21日からはペナントレースが再開しました。今年の交流戦の覇者は福岡ソフトバンクでした。2位以下を見てみると、東北楽天、巨人、千葉ロッテ、オリックス、北海道日本ハムと、上位6チーム中5チームをパ・リーグが占めました。率直な感想を述べれば、昨年までと同じく、どんどん勝負しにいくパ・リーグのピッチャーに対して、セ・リーグのバッターが受け身になっていたように思います。パ・リーグはピッチャーを中心とした守りが安定していたからこそ、攻撃にも勢いがあったのでしょう。
今季も日本人メジャーリーガーたちの活躍が海の向こうから次々と届いています。特に投手陣は好調ですね。今季初登板のアストロズ戦で、あと1人で完全試合達成という快投を見せたダルビッシュ有(レンジャーズ)をはじめ、チームの先発ローテーションにしっかりと入っている黒田博樹(ヤンキース)、岩隈久志(マリナーズ)、そしてリリーバーではレッドソックスの“勝利の方程式”を担う上原浩治と田澤純一、さらに今季メジャー1年目の藤川球児(カブス)……。日本のメジャーファンにとっては、みどころがたくさんあるシーズンとなっていますね。
プロ野球が開幕し、ちょうど1カ月が経とうとしています。現在、セ・リーグは下馬評通り巨人が独走状態。一方のパ・リーグは投打がかみ合っている埼玉西武がトップを走っています。統一球導入以来、激減していたホームランも、今季は非常によく出ています。それだけ各バッターのレベルが高くなったということが言えるのではないでしょうか。とはいえ、ペナントレースは始まったばかり。残り約120試合、どんな展開が待っているのか、とても楽しみです。
第3回を迎えたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は、ドミニカ共和国の初優勝で幕を閉じました。3連覇を目指した日本は、残念ながら準決勝でプエルトリコに敗れ、ベスト4に終わりました。予選から綱渡りの試合が続いていましたが、決勝ラウンドに向けて、それなりにうまく調子を上げることができていたように感じていました。それで負けたのですから、仕方がありません。この4年間で確実に他国・地域、特に中南米の野球のレベルが上がりました。それが結果として表れたのだと思います。
1日に12球団一斉にスタートしたプロ野球のキャンプが終わり、23日からはオープン戦が始まりました。WBCで主力選手が抜けている球団もあり、逆に言えば、例年以上に若手にはチャンスが与えられるオープン戦となることでしょう。3月29日の開幕に向けて、各球団がどんな戦い方を見せてくれるのか。そして、どんな選手が台頭してくるのか。シーズンを占う意味でも、今年もオープン戦が楽しみです。